テーマ別ブログ - 不妊治療専門漢方鍼灸治療院 馬場聖鍼堂

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男性不妊の夫のためにできることとは?

2017年04月08日 [記事URL]

不妊の原因は、男女どちらにもありえることです。
実際、当院でも男性不妊に悩まれ来院下さる方は増えてきています。

その一方で

「原因は男性不妊とわかっているけど
夫をどうしてあげたらよいか分からない・・・」

というように悩まれている女性も意外といらっしゃいます。

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たしかに男性はどこかプライドが高く
女性よりも優位に立ちたいという心理の方が少なくありませんから
そういう方が、不妊の原因が男性不妊と宣告された時の
ショックは計り知れません。

男性不妊と分かってすぐに
前向きに治療に邁進するという男性は
どちらかというと、まだまだ少数派なのでは?という印象です。

むしろ、
極端に落ち込んで、逆に妊活のやる気をなくしてしまったり
現実逃避してしまったり
開き直ってしまう男性もおられるようです。

子どもは欲しいけど
原因が自分というのは信じられない(信じたくない)
という気持ちは、私も同じ男性ですので、分からなくはないです。


けど、
不妊の原因が男性不妊で
にもかかわらず、
夫が妊活になかなか前向きになれなくなってしまって
どうしたらよいのか困ってしまうのは女性の方ですよね。

そこで今回は
当院のゲストからお話お聞きしたり、治療をさせていただく中で分かってきた
男性不妊と宣告され、後ろ向きになってしまった夫を
再び妊活に前向きになってもらうために
女性にしてもらえると嬉しいこと

を3つ紹介させていただこうと思います!


・状況を飲み込む時間をあげる

男性不妊と宣告されると
自分自身の存在を否定された気持ちになってしまうことがあります。

これは、男性に限らず、女性でもそうですよね。

そのため、検査結果を理解して、飲み込むのには
それなりに時間がかかることがある
ということも理解してあげてください。

状況を飲み込むのにどれだけ時間がかかるのかは
人によって違います。

焦る気持ちもとても分かりますが
しばらく妊活の話を控えてみるなど
夫の様子をうかがいながら、
徐々に再スタートしていきましょう。


・焦らず再検査を勧める

精液検査の成績は、その時の心身の状態や環境などで
変動することがあります。

ですので、少し間を開けてから
再検査してみることを勧めてみるのも良いと思いいます。

とはいっても、
急いで再検査を促すなど
焦らせてしまうと
メンタル要因から逆に精液検査の結果が悪くなってしまうことも

あるかもしれないので、
勧め方はやっぱりデリケートに。

先ほど同様、夫の様子をみながら
タイミングを見計らって勧めてみて下さい。


・精力増強料理は逆効果になることも

「少しでも精子の状態を良くしてほしい!」

という気持ちから、
精が付きそうな食材をたっぷり使った料理を作ったり
精力剤を大量購入される
という方が時たまいらっしゃいます。

その気持ち、とても分かります。

ですが、
男性不妊のショックから
妊活に後ろ向きになってしまった男性にとっては
そういった行動がプレッシャーになり
逆効果となってしまうこともある
ので
少し注意が必要です。

特にメンタル的に後ろ向きの場合は
料理などで精力UPを図っていくことよりも
まずは、前向きに妊活に臨めるように
安心感を持たせてあげるなど、
メンタル面からサポートしてあげることが大切です。


ということで、今回は、
男性不妊に悩む夫へのサポート
という視点で考えてみました。

とはいえ、
男性は男性不妊と宣告されても、ピンと胸を張り、
女性を気遣い、夫婦で助け合いながら妊活して欲しい

というのが正直な所ではあります。

けど、人間ですから
弱くなってしまうこともあると思います。
仕方がありません。

不妊治療、妊活はご夫婦でするものですし
妊娠は一人では出来ないことですから
原因がどちらにあったとしても、ご夫婦で乗り越えなくてはなりません。


当院には、ご夫婦とも治療を受けられる方が増えてきていますが
不妊の原因はご夫婦それぞれです。

不妊の原因は女性だけというご夫婦もいらっしゃれば、
男性だけに不妊の原因があるというご夫婦もいらっしゃいますし
お互いに何かしら原因があるということもあります。


そういったゲストご夫婦を診させていただいて感じることは
ご夫婦お互いがお互いをサポートし合うことが
妊活ではとても大切

ということです。


今回ご紹介させていただいた3つは
前向きになれなくなってしまった男性のためにできることですが
そのまま男女を入れ替えても言えることでもあります。


少しでも参考にしていただき
男性不妊に悩むあなたとパートナーが前向きになるきっかけになってくれれば幸いです。


では、今回はこのへんで。


男性不妊担当 万木祥太郎



妊活中、基礎体温が低い原因と対処法とは?

2017年04月06日 [記事URL]

妊活というと、
スタートしたときの年齢にもよりますが、
ほとんどの場合、基本的には自分でタイミングをとるところからはじまります。


このブログを読んでくださっている方の中には、
まさにこの自己タイミング中という方もいらっしゃれば、
今は人工授精や体外授精にステップアップしたけど、
以前は自己タイミングでチャレンジしていたという方も
いらっしゃるかと思います。

続きを読む

自己タイミングは、
毎朝口の中で測る基礎体温をチェックして、
おおよその排卵日を予測して、
その付近でタイミングをとる方法が一般的です。


理想的な基礎体温は、
低温期と高温期の差が0、3度以上あり、
ある程度の高さを保っている状態
です。


また、低温期と高温期のどちらかが短すぎても
よくありません。


「あれ、基礎体温がなんだか低いな~」
と感じたこと、ありませんか?


ホルモンバランスの乱れから、
基礎体温は低くなったり、
高温期が短くなったり、
低温期が長くなったり、
全体的にガタガタになって
低温期・高温期のどちらかよくわからなくなることもあります。


このように基礎体温に関するお悩みって実は多いですが、
その中でも、妊活をされている方の中には、
基礎体温が全体的に低いという方がけっこういらっしゃいます。


とくに、自己タイミングをしている方にとっては大事な基礎体温ですが、
そこに乱れがあると、
「基礎体温が低くても妊娠できるのかな?」
「基礎体温って自分で努力して改善するものなのかな?」
と、いろんな不安がつのりますよね。


そこで、今回は基礎体温のお悩みのなかでもよくお伺いする
基礎体温が低くなる原因と、その対処法について
詳しくお伝えしたいと思います。


まず、基礎体温が低いというのは、
低温期と高温期の体温が全体的に低く、
低温期が35度台、もしくは高温期で36度5分以下
の場合をいいます。


そして、基礎体温が低くなる原因として多いのは、
ホルモンバランスの乱れです。


また、低温期と高温期の差が0、3度以下しかなく、
あるいは、高温期がなくずっと低温期が続く
ようなら、
黄体ホルモンが十分に分泌されず、うまく働いていない黄体機能不全や、
排卵せずに月経がくる無排卵月経の可能性があります。


そのような状態や基礎体温が低い状態が長く続いていたら、
ホルモン分泌や生殖器に関するところに、
なんらかの疾患が隠れていることもあり、
不妊の原因にもつながってしまうので、
まずは専門の婦人科やクリニックで検査を受けた方がいいでしょう。

東洋医学的には、
体温調節とホルモンバランスの両方と関係するのは
三焦・相火のパワーです。


この三焦・相火は五行という考え方では、
木、火、水の性質を持ち、
身体を温めたり、妊娠力、また消化吸収の働きとも関係しています。


基礎体温が低くてもきちんと排卵していれば、妊娠はできますが、
妊娠を目指すなら、低温期と高温期のそれぞれである程度の体温の高さがあり、
その差が0、3度以上ある状態をキープできれば、
それに越したことはありません。


そのためにも、まずは体質から変えていき、
基礎体温が高い状態をキープするために、
三焦・相火のパワーと強くして、
温かく冷えない身体をつくっていくことが大切です。


そのために、
日常生活の中でできることというと、
忙しくてもなるべくお風呂に入ることです。


38~40度くらいの少し低めの温度で
30分以上半身浴をするのもおすすめです。


忙しいとついシャワーで済ませてしまう人もいますが、
夏でもなるべく湯船につかって、
身体の芯から温まることが大事ですよ。


それから、三焦・相火パワーと高めるのに効果的なのが、
日光を浴びることです。


これは女性にとっては、
紫外線が気になるところですが、
適度な日光浴は三焦・相火のパワーだけでなく、
妊娠に必要なホルモンの分泌にとっても必要だと
近代の医学でもいわれていることです。


ウォーキングなどをするときには
できれば朝日を浴びながらできたら理想ですが、
それが無理でもウォーキングなどで出かけるなら
できるだけ日光がある時間帯にしましょうね。


それと、火を使うことも効果的ですので、
火を通したものを食べるのも
三焦・相火のパワーアップにつながります。


ですので、妊活中の食生活では出来るだけ
加熱調理して作ったものを食べるように心がけるといいですよ。


火といえば、お灸も効果的です。
最近ではお灸の本も増えていたり、
お灸女子という言葉もあったり、
お灸のセミナーもあったりします。


お灸というと、今の妊活世代の方では、
あまり馴染みがないかと思いますが、
全然熱くない温かく気持ちよく感じるくらいのお灸で
十分な効果が得られます
し、
何より簡単に自宅でしていただけるので、
冷えが気になる方や、基礎体温が低い方には
ぜひおすすめです。


やり方やご自身に合ったツボがわからないときは、
お近くの鍼灸院で相談してみてくださいね。


こういったケアをしていくことで、
三焦・相火の力がつき、
身体を温める力が高まり、そしてホルモンバランスも整ってくると、
より妊娠しやすい状態になります。


さらに、三焦・相火の力は、
十二経の本とも呼ばれていて、
ここが元気になることですべての経絡(気血の通り道)の流れがよくなり、
全身の気血がめぐり、
邪(病気のもと)が体内に入りにくくなります。


全身の気血のめぐりがよくなれば、
当然、子宮や卵巣など妊娠にとって
大事な生殖器たちにも栄養が行き届いて
ホルモンも脳からの指令に従って
順調に運ばれ、妊娠するための環境がより整っていきます。


また、子宮筋腫や子宮内膜症などの不妊にもつながる病気は、
今妊活中の多くの方が抱えておられますが、
その予防のためにはとにかく身体を冷えから守り、
血をめぐらせることが大切です。

そのためにも、三焦・相火の働きは大事ですよ。


そのうえ、三焦・相火が活発になれば、
原気がたくさんつくられるようになります。


原気は元気と思ってもらったらけっこうですが、
元気にプラスして原気の原の漢字には、
ものを生み出すという意味もあるため、
原気が旺盛になることで、
妊娠し、お腹の中で赤ちゃんを育てていく力も今よりついていくのです。


ということで、
三焦・相火を助けることは、
妊活にとって大きなメリットしかありませんので、
基礎体温が低くて気になる方は、
この機会に生活面も見直してみてくださいね。


もちろん、体質改善をして三焦・相火を助け、
血流をよくし、基礎体温を安定させるためには、
東洋医学による鍼灸治療も効果的ですよ。


ご相談はいつでもこちらからどうそ↓
http://www.e-harikyuu.com/briefing.php
無料のカウンセリングまたは個別説明会と体験治療から受けていただけます。


あなたのお力になれたら嬉しく思います。


子宮のトラブル担当 池田由芽



男性不妊にオススメのツボトレ+(プラス)!(1)

2017年04月01日 [記事URL]

よく妊活雑誌やセルフ灸の本や市販のお灸の説明書などに
不妊にはこのツボにお灸!
というように書かれているのを見かけます。

お灸でセルフケアというと
女性のイメージが強いかと思いますが
実は、お灸のセルフケアは男性不妊にも効果的
当院のゲストにもオススメしていることです。

続きを読む

ただ、
雑誌などで紹介されているツボというのは
オーソドックスなツボがほとんどです。

だからといって
あながち間違っていたり外れているわけではないのですが
お灸に限らず、
セルフケアで大事なのは、
あなた自身の身体に合っていること

です。

とはいえ、どのツボが体質に合っているかというのは
専門家でなければ分からないものですから
なかなかご自身だけで判断することは難しいですよね。

ですので、お灸をセルフケアに取り入れる場合は
まずは、東洋医学的な体質チェックだけでもされることがオススメです。

体質チェックについては、
当院のメール診断や体験治療などをご利用いただければと思いますが
もっと手軽にお灸でセルフケアしたいという男性も
いらっしゃるかと思います。


そこで、
実は先月より、私のメルマガで
『男性不妊にオススメのツボトレ!』
というシリーズの配信をはじめました。

私が実際に男性不妊のゲストを治療する際に
使うことの多いツボとその場所を解説しています。

一昨日が2回目の配信日でした。

ただ、メルマガという性質上
文字だけでの説明になり、具体的なツボの位置が分かりにくい
という弱点があります。

ですので、今回は、
『男性不妊にオススメのツボトレ+(プラス)!』と題して
メルマガの補足として、今までにメルマガでお伝えした
ツボを写真付きで紹介させていただこうと思います。


ちなみに
2回のメルマガで紹介したツボは
どちらも腎臓のツボでした。

そもそもなぜ、腎臓のツボが男性不妊にオススメなのか?

これは、一昨日のメルマガにも書かせて頂きました。

このブログでもよくお伝えしていることですが
メルマガの内容から一部抜粋して紹介させていただきます。


東洋医学では、腎臓のことを「作強の官」ともいい、
精を蔵しているものとしています。

精というのは一言で説明すると「生命力」で大凡OKなのですが
親から受け継がれた「先天の精」
食事から得られる「後天の精」の二つがあります。

そして、
腎臓がこの精を蓄えたり、全身にめぐらせたりすることで
人間の生命活動を行うことができ
生殖活動にも、これらの精が欠かせないのです。


男性の生殖力といえば「精子」です。

「精子」という言葉が、
"精"と"子"という文字から作られていることから分かるように
精子は腎臓が蔵している精から作られます。

つまり、東洋医学では
腎臓の元気さが
そのまま精子の元気さに影響する
のです。

ですので、男性不妊に対する東洋医学的な鍼灸治療では
腎臓のケアが欠かせないのです。


実際に、男性不妊に悩まれている男性の方を
東洋医学的に診させていただくと
ほぼ全ての方に腎臓の弱りがあります。

ということで
まずは腎臓を元気にするツボを2つ紹介させていただいたわけです。


それでは、2つのツボの解説をしていきますね!

腎兪(じんゆ)

男性不妊に効果的な腎兪の場所

1回目に紹介したのは【腎兪】というツボです。

読んで字のごとく
腎臓を癒すツボです。

ツボの位置は、
第2腰椎と第3腰椎の間の高さで背骨から外側にだいたい指2本分のところ
なのですが
なかなかご自身では分かりにくいと思います。

そこで簡易的にツボを押さえることができるのが
写真のように、腰に手を当てて
ちょうど親指があたるところが大凡の腎兪になります。

軽くグリグリ押さえてみて、
気持ち良かったり響く感じがあればOKです。

腰痛にも良く効きますし
マッサージでも気持ち良いと思いますが
あまり強くやり過ぎず
心地よし、気持ちよし
を目安に優しく押さえるようにしてあげて下さい。

もちろん、パートナーの方にお灸をしてもらうのもOKです。

照海(しょうかい)

男性不妊に効果的な照海の場所

2回目に紹介したのは【照海】というツボです。

場所は内くるぶしの頂点から大体手の親指の太さ1本分下の凹んでいる所です。

少し分かりにくいですが
軽く押さえてみて少し響く感じがあればそこでOKです。

ツボの位置を探す時は
足首を伸ばしながらではなく、写真のように足首を曲げた状態のほうが
分かりやすいと思います。

この照海は、まさに腎臓の経絡上にあるツボで
その中でも"相火"という、いわゆる「命の炎」の力を補うのに効果的です。

ですので、セルフケアとしては、お灸がオススメです。

相火は陽の性質で、精子の運動率と関係しています。

運動率が低くて悩まれている方にはぴったりのツボかもしれませんね。


とはいえ、
最初にお話ししたように、
大事なのは体質にあったツボであること
です。

ここで紹介させていただいたツボは
男性不妊でお悩みの多くの方に効果的なツボではありますが
必ずしもあなたにぴったりではないかもしれません。

もし、あなたが男性不妊でお悩みで
まだご自身の体質のことがよく分かっていなかったり
あなたの男性不妊の東洋医学的な原因が分かっていない
ということであれば、
まずは、東洋医学的な体質チェックをされてみて
男性不妊の原因となる体質や生活習慣の改善にトライされることを
強くオススメします。


ということで
今回のメルマガの補足版として
『男性不妊にオススメのツボトレ+!』をお届けしました。


なお、メルマガのバックナンバーは
当院が運営している『不妊鍼灸.net』というサイトでご覧頂けるのですが
しばらくメンテナンス中で最近のメルマガは確認できません。

おそらく5月中には再稼働すると思いますので
メルマガを見のがしたという方は、しばらくお待ちいただければと思います。

また、メルマガの登録については
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約2週間に1回のペースで当院のキャストが
配信しています。

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では、今回はこのへんで。


男性不妊担当 万木祥太郎



冷えがあったら運動で妊活に新しい風を♪

2017年03月30日 [記事URL]

妊活中、冷えを感じていない人は少ないです。


そんなに冷えている自覚はなくても、
足をさわったら冷えているという
冷えていることに気付いていない人も案外多いのです。

ずっと冷えたままの状態が続いていると、
その状態が普通になってしまって、
冷えていることに違和感を感じなくなってしまうからです。

続きを読む


足を触ってみてください。
冷たくありませんか?

もし触ってみて冷たかったら、
それは足が冷えているということですよ。


冬だけでなく、夏でもエアコンで冷えてしまうこともありますよね。
ようやく春の陽気を感じられるようになった今の時期でも、
足は冷えやすいという人は多いと思います。


おまけに、
今の社会は働く女性が増え、
妊活中でも忙しくてとくに運動もしていない、
仕事中はずっと座ったままデスクワークで運動不足
という人が多いのも冷え体質の人が増えている原因のひとつです。


忙しい毎日で、気力も体力もすり減り、
ストレスもたまるいっぽう・・・
おまけに運動不足で代謝も下がって
身体が冷えやすいという状態になってしまっていませんか?


身近に感じやすい冷えですが、
冷えは不妊の原因にもなります。


ですので、妊活中なら身体を冷やさないこと、
そして冷えない身体をつくること
が大切ですよ!


ということで、冷えを感じる方の妊活にこそ、
おすすめなのが運動です!


妊活に運動はいいとよくいわれますが、
どうしてそこまで運動がおすすめなのでしょうか?


それにはちゃんと理由があるのです。


東洋医学の考え方で、というのがあります。


気とは簡単にいうと、常に私たちの身体に流れている
目には見えない生命エネルギー
と思ってもらったら大丈夫です。


そして、この気がスムーズにめぐっていると、
私たちは健康な状態でいられます。


というのも、
気には身体を温める働きがあり、
全身の血流や新陳代謝をよくしてくれるだけでなく、
お腹の中の内臓が元気に働くためにもかかせないもの
です。


またそれだけでなく、
体温調節や、外から来た悪いもの(ウイルスなど)から
身を守る免疫の働き
も気が担当しているのです。


ところが、
慢性的な疲れなどからこの気が不足してしまうと、
気の働きは十分に発揮できなくなってしまいます。


気が不足する原因には他にも、
高齢、栄養が足りない、性生活の不摂生、
慢性的な体調不良
などがあります。


そして、気が不足している人には
元気がない、気力がない、疲れやすい、声に力がない、
口数が少ない、動きたがらない、息切れ、汗かき、
風邪をひきやすく治りにくい、食欲があまりない
といった症状が起こりやすくなります。


思い当たる症状はありませんか?
この中で気になる症状があった方は、
気が不足してしまっているかもしれません。


気が不足してしまっている人は多いですが、
また、気の流れが滞っている人も多いです。


気は全身を常にめぐっていて、
その流れが滞りなくスムーズだと健康でいられるというのは
先ほどお話しした通りですが、
ストレスなどが原因で気の流れが滞ると
これもまた気がうまく働かなくなる要因になってしまいます。


気が滞る原因にはストレス以外にも、
仕事などで緊張状態が長い、冷え、外傷、
暴飲暴食のような飲食の不摂生
などがあります。


気が滞ると、
胸やお腹が張って苦しかったり痛い、げっぷ、おなら、
のぼせ、頭痛、肩こり、いらいら、怒りっぽい、不眠、便秘
などの症状も起こりやすくなります。


気は不足していても滞っても、
冷えや内臓を弱らせてしまう原因になり、
結果的に妊娠力の低下にもつながってしまうため、
妊活にはよくありません。


今お話した原因や症状から、
先ほどの気虚(気が不足している)タイプの方は、
気を補うことが大事になります。

また、気滞(気が滞った状態)タイプの方は
気のめぐりをよくする必要があります。


そこで、この気虚や気滞のどちらのタイプの方にもおすすめなのが、
運動です!


妊活中の人のなかには、
気虚や気滞の両方がある人もいますが、
どちらかのタイプに当てはまっている人が多いです。


生活のなかで上手に運動を取り入れることで
気を増やし、同時に気のめぐりをよくすることができます。


そうすれば、
冷え体質も改善し、生殖も含めすべての内臓の働きもよくなるので、
妊娠しやすい体質になります。


さらに、今よりもっと元気になって、
妊活だけでなくすべてのことに対するやる気も上がります。


また、運動をすると消化吸収の働きもよくなるため、
食べたり飲んだりしたものからたくさん気がつくられ、
体力がついてより元気になり、冷えにくい体質になることで、
さらに妊娠力アップが期待できます。


そのうえ、代謝も上がってやせやすくなるので、
肥満気味の方にも運動はぜひ取り入れていただきたい生活習慣です。


運動は苦手な人も多いですが、
いざやってみると気持ちがよくて、
続けた方が調子がよくなるので、
最初はハードルが高いと思っていた人でも
続けられるようになることも多いです。


ハードな運動ではなく、
身体がホカホカして少し汗ばむくらいの
気持ちよく感じる有酸素運動が妊活にはベストですので、
まずはウォーキングなど手軽なものからはじめてみてくださいね。


最初からがんばり過ぎても続かないので、
無理のない程度でスタートするのがいいと思います。


ウオーキングならできれば30分以上、手足を大きく振って、
なるべく少し速めのスピードで歩きましょう。

頻度は毎日いけたら理想ですが、
はじめは週1でもいいですし、
最終的には週に何回かは行けるといいですね。


通勤や買い物などの移動手段をウォーキングの時間に当てると、
日常生活の中でも無理なく続けやすいですよ。
荷物が多い方はリュックがあると
手を振って長時間でも歩きやすいです。


また、ストレスが日頃からきついと感じる方は、
リラックス系の運動で気のめぐりをよくするのもおすすめです。
リラックスするだけでも気のめぐりはよくなりますよ。


ヨガや自宅でならストレッチも気軽に自分のペースでしやすいですよね。
身体が柔らかくなればなるほど
全身の筋肉もほぐれ、血流もよくなります。


さらに、運動を続けることで筋肉の量が増えれば、
そこから熱を生み出しやすくなって、代謝もよくなります。
そしたら、冷えにくくなり、
血流はどんどんよくなっていきますよ。


運動で冷えを改善して、血流がよくなると、
子宮や卵巣(卵子)などにたくさん栄養やホルモンも運ばれ、
妊娠しやすくなるだけでなく、
不妊の原因にもなる子宮筋腫や子宮内膜症などの予防にもなります。


妊活中ならやらなきゃもったいない!運動ですので、
まだしてない方はこの春からはぜひはじめてみてくださいね(^^)/


子宮のトラブル担当 池田由芽



妊活中の甲状腺機能低下症と鍼灸治療

2017年03月28日 [記事URL]


妊活中にしておくべき検査の一つである
「甲状腺機能」についてです。
妊活をしてはじめて気がつくことも多いこの病気。
今回は、意外と多い「甲状腺機能低下症」について
考えていきましょう。

続きを読む


不妊治療を始めると、さまざまな検査をしていきますが、
甲状腺の検査も重要です。
特に女子に多くみられるもので、
妊活で検査をしてはじめて気がついた。
というかたはとても多いです。


クラスに1人、2人位といわれていますので、
思った以上に多くの方が悩まれている病気のひとつです。


詳しくは、馬場聖鍼堂ホームページ
「甲状腺の機能と不妊の関係とは?」をご覧下さい。
http://www.e-harikyuu.com/page/1min_infertile/03/97.php


甲状腺機能低下症からおこる不妊の原因は様々ありますが、
今回は「成長・代謝」に関わる未妊について考えます。

甲状腺から出るホルモンは、
身体の代謝を活発にさせる働きをします。


成長期の身体の発育をうながします。
妊娠中には、胎児の発育に関わります。
生殖機能にも関わります。
そのため、甲状腺の働きに問題があると、
月経が長くなったり
無排卵となることもおこります。


上記のように、甲状腺の働きを正常に保つ事は、
妊活にはとても重要になります。


甲状腺の機能を東洋医学で説明すると
「肝の臓、腎の臓、三焦」に関係すると考えられます。


代謝を活発にし、成長を促す働きは、
東洋医学の「成長させる」「のびのび活動する」ことを
つかさどる「木のグループ」である
「肝の臓」と関わりがあると考えられます。


また、成長を促す「肝の臓」の働きは
「卵の成長(発育)」にも関わるので、
生命力・子宮・卵巣といった生殖に関わる
「水のグループ」の「腎の臓」と、
互いに影響し合っています。


「肝の臓」の経絡は、子宮や卵巣といった生殖器を
とおっているのも、「木=肝の臓」と「水=腎の臓」の関わりが
深いことをあらわしていますね。


甲状腺機能低下症になると、
代謝が悪くなるため体温も低くなります。


体温が低くなる上、
卵の成長が悪くなるので、
よい高温期が保てなくなることも
未妊の原因となります。


「腎の臓」「三焦」には、身体を暖める働きが
あるのですが、その機能が悪くなることを
あらわしていますね。
「三焦」は「火のグループ」になります。
「腎の臓」は「水のグループ」ですが、
「温かい水」という意味も持っています。


西洋医学的治療としては、お薬を飲むことで
ホルモン値を調整していくことを行います。


それにプラスして、東洋医学的なアプローチである
鍼灸治療を行う事で、「木=肝の臓」「水=腎の臓」「火=三焦」の
働きを助けていきます。


鍼灸師は、脉を診て、お腹を診て
治療をしていくのですが、
甲状腺機能低下症の患者さんは、
脉がとても深く沈んでいてゆっくりであることが特徴です。
まるで、いつも季節が冬ような脉に感じます。

また、お腹に触れると表面がとても冷たく、
いつも冷えているのを感じます。


これも、代謝が悪くなるためにおこる症状の特徴で、
心臓の働きが緩慢になること、体温が低くなること、
身体に要らないものを溜めていて浮腫みやすいこと、
を読み取る事が出来ます。

また、甲状腺機能低下症の患者さんは、
脳の働きも活発で無くなるので、
やる気が無くなったり鬱の時のような状態が
診られることもあります。


鍼灸治療では、治療の際に
カウンセリングもおこないますので、
メンタル面でのケア・サポートも可能です。


ぜひ、あなたの妊活をスムーズにすすめるためにも、
鍼灸師に相談して、心も身体も両方意識した治療を
行ってくださいね。


あなたの妊活を応援しています!


ホルモンバランスを整える担当
岡井志帆



35歳からの二人目妊活、急いだ方が良い?

2017年03月25日 [記事URL]

晩婚化や晩産化による不妊に悩む方が増えてきています。

今では、産婦人科の病院や、保育園や幼稚園で
40歳代と思しきお母さんを見かけることは
ぜんぜん珍しいことではありません。

第一子の出生時の母親の平均年齢は年々上昇しており
平成27年の統計で30.7歳ということで
第一子の出産時や、二人目を希望される時には
35歳を越えているという方も必然的に増えてきています。

続きを読む

35歳というと卵子の曲がり角ともいわれ
卵子の老化が進み、妊娠しにくくなっていってしまう年齢です。

そのため、35歳から二人目妊活をされる方には
色々な面で焦りが出てきている方が少なくありません。


当院には、
35歳前後からの二人目妊活、二人目不妊でお悩みのゲストもたくさん
お越し頂いていますが
そのほとんどの方が気にされていて、
焦りや妊活を急ぐことにつながっている心配事が二つあります。

それは、
上の子(第一子)との年齢差
自分自身の妊娠力

です。


これらの心配事は
本当に、二人目妊活を急いだ方が良いのでしょうか?


まず、
子どもの年齢差についてですが
気にしない方が良いでしょう。

よくインターネット上のブログや口コミなどで
"2歳差姉弟の4人家族が理想的♪"
というように理想的な(?)家族形態が書かれていて
そう思い込みすぎているゲストの方は少なくありません。

ですが、
その思い込みが
時間に追われ、自分自身を追い込み、
焦りを募らせてしまう原因に
なってしまっていることも
少なくありません。

たしかに2歳差というのは何かとちょうど良い面もありますが
実際のところ、年齢差のある姉弟やその親御さんの話を聞くと、
気にならないし、たいした問題もない
という方がほとんどです。

むしろ、年齢差があったことで
育児に余裕を持てたり、
二人目を妊娠するまでの間に自分自身の時間をとることができたり
と、逆に間を開けて良かったという意見もあります。

焦りや精神的に追い込まれるような状況は
東洋医学的に"気"のめぐりを悪くし、
不妊の原因になり得ます。

もしも、あなたが二人目を妊活中で
姉弟の年齢差に囚われているのであれば
それが、妊娠しにくい状況を作っている可能性もあるのです。

そうであれば、
まずは、年齢差の縛りを取っ払ってしまうことが
あなたの二人目妊活では大事なことかもしれませんね。


一方で、妊娠力についてはです。

一人目を授かるまでの時間や年齢、不妊治療をしていたかどうかによらず
二人目不妊になる可能性は誰にでもあります。

年齢とともに妊娠力が低下することは
避けようのないことです。

ですので、
今すぐでなくとも二人目を考えておられるのであれば
クリニックでの妊娠できるかどうかの検査をしておくことや
妊娠力の低下を抑えるための生活習慣の改善に取り組むということは
早めにスタートするに越したことはありません。

特に、
育児や家事に仕事と毎日が多忙を極めていたり
ストレスフルな生活を送っている場合
妊娠力を上げていくための生活習慣や体質の改善には
時間がかかることが少なくありません。

また、何かを変えていくのには
少なからずストレスが伴うものです。

そのため、生活習慣や体質の改善というのは
ひとりで何とかするのではなく
家族の理解や協力が欠かせません。

ですので、
二人目を授かりやすくなるために
早いうちから
生活習慣や体質の改善には取り組んでいくことが
重要
なのです。

当院にお越し下さるゲストにも
育児に仕事に家事にと多忙な方はいらっしゃいますが
家族みんなで取り組まれた方ほど
早く嬉しい結果を手にされたように思います。

もしも、あなたが将来二人目を授かりたいとお考えなのであれば
あなた自身の妊娠力のアップやキープのために
今すぐ、検査を受けたり、生活習慣や体質の見直しに取り組まれることを
おすすめします。


ということで、今回は
二人目不妊を焦らせる心配事二つについて
急ぐべきか?急がなくてもいいか?
という観点で考えてみました。

兄妹間の年齢差などを心配するのではなく
まずは自分自身の妊娠力のことを考えて
その準備からはじめていくことが
二人目妊活の第一歩として大切
ですよ。


では、今回はこの辺で。


二人目不妊担当 万木祥太郎



不妊鍼灸をするなら移植前or後のどちらがいい?

2017年03月23日 [記事URL]

鍼灸治療を受けるのは初めてで、
今体外受精をしているという方からよく、
「移植の前か後ならどちらに治療を受けた方がいいですか?」
というご質問をいただきます。


不妊治療をされている方の高齢化、
そして卵子の老化による妊娠力の低下が叫ばれるなか、
体外受精にステップアップする人は増え続けています。

続きを読む

せっかく体外受精をするのだから、
少しでもいい結果を期待できるなら・・・
と体外受精にステップアップするタイミングで
鍼灸治療をスタートされる方もいらっしゃいます。


では、
今体外受精をしている人が鍼灸治療を受けるなら、
移植の前か後のどちらにした方がいいのでしょうか?


答えはどちらでもいいです。


基本的に鍼灸治療はいつ受けていただいても効果があります。


移植前なら、子宮内膜をふかふかにして、
移植後に着床しやすくするため、
万全の状態で受精卵を子宮に迎えられるよう

治療をさせていただきます。


そして、移植後なら、
着床を促すために子宮の血流をよくしていき、
また、着床や卵子や胎児の成長と関係している腎臓を助ける

治療をさせていただきます
(ここでいう腎臓は東洋医学的な考え方で、
西洋医学的なそれとは異なりますのでお気をつけください)。


そもそも、
移植の前後でどちらに鍼灸治療を受けるかよりも
大切なことがあります。


それは、コンスタントに治療を続け、
妊娠しやすい体質をつくっていくこと
です。


体質が改善すれば、
移植をしたときの妊娠率も高くなりますし、
自然妊娠を目指す場合も同じく、妊娠力が上がります。


さらに、無事に陽性反応が出たら、
その後の妊娠の継続もしやすくなり、
流産の予防
にもなります。


不妊鍼灸は、一回の治療で大きな効果を出すというより、
コツコツ続けてじわじわ効いていくものです。


もちろん、一回の治療が体質にバッチリあって、
大きな効果を得られる場合もあり、
たまに初診の治療で妊娠される方もいらっしゃいますが、
そのような方は少ないです。


じっくり体質を改善していき、
体質がよくなってきたときに、
妊娠されるという方がほとんどです。


体質はこれまでの、そして今現在の生活からつくられるため、
過去~今の生活環境や生活習慣によって、
体質が改善するスピードもしかたも変わります。


一人ひとり体質は全く異なるので、
その効果のでかたもその人の体質次第で変わるのです。


ですが、
今不妊治療中、また妊活中のすべての方に共通して言えるのは、
地道にコツコツ体質を変えていくことが大切だということです。
これに尽きます。


そして、鍼灸治療の効果を高めて
ご自身の妊娠力を最大限に引き出すためには
生活習慣の改善が欠かせません。


夜更かし癖がある方はやめたり、
ストレスフリーな生活を目指したり、
生活のなかでもっとゆとりを持てるように工夫したり、
ご自身でもできることはたくさんありますよ。


ですが、
本当にあなたの体質に合う治療や生活習慣の改善のしかたは、
東洋医学的な体質チェックをしてみないとわかりません。


ですので、まずは鍼灸院で、
体質チェックをしていただくことをおすすめします。


そのうえで、
信じて治療を続けてみること、
そして、できる限り生活習慣も変えていくこと、

これが体質改善をして、妊娠を近づけるために大切なことです。


この妊娠しやすい身体づくり
体外受精の準備のためにも、
また人工授精や自然妊娠で妊娠を目指している方にとっても、
大事なことですよ。


この体質の違いこそが、
ここぞ!というときの結果を左右するといっても過言ではありません。


少しでも早く妊娠体質になれるよう、
まずはできることからはじめてみてくださいね(^^)


繰り返す流産担当 池田由芽



男性不妊への鍼灸治療、効果が現れるまで、どれくらい?

2017年03月18日 [記事URL]

「不妊の鍼灸治療って
効果が出るまでどれくらい時間がかかるの?」

当院にはじめてお越しになられたゲストからいただく
質問の中でも代表的なものです。

晩婚化と妊活の高齢化もあり、
妊娠に焦りがある方がとても多いですから
どれくらい治療をすれば、どれくらいの効果があるのか
ということは
とても気になることだと思います。

続きを読む



こういうご質問を頂いた時に
まずお答えしなくてはならないことが
「人によって違います」
ということです。

それはそうです。

人によって不妊の原因は違いますし
妊活や不妊治療の状況も違います。

当然、生活習慣や環境、体質も人によって全然違います。

ですので、一概に
「どれだけ治療をすれば、
どれだけ効果があります」
というような無責任なお答えはできないのです。


ただ、これでは治療を受けてみることに対して
どうしても不安になってしまいますよね。

それでなくとも、
"不妊治療はゴールのないマラソン"
と言われるように、先行きが見えません。

何かしら目処があった方が、安心してトライできると思います。


ですので、
人によって治療の期間や効果は違うものの
ある程度の目処は立てていただけるように
お伝えできることもあります。

今回は、
男性不妊に対する鍼灸治療で
効果が現れてくるまでにどれくらいかかるのか?

について、お伝えします。


男性不妊の場合、
目安としては、まずは3ヶ月です。


その理由は、
精子は、精子の元となる精母細胞から精子になり射精されるまでに
凡そ3ヶ月の期間を要しているため
です。

ですので、
男性不妊に対する鍼灸治療による体質改善も
その成果が精子に反映されだすまで
最低でも3ヶ月はみておいた方が良い
ということです。


けど、
精子は毎日作られるし、
その時々の男性のコンディションで状態は変わる

とも言われています。

それは確かにそうです。

なぜかというと、
例えば精子の質であれば
禁欲期間、射精しない期間が長くなると
古い精子がたまることで、精子全体の質をさげてしまう

ということが分かっています。

また、ストレスフルな生活やご夫婦の関係、性生活の状況などにより
射精自体がうまくいかず、
十分な量の精子が射精されないことがある
ということもあります。


つまり精子の状態というのは
精子を育てる過程の体調や体質
射精の際のコンディション
両方が大切ということです。

逆にいうと
3ヶ月間鍼灸治療を頑張ったとしても
悪い生活習慣やストレス状況などが変わっていなかったり、悪化していた場合
治療効果が思うように出ないこともある
ということです。


実際、当院のゲストでも3ヶ月ほどの治療で
驚くほど精液検査の結果が改善される方と
なかなか改善がみられない方とはいらっしゃいますが
その違いは、生活習慣やストレス状況の違いにあると
考えられることが少なくありません。

東洋医学的な鍼灸治療で男性不妊に対してできることは
体質改善することで男性の元々持つ生殖力を発揮しやすいよう
その後押しをすること
です。

ホルモン剤やサプリメント、栄養ドリンクのような
カンフル剤的な手段とは異なります。

体質や生活習慣、ストレスなどは
東洋医学的にも精子力を下げてしまう要因になります。

そのため、
本来の精子力を発揮するためには
体質や生活習慣の改善やストレスケアも男性不妊の治療では欠かせない
ことです。


とはいえ、
体質もそうですが、生活習慣やストレス状況などは、
ちょっとやそっとで変わることではありませんから
できるところから、少しずつでも変えていくことが大切です。

そのためにも、まずは3ヶ月です。

体質の変化、精子の変化、生活の変化などなど
焦らず、腐らず、まずは3ヶ月じっくり改善していくことが
早く男性不妊に対する鍼灸治療の効果を出していくためにも大切です。

あなたを応援しています。
いつでもお気軽にご相談下さい。


では、今回はこの辺で。


男性不妊担当 万木 祥太郎



不妊治療のやめ時とは?高齢不妊の妊活のしかた

2017年03月11日 [記事URL]

高齢不妊で妊活をしていると
必ず脳裏によぎることがあります。

---不妊治療のやめ時

続きを読む

願い叶って妊娠して不妊治療を卒業!
というのが、一番ですが、
必ずしも努力が報われるわけではないのが
不妊治療
です。

出口の見えないトンネルと言われる不妊治療ですので
やめ時を見極めることはやはり大事なことです。

そこで今回は、
高齢不妊の妊活で
良いやめ時を迎えるために大切なこと

お伝えさせていただこうと思います。


妊娠以外では何をもって不妊治療のやめ時とするか
これは人によって全然違います。

たとえば、最初から不妊治療に
年齢や日付、治療回数などの期限を設定している方もいらっしゃいます。

一番分かりやすい方法だと思います。

ただ、期限や目標を設定すると
その期限が迫るにつれ焦りやストレスが強くなってしまい
逆に身体を悪くしてしまうこともあります。

それでは元も子もありませんよね。

不妊治療は、思っていた以上に時間がかかることも少なくありません。
高齢不妊の場合は、特にそうです。

そんな状態で期限になり、強制終了では
後悔ばかり大きくなってしまいますよね。

ですので、
不妊治療の期限を予め決めたとしても
その時々で柔軟に期限は変えられるよう
ご夫婦で確認しておいた方が
精神的にも楽ですし、後悔を少なくしてくれるのに
良いと思います。


その他にも、金銭面の問題夫婦関係の悪化がきっかけで
不妊治療を終了されるという方もいらっしゃいます。

不妊治療は、高度な治療を受ければ受けるほど
高額な治療費が必要になりますから
どれだけ不妊治療にお金をかけていくのかは
ある程度目算しておき、予算を設定しておくというのも
一つの方法です。

妊活といえど、ご夫婦の生活が土台ですから
不妊治療のために財産を失い、妊活も終了せざるを得なくなる
ということは、できるだけ避けるべきです。

不妊治療にはお金がかかります。

国や各自治体の助成制度や一般の不妊治療保険なども
少しずつ充実してきていますので、
よく確認しておき、うまく利用していきましょうね。


そして、夫婦関係の悪化ですが
意外と少なくありません。

不妊治療を始めてからセックスが機械的になり
自然とセックスレスになり、
夫婦関係が急激にドライになっていってしまうご夫婦は珍しくありません。

高齢の方に限らず若いご夫婦でも最近では多いです。

そもそも女性と男性では違う所だらけなので
お互いの痛みを完全に理解し合うということは難しいことです。

そういうところから
夫婦間で意見のすれ違いが生まれてしまったり、
お互いが一杯一杯になってしまって、
本当なら支え合いたい所がお互いを思いやれなくなってしまう
というご夫婦もいらっしゃいます。

もともとお二人の子どもを授かりたいと願って始めたはずの
妊活や不妊治療だったはずなのに
夫婦関係の悪化が不妊治療のやめ時となってしまうのは
とても悲しいことです。

こういうやめ時を迎えないようにするためにも
オススメなのが
日々の夫婦間でのスキンシップです。

スキンシップだけで、
幸せホルモンのオキシトシンが分泌される
と言われています。

オキシトシンには、
ストレスを和らげ、幸せな気分にしてくれる働きがあります。

焦りがちな高齢妊活だからこそ
幸せを感じながら不妊治療をしていきたいですね。


などなど、
不妊治療のやめ時や終了のきっかけは
ご夫婦によって違うものですが
大事なことは、
ご夫婦がお互いに納得した上で
不妊治療を終了する
ということです。

一番は言うまでもなく妊娠&出産で不妊治療を卒業ですが
そうならなかったとしても
できることは全部やった!すっきり!
というのがやはり理想だと思います。

もちろん、何も後悔が残らないということは
とても難しいことだと思います。

後ろ髪を引かれる思いになるのは、当たり前です。

でも、
それだけ一生懸命にトライされてきたということですから
そこは自信をもっていただきたい所です。


不妊治療のやめ時は、本当に悩みますが
正解はありません。

ご夫婦によって違うもので
ましてや誰かに強制されることでもありません。

当院のゲストは40歳を越えてから不妊治療をスタートされた方や
何年も不妊治療を続けてこられたという方も多いので
やめ時に悩まれていた方もたくさんいらっしゃいますが
やはり、ゲストお一人お一人で違うものです。

どういう結果になったとしても
悔いなく妊活を卒業できるように
今回は高齢妊活のしかたを紹介させていただきました。


が、今回紹介させていただいた内容は
良いやめ時を迎えるためではなく
より良い高齢妊活を送っていただくためのものです。

即ち、
より妊娠しやすい身体づくりに通じていることです。


少しでもあなたの妊活の参考にしていただければと思います。


では、今回はこの辺で。


高齢不妊担当 万木祥太郎



不妊治療でホルモン剤を使用中なら大切にしたい生活習慣

2017年03月09日 [記事URL]

不妊治療中あるあるに、
ホルモン剤などの薬の副作用があります。


普段はそんなことないのに、
ホルモン剤を服用したり、
注射でホルモン補充をしたりすると、
なぜか体調が悪くなる・・・

というような経験をされた方は少なくないと思います。


食食不振、便秘、めまい、体重増加、ほてり、にきび、むくみ、吐き気、
子宮内膜が薄くなるなど、
不妊治療で使われるホルモン剤にはさまざまな副作用があります。

続きを読む

不妊治療でせっかく妊娠しやすくなっても、
体調が逆に悪くなってしまったら、
しんどいし、つらいですよね。


ですが、生活習慣においてあるところを気をつけることで
その負担を減らすことができるのです。


ということで、今回は不妊治療でホルモン剤を使用中の方が、
大事にしたい生活習慣
をお話します。


不妊治療で使われるホルモン剤の種類はたくさんあります。

卵子の成長を助けるもの、
排卵を促すもの、
また、排卵をストップするもの、
子宮内膜をフカフカにするもの、
着床を助けるもの、
妊娠を維持するもの
など、それぞれの目的に応じてホルモン剤が使用されます。


それも、内服薬、注射、膣座薬、点鼻薬など
それぞれに適した補充の仕方があります。


不妊治療専門のクリニックでホルモン剤を使用しても
何の副作用もなくいつも通り過ごせる人もいますが、
なかには、合わないホルモン剤がある人もいます。


ホルモン値が足りないから補うことで、
治療の効果を高めていくわけですが、
それが結果的に逆に身体を弱らせてしまっては
元も子もありませんよね。


その人の体質にもよりますが、
実は、ホルモン剤を服用することで、
身体の中で負担がかかりやすいところ
があります。


ここからは東洋医学的な考え方のお話になるので、
西洋医学とは切り離して考えていただきたいのですが、
ホルモン剤によって、身体の中で負担がかかりやすいところは胃腸と腎臓です。


胃腸は食べたものから元気をつくり、
腎臓は妊娠力そのものを担当するところですので、
不妊治療中ならとても大事になるところです。


ですので、ホルモン剤を使用しているという方は、
胃腸と腎臓を元気にするためのケアが必要ですよ。


ちなみに、私も以前ホルモン剤を服用して
きつい副作用を経験しましたが、
そのときは、寝不足で疲れがたまっていました。

飲んでしばらくしたら、
ものすごい吐き気とめまいに襲われたのです。


東洋医学的には吐き気はそのほとんどが、
胃腸の疲れが原因で起こります。

胃腸は基本的に暴飲暴食や冷飲冷食に弱いです。
ですので、できるだけ胃腸に負担をかけない食生活を心がけましょう。
身体の冷えも胃腸の冷えにつながるので注意ですよ。
また胃腸を元気にするためには、適度な運動も効果的です。
ウォーキングやヨガなど好きな運動を取り入れていけるといいですね。


また、めまいにはいろんな原因がありますが、
腎精が不足することでもめまいは起こりやすくなります。

腎精というのは、腎臓に蓄えられている精力のことをいいますが、
腎精=妊娠力、生命力です。
このとき感じためまいはおそらく腎精の弱りからくるものだったと思われます。


寝不足も腎精の消耗を進行させてしまう原因になりますが、
実は過度な薬の負担も腎精の消耗に影響してしまうこともあります。

ホルモン剤はまだましですが、
栄養ドリンクなどを飲む習慣がある人は要注意です。

栄養ドリンクは飲むとそのときは元気に感じますが、
腎精を過度に消耗することで、
一日で使われる腎精をそれ以上に消耗してしまうからです。

なので、できれば栄養ドリンクに頼らなくてもやっていけるよう、
できれば仕事の負担を減らしたり、
生活習慣の改善などで体質をよくしていくことが大切ですよ。


腎臓は寝不足だけでなく過労でも弱りやすくなってしまいます。
できれば夜は早めに寝て、疲れをためないように
多忙過ぎないゆったりした生活を送れるといいですね。


ホルモン剤も栄養ドリンクも体外から異物が入ってくるのは同じです。

もし、そのホルモン剤や栄養ドリンクというカタチで
体内に入ってきたものがあなたの身体に合わなければ、
身体には何かしらの反応が起こるのは自然なことです。


問題はその負担がどこに現われるかですが、
その影響は胃腸と腎臓が受けやすいのです。


そもそも、ホルモンも東洋医学的には腎臓と深く関係しているので、
過剰にホルモンを追加すれば、
それだけ腎臓ががんばって働かなくてはならない状況
になります。

火に油を注げばどんどん火は強くなっていきますよね。
それと同じイメージです。


ホルモン剤の補充が多い周期は
夜にかかとがほてりやすいという人がいますが、
これも腎臓ががんばることで起こる症状だったりするんです。


かといって、
ホルモン剤を否定しているわけではありません。


加齢によってホルモンはその分泌が下がっていってしまいますが、
ホルモン値が下がってしまっても、
その人に合ったホルモン補充をすることで、
不妊治療の効果は高められるからです。


ですので、今不妊治療中の方が
ご自身に合ったホルモン補充をされることは
少しでも早く結果を出すためには効果的なことだと思います。


ここでお伝えしたいことは、
目には見えない身体にかかっている負担を
放っておかないことが大切
だということです。


不妊治療中はその程度には個人差がありますが、
身体に負担がかかるものです。


不妊治療中だけでなく、
この先もずーっとお付き合いしていく大事な身体です。

できれば、不妊治療中だからって酷使せず、
大事にしていきたいですよね。


ですが、不妊治療にはリミットがあるため、
年齢的にも今は不妊治療のがんばりどき、と努力されている方も多いと思います。


それはもちろん、早く授かれたらそれに越したことはないですが、
その後で身体が元気をなくしてしまっては、
あとで後悔することにもつながりかねません。


不妊治療は新たな道のりのスタート地点でもあります。

無事にお子さんを授かることができたら、
その後には出産を乗り切る体力と
育児を力強くこなしていく体力が絶対必要になります。

だからこそ、この先ずっとお付き合いしていく
あなたの身体を大事にして欲しいのです。


それでなくても忙しい不妊治療、そして妊活ですが、
ホルモン剤を補充しながらの不妊治療をされている方はなるべく、
胃腸と腎臓をケアしながら、身体を大事にして過ごしましょうね。


それが、結果的には妊娠力を高めるだけでなく、
妊娠後の流産予防や、おなかの中で元気な赤ちゃんを育てること、
また安産や育児に向けての体力づくり
につながりますよ。


不妊治療中の身体のケアには鍼灸治療も効果的ですので、
ご希望の方はいつでもご相談いただければと思います。
http://www.e-harikyuu.com/briefing.php


あなたの不妊治療、妊活を応援しています。


繰り返す流産担当 池田由芽




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