テーマ別ブログ - 不妊治療専門漢方鍼灸治療院 馬場聖鍼堂

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妊活中、寝つきを良くするコツを知って快適な睡眠を

2016年10月27日 [記事URL]

妊活中、寝つきが悪いときってありませんか?


寝つきが悪く、
数時間横になっていないと寝れないという人もいます。


そうなると、寝不足になり、疲れがとれず、
昼間も眠気に襲われてしんどいですよね。

続きを読む

妊活中にそんなお悩みを抱えている方は
少なくありません。


では、どうして寝つきが悪くなってしまうのでしょうか?


その原因はいろいろありますが、
その中で多いのが、気の高ぶりです。


気とは、目には東洋医学の考え方で見えないエネルギーのことで、
この気が全身をスムーズにめぐっていると、
健康な状態だと考えます。


ですが、ストレスがあったり、考え過ぎると
頭の方に気が集中して、
なかなか寝付けなくなってしまうのです。

早く寝ないと!
と思えば思うほど、眠れなくなってしまいますよね。


こんな状態は、
内臓の働きや体温調節、ホルモンバランスを担当する自律神経でいうと、
交感神経が優位の状態です。
身体が戦闘モードになっているのです。


妊活のことや、仕事のことが頭から離れず、
脳がずっと休まらなかったり、
また身体が冷えていても、
交感神経が優位になって、
寝つきが悪くなってしまいます。


そのような人は夢を見ることが多く、
睡眠の質も浅いことが多いです。


考え事やストレスのせいで、寝つきが悪くなっていたら、
ちょっと心が疲れているかもしれません。

そんなときは、気分転換をしてストレスをためないようにし、
あまり考え込まないようにすることが大切ですよ。


高温期には、
朝体温が下がっていたらどうしよう・・・とか、
結果が気になって気になって眠れないときもあるかもしれませんね。
不安にもなりますよね。

でも、もうやることはやったので、
あとは信じて祈りましょう。


布団に入ったら携帯はなるべく見ないようにして
寝る前に腹式呼吸をしてみましょう。
高ぶった気が下に下がって、気のめぐりが良くなります。


身体が冷えていたら服装を調整したり、湯たんぽなどを使って
温めてから寝るようにするといいですよ。


そうして、ゆっくりリラックスして気のめぐりがよくなると、
副交感神経が優位になり、身体がお休みモードになるので、
寝つきも良くなり、より質の高い睡眠がとれますよ。


質の高い睡眠が長時間とれると、
東洋医学的に妊娠力を担当する腎臓が元気になり、
ホルモンバランスも改善して、子宮のトラブル予防
につながります。

そして、妊娠力が高まるだけでなく、
妊娠継続のための力がつき、流産予防にもなります。


また、寝つきが良くないときは、
鍼灸治療もオススメですよ。

気のめぐりを良くして、自律神経のバランスを整え、
寝つきを良くしたり、睡眠の質を高めて腎臓を助け
妊娠力を高めるのに効果的です。


治療中にゆっくりお話をお伺いすることで、
お悩みも解消し、寝つきが良くなり、
ぐっすり眠れるようになることもありますよ。


それから、足がほてって眠れない人もいますが、
その原因は、腎臓の弱りであることが多いです。


ですので、そのような人は、
あまり温め過ぎず、服装や寝具、室温を快適な状態にして、
寝つきを良くするのが◎です。


ですが、その根本的な原因は腎臓の弱りであることが多いので、
腎臓をケアする東洋医学的な治療や生活習慣が必要になりますよ。


慢性的な疲れやストレスは腎臓を弱らせる原因になるので、
できるだけ疲れやストレスはためないよう、
日頃から身体を労ってあげましょう。


寝つきが悪くなる原因もそれぞれの体質によって違うので、
ご自身の体質に合ったケアをしていきましょうね!


妊活中のみなさまが快適な睡眠で毎日を元気に過ごせますように。


「繰り返す流産担当」 池田由芽



この時期の鼻水は風邪?それともデトックス?

2016年10月25日 [記事URL]


秋と冬の間、土用の時期になりました。
身体を冬に備えて準備していく期間です。
そんな時期だからでしょうか?
鼻水がたくさん出たりしていませんか?

続きを読む

「鼻水が止まらない〜〜!」
そんなとき、まず考えるのが
「風邪」ですね。

ここ最近の急激な気温の低下に
身体もビックリして、
風邪を引いてしまったのかと疑います。

もちろん鼻水が出るのはつらいけど、
それほど身体がしんどいわけでもなく・・・。

「なんだろう?」と
お悩みではありませんか?

妊活中に風邪なんて
引きたくないですから、
ヒヤヒヤしながら過ごされているかも
しれませんね。


もちろん、咽が痛くて寒気がして、
本当に風邪を引いてしまっている人も
いらっしゃるでしょうが。


実は、
「身体の不要な水」を追い出すための
デトックス効果を持った
鼻水であることも多いです。


とくに今年は
秋になっても残暑が厳しかったので、
たくさん水分を取るのが習慣になりがちでした。

最近、急に寒くなったといっても、
ついつい口寂しくて
お水をたくさん飲んでしまいますし、
少し冷えぎみの身体を
暖かい飲み物で暖めようとしてしまいます。


テレビを見ながらティーでホッコリ♪
食事の際には、
暖かいスープにお茶。
「水分ばかり取って、お腹いっぱい〜!」

ノドが乾いているわけでもないのに飲んでしまう。

とっても幸せな時間ではありますが、
実はこれらの生活習慣が
過剰な水分摂取に繋がるのです。


また、今の時期は
気温が低くなったため
汗もかかなくなっていますし、
まだ暖房をたくさん働かせて
空気が乾燥しているわけでもありません。

ますます身体に水が余った状態になります。

身体にあまった水分は
排出しなければなりません。


「どこから出されるのか?」というと、
鼻水として排出しようと
身体は動くのです。


というのも、
現代人は食べることがやめられず、
いつも胃が働いている状態です。

常に消化の為に
熱を産生している胃腸。

これを、東洋医学でいうと
「食べ物の消化に使う胃熱が、
 胃の中の過剰な水を蒸し上げて
 鼻から追い出している状態」といいます。

東洋医学の胃の経絡は、
鼻に繋がっています。

胃が熱をもつと、
鼻水として水を追い出すのです。


鼻水もデトックス効果があるので
どんどん排出した方がいいのですが、
やはり鼻からデトックスするのは
しんどいですよね。


頭はぼんやりするし、
集中力も低下します。


水分をデトックスするのにいいのは、
やはりおしっこです。
そしてウンチ。


その為には、
口を動かす(食べる)のではなく
身体を動かした方がいいですね。


軽く汗ばむくらいの運動をすると
おしっこが出やすくなりますし、
ウンチもスムーズにだせる力が
ついてきます。


適度な運動で汗ばむと、
身体の表面がほどよく温まり、
冷たい外気から身体を守ってくれる
防衛力もアップします!


つまり、風邪の菌から身体を守る
免疫力をアップさせるのです。


この時期には、
ダラダラ汗をかく激しい運動ではなく、
少し身体が温まり
肌がしっとり汗ばむ程度がちょうどいいです。


あとは、
習慣的にお水を飲んでしまっているのを、
意識して調整していきましょう。


暖房がまだ必要の無いうちは、
身体を動かして温めることで
十分寒さに耐えることが出来ます。


お散歩や
ウォーキングを楽しんだり、
ヨガやストレッチをしたり、
ダンスがお好きなかたも
多いようです。


ご自身が楽しめるものを取り入れて
冬に備えた身体をつくっていきましょう♪

今のうちに
不要な水を出しておかないと、
冬の冷えに繋がりますよ!


あなたの妊活を応援しています。


「卵のアンチエイジング担当」
岡井志帆でした。



精子の役割って?

2016年10月22日 [記事URL]

精子は、妊娠するために絶対に欠かせない要素のひとつです。

その役割はというと
現代の生殖医療では
DNAを運ぶだけ
だそうです。

続きを読む



とはいえ、自然妊娠の場合、
そのDNAを卵子に運ぶまでの道のりは中々険しいものです。

射精から妊娠までの過程を考えてみると
まずは膣の厳しい環境を乗り越えなくてはなりません。

頸管粘液の殺菌作用や諸々の免疫機能などでどんどん精子は死滅してしまいます。
そのため、子宮に到達するのは射精した精子の実に0.1%~1%程度と言われています。

その後、子宮を経由して卵管に入り、卵管膨大部というところで卵子を待ち構えるのですが
この時点で精子の生き残っている数は数十~数百前後と言われています。

卵管膨大部に到達する精子がゼロ、という場合もあり得ますし
排卵されるタイミングが合わず、卵子が出会うことなく
精子が寿命を迎えるということもあります。

運良く精子が待ち構えているところに卵子が排卵されると、
一目散に卵子に精子が集まり
みんなで卵子の殻を破ろうとします。

この卵子の殻はそう簡単には破れないため
こまでの道のりを全て乗り越え、卵子の殻を破ることができた元気な精子だけが
卵子に入り、DNAを交換し、やっとこさ受精に至ります。


というのが、受精までの道のりです。

単にDNAの運搬というには
なかなかハードな道のりですよね。

にも関わらず
色々なハードルを乗り越えても
卵子と出会えないこともあるのです。

また、仮に受精できたとしても、それが成長し、子宮内膜に着床するかどうか
というのも分かりません。

自然妊娠がいかに奇跡的なことなのか
こういうところからも垣間見えるかと思います。


ちなみに
人工授精では、子宮までの道のりをスキップ
体外受精では、卵子と出会うところまでスキップ
顕微授精では、卵子の殻を破って受精するところまでスキップ

というように
精子の道のりをいくつかスキップすることで、
妊娠の可能性をアップさせています。

不妊の原因や不妊治療でステップアップするのは
女性側の問題が多い
と思われがちですが
精子目線で考えてみると
精子の元気さもとっても大事
だということが
よく分かるかと思います。

だからこそ
妊活に男性のケアは欠かせないのです。


今回は、精子の射精から受精までの流れを追ってみましたが
こうしてみると精子の"活力"がとても大事だということが分かります。

精液検査の項目でいうところの運動率に近いのかもしれませんが
"活力"という言葉の方がなんとなくしっくりきます。

東洋医学で考えると"陽気"です。


東洋医学の陰陽の考え方では
動き回る力、前に進む力には、陽気が欠かせません。

また、男女を陰陽で分けると
女性が陰で
男性が陽です。

命は陰陽の交流によって生まれます。


つまり、
男性のケアで大切なことは
精子の陽気(=腎臓の陽気)をしっかり補う
ということです。

働き過ぎで疲れ果てていたり
うつの傾向にあると陽気は弱ってしまいますし
陽気が弱っていると
疲れが溜まりやすかったり、うつになりやすかったりします。

陰陽のバランスがポイントなので
男性不妊や慢性疲労、うつなどの症状は、陽気の問題ばかりではありませんが
実際、陽気が損なわれていることは少なくありません。

だからこそ、
東洋医学的な体質に合わせた治療と
生活習慣の改善をしていくことが
元気な精子を作り、
DNAを運ぶという役割を全うするためには
大切なことなのです。


男性も積極的に妊活しましょうね!


ということで、今回はこの辺で。


男性不妊担当 万木祥太郎



妊活するなら結婚前から身体づくりを!

2016年10月20日 [記事URL]

結婚はまだしていないけど、
結婚したら将来的にこどもは欲しい・・・

けど、その頃には年齢が高くなるし、
今から何かしておいた方がいいのかな。

とは言うものの、何からしたらいいのかわからないし、
妊活ってよく聞くけど、よくわからない・・・


という漠然としたお悩みをお持ちのあなた。

続きを読む

同じ悩みを抱えている方は少なくありません。

実際に、不妊専門鍼灸治療院である当院に
結婚前で妊活はこれからだけど、
できることがあるなら今から何かしたいと
ご来院される方も増えています。


女性でもキャリアを重ね、
結婚はもう少しあと、と先延ばしになり、
気付いた頃には高齢で、
焦って妊活に取り組まれる方は多いです。


年齢を重ねれば重ねるほど妊娠しにくくなってしまいますが、
年齢に関わらず、妊娠しにくい体質が隠れていることも
もちろんあります。


というのも、
これまでの生活習慣の積み重ねによって
今の体質ができているからです。


ということは、
将来お子さんを希望されるなら、
できるだけ早く、ご自身の体質を把握し、
そして改善していけるように
生活習慣を変えていった方がいい
ということなのです。


結婚する前から体質改善を始めておけば、
結婚する頃には今よりも授かるための準備が進んだ状態で迎えられるので、
その後、妊娠を目指すならその分結果が出やすくなります。


あまりにも、忙しすぎる毎日を送っていると、
「妊活もしないとな~とは思うけど、まだいっか」
と妊活のスタートはどんどん遅くなりがちです。


もちろん、仕事など妊活の他にも大事なことはありますが、
本当に将来お子さんを望む気持ちをお持ちなら、
今の過ごし方を改めて考えることも大切ですよ。


仕事にいっっぱいいっぱいで
本当は妊活もしたいけど、
そこまで手が回らないのであれば、
できたら仕事の負担を減らして
妊活の時間に回すことも必要かもしれません。


高齢になってから妊活をスタートされる方も多いですが、
「もっと早くに始めておけばよかった」
とおっしゃる方が多いです。


それに、できるだけ早く授かりやすい身体づくりをして
早く結果が出た方が、流産などその後のリスクも下がり、
出産や育児の体力的な負担も減らせます。


体質改善には時間がかかるので、
スタートは一日でも早い方がいいですよ。


まだお付き合いもこれからだし、結婚もまだ
という段階の方でももちろん大丈夫です(^^)


今から妊活を始めて身体づくりをしていきたいという方は
いつでもご相談くださいね。


今のうちからできることはたくさんありますので、
あなたの体質をふまえたうえで、
生活習慣や食生活なども、
アドバイス
させていただきますよ♪


カウンセリングか説明会+体験治療はこちらからどうぞ↓
http://www.e-harikyuu.com/briefing.php


これから妊活をスタートされるあなたを応援しています。


「繰り返す流産担当」 池田由芽



二人目の妊活には"スピード感"が大切

2016年10月15日 [記事URL]

妊活、不妊治療は時間が勝負!
というのは、二人目の妊活に限った話ではありません。

妊活スタートも検査も何でも早ければ早いほうが良いです。


けど、二人目の妊活では
"スピード"ではなく"スピード感"を意識して頂ければと思います。

続きを読む



二人目の妊活を頑張られている多くの方は
家事に育児にと日々の生活に追われている方がとにかく多いです。

そのため、早く弟や妹をと考えながらも
夫婦ともなかなか余裕ができず
妊活もいつの間にかなおざりになり
そのままズルズル年月が経過してしまい・・・
二人目は欲しいけど
心のどこかでは「もういいかな・・・」というように
諦めモードになってしまっている
というご夫婦はとても多いです。

そんな忙しい日々だからこそ
二人目の妊活には"スピード"ではなく"スピード感"が大切なのです。


というのも、
とにかく忙しい二人目妊活ですから
急いで妊活していこうと思っても
なかなか思うようにことが進みません。

クリニックに行く予定の日に
子どもが熱を出してしまって行けなくなってしまう
なんてことも少なくありません。

早く早くと思えど、なかなか妊活スピードが上がらないのが
二人目妊活なのです。


だからこそ、大事なのが"スピード感"です。


"スピード感"と書くと
どうしても"急ぐ"というイメージが浮かんでくるかと思いますが
必ずしもそういう意味ではありません。

確かに、妊活は時間が勝負!ですから
ご夫婦ともクリニックで今の身体の状態をチェックしてもらったり
当院のような不妊専門治療院などで不妊の体質チェックをしたり
妊娠しやすい身体への体質改善に取り組んだり
ということはできるだけ早くが良いでしょう。


では、そうではない"スピード感"は何かというと
例えば、家族での時間や夫婦の時間というのは
むしろゆったりスローな気持ちで過ごすことも大切です。

それでなくとも、今では産後も共働きのご夫婦が多いので
忙しない日々を送られている方が少なくありません。

そこに二人目の妊活も入ってくるのですから
余計に追われるような生活になってしまうのです。


さらに、自己タイミングやクリニックに通いながらのタイミング療法で妊娠を目指す場合
排卵日にばかり気がいき、夫婦関係が機械的になってしまったり
子どもを気にしてしまうが余り、
せっかくのご夫婦の時間がお互いがどこか焦ってしまったり
ということにもなりがちです。

結果的に、セックスレスになってしまうご夫婦も少なくなく
余計に二人目不妊を深刻な状況にしてしまうことにも
つながってしまいます。


そのためか
実際、二人目をご希望で当院にお越しになられる方を診させていただくと
精神的に疲れ果ててしまっていたり
ストレスでいっぱいいっぱいになってしまっていたり

という方は少なくありません。

心にも身体にも余裕がなくなってしまっているのです。


"心身一如"という言葉は
今までにも何度もお話しさせて頂いてきました。

心と身体はつながっているのです。

こういう場合
妊娠に近づくのに必要なことは
まずは色々な面で"余裕"を作ることです。

それが妊娠しやすい身体への体質改善の第一歩です。


ですので、二人目の妊活で大事なのは
"スピード"ではなく"スピード感"なのです。

つまり、
不妊の検査や体質チェック、体質改善はできるだけ早く!
けど、
家族や夫婦の時間は、逆にスローに、
そして日々の生活をゆっくり楽しむ!

ということも二人目の妊活では大切ということです。


当院で妊娠された二人目妊活をされていたご夫婦を思い返してみると
この"スピード感"が丁度良い感じだったことを思い出します。


もしあなたが二人目や三人目の妊活中なのでしたら
ぜひ、"スピード"ではなく、"スピード感"を意識してみていただければと思います。


では、今回はこのへんで。


二人目不妊担当 万木祥太郎



卵管がつまっていても不妊鍼灸は効果的?!

2016年10月06日 [記事URL]

妊活中のお悩みのひとつに卵管閉塞があります。


片方だけのこともあれば、
両方つまってしまう人もいます。


片方でも、両方でも不安ですよね。


卵管は、卵子と精子が受精する大事なところです。

続きを読む

そんな卵管がつまっていると知ったら、
不安になるのも当然のことです。


では、卵管がつまっていたら、妊娠は難しいのでしょうか?


卵管がつまっていても、妊娠できないということはありません。


片方のつまりなら確率は半分になりますが、
自然妊娠も期待できます。


両方ともつまっていたら、
それが完全に閉塞している状態であれば、自然妊娠は難しいので、
卵管のつまりを通す手術を行うか、
体外受精を行い体外で受精させた卵子と精子を子宮に戻せば、
卵管が閉塞していても妊娠を目指せます。


年齢が高ければ、妊娠率が下がってしまうので
卵管を通す手術はせず、すぐ体外受精に進む場合も多いです。


そもそも、どうして卵管がつまるのでしょうか?


その原因には、
子宮内膜症や性感染症であるクラミジアの感染、
子宮外妊娠
などがあります。


とくに、クラミジアは感染していても痛みやかゆみなどの自覚症状が出にくく、
長い間感染したまま子宮頚管から卵管へと炎症が広がり、
結果的に、知らないうちに卵管が閉塞してしまうことがあるのです。


そういった原因により卵管が完全に閉塞していれば、
先ほどもお話した通り、
卵管のつまりを通す手術もしくは癒着を剥離する手術を行い、
自然妊娠や人工授精で妊娠を目指すか、
体外受精にステップアップします。


もし、卵管が完全にふさがっていなければ、
卵管に造影剤や生理食塩水を通すことで、
つまりを解消し、その後の妊娠率を高めることができます。


だから、卵管造影検査は、検査にも治療にもなるのですね。


ですので、妊活中の方でまだ卵管造影検査を受けていない方は、
早めに受けていただくことをおすすめしますよ。


ちなみに、
卵管につまりがある人にも鍼灸治療は有効です。


鍼灸治療によって閉塞していた卵管が通るというわけではありませんので、
卵管が両方閉塞している方は、妊娠を目指すなら
妊活に鍼灸治療を取り入れる場合でも、卵管のつまりを通す手術を行うか、
体外受精にステップアップしていただく必要があります。


そして、卵管造影検査や通水、または卵管のつまりを通す手術の後など
卵管のつまりが解消して妊娠しやすくなっている状態で
妊娠力を高める不妊鍼灸治療を取り入れていただくことで、
できるだけ早く結果が出るよう後押しができます。


また、卵管が閉塞していて体外受精などに進んだ場合でも、
鍼灸治療を併用することで相乗効果を期待できますよ。


実際に、卵管が閉塞していても、
妊娠される方はいらっしゃいます。


ですので、希望と勇気を持って、
今できることにチャレンジしていきましょうね。


卵管がつまっていても、できることはありますよ。

あなたの妊活、応援しています(^^)


「子宮のトラブル担当」 池田由芽



房事過多は男性不妊の原因になる?

2016年09月24日 [記事URL]

東洋医学で不妊の原因といえば
"腎虚"="腎臓の弱り"が多いのですが
これは、女性に限らず男性もそうです。

腎臓は、生命力や生殖力、精子力を主っているところです。
ですので、腎臓の弱りは、不妊の原因になり得るのです。

※このブログの中でいう"腎臓"は東洋医学的な考え方での腎臓ですので、"腎臓の弱り"といっても、現代医学的に腎臓病があるというわけではありません。あしからず。

続きを読む



それでなくとも、現代人は、腎虚状態の方が多いです。

現代人の腎虚の原因の多くは、不規則な生活習慣過労です。

が、腎虚になる原因はそれだけではありません。

東洋医学の色々な書物にほぼ欠かさず記されているのが
"房事過多"です。


一般的には聞き慣れないワードかと思いますが
房事過多は、「セックス(房事)のし過ぎ(過多)」という意味です。


どういうことかというと
男性の場合、射精によって腎精(≒腎臓の元気)を消耗してしまいます。

腎精は、しっかり休息をとったり、腎臓の元気を補う生活習慣を送ることで
回復するのですが
この腎精の消耗が過剰になると、回復が間に合わず
腎虚となってしまうのです。


では、不妊治療中の男性は
精子力をUPさせるために
腎精を消耗しないように
できるだけ禁欲した方が良いのか?
ということになりますね。

言葉だけをとると、そうなるかもしれませんが
必ずしもそうとは限りません。

特に現代医学では
男性は禁欲しない方が精子力がUPする
というのがスタンダードになってきました。

禁欲することで
古い精子は運動率など精子力が弱くなっていることが多かったり
古い精子が新鮮な精子に悪影響を及ぼすことがあるからです。

ですので、精子の質を上げるためにも
むしろ射精は頻繁に行った方が良い
というのが、今ではスタンダードです。


それでは、東洋医学が間違っているのか?
となるかもしれませんが、決してそうではありません。

過多が良くないのです。

例えば、過労でフラフラだったり
慢性的な睡眠不足が続いているような
腎虚状態でセックスをしすぎることは
腎精をさらに消耗することになり
腎虚をさらに進め
男性不妊の原因になりかねません。


これは、現代医学でもそうです。

乏精子症などの、精子がきわめて少ない男性不妊の場合は
禁欲期間を設ける方が良い場合もあります。


現代社会の中では、
特に養生に意識をしていないと
腎虚にならない生活を送ることの方が難しかったりします。

そういった状況である場合
房事過多は男性不妊の原因になり得ます。


ただ、だからといって
闇雲に禁欲をするのは良くなくて
適度な射精はやはり必要なのです。

マスターベーションならそんなに疲れないからOK?
という声が聞こえてきそうですが
東洋医学的には、射精によって精を消耗する以上
そうとも限りません。


つまり、なにごとも程々ということです。


程々ってどれくらい??

というのが、悩ましいですが
一般的には2日に1回くらいは射精した方が良い
というように言われています。

ただ、
精液検査の成績が人それぞれであるように
腎虚の状態も人それぞれで違うので
程々の程度も人によって違うのです。


いずれにしても
大切なことは、現在の状態を知ること
です。

精液検査でそれほど大きな問題がなく
東洋医学的にお身体を診させていただいても
甚大な腎虚状態でなければ
「毎日射精しても良いですよ」
と、私はお伝えすることが多いです。

最近は射精回数が少ない方が増えてますので
むしろ、
「もっと射精回数を増やして下さい」
とお伝えすることの方が多いかもしれません。


房事過多は男性不妊の原因にはなり得ますが
セックスレスよりも夫婦関係は頻繁にあった方が良いですし
禁欲するよりも適度に射精もあった方が良い

これは確かです。

大事なことは、
腎虚になりやすい現代社会だからこそ
セックスや射精の回数を減らすのではなく
腎臓の元気を補えるような生活習慣に変えていったり
体質改善にご夫婦で取り組み
タイミングにこだわらず夫婦生活を楽しむことが
妊娠への近道になると思います。


働き盛りのあなたを応援してます!

男性不妊担当 万木祥太郎



髪を切ったら授かりやすくなる?!

2016年09月22日 [記事URL]

失恋したら髪をバッサリ切ったりすることがありますよね。


あなたもそんな経験、ありませんか?


ちなみに、私も高校生の頃失恋をして、
20cmくらい髪をバッサリ切ったことがあります。笑
なぜか、そういうときって髪を切って
スッキリしたくなったりしませんか?

続きを読む

実は、この髪を切ること自体が、
妊娠に関係することもあるのです。


というのも、東洋医学では
髪は血の余りだといわれています。


さらに、髪は腎の華ともいわれているのですが、
これはどういうことかというと、
腎臓のパワーが今どういう状態なのかが髪に現われ、
また、しなやかできれいな髪をキープしようと思ったら
腎臓の力が必要
ということです
(ここでいう腎臓は西洋医学で考える腎臓とは異なりますので、
ご注意くださいね)。


ですので、
髪の毛の状態で
血が不足気味だったり、腎臓がパワー不足だということがわかります。

今日はなんだか櫛で髪をときづらいな
今日は髪につやが少ないな
枝毛や切れ毛が気になる
抜け毛や白髪が増えてきた


など髪の症状が気になったら、
血や腎臓のパワー不足かもしれません。

腎臓は妊娠力を担当しているので、
妊活中はとくに、ここが弱っていたらよくありません。


そんなときの対処法として、すぐに出来ることが、
髪を切ることです!


髪を切ることで、
髪に消耗されていた血や腎臓のパワーが他のところにまわるので、
結果的に生殖の力が高くなるのです。


ですが、人によっては、
髪の毛はやっぱりロングヘアがいい!
というこだわりがあったり、
事情があって伸ばさないといけない方もいらっしゃいますし、
髪を切る勇気が出ない~
という方もいらっしゃるかもしれませんね。

では、髪を切る以外にできることはないのでしょうか?


それは、体質改善です。


血や腎臓のパワーを補い、できるだけ消耗しないような
生活習慣
を心がけ体質を根本から変えていくことができたら、
切りたくない髪を無理に切る必要はありません。


むしろ、髪を切ることよりも、
体質改善をして妊娠に必要な血を補っていくことの方が重要です。


女性には月経があって、
毎月出血していく分、血が不足しやすくなりますし、
子宮筋腫がある方で経血の量が多い方は、
とくに貧血になりやすくなります。


ですので、妊活中の方は普段から生活習慣の改善などにより、
血を補って腎臓(妊娠力)をパワーアップすることを心がけましょうね!


そのための生活習慣の改善の仕方は、
よければこちらの記事を参考になさってくださいね↓

『血は夜につくられる?!妊活中なら絶対知っておきたい血のお話。』
http://www.e-harikyuu.com/page/blog/miscarriage/545.php

『着床障害の方の妊活の過ごし方』
http://www.e-harikyuu.com/page/blog/miscarriage/399.php

『食べ物で血を補って流産予防!』
http://www.e-harikyuu.com/page/blog/miscarriage/227.php

『焦って生き急ぐと、授かりにくくなる?!』
http://www.e-harikyuu.com/page/blog/miscarriage/498.php

もちろん、鍼灸治療も血を補うのに効果的ですので、
体質改善に取り入れたい方はいつでもご相談くださいね(^^)
体験はこちらからどうぞ↓

http://www.e-harikyuu.com/briefing.php


あなたのお役に立てれば幸いです。


「子宮のトラブル担当」 池田由芽



不妊治療の備えとは?

2016年09月17日 [記事URL]

10月に日本ではじめて不妊治療の保険が販売されることになりましたね。

今年の4月に不妊治療の保険販売解禁になってから
まだかまだかと待ち望んでいた方も多かったかと思いますが
今回の保険は不妊治療の備えになり得るものだったのでしょうか。

続きを読む



今回販売されることになった保険は
16歳~40歳までの女性のみが対象で
2年間の不担保期間の後に、体外受精と顕微授精に最大12回までの給付金が出て
2年目以降は出産給付金ももらえる

というものです。

2年間の不担保期間がありますので、
今まさに不妊治療にトライ中!という方向けではなく
どちらかというと、これから結婚や妊活予定の方向けの内容なのかなと思います。


この保険のポイントの一つが、最大12回までの給付金でしょう。

公的な助成では、初回40歳未満で最大通算6回までしか助成を受けることができませんが
この保険では、それ以降も6回まで給付金が出るということです。


不妊治療は、体外受精や顕微授精にステップアップすると
治療費が非常に高額になります。

そのため、助成回数の上限などがネックになって、
経済的な理由で、ステップアップできなかったり、諦めざるを得なかったり
という方は実際に少なくないので、
そういう面では、助けになりうるかと思います。


ただ、先にも書きましたが
2年間の不担保期間がありますので
将来的に不妊治療をすることになるかもしれない
そのための保険
と考えた方が良さそうです。

ですので、
たとえば、重度の月経不順や無排卵などの
不妊の原因となりうるような症状があるけど、
結婚や妊活はこれから
と考えている人には経済的な備えになるかもしれませんね。


ただ、実際問題、
高齢になればなるほど
体外受精や顕微授精の回数は増え、経済的にも厳しくなってくるので
もう少し高齢不妊でお悩みの方向けの保険もできてくると
もっと高度な生殖医療の恩恵を受けられる人も増えると思うのですが
保険の設計が難しいのでしょうね。

まずは一つ、不妊治療の保険ができたことをポジティブに捉えておきましょう!
今後の他社の動向も気になりますね。


とはいえ、
こういった保険や高度な生殖医療に頼ることなく
妊娠できるというのが一番ですよね。

それに
保険に入っていれば
妊娠できるというものではありません。

ですので
不妊治療の本当の備えというのは
保険に入っておくということではなく
不妊の原因になりうる生活習慣なり体質をしっかり改善し
妊娠しやすい身体づくりを妊活前、不妊治療前から取り組んでおく

ということです。

実際、当院のゲストでも
当院に来院前から生活習慣の改善にトライされているかたの方が
早く妊娠という結果が出ているように感じます。

生活習慣や体質はすぐに変えられるものではありませんから
将来に備え、妊活前から体質改善していくことが
とっっっっっても大事ですよ。

もちろん、女性だけでなく男性も一緒に。


不妊体質のチェックはお気軽にご相談下さい。
妊活前、結婚前でも大丈夫ですよ(^^)

無料の体質チェック(メール診断)はコチラです。
http://www.e-harikyuu.com/consultation.php

説明会や体験治療はコチラです。
http://www.e-harikyuu.com/briefing.php


では、今回はこの辺で。


高齢不妊&二人目不妊&男性不妊担当 万木祥太郎


<参考>
『日生、国内初の不妊治療保険 出産時には祝い金も』
https://goo.gl/1GSgVE (日経新聞さんのサイトに移動します)

『新商品「ニッセイ出産サポート給付金付3大疾病保障保険"ChouChou!"」の発売について[1.2MB]』
https://goo.gl/xOKaDf (ニッセイさんのニュースリリースのPDFファイルが開きます)



不妊の原因は「腎臓の弱り」の落し穴

2016年09月10日 [記事URL]

東洋医学的な不妊の原因で最も多いのは「腎臓の弱り」

腎臓は、東洋医学では、生命力や生殖力を担当するところですし
この表現は間違いありません。

ただ、一言で「腎臓の弱り」というと、確かにそうなのですが、
実はこの一言には、東洋医学的な不妊治療をするにあたり
絶対に見落としてはいけない落し穴があります。

続きを読む



もしかするとあなたも
鍼灸院などで不妊の鍼灸治療を受けられた際に
「不妊の原因は腎臓の弱り」と言われたことがあるかもしれません。

また、当院のホームページでできる無料のメール診断でも
原因は腎臓の弱り
となる方は、とても多いですし
実際にお身体を診させていただいても
原因は腎臓の弱り
という方はとても多いです。
(腎臓の弱りといっても原因の原因まで診ていくと千差万別ですが)


けど、腎臓って人間の身体の中には左右に2つあります。

そして、東洋医学でも腎臓は2つあると考えます。

「腎臓の弱り」というのは、
どちらのことを言っているのでしょうか?

右だけ?左だけ?
それとも両方?

実はこれ、東洋医学的な不妊治療をする上で、とても大事なことなのです。


現代医学で腎臓というと
尿を作り、体液の状態を調節したり、不要な代謝物を排出したり、
内分泌や代謝の状態を整えたりする
生命活動にはとても大切な臓器で
右も左も同じ働きをします。

一方、先ほども書きましたが、
東洋医学で腎臓というと、生命力や生殖力を担当します。

が、右と左では性質が異なるのです。


右の腎臓は、腎相火といい、陽で"火"の性質
左の腎臓は、腎水といい、陰で"水"の性質

をそれぞれ持っています。

この"水"と"火"の陰陽のバランスは非常に重要ですし
"先天の精"といい、生命力には欠かせません。


自然界で例えると、草木をイメージすると分かりやすいかもしれません。

元気な木が育つために欠かせないのは
太陽光の"火"の力と、栄養を得て循環させるための"水"
そして、養分となり根を張る"土"ですよね。

けど、太陽光("火")だけが強すぎると
枯れてしまいますよね。

逆に、水が大量すぎても腐ってしまいますし
土の状態が悪くても根付かなかったり、元気に育ってくれません。


この関係は人間にもそのまま当てはまります。

人間も生命力や生殖力を存分に発揮するためには
"火"、"水"、"土"がとても大事なのです。

(厳密には腎臓の"火"は"相火"なので、単なる"火"とは微妙に違いますが、
説明すると長くなるのでここではあえてスルーします)

ちなみに"土"は、私たち人間でいうと、
食べ物から得られる元気(いわゆる"後天の精")のことです。
(だから食養生もとても大事なのですが、今回は、その話もおいておきます)


最初に書いた、東洋医学的な不妊治療をするのに
腎臓の右と左、どちらにトラブルがあるのかを知ることが大事というのは
こういうことで、
例えば、
腎相火が弱っているのに、腎水を補うような治療をしてしまうとどうなるか・・・
腎水が弱っているのに、腎相火を補うような治療をしてしまうとどうなるか・・・

先ほどの草木の例で想像してみるとお分かりかと思います。

もちろん、どちらの場合でも腎臓の弱りを補おうとしているので
草木が枯れたり腐るかのような
大問題になることは少ないかもしれませんが
治療効果として薄くなってしまうことはあるかもしれません。


特に、高齢不妊でお悩みの方の場合
この左右の腎臓の元気のバランスの崩れが
ある症状で現れてきていることがあります。

いわゆる更年期の症状です。

たとえば、更年期障害の典型的な症状の一つに
のぼせや多汗があります。

これは、東洋医学では相火の妄動によるものと考えます。

つまり、腎臓の陰陽の気のバランスが崩れ、
腎水が弱り、腎相火が強くなりすぎている状態です。

この状態で、腎相火を補うような治療をしてしまうと
更年期の症状をさらに進行させてしまいかねない・・・
というのは、想像できるかと思います。

へたをすると妊娠力を下げることにつながってしまうかもしれません。


高齢での妊活は時間と妊娠力のキープが鍵!
といっても過言ではありません。

ですので、
どちらの腎臓に対して、どのようにアプローチしていくのかは
とても大事なことなのです。


そのためにも、
しっかり今の体質を見極めた上で
体質に合わせた治療で体質改善を図っていくことが
高齢での不妊治療では重要になります。

ただ、残念なことに
「不妊には三陰交」
というように、体質を診ずに決まった治療しかされない
鍼灸接骨院などが町には溢れています。

もし、あなたがこれから不妊の鍼灸治療を考えられておられるなら
単に腎臓の弱りに対して治療をするだけでなく
しっかりと、東洋医学的に体質を見極め、
あなたの体質に合わせた治療をしてもらえる治療院を選ばれることを
強くオススメします。


なお、当院はどなたも最初は無料の体験治療からとなっていて
本格的な治療をスタートするまで順々に体質チェックをしていきます。
随時受付中ですので、どうぞお気軽にご相談下さい。

お申し込みはコチラです。
http://www.e-harikyuu.com/briefing.php


では、今回はこのへんで。

高齢不妊担当 万木祥太郎




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