男性不妊の治療のススメ - 不妊治療専門漢方鍼灸治療院 馬場聖鍼堂

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男性不妊の治療のススメ

精液検査、すればするほど悪くなる!?男性不妊

2017年11月18日 [記事URL]

当院にはじめてお越し下さった男性ゲストからたまにお聴きするフレーズです。
「精液検査をすればするほど悪くなる」

これは、どういうことでしょうか?

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精液検査は、男性の不妊の検査では欠かせない検査の一つです。

精液検査をすることで、精液に含まれる精子の量や、運動率、奇形率といった精子の質を検査することでき、その成績で、男性が不妊の原因になっているのかの判定や、適切な生殖補助医療を選択する際の指標になります。

精液検査の正常数値はWHO(世界保健機構)で定義されていて

精液量 :1.5ml以上
精子濃度:1,500万個/ml
総精子数:3,900万個以上
運動率 :40%以上
奇形率 :96%未満

とされています。

クリニックによって、この数値プラスアルファの判定基準があるところもあります。


精子は、卵子と違い日々産生されるものですので、その時々のコンディションが精子の状態に反映されるというのは、よくあることです。そのため、1回目と2回目で精液検査の結果が良くなったり悪くなったりと変化することもザラです。ですから、通常、精液検査は1回だけではなく、何回か行うのが一般的です。また、精液検査は、人工授精や体外受精の時の採精時にも行われます。

ということで、精液検査の検査結果は、毎回多少なりの変化はあるものなのですが、この結果が、検査をする度に悪くなっていくという悩みを抱えておられるご夫婦は意外といらっしゃいます。


精液の量や精子の濃度は、採精や射精の頻度に影響を受けるかもしれません。一方、運動率や奇形率は、射精回数が多いほど良好になると言われています。

つまり、元々は良かったのに、精液検査をすればするほど成績が悪くなる要因は、精子を産生する人体の仕組みにはないということです。


ではなぜ、精液検査の結果が悪くなってしまうのでしょうか?

それは、同様の状況に悩まれていた何人かのゲストの体質チェックやカウンセリングをすることで分かってきました。


東洋医学的に精子の善し悪しは腎臓の元気さに依存します。つまり、東洋医学的に腎臓が元気であればある程、精子の状態はよくなるのです。東洋医学では腎臓が生殖力を担当していると考えますので、こうなるのは当然といえば当然です。

では何が、それほど急激に腎臓の弱りを誘発しているのか?ですよね。


それは、精液検査の結果がどんどん悪くなると悩まれていた男性に共通するあることに起因します。


妊活プレッシャーです。


多くの男性は妊活を始めるまで精液検査を受けたことがありませんし、指示されて射精するということも初めてのことだと思います。ゲストのお話をお伺いしていると、どうやら、この初体験がトラウマになっているケースが多いように感じるのです。


精液検査は、クリニックで採精する場合と、自宅で採精しクリニックに持ち込む場合とがありますが、どちらの場合でも、当然マスターベーションで採精することになります。そして、射精時に精液を専用の容器に回収し提出します。射精というプライベートな行為を妊活のためとはいえ強要されることで、この一連の採精から提出という流れに大きな嫌悪感やプレッシャーを抱いてしまう男性は少なくなく、それが元で妊活に対して非常にデリケートになってしまっているのです。

妊活世代の男性は、多忙で責任ある仕事を任される年代という状況などから、ほとんどの方が慢性的に腎臓や心臓に疲れを溜めています。そこに精液検査のトラウマと妊活ストレスが加わってくるのです。

するとどうなるかというと、東洋医学的には、腎臓や心臓の弱りが増加し、心腎不交状態になり、結果的に気血のめぐりに失調を来し、元気な精子を作り出す力も衰えてしまうのです。(ここでいう腎臓や心臓の弱りは東洋医学的な診方をした場合の話で、現代医学的に腎臓病や心臓病になるという訳ではありませんのであしからず)


正直、不妊治療で辛い思いをするのは、圧倒的に女性の方が多いです。その辛さに比べると男性の採精ストレスやトラウマは、些細なことのように思えます。そのため、精液検査の結果に必要以上に「なぜ?」と反応してしまい、余計に追い込んでしまうことにもつながりかねないのです。

でも、こういった状況で精液検査の結果が芳しくなく当院にお越し下さったゲストは、ほとんどの方が、ほどなく良好な状態に戻っていきます。

なぜそこまで成果が上がるのかというと、体質を見極めた上での鍼灸治療はもとより、今の状況を認めるということも大事にしているからです。

つまり、
「精液検査の結果は良い時もあれば悪い時もあるし、採精がストレスだったり過去のトラウマもあるかもしれない。でも、これは妊活男性にはよくあることで、あなただけに限った特別な状況ではなく、いわば普通のことである。だから、精液検査の結果に一喜一憂する必要はないし、むしろ、器質的な問題が何もないのであれば、全然大丈夫。自信を持って体質改善していきましょう!」
ということです。

これが腑に落ちているかどうかで、その後の治療効果や妊活は全然変わってきます。それくらいメンタル面のケアも大事なのです。


ずっと精液検査の結果が悪いわけでなく、器質的な生殖器の問題がないのであれば、心身ともコンディションを整えていけば、回復の可能性は十分にあります。

しんどいことが多い不妊治療だからこそ、男性がしゃんとしていなければなりません。前を向いていきましょう!


では、今回はこの辺で。


男性不妊担当 万木祥太郎



男性不妊にオススメのツボトレプラス!(7)

2017年10月28日 [記事URL]

男性不妊のセルフケアにオススメなツボをご紹介する『男性不妊にオススメのツボトレ!』シリーズ第7弾です。

今週のメルマガでは【足三里(あしさんり)】というツボをご紹介させて頂きました。そこで、今回の男性不妊ブログでは、【足三里】のツボについて、メルマガではご紹介しきれなかった内容をお伝えさせて頂きます。

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男性不妊にオススメの足三里

まずは、【足三里】の場所ですが、写真のように膝のお皿の底辺の真ん中から手の指4本分下にさがり、さらに、そこから手の親指の太さ分くらい外側で、すねの骨の外側の凹みに当たります。指でグリグリ押さえてみて、響く感覚があれば、凡その位置は正しいと思います。


【足三里】は、『足の陽明胃経(あしのようめいいけい)』という経絡にあるツボで、胃を健康にしてくれるツボです。そのため、もし、【足三里】をぐりぐり抑えた時に痛かったりした場合は、普段の生活で胃に負担をかけすぎているのかもしれません。また、胃の経絡は、すねの骨(脛骨)の外側にある筋肉(前脛骨筋)に沿って走行していますので、食べ過ぎた時や胃の調子が悪かったりした時は、このすねの骨に沿った筋肉をマッサージしてあげるだけでも胃を健やかにしてくれますよ。

そんな胃の経絡にある【足三里】がなぜ男性不妊のセルフケアに良いのか?ですが、メルマガでは、
・胃を健康にするから
・胃の場所に関係がある

とお伝えしました。


まず1つ目の「胃を健康にするから」については、メルマガの中でも説明させて頂きましたが、男性に多い暴飲暴食のケアのため。という訳ではなく、生命活動において欠かせない"胃の気"をしっかり出すためでした。

"胃の気"がしっかりあるかどうかは、脈診という、東洋医学的な脈の見方をすることで分かります。

脈には、四時脈といって、季節ごとの脈状があるのですが、それぞれの季節の脈状にこの"胃の気"がしっかりある状態が、健康であるとされています。逆に、この"胃の気"が弱い状態では、その季節の病症が出やすかったり、様々な体調不良につながっていきます。

この"胃の気"は、睡眠不足やストレス、暴飲暴食などの不摂生があると弱くなってしまいます。また、胃の調子が悪いと、食事から元気を得ることができなくなってしまうため、それに付随して"胃の気"も弱くなってしまいます。そしてこれらは、東洋医学的に精子力を担当する腎臓の元気を消耗してしまうことにもつながってしまいます。

そのため、【足三里】で胃を健康にすることは、男性不妊のケアにも大切なことなのです。


では、2つ目の「胃の場所に関係がある」とはどういうことか、説明していきたいと思います。ここからは、メルマガではご紹介していない内容です。(少しマニアックです)

この【足三里】というツボを治療した際の直後効果はとても分かりやすく現れます。もちろん、先ほどの"胃の気"も脈診をすることで、すぐに確認することができるのですが、施術者の鍼灸師ではなく、受けている側でも体感できることの多い変化があるのです。

それは腹診をした際の変化です。

東洋医学では、お身体の状態を色々な角度から診ていきます。先ほどの脈診もそうですし、今出てきた腹診もそうです。腹診で何を診るかというと、読んで字のごとく、お腹の状態です。腹診の方法は色々ありますが、私は主に『夢分流腹診』という診方をします。夢分流腹診は、お腹に各五臓五腑の反応の出る場所があるのですが、お腹の真ん中(お臍とみぞおちの間)がちょうど胃の診処です。(厳密にはみぞおちは心を診る所ですので、みぞおちの少し下からですが)

【足三里】に治療をすると、グルッとこの胃の診処が動いて楽になったという体感を得られるゲストの方は少なくありません。そして腹診をし直してみると、それまであった不快な反応が消えているという訳です。実際、この場所には胃がありますし、【足三里】は胃を健康にするツボですので、特に不思議なことではありません。

ではなぜ、この胃の場所が男性不妊のケアと関係するかですよね。

それは、夢分流腹診ではなく、『難経腹診』という診方をすると分かります。

東洋医学には同じ脈やお腹でも色々な診方ができます。つまり同じところを診ていていも、診方を変えると、別のものが見えるのです。さきほど、夢分流腹診では、お腹の真ん中は胃の反応を診る所と説明しましたが、難経腹診では、心の反応が出る所でもあるのです。

つまり、【足三里】を治療することで、胃が楽になるということは、心にも効いているということなのです。

普段ストレスフルな生活を送られている方の腹診をすると、気の高ぶりから、みぞおちのエリアからお腹の真ん中まで、気が詰まってしまっているような反応がある方も少なくありません。腹診の際に軽く押さえると、オエッと上に何かが上がる感じや、不快感、きつい痛みが出る場合などがそうです。

気の高ぶりやストレスに対して鍼灸治療をする場合は、もっと良いアプローチ方法がありますが、ご自宅などでのセルフケアであれば、【足三里】にお灸をするというのも、比較的効果が出やすい一つの方法です。

ストレスから胃炎を起こしてしまい、食事もままならなくなる方もいらっしゃいますが、逆に、胃を健やかにして、胃の場所が楽になることで、心の疲れも楽にすることができるということです。


男性不妊でお悩みの方や、不妊治療を頑張っておられる方は、働き盛り世代の方が多く、日常的に強いストレスを感じられておられる方も少なくありません。ストレス発散をしようと思っても、うまくできず、身体にため込んでしまう方もいらっしゃいます。

こういう状況が続くことは、男性不妊の原因にもつながってしまいます。

けど、【足三里】へのお灸でセルフケアくらいであれば、毎日でもできますよね。


胃を健やかにして、心も楽にして、食事も美味しくなる(!)

【足三里】、男性不妊のセルフケアにオススメですよ。

ぜひ、お試し下さい(^^)


なお、過去のメルマガは不妊鍼灸.netにてご覧頂けます。
見逃したという方は、こちらも合わせてご覧下さい。
http://www.funinchiryou.net/male-infertility-12/


では、今回はこの辺で。


男性不妊担当 万木祥太郎



男性不妊?男性機能に自信がなくなってしまったら

2017年10月14日 [記事URL]

ここ最近、電話やホームページのお問い合わせコーナーから、ちょこちょこご相談いただくのが、男性の性機能の衰えについてです。

今週も「薬で勃起はするけど、全然固くならない」というご相談を頂きました。

こういった男性機能の衰えは、不妊治療や妊活をしている男性やご夫婦にとっては重大な問題ですし、そうでなくとも夫婦の性生活においても大事なことですよね。

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男性機能の衰えは、厳密には、男性不妊とは分類されませんが、セックスが思うように出来ないために、結果的に子どもを授かりたくても妊娠することが出来ないという状況につながり、子どもを望むご夫婦にとっては大きな問題です。

また、男性自身、性機能の衰えを大事な場面で目の当たりにして、自信を消失してしまい、その後の妊活や不妊治療に対して消極的になってしまうということもあります。

決して無視できない問題ですよね。


今回は、先ほどのお悩み、「薬で勃起はするけど、固くならない」という、いわゆる勃起不全、勃起障害というトラブルにフォーカスしたいと思います。


勃起不全の原因としては、年齢や過労、ストレスなどから来る場合もありますし、興奮時に男性器に十分に血液を送り込めない血管や神経に問題がある場合もあります。

その他にも、高血圧や糖尿病、高脂血症などの生活習慣病も勃起不全の原因になり得ますし、高齢になってくると前立腺肥大などのトラブルも増えてきて、それが、勃起不全につながる場合もあります。


東洋医学的には、過労やストレスからくる腎臓や肝臓、心の弱りが勃起不全につながっていると診ることが多いですが、東洋医学的に診る場合、症状だけでなく、生活習慣や体質なども重要なポイントですので、同じ勃起不全という悩みでも、人によって原因が異なります。


このように西洋医学的にも東洋医学的にも原因が様々ある勃起不全ですので、原因に合わせた治療をしていくことが大切です。

東洋医学的な鍼灸治療では、生活習慣や体質を見極めた上で、根本的な原因に対してアプローチしていきます。根本原因が過労や先天的な弱りなどにある場合は腎臓、ストレスなどメンタルの弱りにある場合は、肝臓や心臓といった具合です。

とはいえ、実際は、こんな単純なことはほとんどなく、仕事や生活習慣、環境、夫婦関係などが複雑に絡み合っている場合が多いので、鍼灸治療で身体を整えながら、カウンセリングや生活習慣の改善アドバイスなどで少しずつ体質改善し、根本原因の改善をしていくことになります。


ただ、勃起不全の原因に外科的な処置が必要な場合もあります。

特に、血管や神経、前立腺などの問題は、放置しておくと後々重大な疾患につながることもありますし、まずは、西洋医学的な病院で適切な検査を受けることが重要です。

勃起不全の他に、頻尿や残尿感などの一見たいしたことない自覚症状でも、実は、こういった問題が潜んでいる場合もあります。

ちなみに、勃起不全など男性生殖器や性機能については、泌尿器科が専門です。

どの診療科に行くべきか分からず、放置してしまっていたり、薬局で自己判断でそれらしい薬を購入される方も意外といらっしゃいますが、妊活や不妊治療は、今の身体の状態を正しく知ることが第一歩です。

自己判断ではなく、専門科で確実な診断を受けた方が良いです。

特に外科的な処置が必要な場合は、限りある不妊治療の時間や、勃起不全の治療にかかる時間やストレスなどを考えても、西洋医学がファーストチョイスです。

これは女性の不妊治療でもそうですよね。

その上で、東洋医学的な治療を取り入れることで、生活習慣や体質の改善を図ったり、メンタル面など目に見えない西洋医学では対処されない部分にアプローチしていくことが出来れば、より効果的だと思います。


不妊の原因が人それぞれなのと同じように、勃起不全の原因も人それぞれで、対処方法も人それぞれです。

適切な検査と、原因に合わせた治療で勃起不全をはじめとする男性機能は回復が望めます。

一人で悩まず、まずはお気軽にご相談下さい。


では、今回はこの辺で。


男性不妊担当 万木祥太郎



今話題の加熱式タバコ(IQOS:アイコス)は男性不妊の原因にならない?

2017年09月30日 [記事URL]

子どもを授かりたいなら、妊活や不妊治療をするなら、男性も女性もタバコは禁煙!

これは、妊活、不妊治療の鉄則です。
絶対に禁煙して下さい。

とはいえ、長年の愛煙家の方は、なかなか止めることが出来ず、妊活のために禁煙外来に行かれる方も結構いらっしゃいます。

そんな中、最近ちょこちょこと見かけることが増えてきたのが、加熱式タバコです。
アイコス(IQOS)は有名ですよね。

煙の出ないタバコ、アイコスなら、不妊の原因にならないのでしょうか?

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そもそも、なぜ、赤ちゃんを望んだり、妊活や不妊治療をするなら、禁煙しないといけないのでしょうか?
簡単におさらいしておきましょう。

まずは、タバコの煙の問題です。

タバコの煙には、タールやニコチンだけでなく、一酸化炭素やカドミウムなどの有害物質が大量に含まれています。
こういった物質が身体に取り込まれると、肺だけでなく、あらゆる臓器において、がんのリスクが高くなることが分かっていますし、心疾患や脳梗塞などの危険性もタバコを吸わない人の1.7倍といわれています。

また、妊活中の女性の喫煙は、子宮外妊娠や早産、流産のリスクもありますし、妊娠後であれば、胎児に先天異常などのリスクも伴います。

妊活中の男性も同様です。
精子への影響だけでなく、胎児にまで男性のタバコの喫煙によるリスクがあると言われています。

副流煙も同様です。

たしかに、世の中には、妊娠前後でも変わらず、タバコを喫煙されている方はいらっしゃいます。
が、タバコの影響は、子どものDNAにまで波及するともいわれており、今後も何もリスクがないわけではありません。

何よりも、愛する我が子に、健康面でのリスクを負わせるというのは、無責任な話ですよね。

ですから、本気で赤ちゃんを授かりたいと思い妊活や不妊治療に取り組まれるのでしたら、まずは、ご夫婦どちらとも禁煙することが非常に大事なのです。

*このあたりについては、過去の男性不妊ブログでも書いていますので、そちらも合わせてご覧下さい
*『タバコで精子が劣化!?その気になれば禁煙できる方法。


では、加熱式タバコのアイコスは、どうでしょうか。

アイコスは、有害物質を大量に含む煙は発生しません。
ですので、副流煙もなく、通常のタバコに比べ、諸々のリスクは少なくなっているようです。

が、アイコスでもニコチンは身体に吸収されます。

「ニコチンだけなら大丈夫でしょ?」

当院のゲストのパートナーの話をお伺いすると、意外にも、こう思われている方は、少なくないようです。

そんなことはありません。
ニコチンは有害物質で毒物に指定されています。

WHO(世界保健機関)が「ヒロインやコカインと同程度の高い依存性がある」と発表しているように、麻薬ではありませんが依存性が高く、ニコチン依存症にもつながってしまいます。

よくタバコを吸う方は、「仕事の間のタバコがないとリラックスできない」というようにおっしゃられますが、これは、ニコチンの 即効性の強い神経毒性をもつ薬物としての作用です。

結果的には、血管の収縮、血圧の上昇、動脈硬化などのリスクが高くなりますし、中枢神経や末梢神経(自律神経)への影響も懸念があるようです。

これだけでも不妊治療中、妊活中の禁煙の十分な理由になるかと思います。


東洋医学的に考えると、血のめぐりが阻害されるということは、五臓への栄気の運行が阻害されるということです。
当然、血のめぐりが阻害された所では、弱りが出てきてしまいますし、血をめぐらせるために、より多くの元気を消耗することにもなり、新しい命を育てたり宿す元気が消耗してしまうことにもつながりかねません。

女性であれば、卵子の成長や着床後の成長に影響すると考えられますし、男性も、精子の生成や性機能にも影響すると考えられます。

東洋医学的に考えても、妊活や不妊治療中は、加熱式タバコのアイコスといえど、やっぱり禁煙すべきですね。


さて、今回のブログのタイトル『今話題の加熱式タバコ(IQOS:アイコス)は男性不妊の原因にならない?』の答えは、加熱式タバコ(アイコス)といえど、東洋医学的には、男性不妊の原因になり得る!です。


タバコは「百害あって一利なし」と言われます。
アイコスにすると"百害"が"五十害"くらいになっていたとしても、"一利なし"は変わりません。

本気で赤ちゃんを授かりたいと妊活や不妊治療に取り組まれるのでしたら、まずは、夫婦揃ってタバコを止めましょう。


では、今回はこの辺で。


男性不妊担当 万木祥太郎



男性不妊にオススメのツボトレプラス!(6)

2017年09月16日 [記事URL]

男性不妊にオススメでセルフケアにも使えるツボをご紹介する『男性不妊にオススメのツボトレ!』シリーズ。
今週の馬場聖鍼堂メルマガでは、【公孫(こうそん)】というツボをご紹介させて頂きました。ご覧頂けましたか?

東洋医学的に脾臓に効くツボということで、消化全般に効果的な【公孫】が、なぜ、男性不妊のケアに大切なのかをメルマガではお伝えさせて頂きました。

ということで、今回のブログでは、【公孫】がなぜ男性不妊にオススメなのか、 メルマガではお伝えしきれなかった東洋医学的にマニアックな部分までご紹介させて頂きます!

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それでは、まずは恒例の【公孫】の場所からです。

男性不任にオススメのツボの公孫

メルマガでは、足の甲の内側で、親指の付け根の骨の凡そ中間地点とお伝えしました。

足の内側を指先から骨に沿って指で軽くなぞるように触れて頂ければ分かりやすいかと思いますが、親指の付け根の骨の出っ張りの後ろに、ぺこっと凹む場所があります。(図では、分かりやすくするために骨のイラストの上に点を付けてますが、実際は骨の少し下の隙間になります)
そこが【公孫】です。


【公孫】は、足の太陰脾経(あしのたいいんひけい)という脾臓の経絡にあるツボです。

東洋医学では脾臓は、胃とともに消化全般を担当していて、食事から元気(=後天の精)をつくり、それを全身にめぐらせる役割があります。(東洋医学ではこれを運化作用といいます)

そのため、脾臓が弱ってしまうと、食欲が落ちてしまったり、食事を取っても十分な元気が作られず、疲れやすかったり、身体がだるかったりというような症状が出てきてしまうことがあります。

つまり、健康的な活力ある日々を送るためにも脾臓はとても大事なところで、【公孫】は、こういった働きをする脾臓をケアするのに、とても効果的なツボの一つです。


そんな脾臓を健やかにする【公孫】がなぜ男性不妊のケアにオススメなのかというと、大きく2つの理由があります。

1つは、消化に関わるからこそです。

なぜなら、当院にお越しになられる男性ゲストがそうなのですが、男性不妊に悩まれる方は、慢性的なストレス過多状態が続いていることが少なくありません。

過度なストレスは脾臓を弱めてしまうのです。

そして、脾臓が弱ると、元気を十分に作ったり、めぐらせたりすることができなくなってしまい、日常生活だけでいっぱいいっぱいになり、精子にまでその元気をまわせなくなってしまいます。
結果的には、精子の量が減ってしまったり、運動率がさがってしまうなどの、精液検査の所見に異常がでてくることもありますし、タイミングを取ろうと思った時に、勃起が十分に出来ないなどの性機能に問題が出てきてしまうこともあります。

そのため、脾臓のケアは男性不妊のケアにも欠かせないのです。


ではなぜ、過度なストレスが脾臓を弱めてしまうのか?
これは、東洋医学的な五行の性質で説明できます。(メルマガでは省略させていただいた部分です)



五行の五臓六腑の配当と相生相克関係

五行というのは、図のように、木・火・土・金・水の五つで、それぞれに五臓六腑が割り当たっており、脾臓は、土の性質を持っています。

五行には、相生関係や相克関係などの相互の力関係があり、どこかが強くなりすぎたり、弱くなりすぎないようにバランスを取っています。

その関係性を分かりやすく例えると、
木は燃えて火を生み、燃え尽きると土になり、土の中には金属ができ、金属には水滴がついて、水は木を育てる。
という生み出す関係が、相生関係(赤い線)で、
木は根を土に伸ばして元気を吸い取り、土は水をせき止め、水は火を消し、火は金属を溶かし、金属は木を切り倒す。
という抑える関係が、相克関係(青い線)です。

体調が悪い時というのは、この関係の中でどこかがアンバランスになっている状態です。
もちろん、不妊も、この五行のバランスの崩れが原因となっていることがほとんどです。

話を戻して、過度なストレスがなぜ、脾臓を弱めてしまうのかというと、それは、木と土の関係にあります。

木の性質の肝臓は、情緒を担当しており、過度なストレスは、肝臓が受けることになります。

つまり、肝臓が過度なストレスを受けると、肝臓の木の気が高ぶり、土の気を抑えつけすぎてしまい、脾臓が弱くなってしまうのです。

こういう場合、根本原因はストレスによる肝臓の気の高ぶりですので、そちらを対処するのが一番なのですが、ストレスフルな現代社会では、なかなかストレスを除去することが難しいことが多いですよね。

それに、食事から後天の気を十分に得られない状態は、そのまま男性不妊の状態を進行させてしまいますので、まずは、脾臓の元気を補っていくということも、男性不妊のケアでは大事なことなのです。(当然、根本原因へのアプローチを怠ってはいけませんが)

これが【公孫】をオススメする、1つ目の理由です。


そして、【公孫】が男性不妊のケアにオススメなもう1つの理由が、衝脈(しょうみゃく)という経絡(奇経)でも大事なツボであるためです。

衝脈は、臍下丹田、腎間の動気があるところ(→下腹部)を起源とすると言われています。
臍下丹田、腎間の動気というのは、生命力の根源で、全ての経絡は、この衝脈を力の源として動きます。
(ちなみに臍下丹田は下腹部のエリア、腎間の動気は【関元(かんげん)】というツボを指していることもあります)

そのため衝脈は、「十二経の海」「血海」ともいわれ、生命力の根源という部分で、妊娠力や精子力とも非常に関係が深いところなのです。
つまり、全身に元気がしっかりめぐり、充実し、精子力をアップするためには、この衝脈の力も欠かせないのです。

ですが、男性不妊でお悩みの方は、臍下丹田、腎間の動気といわれる部分の元気がとても弱くなっている方が少なくありません。

ですので、男性不妊の体質改善では、この臍下丹田、腎間の動気を元気にしていくことも欠かせません。

この衝脈の弱りを補うのに良い方法が【関元】というツボへのお灸です。
これは、前回のツボトレでお伝えしました。

【関元】へのお灸は、まさに弱っているポイントに対してアプローチする方法です。

一方の、今日ご紹介した【公孫】は足のツボですので、遠隔地からアプローチする方法で、【公孫】へのセルフケアは、実は、衝脈という生命力の根源に対しても効果を期待できるのです。

これが2つ目の理由です。
メルマガではさらっと流しましたが、【公孫】をオススメするもう一つの理由、お分かりいただけたでしょうか?


ということで、今回は、男性不妊のセルフケアにオススメの【公孫】をご紹介させていただきました。

男性不妊でお悩みの方の中には、忙しくて中々ご自身の体調管理にまで気を付ける時間がない!という方も多いと思います。
そんなときは、1日の終わりの寝る前の10分で簡単にできるお灸を使ったセルフケアもオススメですよ!(^^)


とはいえ(毎度のことですが)、不妊の原因が人それぞれであるように、セルフケアに最適なツボも人それぞれです。

あなたのセルフケアに最適なツボを見出すためには、あなたの体質などを分かった上で導き出すことがとても大切です。


体質チェックは、当院のホームページからできる無料のメール診断をご利用頂いたり、ご夫婦一緒に受けて頂ける無料の体験治療にお越し頂ければと思います。

メール診断はコチラです。
http://www.e-harikyuu.com/consultation.php

体験治療はコチラです。
http://www.e-harikyuu.com/briefing.php


メルマガを見逃したという方は、こちらからバックナンバーをご確認いただけます。
http://www.funinchiryou.net/category/backnumber/

メルマガに登録していただけますと、2週間に1回のペースで不妊治療に役立つメールを配信いたします。
ついでに登録よろしくお願いします。


では、今回はこのへんで。

男性不妊担当 万木祥太郎



男性不妊にオススメのツボトレプラス!(5)

2017年08月05日 [記事URL]

今週配信のメルマガでは、『男性不妊にオススメのツボトレ!』シリーズ第5弾として、お腹にある大事なツボ【関元(かんげん)】というツボを紹介させていただきました。

というわけで、今回のブログでは、メルマガではお伝えしきれなかったツボの話をお伝えする『男性不妊にオススメのツボトレ+(プラス)!』をお届けします!

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それではまずは、文章では伝わりにくかったツボの位置からご説明します。

男性不妊にオススメのツボの関元

【関元】は、お臍からまっすぐ下に3寸、つまり凡そ手の指4本分下の位置にあります。

写真のようにお臍の真下で、指で軽く押さえてみると、お腹の他の部分に比べて、スコッと力がなく抜けているようになっていることが多いです。

メルマガでは、この【関元】が任脈(にんみゃく)という経絡上にあるツボだから、妊娠や生殖力とも大きく関係があるということをお伝えさせて頂きました。

特に、お臍の下のエリアは、丹田(たんでん)といい、東洋医学的に生命力や生殖力を主る腎臓の元気の状態が現れるところですから、この力の抜け具合だけでも生命力、生殖力の強さをある程度図ることが出来ます。


東洋医学では、お身体の状態をチェックするのに四診(ししん)という診察をします。

四診というのは、望診、聞診、問診、切診の4つの診察方法のことで
望診(ぼうしん)は、顔色など
聞診(ぶんしん)は、声色や臭いなど
問診(もんしん)は、自覚症状など
切診(せっしん)は、脈(脈診)や腹(腹診)など身体に直接触れて得た情報など

を元に診察していきます。

この中の腹診で、腎臓の状態を診る時にチェックするのが、お腹の臍下丹田なのです。


さらに夢分流腹診では、腎臓を腎相火腎水という陰陽2つに分けて診察し、お臍の右下と左下にそれぞれ配当されています。

そして【関元】は、その左右の腎臓の中間点にあります。

どういうことかというと、左右の腎臓の元気が【関元】というツボに現れてくる、ということです。

そのため、【関元】のツボの力強さで、腎臓の元気さ、つまり生殖力(妊娠力や精子力)を図ることができるのです。


不妊で悩まれる方は男女とも、この【関元】に力がなく、さらに、冷えを帯びていることが少なくありません。

男性であれば、精液検査の成績がいまいちという方だけでなく、性欲があまりなかったり、勃起や射精に悩みをお持ちの方も、こういう状態になっていることがよくあります。

また、女性も、腰から下、太ももや足など、下半身が冷えやすかったり、だるくなりやすい方は、【関元】に力なく、冷えているということが多いです。


【関元】に力がないのは、東洋医学的に「腎虚(じんきょ)」という状態を示唆しているのですが、力が弱いだけでなく、冷えがあるというのは、腎虚の中でも腎臓の火の力(腎相火)が弱くなっているということを現しています。

ですので、その火の力を助けてあげるために、【関元】へのセルフケアにはお灸が適しています。


ただ、全てが全て「冷えがある=火の力が弱くなっている」訳ではありません。

火は燃え上がるものですので、実は、【関元】にあるべき火の力が別の場所(お腹の上方など)に昇っていってしまっているだけ、という場合もあります。

これも腹診で分かります。(もちろん脈診などその他の診察法でも分かります)


こういう場合は、上に燃え上がってしまった火を【関元】に曳き下ろすという治療が有効になります。

・・・・・。

東洋医学の中でもちょっと深い話になってきてしまいますので、ここでは詳細は省きますが、こういう場合は、鍼を使ったり、刺さない鍼を用いることが多いです。

もちろん、燃え上がった火を曳き下ろすために【関元】にお灸をするというのも、一つの方法ではありますので、やはり、セルフケアにはお灸が良いのです。


ということで、今回の男性不妊にオススメのツボトレプラスは、【関元】をご紹介させて頂きました!

今回は、今まで以上に東洋医学感のあるマニアックな内容となってしまいましたが、それだけ、男性不妊のケアに大切なツボだということです。(もちろん、男性だけでなく女性の不妊のケアにも重要なツボです)

ご自宅でのセルフケアに、【関元】にお灸、いかがでしょうか。


とはいえ(毎度のことですが)、不妊の原因が人それぞれであるように、セルフケアに最適なツボも人それぞれです。

あなたのセルフケアに最適なツボを見出すためには、あなたの体質などを分かった上で導き出すことがとても大切です。


体質チェックは、当院のホームページからできる無料メール診断をご利用頂いたり、ご夫婦一緒に受けて頂ける無料の体験治療にお越し頂ければと思います。

メール診断はコチラです。
http://www.e-harikyuu.com/consultation.php

体験治療はコチラです。
http://www.e-harikyuu.com/briefing.php


では、今回はこのへんで。

男性不妊担当 万木祥太郎


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妊活中の男性は要注意!男性不妊にならないために

2017年07月15日 [記事URL]

もうすぐ梅雨明け。
夏本番となりそうです。

夏といえば、
妊活中の男性は要注意な季節です。

続きを読む


夏~は、股間が○くなる~♪

と軽快なメロディーのCMを耳にすることもありますが
夏は、ひときわ股間が熱くなり痒くなる季節です。

男性の股間が熱くなって出てくるのは
CMで歌われるような痒みだけではありません。

妊活中の男性にとっては死活問題の
精子の状態にも影響が出る可能性があるのです。


このブログでも何度もお伝えしていますが
精子を作る細胞は熱に弱いです。

そのため、股間が長時間高温多湿な状態になることは
精子を弱らせてしまうことにつながってしまうのです。


何かの統計で見ましたが
男性の下着は今ではボクサーパンツが主流だそうです。

年齢層によって違いはありますが
妊活中世代の男性の多くはボクサーパンツやブリーフが多く
トランクスは少数派のようです。

ですが、
妊活中の男性にお勧めしているのは
断然トランクス
です。

夏場の暑さに加えて
ボクサーパンツやブリーフなどフィット感のある下着が
さらに股間の暑さを助長してしまうのです。


そもそも、
なぜ精子を作るのに大切な器官である陰嚢が
股間にぶら下がっているのかご存じですか?

精子を作る男性の精嚢は身体の外にある人間の大切な内臓はすべて
お腹の中の骨や筋肉に守られた場所にあります。

女性の卵子を育てる卵巣もそうです。

それなのに、なぜか男性は
精子を作る精巣がある陰嚢が身体の外側にむき出しです。

答えは簡単です。

精巣を温かい体内ではなく、風通しが良く涼しい外側におくことで
熱を冷ましやすくしているのです。

人間の構造には意味があるのですね。


東洋医学的に陰陽で考えてみても

男性は陽だから男性の生殖器は身体の外側にあり
陽の性質で熱くなりやすいから陰(冷)を欲しがる。

女性は陰だから女性の生殖器は身体の内側にあり
陰の性質で冷えやすいから陽(温)を欲しがる。

とも考えられるかもしれません。


ですので、
股間が熱くなりそうな夏場こそ
トランクスなど風通しの良い下着で
陰嚢を冷やしやすいようにしておくことを
妊活中男性には強くお勧めします。

可能なら、ズボンもフィット感のあるモノよりも
少しゆったり目の方がいいですね。

その他にも股間を熱くする物事といえば
長時間の自転車やノートパソコンの膝置きは要注意です。
(特に硬く尖っているサドルは要注意です)


夏場は、それでなくとも疲れが出やすかったり
胃腸を弱めてしまいやすい季節で
東洋医学的に腎臓や脾臓が弱ってしまうと
精子力になかなか元気がいかなくなってしまいます。

これからの暑い夏場に精子力を落とさないようにするためにも
妊活男性は股間の熱には要注意ですよ!


では、今回はこの辺で。


男性不妊担当 万木祥太郎



男性不妊にオススメのツボトレプラス!(4)

2017年06月24日 [記事URL]

今週配信のメルマガは
『男性不妊にオススメのツボトレ!』シリーズ第4弾でした。

今回は【内関(ないかん)】というツボを
紹介させていただきましたがご覧頂けましたか?

というわけで、今回のブログは
メルマガではお伝えしきれなかったツボの話をお伝えする
『男性不妊にオススメのツボトレ+(プラス)!』です!

続きを読む


ではまずは、メルマガの内容を簡単にダイジェストで振り返ってみます。

【内関】は、
手の厥陰心包経(てのけついんしんぽうけい)という経絡上にある経穴(ツボ)です。

心包というのは、東洋医学では
心を守ったり、働きを代行する役割を持ち
血のめぐりやメンタル面を担当しています。

ストレスや心配事などが重なったり、心労が続くと
気血のめぐりが悪くなり、メンタル的に不安定になってしまいます。

また、気のめぐりの低下から、
気が高ぶると、みぞおちのあたりにつっかえる感じが出て
苦しくなってきます。

こういう時に【内関】を治療すると
気血のめぐりが整い、高ぶった気も落ち着き
みぞおちの苦しさを軽くすることが出来ます。

実際、男性不妊で悩まれておられる方の多くは
ストレスフルな生活を送っておられることが多く
お腹を診させていただくと、みぞおちのあたりに
気の停滞があることが少なくありません。

そして、
そのストレスフルな生活が、
精液検査の結果に影響している
と考えられることも
少なくありません。

ですので、
男性不妊にもストレスケアが欠かせないのです。

とはいえ、
多忙な毎日の中で
ストレスケアはそう簡単にできる事はありません。

ですので、男性不妊のセルフケアに【内関】がオススメなのです。


メルマガには、凡そこんなことを書かせて頂きました。

もちろん、この他にもメルマガだけでお伝えしている事もありますので
気になる方はメルマガバックナンバーをご覧頂ければと思います。

メルマガバックナンバーはコチラです。
http://www.funinchiryou.net/male-infertility-9/
(ついでにメルマガの登録もしておいていただけると2週間に1回のペースで
当院のキャストのメルマガが届くようになります)


さて、ここからはメルマガではお伝えしきれなかった事について
お伝えしていきます。


まずは、
文章ではどうしても分かりにくい
ツボの場所についてです。

【内関】は手にあるツボです。

手の厥陰心包経の内関

具体的には写真のように
前腕の掌側で、手首の線からだいたい指3本分肘側にいったところの
2本の腱の間にあります。

軽く押さえてみて
響く感じがあればツボの位置はあっているはずです。


この【内関】が気のめぐりを整え
ストレスケアに良いということは先ほどお伝えさせて頂きました。

ではなぜ、
ストレスフルだったり心配事が続く状況が男性不妊につながってしまうのでしょうか。


東洋医学的に心の弱りは
「早泄(そうせつ)」「陽萎(ようい)」という症状と関係してきます。


「早泄」というのは、
ひとことで言うと「早漏」です。

過剰なストレスや心配事、心労が続くと
胸やみぞおちが苦しくなり
食欲も低下し
心脾両虚という状態になります。

つまり、心も脾臓も弱くなってしまっている状態で
食事から十分に元気を作る事が出来なくなり
全身に気血を巡らせる力も弱くなってしまいます。

そのために、
精をキープする力が衰え
精が漏れやすくなり
早漏になりやすくなる
のです。


そして「陽萎」です。

これは「陰萎(いんい)」とも言うのですが
一言でいうと「勃起不全」です。

つまり、勃起する事が出来なかったり、勃起状態をキープできなかったり
という症状です。

先ほど早泄になる原因として、「心脾両虚」を上げましたが
この「心脾両虚」は、「陽萎」の原因にもなり得ます。

つまり心や脾臓の弱りがきつくなると
勃起すら十分にできなくなってしまう
のです。


「早泄」「陽萎」自体は精液検査をしても問題がない事もあるため
厳密には男性不妊とは分類されませんが
早漏や勃起不全という状態に男性自信がショックを受け、
夫婦生活に自信がなくなったり
妊活がストレスになってしまう事もあり
自然妊娠で赤ちゃんを望むご夫婦にとってはとても大きな問題になります。

さらに、心の弱りから性欲が減衰し
射精の回数が激しく減ってしまうと
精子の状態が悪くなる要因にもなりえます。

つまり、精液検査でも問題が出てくる場合があるということです。

やはり、心のケアは欠かせません。


もし、あなたやパートナー(夫)が
日々ストレスや心配事に耐えながら妊活中なのであれば
今回ご紹介した【内関】のセルフケアがオススメです。

市販のお灸で温めるのも良いですし
ご夫婦でツボ押しをし合うのも良いと思います。

お灸でもツボ押しでも刺激量の目安は
熱いのや痛いのを我慢するのではなく
「気持ちいい」「心地良い」です。

ぜひ、日々の妊活に取り入れてみて下さいね!(^^)


とはいえ、妊活や不妊治療では
体質に合ったケアをしていくことが
妊娠への近道
です。

当院のホームページでできる無料の体質チェックもぜひご利用下さい。
http://www.e-harikyuu.com/consultation.php


無料体験もお気軽にどうぞ。
http://www.e-harikyuu.com/briefing.php


なお、早泄の詳細は、
前回(先々週)の男性不妊ブログに書かせて頂いていますので
そちらも合わせてご覧頂ければと思います。


では、今回はこの辺で。

男性不妊担当 万木祥太郎


<参考>
■男性不妊ブログ
『男性不妊?早漏に対するケアで大事なこと』
http://www.e-harikyuu.com/page/blog/male_infertility/700.php

■メルマガバックナンバー
『【男性不妊】にオススメのツボトレ!(4)』
http://www.funinchiryou.net/male-infertility-9/



男性不妊?早漏に対するケアで大事なこと

2017年06月03日 [記事URL]

妊活や不妊治療中の男性の悩みといえば
精液検査の成績にばかり目がいきがちですが
意外と多いのが性機能に関する悩みです。

続きを読む

たとえば、
早漏や勃起しにくくなったり、キープすることが出来なくなった
という症状は
精液検査の結果によらず
悩まれている男性は意外といらっしゃいます。

ということで、
今回は、「早漏」について
東洋医学的な見解と
そのケアで大切なことをお伝えさせて頂こうと思います。


早漏は精液自体には特に問題がないため
男性不妊とはされていませんが
こういった症状がショックで
自信をなくしてしまいセックスに前向きになれなかったりと
夫婦関係に影を落としてしまうことにもつながりかねず
妊活中のご夫婦にとっては
やはり見逃したくない悩みのひとつです。

そもそも早漏とはどういう状態のことをいうかというと
国際性機能学会(ISSM)では、凡そ次のような状態であると定義しています。

・挿入前、または挿入後毎回1分以内に射精してしまう
・射精を自分自身でコントロールできない
・(そのために)セックスを苦痛に感じたり、欲求不満が溜まるなどのストレスになり、
 夫婦の性生活を避けようとしてしまう

(※英文の意訳のため、原文はと完全に一致しない可能性があります。御了承下さい)

ちなみにWikipediaには
"性交の際にパートナーが性的に満足しないうちに男性が射精してしまうこと"
と平たく書いてあります。

そして、どちらにおいても、
原因は多くの場合が心因性とされています。


一方、東洋医学ではどうかというと
東洋医学では早漏のことを「早泄(そうせつ)」といい
原因としては、腎気虚、肝経湿熱、心脾両虚などが考えられます。

腎気虚というのは、
読んで字のごとくですが、
腎臓の元気が弱くなってしまっているために
精を納める力が弱くなり、精が漏れてしまう

という状態です。

腎臓は東洋医学では生命力や生殖力を担当しているのですが
精を蔵しているのも腎臓としています。
(ここでいう"精"は精子ではなく、生命力の意になりますが、
精子が、精の子であることを考えると、精子と捉えることもできます)

つまり、
過労や慢性的な睡眠不足、セックスやマスターベーションのしすぎなどで
腎臓が弱くなりすぎると、精を蔵する力も弱くなり
漏れ出てしまうということです。


そして、肝経湿熱というのは
これもまた読んで字のごとくですが
肝臓の経絡に湿熱が蓄積してしまうことで肝臓が弱り、
気血のめぐりが悪くなり
肝臓の経絡上にある生殖器から精が漏れ出てしまう

という状態です。

東洋医学では、肝臓は情緒を担当していますので
ストレスが蓄積してしまうと
それが熱化して気のめぐりが停滞し、肝臓の経絡上に湿熱が生まれてしまうのです。


あとは心脾両虚ですね。

これは過労や心労などで
心臓が弱くなり、気血を巡らせる力が弱くなり
また、同様に脾臓が弱ることで食事から元気を十分に作れなくなり
起こります。

(東洋医学では心臓が血のめぐり、脾臓が消化を担当しています)

ストレスで胸が苦しくなったり
食欲が低下してしまったり、便通がおかしくなってしまいやすい方は
陥りやすい状況ですね。


東洋医学的な早漏の原因としては
このどれかに当てはまることがほとんどです。

ご覧頂いたらお分かりのように
ストレス睡眠不足過労早漏の根本原因には潜んでいます。


そして、これらはそのまま男性不妊の原因にもなり得ることです。

つまり、
何も改善しないままでいると
精液の状態にも何かしらの問題が出てくるかもしれない
ということです。


早漏に対するケアで大切なことは
根本原因をみればお分かりかと思います。

ストレスケア
良質な睡眠
十分な休息

このように生活習慣を改善していくことが
早漏の改善だけでなく、男性不妊の予防にもつながるということです。


結果だけを見ると、
妊活では基本的なことにみえてしまいますが
東洋医学的に考えても、とっても大切なことですし
ご自身で意識してケアできることでもあります。


とはいえ、現代社会では
これらの改善がとっても難しいのも事実です。

環境が変わらないのであれば
身体の内側から変えていくしかありませんよね!


こういう時に真価を発揮するのが
東洋医学的です。


鍼灸治療では、早漏の原因となっている部分に対してアプローチすることで
ご自身の自然治癒力に働きかけ
症状を改善していく
ことができます。

また、鍼灸治療以外でも東洋医学を活かすことは出来ます。

例えば、
肝臓の弱りを補うのには酸味
心臓には苦味
腎臓には鹹味(塩辛)
というように五臓の元気を補う味付け(五味)を
食養生に取り入れることも効果的
です。

薬膳もそうですね。


早漏に限った話ではありませんが
このように根本原因を簡単には解決することが出来ない場合でも
できるケアはたくさんあります。

まずは、今の体質を調べ、早漏の原因を見つけることですが
その後のケアの方法は
ライフスタイルに合った形で無理なく進めていくことが大切です。


当院には男性のゲストもたくさんいらっしゃいます。

一人で悩まず、お気軽にご相談頂ければと思います。
(施術の際は男女別室にさせて頂きますので、気兼ねなく何でもお話しいただけますよ)


では、今回はこの辺で。


男性不妊担当 万木祥太郎


<参考>
『 Featured Education: Premature Ejaculation | ISSM』
http://www.issm.info/education-for-all/featured-education/(ISSMの早漏の定義のページ(英文)に移動します)



男性不妊にオススメのツボトレプラス!(3)

2017年05月12日 [記事URL]

今週のメルマガでは
男性不妊にオススメ【太衝(たいしょう)】というツボを
紹介させていただきました。

ご覧になられた方もおられるかと思いますが
今回の『男性不妊にオススメのツボトレ+(プラス)!』ブログでは
メルマガでは紹介しきれなかった
【太衝】について、お伝えします!

続きを読む


まずは、メルマガの内容を簡単にダイジェストでご紹介します。

今回ご紹介した【太衝】というツボは
東洋医学的に肝臓を元気にするツボです。

東洋医学で"不妊"というと、
男性も女性も腎臓のケアが第一ではありますが
東洋医学的な肝臓の働きを考えると、
男性不妊の治療や予防に肝臓が元気であることは欠かせません。

東洋医学的な肝臓の働きは
分かりやすくいうと「血を蓄える」「気を巡らせる」
ということです。

そして、肝臓の経絡の通り道には
男性器があります。

つまり、男性器に対して気血をめぐらせるのに
とても大事な働きをするのが肝臓なのです。

男性器に対して気血をめぐらせることがなぜ大事かということは
容易に想像できるかと思います。

男性器が勃起するためには
大量の血液と興奮が必要です。

ですが、肝臓に弱りがあると
血のめぐりが弱く、勃起が不十分になってしまったり
気のめぐりが悪く、興奮状態も続かず、やはり勃起状態が長続きしなかったり
してしまいます。

こういった勃起不全などの治療や予防には
東洋医学的に肝臓のケアがとても大事

その中でも【太衝】というツボが有効なのです。


という感じで
今回【太衝】をご紹介した理由はお分かりいただけたかと思います。

メルマガでは、この他にも五月病うつ病などに対しても
【太衝】が有効であることも紹介させていただきました。

ここでは省略させていただきますので
知りたい!という方は、ぜひ、バックナンバーをご覧いただければと思います。

バックナンバーはコチラです。
http://www.funinchiryou.net/male-infertility-8/
(ついでにメルマガの登録もしておいていただけると嬉しいです)


そんな【太衝】ですが、
ツボの場所は、
足の親指と人差し指の付け根で、両方の指の骨が合わさる所の凹みです。

肝臓を元気にするツボの太衝

写真のように骨よりも腱を探った方が分かりやすいかもしれませんが
押さえた時に響く感じがあれば、そこで大凡の位置はあっているはずです。

また、東洋医学的に肝臓が弱ると
目の疲れや頭痛が出てきたり、
ストレスが溜まってきたり、イライラしやすくなったりしますので
そういった症状がある方は、
押さえた時の痛み方が著しいかもしれません。

そういう場合は、
【太衝】に対して、きつくマッサージをしたりするのではなく
お灸などで気持ち良く温めてあげると良いでしょう。
(お灸はドラッグストアで購入できます)


この他にも次のような症状には【太衝】が効くとされています。

腸疝痛、腸出血、腸カタル
子宮出血、
淋疾、陰茎痛、睾丸炎、
腰神経痛、腰痛、
眼病、
脛骨神経痛、下肢冷却、
下腹部けいれん
小児の夜尿症
などなど

とはいえ、症状によっては、セルフケアではなく
すぐに病院で現代医学的な診察や治療を受けるべきモノもありますし
体質によっては、【太衝】では効かないモノもあります。

こういった症状でもお悩みという方は
まずは、お近くの病院で適切な診察を受けた上で
鍼灸治療などでケアしていくことをおすすめします。


ということで
今回は男性不妊の中でも特に勃起不全(厳密には男性不妊には分類されません)に効果的な
【太衝】というツボを紹介させていただきました。

ぜひ、ご自宅でのセルフケアに役立てていただければと思います。


ただ、
どのような勃起不全に対しても【太衝】が効果的
というわけではありません。

大事なのは体質です。

東洋医学的な肝臓の弱りからきている場合は【太衝】が有効ですが
そうでない場合もあります。

もし、あなたが妊活中で
男性不妊や勃起不全、勃起障害などでお悩みであれば、
まずは、どこに原因があるのか
しっかり体質チェックをされることを強くオススメします。

当院のホームページからできる無料の簡易メール診断は
男性の方もご利用頂けます。

一人で悩まず、お気軽にご相談下さい。


では、今回はこの辺で。


男性不妊担当 万木祥太郎


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