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1000年以上前から伝わる習慣性流産への東洋医学的な対処法とは!? その①

2014年12月18日

1000年以上前から伝わる古典の本の数々。

日本の最古の医学書は『医心方』です。
医心方は912~995年に書かれた医学書なので、
その歴史はなんと1100年以上にもおよびます。

そしてその頃から繰り返す流産の治療法も確立されていたことが、
古典の本には書かれているんです!
びっくりしませんか?


東洋医学は経験に基づく医学です。
古典の本には先人からの教えがギュっとつまっていて
私たちもその内容をもとに治療をさせていただいています。


その人が持っている症状、
さらに身体に出ている反応を丁寧に読みとって
見逃さずに診断、治療をしていきます。


今回からしばらくは
習慣性流産と向き合うにあたって、
大切な考え方を先人の経験・知恵から
いっしょに学んでいこうと思います。


昔の人は習慣性流産をどのように考えていたのか?
そしてどのようにアプローチしていたのか?

それを知ることであなたのお役に立てることが
あったら嬉しく思います。


さて。さっそくですが、
初回である今回は『諸病源候論』という本からご紹介します。
610年に書かれた、中国の随の時代の本で
全部で50巻あります。

ということは今から過去にさかのぼること・・・
1400年以上昔の本です!!(゜○゜)
そんな時代から医療があったことがすごいです。


この本の中では、習慣性流産のことを
「妊娠数堕胎(だたい)」と呼んでいます。

そして、その後には「滑胎」と呼ばれるようになったそうです。

この本にはいろんな病気に関することが書かれていて、
それぞれの症状や病気の原因が解説されています。


そこにはこんなことが書かれています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「陽施陰化,故得有胎,営衛和調,則経養周足、
故胎得安,而能成長。

この内容をわかりやすくざっと説明しますと、

陽の気を与えて、のびのびとさせてあげることによって、
陰が化します。
そしたら、赤ちゃんも子宮の中に安心していれます。

営衛(陰陽のことが調和)していると、
経絡(気血の通り道)から栄養が足の先まで
全身に行き届き、赤ちゃんは子宮の中で安定しながら、
成長できます。


「若血気虚損者,子臓為風冷所居,
則血気不足,故不能養胎、所以致胎数堕。
候其妊娠而恒腰痛者,喜堕胎也。」


ところが、血気が足りない人は
子宮に冷たい風があたるところにいるようなものです。
そんな状態の子宮では気血が不足し、
赤ちゃんを養うことができなくなり、
何度も流産してしまいます。

妊娠した時にいつも腰痛がある人は流産しやすくなります。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

東洋医学の考え方では、ヒトは陰と陽でできていると考えます。
この本文では陰陽のバランスの大事さが書かれています。


陽は温かい気で、発散させる性質を
陰は冷たい気で、収束させる性質をもっています。

また次のような決まりもあります。

形のあるもの=陰
形のないもの=陽

なので、赤ちゃんのもとになるものは陰のものですが、
それを動かすのは陽の働きなんです。
ちょっと難しいでしょうか?

なので、寒がりで身体が陰に偏っている人には陽を助け。
暑がりで陽が盛んなタイプの人には
余分な熱(陽)を抜いたり、
または陰を補って陰陽のバランスをよくしていきます。

そのうえで陰陽が調和している、
つまり簡単にいうと、
全身の気がスムーズにめぐっていることが大切です。

全身の気のめぐりは、適度に運動をしたり、
ストレス発散をいつも心がけたりすることで、
スムーズにめぐってくれますよ(^-^)
ストレッチや腹式呼吸もおすすめです♪


また、血気が不足している人は
先ほどの説明にもあるように流産しやすくなります。

なので、赤ちゃんにしっかりを栄養を送れるだけの
気血の量を確保することも大切です。
量が少なかったら流れもゆっくりになってしまいますよ。

流産を予防するためは、
赤ちゃんを養うための気血がつくれるように
胃腸を元気にすることがポイントになります。

とういことは、
普段から胃腸にやさしい生活をこころがけることで
流産予防になるのですね!


それから最後に書かれている、
妊娠した時にいつも腰痛があったら流産しやすいというのは
東洋医学的に腰は腎臓と関係していて、
腰も腎臓とつながっているからです。

また、東洋医学では
子宮も腎臓が主(つかさど)っていると考えます。
西洋医学的にも腎臓と子宮は深い関係があることからも納得です。

腎臓を補うために自分でできることは
しっかり質のいい"睡眠"をとることです。
これに尽きます!
今からでも遅くありませんから、
夜更かし気味だったら、早寝の生活に変えていきましょうね!


1400年以上も昔なのに
ここまでわかっていたなんてすごいですよね!!

今から予防のためにできること、
何かひとつでもはじめてみませんか?
未来の赤ちゃんのために・・・


『繰り返す流産』担当、
池田由芽がお届けしました(^^)



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