習慣性流産(不育症) - 不妊治療専門漢方鍼灸治療院 馬場聖鍼堂

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習慣性流産(不育症)

流産の際の心の持ち方

2015年09月26日 [記事URL]

何度も繰り返す流産は、誰にとっても心折れる経験です。
精神的に大きく、深くダメージを受け、治療自体がストレスになります。
重症の不育症で何度も流産経験のある方々が、抑鬱状態だったり、
ショックから立ち直れなくなっていたりといった姿を何度も拝見しています。

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流産と心のケア

流産や死産は一度だけでもショックが大きいですから、
何回も流産されていらっしゃれば、そうなって当然だと思いますし、
そうした方には心のケアが必要になってくると考えています。

女性の方は、流産を自分のせいだと思い込んでしまいやすいのです。
自分の身体の中で起きることですから。
自分のせい、あるいは自分の身体に欠陥があるとみなして責めてしまうのです。
決して母体が原因ではなくても、流産の責任を感じてしまうのですね。

そんなときはパートナーの支えが絶対必要ですし、正しい情報を得ることも大事です。
一人で悩まず、ぜひサポートを受けるようにしたいものです。

人によって違うとは思いますが、親しい友人の妊娠や出産、あるいは
すでにお子さんがいることからも心理的なダメージを受けてしまうときがあります。
妊婦さんや小さな赤ちゃんを目にすることさえ耐えられなくなって
引きこもってしまうこともあるかもしれません。

そうしたときに大切なことは、そんな自分をそのまんま認めてあげることです。
人間なので、いつでも上機嫌で笑って生きていけるわけではありません。
流産で心身が傷付いて、悲しく、どん底にいる自分を否定しないであげてください。
我慢せずに泣いてもいいのです。
すぐに忘れて立ち直らなきゃいけないと、自分を追い詰めないでくださいね。
時間がゆっくり解決してくれることもありますし、癒す方法だってありますよ。


流産に対する心と身体へのアプローチ

東洋医学では、心と身体は表裏一体、とても深い関係があるとみなしています。
ですので、心が病むと身体にも影響が出て病気になるものなのです。
そしてまたその逆も真なり、です。
つまり身体の病気を治せば、心の傷や病も癒えるということです。
そのため、心と身体、両方にアプローチしていくのは鍼灸ではごく普通のことです。

身体の凝りや緊張をゆるめてリラックスするのと同様に、
流産経験がもたらした心の奥深くの緊張をゆるめ、
凝り固まった傷を癒し、覆い被さる瘡蓋も少しずつ溶かしていきます。
みずみずしい心がよみがえるように。

できれば辛い流産は経験しないほうが、もちろんいいのでしょうが、
たとえ何度か涙を飲んでも、その後元気な赤ちゃんを授かる確率は高いのです。
「不育症だから、もう一生無理」などと自分で決めつけたりせず、
いつか舞い降りてきてくれる赤ちゃんを信じて待ちましょう。

これからは小さなことに一喜一憂し過ぎないようにして、
できるだけ荒波の少ない穏やかな心を保っていただくほうが、
お身体への悪影響も少なくて、安心してベビ待ちを続けていただけると思います。

不育症の治療は長丁場になるかもしれません。
ある意味、たんたんと日常生活を送っていただくくらいがいいのかもしれませんね。
希望を捨てずに、リラックスして毎日をお過ごしいただくためには、
簡単には動じない心と、そして心強い応援団も必要かもしれません。

不育症を克服して元気なお子さんを授かるには、できるだけ早く専門の医療機関に
かかることが大事です。
必要な検査を受け、予防治療を積極的に受けることで、流産の傷を最小限に抑えます。
そのうえで、東洋医学による心と身体のケアを受けていただければ
両方からのアプローチでさらに効果的だと思います。
メンタルサポートの面でも、おすすめですよ!

繰り返す流産や不育症でお悩みの方こそ、鍼灸が合っていると言えます。
一度でも流産をされたことがある方は、ぜひご相談くださいね!

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不育症の治療方法とは?

2015年09月12日 [記事URL]

流産を繰り返し、検査を受けても何も原因が見つからない、という
原因不明の不育症も多いです。
そうした場合は対処法が無いと途方に暮れてしまいがちですが、
専門的な検査を受けると、治療法が確立されているリスク要因が見つかることもあります。
不育症の治療というよりもリスクを避けるための予防治療と言ってもいいかもしれません。
前もって予防治療を受け、次の妊娠に向けて準備をしていけるといいですね!

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不育症の予防治療には以下のような方法があります。


血栓の予防治療

抗リン脂質抗体血液凝固因子に問題がある場合には、
低容量アスピリンを服用する治療法があります。
バファリンやアスピリンといった薬の名前は聞かれたことがあると思います。
頭痛薬で有名ですね。
そんな一般的な薬で不育症が治療できるとは!
こういったお薬には血液をサラサラにする効果があるため、流産防止に役立ち、
血栓のできやすい体質の方で不育症を克服できる方が増えました。
血栓性素因が見つかれば対応できますので、検査を受けていただく必要があります。

さらに治療効果を高めるために、ヘパリン療法を併用することもあります。
こちらは薬剤の内服ではなく皮下注射ですので、ハードルは少し高くなります。
自己注射も可能ですし、在宅でも保険適用されるようになったのはありがたいですね。
ただ、どうしても出血しやすくなりますので、注意は必要です。
注射部位の発赤やアザ、硬結などのトラブルは覚悟が必要ですね。


免疫の予防治療

妊娠が成立して、赤ちゃんが母体で育っていくためには、免疫機能が
正しく働いてくれないといけません。
免疫系が過剰防衛してしまうと胎児は異物として拒絶されてしまい、
流産につながるという不育症
のための治療法があります。
NK細胞の活性を下げる(=正常化する)ためのピシバニール療法
という治療法ですね。
まずはNK細胞活性を検査して、数値が高ければ治療の対象となります。
現在のところ、保険は適用されません(自費治療)。


同種免疫異常の予防治療

夫婦間でヒト組織適合抗原(HLA)が似ていると、妊娠維持免疫反応が起こらずに
流産しやすくなります。
そのため、夫のリンパ球を妻のリンパ球に移植する(夫リンパ球移植)という治療法です。
放射線照射の処理をしてから移植しますので、安全面ではとくに心配はいりません。
かなり高額ですが、こちらも自費治療になります。


その他の予防治療

子宮形態異常内分泌異常などが見つかった場合は、ドクターの指示に従って
必要な治療・投薬を受けてください。
隠れていた持病が発見されることもあるかもしれませんね。
ご夫婦の染色体異常が判明することも稀にあります。
必ず事前に遺伝カウンセリングを受けていただく必要がありますので、
不安感を払拭するためにも、しっかりとご相談なさってくださいね。


それでも原因不明の不育症の治療法

ストレス性などを含めて、どうしてもリスク要因が特定できないケースもあります。
そんなときこそ、鍼灸を試してみるチャンスです。
西洋医学とは違ったアプローチで、流産のために凝り固まった心身両方をゆるめます。
「心身一如」という東洋医学独特の考え方で、気持ちも身体も同時に癒します。
原因不明で途方に暮れている方におすすめですよ。
まずは冷えきった心を鍼灸で温めましょう。


「不育症」と診断されても、積極的な医療介入をしないでいても、
将来出産できる確率は80%以上です。
絶望せず、赤ちゃんが来てくれるのを気長に待つしかありません。
ですが、もし上記のような予防治療で生児誕生が早まる可能性が高まるなら、
これ以上流産を繰り返して心身にダメージを積み重ねるのはどうかと思います。
ぜひ予防治療を心がけていただきたいですね。

不育症治療の心の持ちようについては、次回にもう少し掘り下げたいと思います。
心が折れそうになったとき、出口につながる道を一緒に探せるといいですね。

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流産を繰り返してしまう理由は?

2015年08月29日 [記事URL]

不育症とは、妊娠するものの、流産や死産を繰り返して赤ちゃんが育たない病気です。
流産を3回以上繰り返してしまうことを習慣性流産といいますが(2回は反復流産)、
妊娠22週以降の死産も含めて不育症と呼ばれます。
患者数は140万人、年間約3万組が発症しているとのことです。(平成22年調査)
その原因はどこにあるのでしょうか?

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とくに初期流産の原因は、胎芽・胎児の染色体異常のことが多いです。
男女ともに年齢が上がると流産率も上がるのは、それだけ染色体異常(コピーミス)が
起きやすいこともあるのです。
自然淘汰で発生するので、防ぎにくい流産です。
決して自分が原因(何かした/しなかったせい)だと考えないようにしてくださいね。

反復流産は2~5%、習慣流産は1~2%の発生率だそうです。
たとえ不育症と診断されたとしても、約8割の方はその後出産できています。
不育症だと一生子どもを授かることができないと思い込むことはありませんよ。


不育症の原因

染色体異常以外で多い原因は、検査で初めて認識することができます。
偶発的な流産と信じていたら、実は・・・ということもありますので、
早めに専門の検査を受けることをおすすめします。

1)子宮
  奇形や筋腫など子宮の形態異常が不育症の原因になっていることがあります。
  ただし、必ずしも流産になるわけではなく、奇形の種類、筋腫のできた場所や
  大きさによって問題となります。
  検査法は子宮鏡、子宮卵管造影法、経膣超音波、腹腔鏡、MRIなど

2)血液凝固系
  抗リン脂質抗体、プロテインC・Sや第12因子欠乏症などがあると、血液が
  固まりやすいのです。胎盤で血栓を生じやすく、血管新生を妨げる働きをします。
  十分な栄養を赤ちゃんに届けられなくなるため、不育症の原因となることがあります。
  検査項目はAPTT、プロテインC活性、プロテインS活性、第12因子など

3)免疫系
  自己免疫疾患および同種免疫異常が不育症の原因になることもあります。
  母体にとって受精卵は異物になりますので、拒絶反応で流産となることがあります。
  拒絶せず、いい免疫反応が起きることで妊娠は継続することができるのです。
  検査項目はNK細胞活性、ANA、LAC、CL抗体、PS・PT抗体など

4)内分泌代謝系
  甲状腺機能、プロラクチン、糖代謝機能、黄体機能などの異常、つまり
  ホルモン分泌のバランス異常が原因となって不育症となるケースもあります。
  検査項目はP4、FT3、FT4、TSH、TRH負荷試験、空腹時血糖、HbA1cなど

他にも感染症(クラミジア、淋菌など)が原因ということもあります。

検査を受ける目的は可能な限りのリスク要素排除なので、原因究明に躍起に
なりすぎないことも大事かもしれません。
いくら調べても原因が特定できないことが25%ほどあるそうですから。
もし何か原因がみつかれば、治療法があるケースにおいては、
うまくいく可能性がかなり高まりますので、検査を受ける価値はありますよ。

今回は不育症の原因について解説しました。
次は治療法をご説明します。

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