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放置しちゃダメ。妊活中に不正出血があったときには

2017年02月23日 [記事URL]

妊活中に多いトラブルのひとつに
不正出血があります。


ストレスがあったときに経験した!
という方もいらっしゃると思います。
実際、起こるとビックリしますよね。


「また生理?!にしては量が少ないし・・・。」
と思っても、よくわからないし、
とりあえず止まったからまぁいっか。
そんなふうに見て見ぬふりをしたこと、ありませんか?


ですが、妊活中ならなおさら、
原因不明の不正出血があったら心配ですよね。


今回はそんな不正出血の原因や対処法についてのお話です。

続きを読む

そもそも、不正出血というのは、
生理中以外のときに性器から出る出血のことをいいます。


不正出血には、
薄いピンクのものから、
茶オリ(おりものに茶色のものが混ざっているもの)、
また真っ赤な鮮血などがあります。


その色や質、量には個人差がありますが、
この不正出血に悩まされている人は少なくありません。


では、不正出血があると妊娠できないのでしょうか?


それはその原因によります。

不正出血の原因によっては、
不妊につながることもあるからです。


ですので、不正出血があったら、
まずは専門のクリニックできちんと検査を受ける必要があります。


不正出血にはいろんな原因が考えられますが、
どんな原因があろうと、
長期間そのまま放っておくのはよくありません。


実際、私も過去に半年間不正出血を放置していたことがありました。
そしたら、出血がひどくなったので、さすがに病院に行くと、
子宮頸部にポリープが見つかり、すぐに摘出してもらいました。
それもかなり大きくなってたのを覚えています(>_<)


不正出血があると、
どんな原因が考えられるかというと、
不正出血があるタイミングにもよりますが、
子宮筋腫や子宮内膜症、
子宮や卵巣、膣などの炎症や腫瘍、
性器の感染症、
またホルモンバランスの乱れ
などが考えられます。


そして、ときに子宮がんや卵巣がんなどの
病気が潜んでいることもあるので、
定期的に検査を受けることはとても大切なのです。


もしも、毎月排卵と同じ時期に出血があるのであれば、
排卵出血の可能性が高いので、
検査でも問題がなければ、
そこまで気にし過ぎることはありません。


排卵出血とは、
文字通り排卵のときに起こる出血で、
卵子が卵巣の表面を飛び出したときに
毛細血管が切れて起こるときと、
ホルモンバランスが崩れた結果、
子宮内膜がはがれて少し出血するときがあります。


いずれも生理現象なので、
排卵出血があっても病気ではありませんよ。


また、排卵の一週間後くらいに、
着床する際に少し出血することもあります。
これもそこまで気にし過ぎることはありません。
そのまま順調に着床できたら何よりですね。


ちなみに東洋医学的な考え方では、
不正出血の原因は、
オ血(古血)、脾虚、腎虚
などが原因だと考えます。


つまり、もともとの血のめぐりが悪い体質(オ血)や、
胃腸が疲れて消化の働きが弱い体質(脾虚)、
また生命力や生殖の力そのものが弱っている体質(腎虚)

主な不正出血の原因だということです。


子宮筋腫が原因で出血が起こっている人は、
その場所や大きさによっては手術などで筋腫の摘出をした方がいい場合もありますが、
その必要がなく、また検査でも原因不明の場合や、
ストレスなどによるホルモンバランスの乱れが原因とされる不正出血は
体質改善で気にならなくなることもありますよ。


実際私もそうでした(^^)

ホルモンバランスの乱れにより
生理が半年くらい来ないときもあったり、
かと思いきや不正出血が起こることも多々ありましたが、
体質をよくすることで、生理不順も不正出血も治るものなんだ!
と実感しました。


そのような体験をしたからこそ、
今このブログを読んでくださっているあなたにも
妊活中なら体質改善を強くおすすめします!


生理でもないのに出血があったら、
不安でしかないですよね。

その気持ち、とてもわかります。


もし不正出血があって、不安と闘っておられるなら、
まずは不妊専門のクリニックで検査を受け、
そして、体質を改善して身体を元気にすることから
はじめてみてくださいね。


身体のコンディションがよくなることで、
生殖の力も元気になります。


体質改善をすることで、妊娠力が高まるだけでなく、
不正出血や不妊の原因にもなり得る
子宮筋腫や子宮内膜症など子宮やその他の生殖器の
トラブル予防
にもなりますよ。


体質改善をすることで
いいことはたくさんあっても、
悪いことは何ひとつありません。


体質を根本から見直して不正出血がない身体を目指したいと言いう方は、
いつでもお気軽にご相談くださいね。
http://www.e-harikyuu.com/briefing.php


あなたの不安が解消し、
夢がかないますように。


子宮のトラブル担当 池田由芽



「咽(ノド)から風邪になる人」の妊活体質チェック!

2017年02月21日 [記事URL]

朝起きると「最近いつもノドが痛い・・」
また、「風邪かな?」と思うときは
必ずノドから痛くなる・・・。
そんなタイプのあなたは要注意です!
あなたの体質を知ることで、
隠れた弱さをみつけていきましょう。
今回は、「ノドが痛くなりやすい人」と、
「妊娠力」の関係についてです。

続きを読む

まずは、ノドについてのお話からです。


寒い朝、目が覚めたときに
なんだかノドに違和感を感じる事って
ありますよね。


冬の乾燥した空気にさらされると、
ノドの粘膜が潤いを保てず
違和感を感じることがあります。

口を開けて寝ている事が
原因のひとつにもあげられますが・・・。
(^^;)
元気であれば、口を開けて寝ていても
ノドへの影響はそれほどでも無いはずです。

では、何故、すぐにノドに違和感が
起るのでしょうか?

ノドは、重要な守りの場です。

外からの空気や、
食べ物が通過する場所なので、
ノドは簡単に外界と触れてしまいます。


そういう意味では、
ノドは「とっても危険な場所である」
といえます。


空気中のゴミやほこり、
ウィルスなどは
目に見えない小さな物なので
自分ではよける事が出来ません。


なので、
まず「手洗い・うがい」をすることで、
ノドをきれいに保ち、手や口から
身体に悪いものが進入するのを防いでくれます。
これらは、とても有効ですよね!

外界からの目に見えない異物から
しっかり身体を守り、
悪さをするのを防いでくれているのが
ノドにある扁桃腺の働きです。


この強力な守りである
扁桃腺の働きですが、
身体が疲れているときは
やはり弱ってしまいます。


たとえば、
夜更かしをしてしまった翌日の朝。

仕事が忙しくて疲れてしまい、
たくさん寝ても
疲れが取れていないと感じる時。


このような時は、
扁桃腺の働きもそこそことなり、
菌の進入を容易に許してしまいます。


その結果、ノドが腫れて痛んだり、
また、発熱を起こしたりして
「今、菌と戦っているよ〜」
「ゆっくり休まないといけないよ〜」と
知らせるサインとなります。

また、ノドに影響するのは
物質だけではありません。
外気の影響も強く受けます。


空気の乾燥が厳しい時期や寒い時期、
とくに、最近のように、
暖かい日と寒い日が繰り返されるような時は、
身体は急激な変化に対応しきれず
「あ、咽(ノド)が痛い・・」
ということになってしまいます。


このような、身体を守る働きは、
東洋医学でいうと、
特に、身体を守る働きに関係する
「腎の臓」のグループが
重要になります。

もちろん、
ノドにはたくさんの経絡が通っていますが、
「守りの要」といえば
やはり「腎の臓」のグループです。


「腎の臓」のグループといえば、
妊活に大事な「生殖」や「生命力」にも
関係しています。

生命力があふれているからこそ、
病気もせず、生き生きとして
いられるのです。


「夜更かしが続いて身体が弱っている」
「咽が痛い!」というときは、
身体を守る方に力を注いでいます。


なので、
「新しい命を産み育てる」という働きは
二の次になってしまいます。

つまり、
「妊娠力もピンチ!」と
なってしまうと言えるのです。

これらのことからも、
「風邪の引き始めはいつもノドから」
というタイプの人は、
意識して養生をし
体質を改善していかなければいけません。


「腎の臓」の弱りが隠れている!と考えるなら、
身体を癒してあげて
「妊娠力をいつも保てるように!」
「腎の臓」の力をアップ
していくことが大事になります。


良い睡眠は、「腎の臓」を
喜ばせます♪
エネルギーチャージ!です。
免疫力アップとなります。


そして、「リフレッシュの為の運動」を
心がけて下さいね。

仕事で歩き回っても、
疲れを溜めてしまっているのであれば
逆効果です。


「気持ちいい」「スッキリした!」
と思えるような、動きを
取り入れていってください。


適度な休息、適度なリフレッシュ、適度な運動。


これらを意識して、
ノドが痛くならない身体=「腎の臓が強い」身体
を目指して行きましょう♪


あなたの妊活を応援しています!


卵のアンチエイジング担当
岡井志帆でした。



高齢だからといって不妊治療が全てではない。ということ。

2017年02月18日 [記事URL]

先日、芸能界からまたも
高齢妊娠のおめでたい話題がありましたね。

おしりかじり虫でお馴染みの(?)金田朋子さんとスポ根俳優(?)の森渉さんご夫婦です。

金田朋子さんは43歳と一般的には高齢といわれる年齢でしたが、
不妊治療をすることなく、自然妊娠で授かられたそうです。

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お二人のブログを拝見させていただいたところ
不妊の検査は受けたけど、いわゆる不妊治療はしなかった
ということでしたので
検査結果には、たとえば体外受精しか無理というような大きな問題はなく
自然に授かるのを待っていたということでしょう。

とはいえ、
金田朋子さんの43歳という年齢に
妊娠したとしても高齢出産になるというリスクへの不安とは
日々戦っていたという胸の内もブログには書かれていました。(森渉さんのブログより)


そんなお二人がご結婚されたのは2013年でしたので
授かられるまでにだいたい3年かかったということです。

お二人は結婚後、
金田朋子さんの年齢を考えて早く妊娠した方が良いのか
それとも二人の目標を優先するのか
ものすごく悩まれたそうです。

そして悩んだ結果、
お二人は、お二人の目標達成を優先することにされたそうです。(金田朋子さんのブログより)

授かられるまでの3年を早いとみるか、長いとみるかは
人によって違うと思いますが
40歳からの3年間は妊娠力を考えると
とても大きいです。

それでも金田朋子さんと森渉さんご夫婦は、お二人とも納得の形で妊活をされ
その結果、3年の月日は経ちましたが
120%の気持ちで赤ちゃんを迎えられる状態 (金田朋子さんのブログより) で
妊娠されたということです。

まさにお二人にとって、ベストのタイミングで
赤ちゃんがきてくれたということですよね。

赤ちゃんはお腹に宿る前に、空の上から二人を見ている
という胎内記憶は本当にそうかもしれませんね。


さて、そんな金田朋子さんと森渉さんご夫婦の妊活は
具体的にどういったものだったのか
というのは、ブログでは明らかにされていませんが
運気を上げる努力をして、運の良さに賭けたそうです。(森渉さんのブログより)

長年不妊治療をしている方からすると
それだけ!?
という気持ちにもなるかもしれませんが
この潔さも不妊治療では大事な要素だと思います。


高齢不妊・妊活だから、
不妊治療を受けないと妊娠できない

そう思い込んでいませんか?

そんなことはないということを
金田朋子さん、森渉さんご夫婦が証明してくれましたね。


もちろん、
何かしら器質的な問題があり、高度生殖医療でしか
妊娠不可能という場合もありますので
人によって違います。

また、年齢要素など妊娠に至る確率も無視できませんし
誰しもが潔く妊活できるわけではありませんから
実際、金田朋子さんと森渉さんご夫婦のように
うまくいくのは希なことかもしれません。

だからこそ、
お二人のメンタル面の力が大きかったのではないかと
思います。


たしかに、
現実は無視できませんし、厳しいものです。

けど、
人は思ったようにしかなりません。

高齢だから不妊治療をしないと妊娠できない

もしかしたら、そう思い込んでいるだけかもしれませんよ。


思い込みはそれを引き寄せてしまいます。

ですので、

できれば、

高齢でも妊娠できる!

こういう気持ちで妊活していきたいですね。


あなたの夢を応援しています。


では、今回はこの辺で。


高齢不妊担当 万木祥太郎


<参考>
金田朋子オフィシャルブログ 「カネトモ地獄。早起きは三文の毒!!」 Powered by Ameba
http://ameblo.jp/kanetomojigoku/

森渉オフィシャルブログ「わたるの毎日運動会」Powered by Ameba
http://ameblo.jp/ra-menmania/



妊活中なら見逃せない!腰痛とサヨナラする方法

2017年02月16日 [記事URL]

春はもうすぐそこですが、
まだまだ厳しい寒さが続きます。


これだけ寒いと身体の節々がこわばって、
動きにくくなったり、
痛むことも多くなりますよね。


身体で痛みが出やすいところというと、
いろんなところがあると思いますが、
寒い時期には腰痛になる人が増えます。

続きを読む

腰痛というと、一度はなったことがある方も多いと思います。


ひどくなると、
ぎっくり腰になることもあります。
毎年寒くなると、ぎっくり腰になる
という方もいらっしゃいますね。


なかには、生理中に腰痛になりやすくなったり、
腰が重く感じるようになる方もいます。


腰が痛くなったり、
だるくなると何をするにもつらいですよね。


腰痛にはいろんな原因がありますが、
腰痛や腰の重だるさ、また腰の冷えが気になる方は、
その原因となっている体質が
実は、不妊と関係していることもあるのです。


ということで、
今回は東洋医学的に腰痛などの腰の症状が起こる原因と
不妊との関係
をお伝えしますね。


腰は人の身体でとても大事なところです。


それは、
腰という漢字の中には要という字が入っていますが、
腰は身体の要(かなめ)となるところだからです。


ちなみに、腰は東洋医学的には
五臓六腑でいうと腎臓と深く関係しています

(ここでいう腎臓は西洋医学で考える腎臓とは考え方が違いますのでご注意ください)。


そして、その腎臓が卵子や精子、それから子宮の働きなどの
妊娠力や生命力を担当しています。


意外かもしれませんが、腎という漢字にも、
実は「かなめ」という意味があるのですよ。


このことから、
身体のなかでも妊娠力、そして生命力を担当する腎臓が大事な存在で、
腰との関係性が強いことがわかりますよね!


ですので、腎臓が弱ると、
腰に痛みや重だるさ、冷えなどの症状が起こりやすくなるのです。


そもそも、腎臓が弱る原因としては、
過労や房事過多(セックスのし過ぎ)、
慢性的な寝不足やストレス
などがあります。


働き盛りで、
朝から晩まで仕事に追われる生活をされているうえ、
慢性的な食べ過ぎ(飲み過ぎ)もあるような、
過労+食べ過ぎ傾向にある方には
腎臓が弱っている方が多いです。


というのも、慢性的に食べ過ぎが続くと、
食べた物を消化するために、
腎臓のパワーがたくさん注がれてしまうからです。


そして、その分腎臓が弱ると妊娠力も弱ってしまい、
同時に、腰痛など腰に症状が起こりやすくなってしまいます。


腰痛の原因には他にもあるのですが、人によっては、
オ血(ドロドロ血、古血)が原因で起こる場合もあります。


オ血というのは、東洋医学の考え方で、
血のめぐりが悪い状態です。


生理中に腰痛が起こりやすい方は、
このオ血体質が原因となっていることが多いです。


このオ血は、
冷えやストレス、また食べ過ぎや偏った食生活
などが原因で起こります。


妊活中に多い子宮筋腫や子宮内膜症をお持ちの方は、
このオ血体質が原因で起こることが多いので、
それと同時に腰痛などの腰の症状も感じやすいです。


このように腰痛は意外にも、
誰にでもありそうな身近な原因から
起こることが多いことがわかりますね。


また、先ほどの腰痛の原因の中から
いろんな原因が重なって起こるので、
それらに対する対策をすることで、
腰痛もその原因となっている根本的な体質も改善していきます。


その体質改善こそが、
今より妊娠しやすい身体になるためのカギ
なのですよ!


では、
腰痛の原因がわかったところで、
どんなことに気をつけたら、
より妊娠しやすい状態を目指せるのでしょうか?

まずは、腎臓が元気になる生活を送るのが一番ですので、
できる限り疲れをためないことが大切です。
そして、しっかり良質の睡眠をとること、
食生活では食べ過ぎは控え、
甘い物やアブラ物はできるだけ控えめ
にしましょうね。


また、ストレスはなるべくためないように発散し、
なんでもため込まないよう、
しんどいときには誰かに頼りましょう。


それと、冷えは万病のモトです。
妊娠力を担当している腎臓は冷えに弱いうえ、
身体が冷えると血のめぐりが悪くなり、
オ血の原因になってしまいます。


妊娠にとって大事な生殖器や卵子や精子などに
栄養やホルモンを常に届けるためには、
血のめぐりをよくすることが大切です。


腰痛や腰の症状が気になる方は、
ぜひ体質を見直してみてくださいね(^^)


きっと今より元気になりながら、
妊娠しやすい身体に近づけます♪


もちろん、腰痛の原因となっている体質を改善して、
妊娠力を高めるためには鍼灸治療も効果的ですよ。


いつでもご相談お待ちしています。
http://www.e-harikyuu.com/briefing.php


あなたの力になれますように。


子宮のトラブル担当  池田由芽



男性不妊に対する鍼灸治療の可能性とは?

2017年02月11日 [記事URL]

不妊の原因の約半分は男性です。

当院にも男性不妊の症状で悩まれるゲストや
遠方からご相談をいただくことが増えてきました。

でも実際、男性不妊に対する鍼灸治療の可能性はどの程度なのでしょうか。

続きを読む



まず、男性不妊かどうかは、
不妊専門のクリニックや泌尿器科のクリニックなどで
精液検査や生殖器の検査などを受けることで
診断されます。

当院に男性不妊でお悩みで来院下さったり、ご相談をくださる方は
こういった検査を受けた上で男性不妊と診断され
西洋医学的な治療をある程度やってみたけど

効果が思っていたほど上がらない・・・
男性不妊の手術を回避したい・・・
体外受精にステップアップしたくない・・・

という方がほとんどです。

ですので、
色々やった最後の最後で東洋医学に懸けたい!
という方が多いのです。

とはいえ、
当院にお越しになれるゲストの方に東洋医学のイメージをお聞きすると
万能、身体に優しい、謎、、、
などなど、
治療効果に期待はしたいけど、よく分からない・・・
ようです。。(^_^;)

まぁ、正直そうだと思います。

ので、
今回は、男性不妊の症状別に不妊の鍼灸治療が適応なのかどうか
一つ一つ簡単に解説してみようと思います。

造精機能障害、OAT症候群に対する鍼灸治療

造精機能障害というのは、
精子を作る能力に問題があり、妊娠に十分な精子を作ることが出来ない状態のことです。

また、OAT症候群というのは、乏精子症、精子無力症、奇形精子症のことをいいます。
つまり、精液検査で精子濃度や運動率、奇形率に問題があった場合です。

男性不妊の原因の90%は、造精機能の問題といわれています。

精巣やホルモンバランスの問題など、
なんらかの要因(西洋医学的には原因不明な場合も)で造精機能にトラブルが生じて
このような状態になるのですが
東洋医学的な鍼灸治療で改善が期待できる症状でもあります。

症状だけで全てを判断することは出来ませんが
東洋医学的にお身体を診ると、体質や生活習慣などに
原因を見出せることが多く
実際、当院に男性不妊でお悩みでお越しになる
ほとんどの方が、こういった症状でお悩みです。

東洋医学的な不妊の鍼灸治療でもっとも大切な
体質改善が造精機能障害、OAT症候群の改善にも鍵になってきます。

経過は人それぞれですが
わずか2,3ヶ月の治療で精液検査の結果が良くなった!
というゲストの方もままいらっしゃいます。

精索静脈瘤に対する鍼灸治療

程度にもよりますが、鍼灸治療で改善することもあります。

精索静脈瘤は、東洋医学的には
瘀血(オケツ)という体質から起こっていることが多く
この体質を改善していくことで、
初期の精索静脈瘤なら改善を期待できます。

ただ、ドクターから手術を提案されるなど
ある程度大きくなってしまった精索静脈瘤については
私も手術をお勧めします。

時間が経てば経つほど、男性だけでなく女性も妊娠力が
低下してしまいます。

早く治療できる方法があるのであれば
早く赤ちゃんを授かるためにも、そちらの方が良いと思います。

ただ、瘀血(オケツ)という体質が改善されないままだと
再発という懸念もありますので
手術をするにしても積極的な体質改善は大切だと思います。

無精子症に対する鍼灸治療

無精子症には、閉塞性の無精子症非閉塞性の無精子症とがあります。

閉塞性というのは、読んで字のごとく
精子が作られていたとしても、射精されるまでのどこかに
器質的なトラブルがあって、射精できない

という状態です。

たとえば、鼠径ヘルニアの手術などで
精路のどこかが癒着や閉塞してしまっていたりすることがあります。

こういう状態では、いくら体質改善をしたとしても
精子が射精されることはありませんので
鍼灸治療のみでは改善することはありません。

精路再建術で精子の通り道を通す手術であったり
TESEやMD-TESEという精巣から精子を採取する方法が必要です。

もちろん、より精子の状態を良くするために
東洋医学的な不妊の鍼灸治療などで体質改善をすることは意味があります。


また、 精路に問題がない非閉塞性の無精子症については
東洋医学的な鍼灸治療を試してみる価値はあるかもしれません。

東洋医学的な鍼灸治療は
体質を見極めた上で、ご自身の生命力、自然治癒力に対して
アプローチしていくものです。

過度な期待は禁物ですが
わずかでも造精能力が残っていれば
鍼灸治療でその力を底上げすることができる可能性はあるかもしれません。

まとめ

男性不妊の症状ごとに鍼灸治療の可能性について書かせて頂きました。

東洋医学だからといって万能というわけではなく
鍼灸治療が適応になるものと、そうでないものとがあるということが
お分かりいただけたかと思います。

基本的には、
器質的な要因(生殖器自体の問題、精路のつまりなど)には、鍼灸治療は適しておらず
その他の要因であれば、鍼灸治療で改善の可能性がある

ということです。

男性不妊の症状の程度や体質などで
改善にかかる時間や経過などは人それぞれですし
先ほども書いたように、時間をかければかけるほど
女性の妊娠力も低下していってしまいますので
状態によっては積極的に手術などの先端医療を勧めることも
少なくありません。

いずれにしても
東洋医学的な男性不妊の治療で大切なのは
東洋医学的に診た原因と体質です。

もし、男性不妊の症状でお悩みで
鍼灸治療を迷っておられるのであれば
参考になさってみて下さいね。

ご相談もお気軽にどうぞ。
http://www.e-harikyuu.com/briefing.php


では、今回はこのへんで。


男性不妊担当 万木祥太郎



お肌の荒れも見のがさない!アンチエイジングのために

2017年02月08日 [記事URL]


この冬一番の寒波がやってくるそうです。
乾燥注意報もたくさんでているこの時期、
もっとも気になるのがお肌の荒れですね。
とくに、「ある場所」の肌荒れがでると
妊活中は気になります・・・

続きを読む

立春を迎え
暦の上では春がきたというのに、
外の寒さはマックスです!
雪がちらつく日がたびたびありますね。


天気予報では、毎日のように
乾燥注意報が流れています。

もちろん、こちらは
火事についての注意報ですが、
空気が乾燥しているのは
気になりますね。

冬は、空気の乾燥、
エアコンの温風などの影響で
お肌はカサカサになってしまいます。


でも、からだの防衛機能が
しっかり働いていれば
影響は最小限に抑えられます。

お肌を潤す保湿力。
東洋医学でいうと「陰を保つ力」が
きちんと働いてくれると
潤いを保つことが出来ます。

この、潤いを保つ力は
妊娠に関係する「腎の臓」のパワーと
かかわっています。


生まれ持った「腎のパワー」が強い。
また、養生をしっかりして
「腎のパワー」を健やかにしている。

このような人は
いわゆる「アンチエイジング」が得意です。


日々の生活が乱れると、
養生がうまく出来なくなり
目に見えてお肌の状態が
悪くなっていきますね。


ストレスや睡眠不足が
お肌が荒れる原因となることは、
女子なら誰でも知っているはず。

もちろん、環境も影響します。

たとえば、生活のなかで
お水にたくさんふれる機会があったり、
また、鍼灸師のように
エタノールをたくさん
使って消毒したりすると、
お肌の油分が取れてしまい
どんどん荒れていきますが、
その環境から離れれば、
もとにもどっていくはずです。


同じ環境でも、
影響が強くでる人もいれば、
そうでもない人がいます。

身体を守ってくれる力、
すなわち「腎のパワー」が強い!
ということです。


ですが、もともと生まれついて
「腎のパワー」が弱い人は
お肌が荒れがちですし、
さらに、養生が出来ていなかったりすると
お肌はどんどんカサカサになっていきます。

「腎の臓」の疲れは、
妊活には大敵です。

踵(カカト)は、
東洋医学では「腎の臓」の
経絡が通っているので
その反応が現れやすい所です。

あなたの踵(カカト)は
いかがですか?(^^)


私も、昔から踵(カカト)の荒れに
悩まされてきました。

なので、「腎の臓」が弱いのだ!と
思って、日々 チェックして
気にかけています。

また、腎のパワーを弱らせる
原因のひとつに
食事も関係があります。


たくさん食べ過ぎると
胃が熱をもち、
その熱でお肌が乾燥していきます。

また、便秘になってしまうと、
その余分な熱が腸にたまり
お肌をさらに痛めつけ
乾燥が激しくなります。


東洋医学でも、
「大腸とお肌の関係は大変深い!」
と言われています。

まさに、その通りですね!

何度も言いますが、
東洋医学では、
そのカサカサが現れる場所も
重要視します。

カサカサが現れるところには、
経絡が流れているので、
身体の不調がその経絡で分かるのです。


例えば、食べ過ぎで胃の問題があれば、
脚のスネ(前側)やお腹、
お顔にカサカサが現れます。


腸に問題あれば、腕や
手の指先に現れがちです。


そして、踵(カカト)や腰に
カサカサが現れると、
腎の臓が疲れているということが
分かります。


また、食べ過ぎは、
回り回って
「腎の臓」も疲れてしまいます。

足の裏や踵(カカト)が
カサカサしているように感じたら、
妊活中は要注意!

「最近、養生が出来ていないかも?」
もしくは、
「もともと弱いからいたわってあげよう♪」
そう思って
生活を見直してください。

睡眠はきちんと取れているか。
食べ過ぎていないか。
便通は問題ないか。


ぜひ、ご自身の身体でチェックしてみて
下さいね。

お肌の状態は、表面的なものです。
大事なのは、根っこの部分です。

オイルやクリームで肌をいたわれば
もちろんキレイになりますが、
塗っても塗っても荒れが治らない。
という状態は、生活から見直さないと
いけませんよね。


もし、そんな状態であるならば、
妊活中は特に身体をいたわって
あげましょう。


妊活に重要な、
「生命力の源!」
「腎のパワー」を養っていきましょうね♪


あなたの妊活を応援しています!


卵のアンチエイジング担当
岡井志帆



これから二人目妊活をはじめるなら

2017年02月04日 [記事URL]

二人目不妊でお悩みの多くの方がおっしゃるのが

「二人目でこんなに苦労すると思わなかった」

ということです。

続きを読む

一人目のお子さんをすんなり授かられていた方に多い言葉ではありますが
実際、二人目不妊にお悩みで当院にお越し下さる方には
一人目は苦労しなかったという方も少なくありません。

つまり、一人目のお子さんを授かるのにかかった時間と
二人目不妊とはあまり関係がなく
誰でも二人目不妊で悩む可能性があるということです。


そこで今回は、
当院で二人目を授かられたゲストのみなさまの共通点から
これから二人目妊活をはじめるのに大切なこと
をピックアップしてみました。

今二人目妊活中!という方も、将来二人目も考え中という方も
参考にして頂ければと思います。

夫婦とも現実を正しく理解しておくこと

先ほども書いたように、
二人目を授かるのに、一人目と同じようにいくとは限りません。

一人目の出産時とは体質や生活習慣が違うでしょうし
年齢を重ねていることで卵子や精子も老化
妊娠しにくくなっていることもあります。

二人目妊活に限ったことではありませんが
まずは夫婦とも検査を受けることが早く授かるための鉄則です。

当院のゲストも
早く授かられる方は、
やはり、早い段階でご夫婦ともクリニックで検査を受けられています。

どこまで妊活できるか夫婦で確認しておくこと

検査結果や妊活の状況にもよりますが
大きな問題がなかったとしても
卵子や精子の老化、年齢による妊娠率の低下などを理由に
ステップアップを勧められることもあります。

どのように妊活していくのかは
他でもないご夫婦で決めることです。

自然妊娠のみでいくのか
体外受精なら何回までか
妊活期間はいつまでにするのか
また、通院の時の子どもの世話はどうするのか

などなど、
これからの二人目妊活について、
ご夫婦である程度話をしておき、認識と方向性を確認しておいた方が
スムーズに妊活が進むようです。

自分を癒す時間をつくる

たとえば、子どもが幼稚園や小学校に上がってしまえば
その間はわずかとはいえ自分の時間ができて
クリニックに行ったり、自分自身のケアに充てることができるようになりますが
共働きの場合は、そうはなかなかいきません。

子どもの送迎や仕事、家事など、時間に追われる日々では
なかなか、ご自身のケアにまで手が回らないものです。

また、女性だけでなく
働き盛りの男性は
日々の生活だけで精(東洋医学では生命力と同じ意味で、精子力に関係します)を
消耗してしまっていがち
です。

男性も女性も、妊活は身体が資本です。

夫婦で協力し合い、家事や育児の分担をしたり、
お互いのケアをできる時間をつくるなど
自分自信を癒し
妊活していける環境を整えることも大切です。

当院に来院下さっていたゲストは
このあたりの分担がとても上手だったように思います。

家族の時間を楽しむ

妊活をスタートしたら
あれこれ頑張ってしまいがちです。

けど、家族と過ごす時間は妊活でもとても大事です。

決して嬉しいことばかりではない妊活だから
心から安心できる場所や家族の存在というのは
それだけで、妊活の不安感や緊張感から解放してもらえます。

ゲストの方も
「家族がいるから安心して妊活できる」
というようにおっしゃられる方もいました。

すでにお子さんがいるというのも心強いですよね。

そのためか、
体質改善に取り組みながらも
家族と楽しむ時間も惜しみなく!
という方が多いように思います。

うまく夫婦で協力し合えているからこそできることだと思いますが
多少の無理は顧みず
家族と楽しむ時は楽しむ!
時には、こういう心意気も大事かもしれませんね。(時には)


ということで
これから二人目妊活をはじめるなら参考にして頂きたい
当院で上手に二人目妊活をされ、授かられたゲストの方たちの
共通点を簡単にまとめてみました。

もちろん、誰でもこれを真似すればうまくいくという訳ではありませんが
少しでもあなたのこれからの妊活の参考になればと思います。


とはいえ、
あなたと、ご家族にあったスタイルで妊活していくことが
大切ですよ。

応援しています。


では、今回はこのへんで。


二人目不妊担当 万木祥太郎



不妊治療にはステップダウンという選択肢もある?!

2017年02月02日 [記事URL]

一般的には、不妊治療をスタートすると、
タイミング法→人工授精→体外受精とステップアップしていきます。


ところが、ステップダウンという選択肢もあるのをご存知ですか?


ステップダウンとは、不妊治療において、
体外受精→人工授精→タイミング法という順に治療を進めていくことです。

続きを読む

タイミング法からはじめる通常の不妊治療の流れでは、
年齢にもよりますが、それぞれに3~6ヶ月ほどの周期を費やすため、
最初の検査も含めると、
人工授精から体外受精にいくまでに1年くらいかかります。


30代後半になると、妊娠率が下がり、
逆に流産率は上がってしまいますが、

そこで1年も費やしてしまうのはもったいない!ということで、
妊娠率が高い体外受精から治療をスタートし、
より早くいい結果を望みましょう、という考え方で、
最近は体外受精に早い段階で踏み切る方もいらっしゃいます。


とはいえ、
薬の負担の少ない方法もありますが、
ホルモン剤や注射で卵を育てて採卵し、移植をする
という体外受精の過程は想像以上にいろんな面で負担がかかることが多いです。


卵子の成長過程やホルモン値をチェックしたり、
それによって採卵の日程を調整したりするために
どうしても通院回数が増えます。

自宅で注射を行う自己注射という方法もありますが、
それでもお仕事などがあると、
治療との両立が大変になる方は少なくありません。


身体的にもスケジュール的にも金銭的にも負担が増えるため、
「これだけがんばって結果が出なかったら・・・」
という不安感や、
「今度こそ結果を出さなきゃ」
という焦燥感にかられ、
それまで(タイミング法や人工授精)よりも
さらに精神的に追い込まれる方もいらっしゃいます。


今、まさに体外受精をしている方でしたら、
「本当にこのまま体外受精を続けていいのか?」
「いつまで続けたらいいのか?」
「身体にも負担がかかっているのを自覚しながらでも続けるべきなのか?」

と、悩みますよね。


体外受精ともなると、金銭的にも一気に負担が増えますし、
経済面で厳しいという方もいらっしゃると思います。


体外受精では、
女性の卵巣から卵子を取り出し、
また男性から精子を採取して、体外で卵子と精子を受精させ、
そしてその受精卵を子宮に戻すため、妊娠率は高くなります。


妊活の高齢化もあり、
できるだけ早く妊娠した方が妊娠しやすく、
流産などのリスクの予防
にもなりますし、
治療後すぐに体外受精をすすめられることも少なくありません。


とくに、今の不妊治療の流れでは、
卵子の残りの数の指標がわかるAMHの検査の値が低いと、
年齢に関わらず、すぐに体外受精をすすめられることもあります。


ですが、AMH値でわかるのは、
残りの卵子のすべての数の指標なので、
その質まではわかりません。


卵子の全体の数は少なくなっていても、
質の良い卵子が残っていれば、
タイミング法や人工授精でも妊娠できる可能性はあるのです。


不妊治療に対する価値観や考え方は、人それぞれ違います。


できれば、身体に負担が少ない方法で、
自然妊娠を目指したいという方もいます。


もし、これからの治療の方向性について迷いが生じたら、
一度立ち止まってご夫婦でじっくり考えることも必要ですよ。


不妊治療は強制ではありません。
ですので、おふたりで後悔のないよう、
納得のいく方法を選んで決めていただくことが大切です。


たとえば、卵管が両方とも閉塞している方は、
自然妊娠は不可能なので、体外授精の適用になりますが、
卵管を通す手術をして卵管が通れば、
自然妊娠だって望めます。

とくに、その手術後3ヶ月くらいは妊娠しやすくなります。


不妊治療には、決められたルールはないので、
絶対こうしないといけないということはないのです。


一度、体外受精をすると、
もうそれ以外の方法はないように思ってしまう方もおられますが、
もし、体外受精でもいい結果が出なかったら、
型にはまらず、人工授精やタイミング法にステップダウンして、
ゆったりした気持ちで体調を整えながら、
いい結果が出るのを待つのもひとつの方法です。


体外受精をしていたけれど、
治療に疲れて休憩してみたところ、
妊娠したという方はけっこういらっしゃいます。


不妊治療で、知らず知らずのうちにかかっていたプレッシャーから解放され、
愛のあるセックスができるようになれば、
よりホルモンも自然に出ますし、
逆に妊娠しやすくなることもあります。


それに、体外受精をやめることで
ホルモン剤の服用や、時間的な拘束などによる身体の負担が減り、
身体自体が元気になれば、
よりコンディションが整った状態で妊娠を目指すこともできる
という考え方もできます。


ホルモンバランスを整えるためにも、
元気な卵子を育てるためにも
それってすごく大事なことですよね。


経験されたことがあるかもしれませんが、
風邪を引いて熱が出たり、
ストレスがかかるだけでも、
ホルモンバランスが崩れて、
生理周期が乱れてしまうこともあります。


それだけ、人の心や身体というのは、
実はデリケートにできているのです。


だからこそ、どんな方法で妊娠を目指すにしても、
体調を整えて、より元気な妊娠しやすい体質になるために、
ストレスをケアしたり、生活習慣を改善したりすることで、
妊娠の近道になりますよ。


心と身体のメンテナンスなら、不妊鍼灸の出番ですので、
いつでもご相談くださいね!
http://www.e-harikyuu.com/briefing.php


あなたの妊活をいつも応援しています!


繰り返す流産担当  池田由芽



その過信が高齢不妊につながるかも

2017年01月28日 [記事URL]

以前にお電話で

「基礎体温も月経周期も安定していて、体調も良いのに妊娠しないのは
男性に原因があるからですよね!?」

というご相談を頂いたことがあります。

確かにその可能性は否定できませんが
その過信が不妊を長引かせ、
高齢不妊を進めてしまうことになってしまうかもしれません。

続きを読む



基礎体温や月経周期は、
女性が自分自身の体調やホルモンバランスを把握する上で
とても大事なファクターです。

東洋医学的な不妊の鍼灸治療でもそうです。

そして、ほとんどの方が、
基礎体温や月経周期を元に排卵日を予測して
タイミングを取るというタイミング療法から妊活や不妊治療をスタートされます。


今回、ご相談いただいた方は
「基礎体温や月経周期は安定している」
「体調も良い」

ということで、
確かに、ぱっと見では
女性のホルモンバランス的には問題なさそうで
男性に原因がある可能性もあります。

けど、妊娠のために大事なことは月経周期や体調だけではありません。

卵管が通っているか?
卵胞が育ち、きちんと排卵しているか?

これらは自然妊娠には欠かせないことですが
基礎体温や月経周期、体調などだけで判断することはできないのです。

ですので
基礎体温や月経周期が安定していたとしても
まずはクリニックで検査
というのが、妊活の鉄則です。


そして、もう一つ、年齢も妊娠しやすさに関係します。

「卵子の老化」については、このブログの中でも何度もお伝えしてきましたし
世間での認知度も少しずつ上がってきているように感じます。

「卵子の老化」というのは
卵子も実年齢と同じように年齢を重ねているため
高齢になればなるほど、妊娠しにくくなる
ということです。


ちなみに
今回ご相談を下さった方は46歳とおっしゃっていました。

もちろん、年齢だけで全てを判断することは出来ませんが
卵子の老化が不妊の要因となっていることは容易に想像できます。

クリニックでの検査結果には問題なく
基礎体温や月経周期も安定していて、健康体であったとしても
赤ちゃんになれるだけの卵子が排卵される可能性は
年齢とともに低下してしまうのです。


また、卵子の老化のスピードは人によって違います。

ライフスタイルや体質によっては、
20歳代や30歳代でも
閉経間近のホルモンバランス
になっていたり
卵子の老化が疑われることもあります。

ですので、
仮に基礎体温や月経周期が安定していたとしても
それを過信していると、妊活や不妊治療をする期間が延び
高齢不妊につながってしまうかもしれないのです。


そういった状況にならないようにするためにも
クリニックでの不妊の検査を夫婦とも受診しておくことであったり
ライフスタイルを見直して妊娠しやすい体質に改善を図っていくことが
とても大切です。

もちろん、西洋医学的な視点だけでなく
東洋医学的な視点でもみることで、
不妊の原因となり得る体質を早い段階で知り、
妊娠しやすい体質に改善していくことも
早く妊娠するためには大切なことです。


周期あたりの自然妊娠の確率は、一般的に
20歳代~30歳代前半でも30%程度
35歳以降でさらに低下し
40歳を越えると5%以下
と言われています。

これはあくまでも統計的なデータであって
人によって異なります。

「まだ30歳代だから大丈夫」という過信は危険かもしれません。


また、東洋医学でも妊娠については
黄帝内経という最古の医学書にこう記載されています。

"35歳になると、腎の気が衰えだし、顔はやつれ始め、髪は抜け始める。
42歳になると、顔はやつれ衰え、髪は白くなり始める。
49歳になると、天癸も尽き、月経が停止する。故に子供を生むことができない。"

要約すると
35歳から、東洋医学的に腎臓の力が衰えはじめるため、
妊娠しにくくなっていき
49歳になると、完全に子どもを妊娠・出産することは出来なくなる
ということです。

(東洋医学では腎臓が生殖力を担当しています)

もちろん、これが全てではありません。
養生(日々の生活)次第では、この年齢に関わらず妊娠を望むことはできる
とも、このあとの文章には書かれています。

ただ、黄帝内経が書かれた当時とはライフスタイルなど環境が大きく異なるので
それは簡単なことではないと思います。


ちなみに
今回のご相談いただいた方は、
今後も自然妊娠だけをご希望でしたので
きちんと男性の検査も行った上で
ご夫婦とも体質改善をしつつ、宿ってくれることを待つ
ということを選択されました。

どのように妊活や不妊治療をしていくのかは、
他でもない、ご夫婦での選択です。

お電話での相談のみでしたので、その後のことは分かりませんが
今回のご相談が多少なりとも良いきっかけになり
お二人が納得された形でこれからの妊活と人生が進んで頂けていれば幸いです。


ということで、
月経周期や基礎体温、体調などだけで自分自身の妊娠力を判断するのではなく
早く適切な検査を受け
それに合わせた治療なり体質改善に取り組むことが
今の時代の妊活、不妊治療ではとても重要ですよ。

過信することなく、現実を受け止め、
ご夫婦で後悔のないよう、妊活していけるといいですね。


では、今回はこの辺で。


高齢不妊担当 万木祥太郎



妊活中、気になる冷えのぼせの原因と養生のポイント!

2017年01月26日 [記事URL]

妊活中の方の中には冷え性の方が多いのは言うまでもありません。

とくに下半身が冷えている人はとても多いです。

妊活中に冷えはよくないというのはよく言われていますので、
今妊活中の方の中には温活に励まれている方も多くいらっしゃると思います。

実際、冷えてるところを温めるとすごく気持ちがいいですし、
本能的にも冷えていたら温めようとしますよね。

続きを読む

ですが、下半身の冷えを感じて温めたら、
足はなかなか温まらないのに、
顔や上半身はやたらとほてる

なんてことはないですか?

それは、いわゆる冷えのぼせの状態です。


冷えのぼせがあると、
下半身は冷えるから温めたいのに、
暖房をつけたりお風呂につかってもすぐにのぼせたり、
上半身だけやたらと汗をかいたりします。

このタイプの人は他にも
ノドの渇き
めまい
寝汗
便秘
神経質
手足がほてる
頭痛
肌の乾燥、かゆみ
肩こり

などの症状も感じやすいです。

この中で当てはまる症状はありますか?
いくつか当てはまるという方は、冷えのぼせタイプになりますが、
実は、その体質が不妊とも関係しています。


足が冷えるからよかれと思って温めているのに、
すぐのぼせてしまって気持ち悪くなったり、
頭痛が起こったりするとつらいですよね。

どうしたらいいかわからなくなってしまうこともあるかもしれません。


ですが、そんな症状にお悩みの方もご安心ください。

冷えのぼせやその他にも先ほど述べた症状がどうして起こるのかを理解できれば、
その対策はそんなに難しくありません。

ちょっとした養生のポイントをおさえておくだけで、
不快な症状に対する対策と体質改善ができ、
妊娠に向けての準備ができます。


ということで、
前置きが長くなりましたが、
今回は冷えのぼせがあるタイプの方の妊活のポイントをお伝えします!


まず、東洋医学的には
冷えのぼせがある方の体質は、上実下虚という状態になっています。

私たちの身体には、陰と陽のふたつの働きがあります。

簡単にいうと、
陰は身体にうるおいを与え、
陽は身体を温める働きです。


そして、人が健康でいるためには、
この陰と陽のバランスがいい状態が理想なのです。

陰と陽のどちらかが足りなくなっても、またはどちらかが強過ぎても
身体全体のバランスが崩れ、
そのタイプ(体質)ごとにいろんな不調が出ます。

気になる冷えのぼせタイプの方は、
この陰陽の働きでいうと、どのようになっていると思いますか?


正解は、陰が足りなくなってる状態です。

つまり、身体のうるおいが足りなくなってるので、
熱がこもりやすくなって、
ほてりなどの熱っぽい症状が出たり、
乾いたりする症状が出やすくなるのです。

また、熱には上昇する性質があるため、
熱っぽい症状は、とくに上半身や顔など身体の上の方に出ることが多くなります。

普段はデスクワークが多く頭ばかり使って、
一日中座りっぱなしという人は、
頭の方に気(東洋医学的な生命エネルギー)のめぐりが集中するため、
この状態になりやすいです。


ということで、
冷えのぼせタイプの方は、
陰のうるおいを助けるための養生が大切ですよ。

そうすることで、
陰陽のバランスがよくなって、熱っぽい症状も軽減していき、
より元気で健康な状態になり、
結果的に授かりやすい体質になります。


では、具体的に冷えのぼせタイプの方の妊活では、
どのようなポイントをおさえておくといいのでしょうか?


東洋医学的に、陰のグループに属す内臓は、
腎臓と肝臓です。

この両方ともが、妊娠にとってはとても大事な働きを担っていますが、
この腎臓と肝臓を助けるためには、
夜の睡眠は欠かせません。

しっかり良質の睡眠を夜にとれるよう、
生活リズムを整えたり、
夜のスマホはほどほどにして、
早寝を心がけましょうね。

睡眠不足はうるおいが足りなくなる原因になります。
もともとは冷えのぼせタイプではなくても、
頑張りすぎて寝不足が続くと、
このタイプになりやすくなってしまうので注意しましょう!


そして、食生活では、
辛いものはなるべく控えて、
身体の熱をとり、陰のうるおいを与えてくれるもの
積極的にとっていただくといいですよ。

よくスーパーで並んでいるものでいうと、
小松菜、アスパラガス、黒ごま、白ごま、
豚肉、くこの実、松の実、山芋などのネバネバのもの
などがおすすめです。

ちなみに、うるおいが足りないからといって、
とにかく水分をたくさんとればいいということではありません。

水分を取りすぎると、逆にむくんだり、冷えの原因になるので、
水分は適度にとるようにしましょうね。


ちなみに、
冷えのぼせタイプの方は上半身には熱がこもりやすいですが、
下半身は冷えています。

下半身は陰と陽でいうと、陰にあたります。
ですので、下半身を温めることで陰の働きを助けて、
上に行き過ぎている気のめぐりを下に下ろし、
全身のバランスを整えることで、
身体全体は元気になり、妊娠力も高まります。

ただ注意していただきたいのですが、
上半身は温めないようにしてくださいね。

上半身を温め過ぎると、
上実下虚の状態がひどくなり、
そうなると妊娠力も下がってしまいます。


この上実下虚の体質を改善するには、鍼灸治療も効果的ですよ。


新しい命を授かり、
お腹の中で育てて出産し、
その後、ほとんど休みなく育児をこなしていくためには、
まずご自身の身体を健康で元気な状態にすることが必要不可欠です。

その最初のステップである、
妊娠を目指すためにも、
妊娠した後、流産を予防して、
お腹の中でしっかり元気な赤ちゃんを育てていくためにも、

身体全体のバランスをよくして、
元気で万全な身体を目指しましょうね(^^)!


繰り返す流産担当  池田由芽




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