テーマ別ブログ - 不妊治療専門漢方鍼灸治療院 馬場聖鍼堂

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馬場聖鍼堂の各分野のプロフェッショナルが綴るテーマ別ブログです。

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二人目不妊から抜け出すために

2017年11月11日 [記事URL]

当院には、二人目不妊でお悩みの方もたくさんいらっしゃいます。最初からご夫婦でカウンセリングにお越しになる方もいらっしゃれば、旦那さんには内緒で女性だけでお越しになられる方もいらっしゃいます。家庭環境や夫婦関係は、ご夫婦それぞれありますから、妊活の仕方もご夫婦それぞれです。

けど、早く新しい命を授かり、二人目不妊から抜け出すためには、家庭環境や夫婦関係によらず大切なことがあります。

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たとえば、
・今の身体の状態を検査する
・育児や家事の分担など、夫婦で協力しあう
・両親など家族からの育児サポート

などは、これまでのブログでも何度かお話ししてきました。

過去に妊娠したことがあったとしても、加齢による卵子や精子の老化や、前回の妊娠出産後に生殖器に妊娠を妨げる何かが発生していることも考えられますから、ご夫婦の現状を正しく知るためにも、まずは西洋医学的なクリニックで検査を受けることが大切です。

そして、今の生活に妊活が加わるわけですから、育児や家事の分担なども、今までと変わってくる可能性があります。特に、育児や家事は女性が主導というご家庭が多いですから、女性がクリニックに行く間に男性が分担できる態勢が望ましいです。

また、時にはご夫婦ともクリニックに行かなくてはならなかったり、どちらもがお子さんを見ておくことができなくなることもありますから、もし、近くにどちらかのご実家があるのであれば、実家に協力をお願いしておくのも、スムーズに妊活をしていくためには有効なことです。


こういった妊活環境作りは、二人目不妊の妊活には大切なことです。ですが、環境さえ整えれば、妊娠できるのかというと、やはりそううまくはいかないものです。二人目不妊の原因に多いのは、やはり加齢による卵子の老化です。卵子を若返らせることはできないので、いかに卵子の質を高めていけるかというのが、二人目不妊の妊活ではポイントになってきます。

でも、卵子は長い月日をかけて卵巣の中で育っていくものです。そのため、卵子の質というのは、なかなか一朝一夕に変わるものではなく、卵子を育てる母体の体質からじっくりと改善していくことが大切です。根気が必要なんですね。


仕事に家庭に育児に妊活、妊活環境を整えてもやっぱりハードなのが二人目妊活です。このハードな妊活を前向きに乗り越えていくため欠かせないことがあります。それは夫婦仲です。

しんどい時にお互いを心身両面から助け合えるのは、夫婦仲があってこそです。お子さんが生まれてからの夫婦関係はいかがですか?いつの間にか「パパ」「ママ」のように呼び合うようになり、父親と母親という関係だけになっていないでしょうか?二人目はお互い欲しいし仲も悪くはないけど、実は何ヶ月もセックスレス状態・・・というご夫婦も珍しくありませんし、不妊治療を始めてからさらにセックスレス状態がすすんでしまったというご夫婦もいらっしゃいます。

当院にお越しのゲストをみていても、そもそも不妊で悩んでいるのにセックスレスというご夫婦は決して少なくありません。それは、二人目不妊で悩むご夫婦でも同様で、むしろその割合が多くなっているように感じます。(統計データではなく当院のゲストを治療していての印象ですのであしからず)

たしかに、子どもが生まれると、それまでの男女の関係から母親と父親という関係に変わり、どちらからともなく、なんとなくセックスレスになってしまうということもあります。また、女性の場合、産後すぐは体力的にもホルモンバランス的にも性欲が少なくなるため仕方がない面もあります。これは男性もある程度は理解できる部分かと思いますが、卒乳し、子どもがある程度育ってきても、そのままセックスレスのままというご夫婦も少なくないのです。

それでもお互い満足しているし、仲も良好だから問題なし!であれば、まだ良いかもしれません。現代の生殖医療では、確かにセックスレス状態のままでも、赤ちゃんを授かることはできるかもしれません。でも、そういった最新生殖医療に頼らず、赤ちゃんを授かることを望むのであれば、セックスレスでは、新しい命を宿すことはできませんよね。

かといって、妊活するならご夫婦の性生活を再開して頻度を増やしてくださいと義務的にしてしまうと、夫婦関係という面では逆に悪くなってしまう場合もあります。

ですから、円滑に妊活をしていくためにも、まずは、ご夫婦の関係をお子さんの父親と母親ではなく、もとの男性と女性という状態にできるだけ戻していくことからスタートで良いと思います。

とはいえ、子ども中心の生活はそう簡単に変えることができませんから、たとえば、毎日夜、お子さんが寝た後にお互いマッサージをし合ったり、ストレッチをするなどスキンシップを増やすだけでもOKです。子どもを預けられれば、ご夫婦二人だけで出かける時間を作るというのもすごく良いですね!


妊活をしていくと夫婦仲がドライになってしまいがちだからこそ、よりお二人の時間を充実させ、夫婦仲をUP!していくということも、二人目不妊の妊活では大事なことだと思います。

ハードな二人目不妊を乗り越えていくために欠かせない夫婦仲。忘れていませんか?


では、今回はこの辺で。


二人目不妊担当 万木祥太郎



不妊かも?と思ったら自家発電できる体質を目指してタフな身体づくりを

2017年11月09日 [記事URL]

今は、女性が社会で活躍する時代になりました。
まずはやりたい仕事を優先し、スキルアップややりがいを求めて自分らしく働くことで社会に貢献できるなら、という想いで仕事に没頭されてきた方も多いと思います。


そして、独身で自由な時間と体力があるうちに多少の無理はあっても、バリバリ働き、旅行などプライベートの時間も充実させて、結婚前の20~30代を悔いのないよう、精一杯過ごしてこられたのではないでしょうか。

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その流れで、ちょっと遅めの年齢で結婚し、そろそろ子どもを授かりたいと思って自分でタイミングをとってみても授かることができないと、そこで初めて自分が不妊かもしれないと気がつきます。


焦って妊活を始めるも、いつの間にか年齢的に高齢になってしまい、なかなか授かることができないという状況に陥るカップルはますます増え続けています。


さらに、今は結婚しても共働きのご夫婦が多く、時間的にも体力的にも余裕がないなかで妊活・不妊治療に励まれている方がほとんどです。


日常の家事や仕事に加えて妊活や不妊治療を続けていくためには、それをこなすだけのスタミナが必要です。


タイミングをとるにしても、排卵期に集中して何度かセックスをするだけの体力が必要です。
また気持ち的にもストレスでいっぱいだったり、身体もしんどいのにかろうじてタイミングをとれたとしても、気持ちよくはできないですよね。


また不妊治療は風邪を引いたときなどの治療とはまったく違い、風邪を引いたから一度病院で診てもらい、薬をもらって治ったからそれで終了、というわけにはいきません。
毎回の生理周期の中で月に何度も受診が必要になることが多いです。


仕事も不妊治療もこなしているゲストの方を日々診させていただいていると、本当にすごいな~!タフだな!と思います。


ですが、妊活・不妊治療と仕事との両立で、心身にはかなりの疲労が蓄積されてしまっている方もいらっしゃいます。
かといって、採卵後などでお腹が張っていたりして体調が悪くても仕事を休むのが難しかったり、なんとなくしんどくてもゆっくり休める日がないというような無理な状況が続くと、心身ともに疲弊してしまうのも仕方がありません。


仕事をやめると金銭的に不妊治療を受けられなくなる、けど不妊治療を続けるために仕事を続けるとストレスがたまり、心身ともに疲れてしまって体質的にはよくないのかも・・・
というジレンマがあっても、不妊治療を続けるためには仕事をやめたくても続けざるを得ない方も多いと思います。


そこで不妊治療・妊活と仕事を両立するために大事になるのが、まずは自分の身体を元気にすることです。
しんどくなって栄養ドリンクのようなものに頼らなくても大丈夫な、そして心身ともに余裕をもちながら元気に不妊治療・妊活と仕事を両立できる身体づくりをしていきましょう。


そうすれば、きっと未来の赤ちゃんもより早くあなたのもとに来てくれるはずですよ。


元気な身体づくりでイメージしていただくといいのが、自家発電です。
自家発電は、外から電気を買うことなく、自ら発電装置を設置して発電を行うことです。
要するに、自分のエネルギーは自分でつくろうということです。
自分の力で妊娠に必要なホルモンを出すためにも、元気な卵子や精子をつくるためにも、子宮にたくさん血を送るためにもエネルギーが必要なのです。


太陽光発電も自家発電の一種です。
ちゃんと身体が健康に働いていれば、日光を浴びると、身体の中で陽気(身体を温めるパワー)がつくられ、身体は温まります。


また、質のよい睡眠を毎日十分にとれていれば、携帯電話やスマホを充電するのと同じように、寝ている間に100%の充電が完了して、次の日も一日元気に過ごせます。
しかし、その睡眠の質や時間に問題があると、ちゃんと身体は充電されず、前の日の疲れが残ったまま、どんどん次の日に繰り越していってしまいます。

そして、残りの充電が少なくなってくると、そのサインとして風邪を引いたり、いろんな体調不良が起こるのです。


慢性的に身体が疲れやすかったり、朝が弱く朝起きてすぐはそんなに動けないという人も、この自分でエネルギーをつくる力がつくと、それほどすぐに疲れることはなくなり、朝から元気に動けるようになり、また夕方以降の一日の疲れが出やすい時間でもそれほど疲労感を感じなくなります。


この自家発電の力を高めるためには、
まずは良質な睡眠をしっかりとる
菓子パンなどでご飯はすませず、できるだけ和食など栄養のある物をバランスよく食べる
適度に運動をする

などの生活習慣の改善がとても大切です。


どれも基本的なことですが、それが現代人にとっては難しいことです。
基本に戻って、身体本来のエネルギーを生み出す力を引き出すことで、授かる力も自ずと湧いていきますよ。

身体が元気になれば、仕事と不妊治療・妊活の両立もしやすくなります。

そして、より早い年齢でお子さんを授かることができれば、流産などのさまざまなリスクも減ります。
それに、お一人無事にお子さんを授かられて出産し、また元気な身体づくりを続け、産後の体力回復も早ければ二人目も期待できます。


そのためにも、まずは自分でエネルギーを作り出し、また十分に充電できる元気な身体づくりをしていきましょうね。
鍼灸治療もあなたの体質に合ったベストな方法で、授かる力を引き出すために役立ちますよ。

あなたの妊活・不妊治療を応援しています。

繰り返す流産担当 池田由芽



高齢不妊の妊活は現状維持でもOK?

2017年11月04日 [記事URL]

不妊治療についてインターネットで検索をすると、「子宮の状態が良くなる!」「妊娠力がアップする!」などなど、喉から手が出る程欲しい身体になることができるという謳い文句がたくさん出てきます。たしかに、一つ一つ見てみると、身体によかったり子宮の状態を調えてくれたりという効果があるものもあります。(怪しいものもたくさんありますが)

本当に身体にとって必要なことはトライされるべきだと思いますが、全部やったら、どんどんどんどん身体が良くなるかというと、それには疑問があります。全部取り入れれば妊娠できたり、どんどん身体が良くなるのであれば苦労はありませんよね。

妊娠しやすい身体になるために身体を良くするのはとても大事なことですが、高齢の不妊治療の場合、"現状を維持していく"ということも、実はとても大切なことですよ。

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妊活や不妊治療には、いくつかのステップがあります。

例えば、不妊治療に至る前の妊活でも、「子どもが欲しくなる」→「自分でタイミングを取ってみる」→「基礎体温を測る」→「排卵検査薬を使う」というように、人により順番が入れ替わることはあるでしょうが、大凡このようなステップを踏んでいるはずです。

それでも妊娠することが出来なければ、婦人科や不妊専門のクリニックなどに行くという流れになるかと思います。または、高齢であれば、最初から不妊クリニックに行くという選択をされる場合もありますよね。

西洋医学的な不妊治療も同様に、「不妊の検査」→「タイミング」→「人工授精」→「体外受精・顕微授精」→「妊娠するまで繰り返す」という流れがあります。もちろん、年齢や検査結果で順番が入れ替わったり、飛ぶこともあります。

そして、東洋医学的な不妊治療にも、「不妊体質の検査」→「体質改善」→「体質改善の効果判定」→「妊娠するまで繰り返す」という流れがあります。最初の体質の検査が肝心で、不妊の原因がどこにあるのかをしっかり見極めるのと、その後の体質改善の方向性が決まります。また、その時々の体調や体質、習慣の変化によって治療も変わっていきます。

このように、妊活や不妊治療には、西洋医学にも東洋医学にもいくつかのステップがあり、最後はどちらも「妊娠するまで繰り返す」に行き着きます。そのため、なかなか結果が出ないと、同じ事の繰り返しから気持ちが折れてしまったり、出口の見えないトンネルのような状態に絶望してしまわれる方もいらっしゃいます。

そうならないためは、"治療効果"を体感することがとても大切です。不妊治療では、どうしても"妊娠"という結果にばかり意識が集中してしまいがちですが、その過程で治療効果は体感することはできます。


東洋医学的な不妊治療では、妊娠しやすい身体への体質改善をしていきます。体質というのは、ある日ころっと変わるものではなく、生活習慣の改善とともに、徐々に変化していくものです。そのため、ご自身では気付いていない間に色々な変化が現れているということも少なくありません。

例えば、女性の場合、体質の変化を見やすいものの一つに月経があります。月経時の生理痛の程度や経血の塊などは、特に分かりやすいかと思います。激痛で鎮痛剤が必要だった生理痛が和らいできたり、塊が小さくなったり少なくなったり、という変化は、東洋医学的には、気血のめぐりが改善してきた現れです。これは妊娠するためには非常に大きな変化です。もちろん、月経以外にも体質の変化を確認できる事項はあります。

当院では、約3ヶ月おきに体質の変化を一緒に確認するのですが、あまり意識していなくても、振り返ってみると色々と良い変化が見えるということは少なくありません。終わりが見えず不安になりやすい妊活だからこそ、こういった変化をしっかり確認していくことが、妊活や不妊治療を前向きに続けられるポイントだと思います。


とはいえ、体質改善もある程度続けていくと、大きな変化が分かりにくくなってきます。「数ヶ月前までは毎回何か良い変化が分かりやすくあったのに、最近あまり変わりがない・・・」というように思われることもあるかもしれません。でもこれは、決して治療効果が出なくなっていたり、妊娠が遠ざかっているという訳ではありません。むしろ、良い状態をしっかりキープできていると考えるべきなのです。

年齢が高くなってくると、ホルモンバランスを含め、妊娠しにくい身体に変化していくことは避けられません。にもかかわらず、体質改善できた部分が変わらずキープできているということは、しっかりケアできているということの現れなのです。ですから、ご自身の妊活に自信を持って、改善できている部分はしっかり現状維持しつつ、もっと身体を調えて赤ちゃんを待つという姿勢と心持ちが大切ですよ。


高齢不妊の妊活は、体質改善に大きな変化が見えなくなってきたとしても、改善できた体質の現状維持ができていればまずはOKです。現状維持をすることで、年齢による妊娠力の低下をできるだけ抑えていくことが、赤ちゃんを授かるためには欠かせない大事ですので。


では、今回はこの辺で。


高齢不妊担当 万木祥太郎



不妊から抜け出すためには、行動あるのみ

2017年11月02日 [記事URL]

なかなか赤ちゃんを授かることができず、妊活に焦りを感じてしまうことってありませんか?

結婚したら当たり前のように何もしなくても自然に授かるものだと思っていたのに、こんなはずではなかった・・・という方は多いと思います。

ネットで不妊についての情報を見続けては不安になってしまうこともあるかもしれませんね。

毎回生理が来て全然前に進んでいない気持ちになってしまって、落ち込んでしまうこともあるかもしれません。

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ですが、ずっとじーっとしていても、何も変わりません。

今の状況を改善するために何かを変えたいと思うときには、やはり行動あるのみです。

自分が想い描いている未来に近づくためには、そのために今何ができるのかを考え、行動していくしかありません。


これまで、そこまでしなくてもと思って躊躇していたけど、勇気を出して不妊の原因を調べるための検査を夫婦で受けてみるとか、体質を変えていくために生活習慣を変えたり、運動をとり入れてみるなど何でもかまいません。
何かできることを頭で考えるだけでなく行動に移してみましょう。


そうすれば、不妊から抜け出すための新しい発見や、よりよい方法が見つかることも多いです。
何でもそうですが、やってみないとわかりません。
積極的に行動を起こせばそれだけさまざまな出逢いのチャンスも増えますし、自分の身体について知ることができたり、体質の変化も感じやすくなります。


また、東洋医学の陰陽(この世のすべてのものを陰と陽で分けて考えることができる)という法則では、
陰=静
陽=動

となります。

私たちの身体の中にもこの陰と陽があって、この陰陽がバランスよく働いていると元気で健康な状態と考えます。

ですが、ずっと行動を起こさずにじっとしていると陰のパワーばかりが強くなってしまいます。

より早く授かるために、行動にうつして努力することで、陽のパワーが増して、身体のなかの動き(陽の働き)もよくなり、体質も変わりやすくなっていきます。
そして、陰と陽のそれぞれのパワーのバランスもよくなり、より健康で妊娠しやすい状態に近づいていくのです。

というのも、不妊でお悩みの方には冷え症で寒がりで、むくみやすい体質の方が多いのですが、この冷えも、寒がりも、むくみも陰の性質が強い体質の方によくみられる症状です。

もし、このような体質をもっていると自覚されていたら、より意識して行動を起こしていって、陽のパワーを助けていく方が妊娠しやすい身体づくりのためにいいですよ。

より行動できるようになり、陽のパワーが増していくと、身体は温まり、生殖器への血流もよくなって、子宮や卵巣などのトラブルを予防でき、妊娠に適した状態に近づいていきます。


ここまでの話で行動するのがいいということはわかっても、具体的にどんなことをしたらいいのかわからないという人もいらっしゃるかもしれませんね。

具体的なこととしては、これから妊活を本格的にしていこうという方は、まず不妊治療を行っている病院やクリニックなどでの検査は最初にしておきましょう。

それと同時に、ご自身の体質を把握して、より効率的に体質を改善していき、妊娠に近づくために、不妊専門の鍼灸院などで東洋医学的な体質チェックをしていただくことをおすすめしますよ。


それ以外にも、生活習慣の改善は毎日の生活の中で今からでもできることです。
体質は日々の生活の仕方で変わっていきますから、妊娠を目指すなら少しでも早く体質改善をスタートするのがカギですよ。
早寝、生活リズムを整える、適度な運動、冷え対策、気分転換などは妊娠体質を目指すために基本となることですので、できることから意識して改善していきましょう。

お母さんの今のがんばりは空の上で自分の順番を待っている未来の赤ちゃんにもきっと届いていますよ。

赤ちゃんは、ご夫婦おふたりにとって、きっとベストなタイミングでやって来てくれます。

大事なのは、どんな結果になっても納得できるよう、今ベストを尽くすことです。
限られている時間だからこそ、大事にしていきましょうね。


東洋医学的な体質チェックをしてみたい方、
不妊治療や妊活って何からしたらいいのかわからない方、
妊活しているけど、行き詰まっている感じがする方、
お気軽にまずはご相談くださいね。
http://www.e-harikyuu.com/briefing.php

いつでもあなたの味方です。

子宮のトラブル担当 池田由芽



男性不妊にオススメのツボトレプラス!(7)

2017年10月28日 [記事URL]

男性不妊のセルフケアにオススメなツボをご紹介する『男性不妊にオススメのツボトレ!』シリーズ第7弾です。

今週のメルマガでは【足三里(あしさんり)】というツボをご紹介させて頂きました。そこで、今回の男性不妊ブログでは、【足三里】のツボについて、メルマガではご紹介しきれなかった内容をお伝えさせて頂きます。

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男性不妊にオススメの足三里

まずは、【足三里】の場所ですが、写真のように膝のお皿の底辺の真ん中から手の指4本分下にさがり、さらに、そこから手の親指の太さ分くらい外側で、すねの骨の外側の凹みに当たります。指でグリグリ押さえてみて、響く感覚があれば、凡その位置は正しいと思います。


【足三里】は、『足の陽明胃経(あしのようめいいけい)』という経絡にあるツボで、胃を健康にしてくれるツボです。そのため、もし、【足三里】をぐりぐり抑えた時に痛かったりした場合は、普段の生活で胃に負担をかけすぎているのかもしれません。また、胃の経絡は、すねの骨(脛骨)の外側にある筋肉(前脛骨筋)に沿って走行していますので、食べ過ぎた時や胃の調子が悪かったりした時は、このすねの骨に沿った筋肉をマッサージしてあげるだけでも胃を健やかにしてくれますよ。

そんな胃の経絡にある【足三里】がなぜ男性不妊のセルフケアに良いのか?ですが、メルマガでは、
・胃を健康にするから
・胃の場所に関係がある

とお伝えしました。


まず1つ目の「胃を健康にするから」については、メルマガの中でも説明させて頂きましたが、男性に多い暴飲暴食のケアのため。という訳ではなく、生命活動において欠かせない"胃の気"をしっかり出すためでした。

"胃の気"がしっかりあるかどうかは、脈診という、東洋医学的な脈の見方をすることで分かります。

脈には、四時脈といって、季節ごとの脈状があるのですが、それぞれの季節の脈状にこの"胃の気"がしっかりある状態が、健康であるとされています。逆に、この"胃の気"が弱い状態では、その季節の病症が出やすかったり、様々な体調不良につながっていきます。

この"胃の気"は、睡眠不足やストレス、暴飲暴食などの不摂生があると弱くなってしまいます。また、胃の調子が悪いと、食事から元気を得ることができなくなってしまうため、それに付随して"胃の気"も弱くなってしまいます。そしてこれらは、東洋医学的に精子力を担当する腎臓の元気を消耗してしまうことにもつながってしまいます。

そのため、【足三里】で胃を健康にすることは、男性不妊のケアにも大切なことなのです。


では、2つ目の「胃の場所に関係がある」とはどういうことか、説明していきたいと思います。ここからは、メルマガではご紹介していない内容です。(少しマニアックです)

この【足三里】というツボを治療した際の直後効果はとても分かりやすく現れます。もちろん、先ほどの"胃の気"も脈診をすることで、すぐに確認することができるのですが、施術者の鍼灸師ではなく、受けている側でも体感できることの多い変化があるのです。

それは腹診をした際の変化です。

東洋医学では、お身体の状態を色々な角度から診ていきます。先ほどの脈診もそうですし、今出てきた腹診もそうです。腹診で何を診るかというと、読んで字のごとく、お腹の状態です。腹診の方法は色々ありますが、私は主に『夢分流腹診』という診方をします。夢分流腹診は、お腹に各五臓五腑の反応の出る場所があるのですが、お腹の真ん中(お臍とみぞおちの間)がちょうど胃の診処です。(厳密にはみぞおちは心を診る所ですので、みぞおちの少し下からですが)

【足三里】に治療をすると、グルッとこの胃の診処が動いて楽になったという体感を得られるゲストの方は少なくありません。そして腹診をし直してみると、それまであった不快な反応が消えているという訳です。実際、この場所には胃がありますし、【足三里】は胃を健康にするツボですので、特に不思議なことではありません。

ではなぜ、この胃の場所が男性不妊のケアと関係するかですよね。

それは、夢分流腹診ではなく、『難経腹診』という診方をすると分かります。

東洋医学には同じ脈やお腹でも色々な診方ができます。つまり同じところを診ていていも、診方を変えると、別のものが見えるのです。さきほど、夢分流腹診では、お腹の真ん中は胃の反応を診る所と説明しましたが、難経腹診では、心の反応が出る所でもあるのです。

つまり、【足三里】を治療することで、胃が楽になるということは、心にも効いているということなのです。

普段ストレスフルな生活を送られている方の腹診をすると、気の高ぶりから、みぞおちのエリアからお腹の真ん中まで、気が詰まってしまっているような反応がある方も少なくありません。腹診の際に軽く押さえると、オエッと上に何かが上がる感じや、不快感、きつい痛みが出る場合などがそうです。

気の高ぶりやストレスに対して鍼灸治療をする場合は、もっと良いアプローチ方法がありますが、ご自宅などでのセルフケアであれば、【足三里】にお灸をするというのも、比較的効果が出やすい一つの方法です。

ストレスから胃炎を起こしてしまい、食事もままならなくなる方もいらっしゃいますが、逆に、胃を健やかにして、胃の場所が楽になることで、心の疲れも楽にすることができるということです。


男性不妊でお悩みの方や、不妊治療を頑張っておられる方は、働き盛り世代の方が多く、日常的に強いストレスを感じられておられる方も少なくありません。ストレス発散をしようと思っても、うまくできず、身体にため込んでしまう方もいらっしゃいます。

こういう状況が続くことは、男性不妊の原因にもつながってしまいます。

けど、【足三里】へのお灸でセルフケアくらいであれば、毎日でもできますよね。


胃を健やかにして、心も楽にして、食事も美味しくなる(!)

【足三里】、男性不妊のセルフケアにオススメですよ。

ぜひ、お試し下さい(^^)


なお、過去のメルマガは不妊鍼灸.netにてご覧頂けます。
見逃したという方は、こちらも合わせてご覧下さい。
http://www.funinchiryou.net/male-infertility-12/


では、今回はこの辺で。


男性不妊担当 万木祥太郎



不妊でも、妊活中は気負わずマイペースで。

2017年10月26日 [記事URL]

晩婚化、妊活の高齢化にともない、不妊で悩む人は増え続けています。

ですが、年齢的にも周りの人たちは次々妊娠していき、焦りやプレッシャーだけがどんどん大きくなってしまっている人も多いです。

周りに妊活のことを相談できる人もいないと、ひとりで深く考え込んでしまい、毎日とても不安だと思います。

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そこで、不妊に効果があるといわれるものを知ったら、とにかくやってみよう!
と何でもトライしてみようと思いますよね。


ですが、それを必要なことだけ適度にとり入れてストレスなくできればいいのですが、がんばり屋さんな人ほど、妊活にいいことをがんばり過ぎてしまう傾向があるのです。
その結果、妊活や不妊治療自体がストレスになってしまうこともあります。


妊活を続けていてもなかなか結果が出なかったり、不妊専門のクリニックなどで検査を受けてあまりよくない結果を告げられたりすると、たとえその大きな原因が年齢だったとしてもショックですし、つらいと思います。

そして、これまで何もしてこなかった、卵子の老化についても知らなかった自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
でも、決して
「私のせいだ」
なんてすべて自分のせいにしないでくださいね。

35歳を超えると低下していってしまう妊娠率ですが、一般的に20代の人でも一回で授かる自然妊娠の確率は最大で30%くらいといわれています。

妊活をはじめたらすぐに授かるだろう
と思われがちですが、若い年齢の人でも全然そんなことはないのです。

女性側の卵子も、男性側の精子も元気に育ち、ちゃんと排卵して、卵子と精子がタイミングよく出逢い、そして順調に受精し、無事に着床してはじめて妊娠が成立します。

その中のどこかひとつでもうまくいかないところがあったら妊娠は成立しません。
さまざまなハードルを乗り越えてこそ、奇跡的に妊娠できるのです。

そして、そのハードルを越えるために体質改善をしたり、不妊専門のクリニックなどで検査を行いその結果によっては治療を受ける必要があります。


その授かるという明確な目標に向かって、後悔のないよう妊活や不妊治療をしていくことはとても大事なことです。

ですが、先ほどもお伝えした通り、なかには妊活や不妊治療に全力になり過ぎて、それ自体がストレスになってしまう人もいます。

生活のすべてが妊活や不妊治療でいっぱいになり、それ以外のことがあまり考えられなくなってしまうのです。
それに仕事も加わればプライベートで楽しめる時間はかなり限られますし、ほとんどなくなってしまいますよね。
そうなってしまうと、続けていくのはしんどいです。。


自分ががんばらないと!!
と努力できることはすばらしいことですが、妊活は努力をすれば必ずかなうというものでもありません。

気負いすぎてストレスが過剰になってしまうなら、ゆっくり休んだ方がいいときだってあります。
体質改善をして、授かりやすい体質を目指すこともとても大事ですが、それにはある程度の時間を要することが多いので、そんなにがんばりすぎると身も心ももちませんよ。


心と身体はひとつなので、心でストレスを感じていたら身体にも影響してしまいます。

実際、ストレスがたまると気のめぐりが悪くなり、血流も悪くなって生殖器の血流も滞れば、子宮筋腫や子宮内膜症などの不妊につながるトラブルも起こりやすくなってしまいます。


ですので、授かりやすくなるための体質改善もストレスなくできればそれに越したことはありません。

そのために、妊活や不妊治療中にはどんなときでも自分を責めないでくださいね。

たとえば、目標としていた早寝や食生活の改善など、生活習慣の改善ができなくても、
「そんな日もある。また明日からやっていけばいいや。」
と、思いつめず、自分で自分を追い込まないようにしましょう。


妊活や不妊治療はまずは続けてみることが大事です。
後悔しない妊活をしていくためにも、まずはそれ自体がストレスになってギブアップにならないよう、マイペースで続けてみることを意識してみてくださいね。

そして、ときには気分転換も必要です。
定期的に趣味をしたり、たまにはご褒美の時間もつくって、気分転換できる時間も大切にしましょう。


もしも、妊活や不妊治療でいきづまったり、ストレスを感じていたらいつでもご相談くださいね。
いっしょに解消法を見つけていきましょう。
http://www.e-harikyuu.com/briefing.php

いつも応援しています。

子宮のトラブル担当 池田由芽



これからの不妊治療への応用に期待したい、進む最新生殖医療

2017年10月21日 [記事URL]

不妊治療の高齢化が進む現代では、赤ちゃんを授かる確率をより高めるために体外受精などの生殖補助医療(ART)を選択するケースが増えてきています。特に、40歳を超えてからの不妊治療の場合、妊娠確率が決して高くないタイミング法などに時間をかけるよりも、諸々の検査後すぐに体外受精にステップアップというように勧められることも少なくありません。

ただ、生殖補助医療(ART)に頼るかどうかというのは、不妊治療をされている方にとっては、大きな決断を迫られることの一つです。

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金銭的にも数十万円以上の実費がかかりますし、"体外受精は不自然である"、"よく分からないから、なんとなく怖い"という漠然とした不安感もありますから、躊躇してしまう方がいらっしゃるのも当然と思います。(実費については、公的な助成もありますが、高齢不妊の場合、対象年齢外となってしまう方も少なくなく、また、複数回の実施が必要なことが多いため、そういった面で、踏ん切りが付きにくい方もいらっしゃいます)


とはいえ、生殖医療は日進月歩で進歩しています。

そこで今回は、ここ数ヶ月で私が気になった、これからの不妊治療への応用に期待したい、生殖医療関連ニュースをご紹介したいと思います。


■2017.6 卵子にミトコンドリア、不妊治療で4人出産...「安全・倫理で疑問」と専門家(ヨミドクター(読売新聞の医療・健康・介護サイト))
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170622-OYTET50016/

まずは、「ミトコンドリアオーグメント療法」という卵子の質を改善する最新医療で、無事赤ちゃんを出産されたというニュースです。この最新生殖医療については、1年前の私のブログでも紹介させていただき、その後の経過も気になっていたので、嬉しいニュースです。

確かに、安全面や倫理面での懸念点はあるかもしれませんが、欧米では既に徐々に実用が進んでいる技術ですし、今後に期待したいですね。

ちなみに、1年前の私のブログはコチラです。
『卵子の質を改善する新しい不妊治療で妊娠に成功!?』


■2017.8 無精子症マウスのiPS細胞使い子孫誕生に成功 男性不妊症の治療に光 京大などの研究チーム(産経WEST)
http://www.sankei.com/west/news/170818/wst1708180009-n1.html

染色体異常が原因の無精子症となっているマウスからiPS細胞を作り、正常な染色体を持つiPS細胞で生殖細胞を作り、不妊マウスの精巣に移植したところ、この不妊マウスの精巣でできた精子を使った人工授精で健康な子どもが生まれた、というニュースです。

染色体異常による男性不妊というと、一番最初に思い浮かぶのは、クラインフェルター症候群かと思います。クラインフェルター症候群は、性染色体に異常があるために無精子症となるものですが、自覚症状が乏しく、不妊治療をし始めてから発覚するということも少なくないようです。

クラインフェルター症候群による無精子症で不妊治療をする場合、Micro-TESE(顕微鏡下精巣内精子回収術)という技術を使って精子を採取して、顕微授精をするしか、現代の生殖医療では手立てがないとされています。

今回の研究を人に応用するにはまだ時間がかかるとのことですが、割合は低いものの、クラインフェルター症候群の男性からも正常な染色体を持つiPS細胞を作れることも分かっているということで、将来、無精子症治療に役立つ日がくることを期待したいですね。


■2017.9 「卵子の元」作製に成功 京大チーム、ES細胞から (日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXLZO21298760Z10C17A9CR8000/

さまざまな組織や細胞になることができる胚性幹細胞(ES細胞)から作った生殖細胞から、卵子の元となる「卵母細胞」を作ることに成功したというニュースです。

卵母細胞は、単体では卵子になることができず、卵巣に移植するなどの必要があるとのことで、今後の課題だそうです。

高齢不妊の場合、AMH(アンチミュラー管ホルモン)の検査で凡そ知ることのできる卵子の残存数が重要になってきますし、卵子の元となる細胞を作り出すことができる医療技術は夢のような話かも知れません。実現性や実用性は不透明ではありますが、今後の研究に期待したいですね。


■2017.9 体外受精卵の遺伝子機能解析=不妊治療改善に期待-英研究所(時事ドットコム)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017092100078

人の受精卵にゲノム編集でOCT4という遺伝子を動かないようにすると胚の細胞分裂の際に、成長異常になることが分かったという研究結果のニュースです。

体外受精は、女性から卵子を採卵、男性から精子を採精し、受精させ、胚盤胞まで培養するという流れがありますが、高齢になってきたり、卵子の質が低下してくると、受精卵がこの胚盤胞までなかなか育たないということがあります。そのため、受精後1~2日目までの初期胚で移植したり、凍結したりすることもありますが、胚盤胞に比べると移植後の着床率で差があるため、体外受精にステップアップされている高齢妊活中の方にとっては、初期胚で移植や凍結をするか胚盤胞まで培養するかが悩ましいところでもあります。

今回の研究でOCT4が胚盤胞への成長に関係すると分かったことが、今すぐ、こういった悩みの解決につながるわけではありませんが、その他の重要な遺伝子の研究も進むことで、将来的に何か手立てが見つかると嬉しいですね。


今回、ご紹介するニュースはこれで以上です。

最新の研究がすぐに身近な生殖医療に発展するというわけではありませんが、こういった研究の積み重ねが、将来につながっていくのでしょうね。

一方、私たちが提供させていただいている東洋医学は、卵子や精子、遺伝子などピンポイントをターゲットにしているわけではなく、あくまでも人間全体です。ベースとなる人の身体や心を整えることで、卵子や精子、もしくは遺伝子などに波及していくと考えます。そのための体質改善ですし、そのための生活習慣の改善です。

人は年齢を重ねれば重ねる程妊娠しにくくなっていきます。けども、人の老化は生殖医療の発展を待ってはくれません。だからこそ、東洋医学でベースとなる心身、体質を改善していくことが大切なのです。

妊娠しやすい身体になるための体質改善は今すぐ始められます。

あなたの一歩がとても大事ですよ。


では、今回はこの辺で。


高齢不妊、二人目不妊、男性不妊担当 万木祥太郎


<おことわり>
今回の内容は、リンク先の各記事の内容を元に執筆しています。日進月歩で進む生殖医療ですので、状況が変わっていることもありえます。御了承下さい。



男性不妊?男性機能に自信がなくなってしまったら

2017年10月14日 [記事URL]

ここ最近、電話やホームページのお問い合わせコーナーから、ちょこちょこご相談いただくのが、男性の性機能の衰えについてです。

今週も「薬で勃起はするけど、全然固くならない」というご相談を頂きました。

こういった男性機能の衰えは、不妊治療や妊活をしている男性やご夫婦にとっては重大な問題ですし、そうでなくとも夫婦の性生活においても大事なことですよね。

続きを読む


男性機能の衰えは、厳密には、男性不妊とは分類されませんが、セックスが思うように出来ないために、結果的に子どもを授かりたくても妊娠することが出来ないという状況につながり、子どもを望むご夫婦にとっては大きな問題です。

また、男性自身、性機能の衰えを大事な場面で目の当たりにして、自信を消失してしまい、その後の妊活や不妊治療に対して消極的になってしまうということもあります。

決して無視できない問題ですよね。


今回は、先ほどのお悩み、「薬で勃起はするけど、固くならない」という、いわゆる勃起不全、勃起障害というトラブルにフォーカスしたいと思います。


勃起不全の原因としては、年齢や過労、ストレスなどから来る場合もありますし、興奮時に男性器に十分に血液を送り込めない血管や神経に問題がある場合もあります。

その他にも、高血圧や糖尿病、高脂血症などの生活習慣病も勃起不全の原因になり得ますし、高齢になってくると前立腺肥大などのトラブルも増えてきて、それが、勃起不全につながる場合もあります。


東洋医学的には、過労やストレスからくる腎臓や肝臓、心の弱りが勃起不全につながっていると診ることが多いですが、東洋医学的に診る場合、症状だけでなく、生活習慣や体質なども重要なポイントですので、同じ勃起不全という悩みでも、人によって原因が異なります。


このように西洋医学的にも東洋医学的にも原因が様々ある勃起不全ですので、原因に合わせた治療をしていくことが大切です。

東洋医学的な鍼灸治療では、生活習慣や体質を見極めた上で、根本的な原因に対してアプローチしていきます。根本原因が過労や先天的な弱りなどにある場合は腎臓、ストレスなどメンタルの弱りにある場合は、肝臓や心臓といった具合です。

とはいえ、実際は、こんな単純なことはほとんどなく、仕事や生活習慣、環境、夫婦関係などが複雑に絡み合っている場合が多いので、鍼灸治療で身体を整えながら、カウンセリングや生活習慣の改善アドバイスなどで少しずつ体質改善し、根本原因の改善をしていくことになります。


ただ、勃起不全の原因に外科的な処置が必要な場合もあります。

特に、血管や神経、前立腺などの問題は、放置しておくと後々重大な疾患につながることもありますし、まずは、西洋医学的な病院で適切な検査を受けることが重要です。

勃起不全の他に、頻尿や残尿感などの一見たいしたことない自覚症状でも、実は、こういった問題が潜んでいる場合もあります。

ちなみに、勃起不全など男性生殖器や性機能については、泌尿器科が専門です。

どの診療科に行くべきか分からず、放置してしまっていたり、薬局で自己判断でそれらしい薬を購入される方も意外といらっしゃいますが、妊活や不妊治療は、今の身体の状態を正しく知ることが第一歩です。

自己判断ではなく、専門科で確実な診断を受けた方が良いです。

特に外科的な処置が必要な場合は、限りある不妊治療の時間や、勃起不全の治療にかかる時間やストレスなどを考えても、西洋医学がファーストチョイスです。

これは女性の不妊治療でもそうですよね。

その上で、東洋医学的な治療を取り入れることで、生活習慣や体質の改善を図ったり、メンタル面など目に見えない西洋医学では対処されない部分にアプローチしていくことが出来れば、より効果的だと思います。


不妊の原因が人それぞれなのと同じように、勃起不全の原因も人それぞれで、対処方法も人それぞれです。

適切な検査と、原因に合わせた治療で勃起不全をはじめとする男性機能は回復が望めます。

一人で悩まず、まずはお気軽にご相談下さい。


では、今回はこの辺で。


男性不妊担当 万木祥太郎



運動の秋!不妊治療・妊活中にはじめたい授かるために効果的なこと

2017年10月12日 [記事URL]

秋というと、食欲の秋以外にも読書や芸術、運動などさまざまなイメージがありますよね。

せっかく涼しい過ごしやすい季節がやって来たので、何か新しいことをはじめませんか?

不妊治療や妊活をしていると、同じような毎日を繰り返し、毎月期待はしても生理が来てしまってがっかりし、不妊治療もタイミング療法や人工授精、体外受精など同じ治療の繰り返しで、結果も出ないし、前進している感じもしない。
何かこれまではしてこなかったことにトライしてみた方がいいのでは・・・?
と思ったりしませんか?

続きを読む

というのも、そのような理由で初めて不妊治療院専門の鍼灸院である当院にお越しくださる方は多いのです。

自己タイミングもとってきたし、不妊専門のクリニックや産婦人科でも治療をしたけど、なかなか妊娠にいたらないと、自分には一体何が足りないのだろうか、と考え込んでしまいますよね。

そんなお悩みをお持ちの方に以外と盲点なのが、ご自身の身体のケアです。

いくらタイミングを合わせても、医療の力を借りても、授かるのはご自身の身体です。

これまでしてこなかった、ご自身の身体のケアをしていけば、それだけで授かる力は高まりますし、不妊治療においても同様により早くいい結果が出やすくなります。

そのためにできることとしてオススメしたいのが、運動です。

夏は暑すぎて運動がしにくいですし、冬は寒すぎる日にウォーキングやジョギングなどに出かけても逆に冷えてしまうこともあるので、今の時期の秋や春が一番出かけやすく運動はしやすいですよね。


妊活・不妊治療をしていると、年齢のことがどうしても気になってしまうところです。
ご存知の通り、年齢を重ねるごとに妊娠力は下がっていってしまいます。

それと同じように、体力や心肺機能も弱っていってしまうものですので、高齢出産になると、産後の育児が体力的に心配という方もいらっしゃるかと思います。
ですが、運動を続けることで、体力を上げたり心肺機能をよくすることはできますよ。

身体はすべてつながっているので、身体全体の体力をつけたり、心肺機能が強くなることで身体全体が元気になっていき、結果的に妊娠力の向上にもつながります。


また、運動を続けていけば、筋肉がつき、全身の血流はよくなります。
身体に筋肉が増えれば、外からたくさん温めなくても自分の力で身体を温めることができるようになるので、代謝も上がって汗も出やすく、太りにくい身体になります。

そして、妊娠にとって大事な生殖器にもたくさん血を送れるようになるので、栄養やホルモンも順調に運ばれ、子宮内膜も厚くなり、より妊娠しやすい体質に近づきます。

それだけでなく、妊娠を妨げてしまう子宮筋腫や子宮内膜症の改善や予防にもなります。


日々、不妊でお悩みの方の治療をさせていただいていますが、そのなかには運動が苦手な方も多く、また運動が苦手ではなくても忙しい妊活のせいで運動不足の方が多いです。

なんと、今は高校生でも電動自転車で通学している人が多いという話を聞きました。
昔と比べると考えられないですが、自分の足で歩かずにどこへでも行ける時代です。

今はこんなにも便利な世の中なので、運動不足になってしまうのも仕方がないですが、だからこそ意識的に運動を取り入れて、冬でも冷えに負けない、授かりやすい身体づくりをしていきたいですね。
冷えも不妊の原因になるので、冷え体質の方にはなおさら運動がおすすめですよ。


最先端の最新医療をもってしても、100%妊娠するというものは今のところありません。

でしたら、まずはあなた自身の身体を元気にすることからはじめてみませんか?
運動が苦手な方でもウォーキングやヨガなどの運動で十分です。
ウォーキングなら20~30分くらい大股で両手を大きくふって早歩きで歩いてみましょう。
日光を浴びながら歩ければ陽気(身体を温める気)も高まるのでよりいいですよ。


後悔しないためにも、まずは自分で自分の身体を元気にするための努力をしてみてくださいね。

あなたの中に眠っている本来の力が妊娠力に発揮されますように。
応援しています。


子宮のトラブル担当 池田由芽



働きながらの不妊治療は可能か?

2017年10月07日 [記事URL]

先日、不妊に悩む方の支援や不妊治療の啓発活動などを行っているNPO法人Fineから興味深いプレスリリースがありました。

それは、『仕事と不妊治療の両立に関するアンケート』の結果、仕事をしながら不妊治療をがんばっている女性のうち、約5割が不妊退職していて、96%の人が仕事と不妊治療の両立は困難という回答だった、というものでした。

続きを読む



現代では、結婚後も仕事を続ける女性は多く、女性管理職も増えてきています。
プライベートよりも仕事を優先する女性も珍しくなく、晩婚化や晩産化がすすみ、高齢不妊で悩まれる方が増えるのは自然な流れなのかもしれません。

だからこそ、いかに仕事と不妊治療を両立させていくのかが、働きながらの妊活には重要です。


当院にも、働きながら不妊治療を頑張っておられるゲストは、たくさんいらっしゃいます。

特に、体外受精などにステップアップすると、高額な不妊治療費が必要になりますから、その資金を工面するためにも、仕事は続けざるを得ないという方もいらっしゃいます。

ですが、仕事が不妊治療の足かせになっているのでは?と思われることも、確かにあります。


クリニックへの通院のための急な有休消化には非常に気をつかいますし、直接の上司に不妊治療をしていることを伝えていたとしても、その理解が浅く、心ない一言があることもやはりあるようです。

そして、不妊治療による仕事への影響を少なくするために、クリニックのない日にその分を取り戻すように過労になりがちだったり、毎日ノートパソコンで仕事を持ち帰ってしまったり・・・。

両立というか、なんとかこなしているという状況です。

もちろん中には、フレックスタイムなどの制度をうまく使い、時間的な制約をうまくコントロールされている方もいらっしゃいますが、やはり少数派かと思います。


また、仕事と不妊治療の両立で忘れてはいけないのが、仕事のプレッシャーやストレスが、身体に及ぼす影響です。

心身一如という言葉があるように、心と身体は一つなので、心の疲れは、そのまま身体にも影響するのです。

これは東洋医学的にもそうですし、西洋医学的にも、ストレスがホルモンバランスなど色々な所に影響するということは、様々な研究で証明されてきています。

当院は最終受付が20時の曜日があり(木・金・土曜)、私が担当なのですが、この時間帯に来られるゲストは、8割方フルタイムでお仕事をされている方で、毎週まさに心身とも疲労困憊という方も少なくありません。


仕事と不妊治療の両立は、今回のFineのアンケート結果からも分かるように、やはり簡単なことではありません。

けど、そんな厳しい状況の中でも妊娠される方はいらっしゃいます。

その要因は何か?というと、うまく時間的な制約をやりくりされているというのは、確かにありますが、それよりも、その時々のご自身のお身体にしっかり向き合っているということが大きいのではないかと思います。

仕事に追われた状況では、ご自身の身体のケアがどうしてもないがしろになってしまいがちです。

ですが、不妊治療で一番大事なことは、ご自身の心身のケアです。

仕事の大切さもさることながら、そんな中でも、しっかり心身の現状を知り、忙しい中でも出来る限りのケアをしていくことが、仕事と不妊治療を両立させるためには重要なことです。


たまに、「仕事が忙しくなってきたから、鍼灸治療は休憩します」と、おっしゃられる方がいらっしゃいますが、仕事が忙しいからこそ、鍼灸治療を続けた方が良いです。

たしかに、仕事が忙しいと、あれもこれも手に付かなくなってしまいます。

ですが、心身の現状を知り、その現状に合わせた心身のケアをするということは、不妊治療でも仕事でも大事なことです。

妊娠するために重要なホルモンバランスなどは西洋医学的な薬である程度コントロールできます。

でも、あなたの健康な心身があってこその不妊治療です。

子宮や卵巣だけをみる現代医学とは違い、身体も心も全部を診る東洋医学的な鍼灸治療だからこそ、働きながら不妊治療をがんばっておられるあなたにおすすめなのです。


どんなに忙しくて、どんなに仕事のストレスで苦しくても、働きながらの不妊治療でもできることはあります。

もし、あなたが高齢不妊でも悩まれているのなら、なおのことです。

仕事と不妊治療の両立に悩んでおられるなら、あえて、その間に鍼灸治療を取り入れてみませんか?


高齢不妊担当 万木 祥太郎


<参考>
NPO法人Fine http://j-fine.jp/
プレスリリース(アンケート結果) http://j-fine.jp/prs/prs/fineprs_ryoritsu2_1710.pdf




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