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未受精卵の凍結保存は少子化対策に効果?

2015年02月15日

未婚の若い女性や、既婚でもキャリア構築中などの事情で
妊娠出産をもう少し遅らせたい方々のあいだで、
少しでも若い卵子を保存して将来に備えようとする
動きが始まっています。
この方法で、妊孕性を温存して卵子老化に対抗できるでしょうか。

ひいては少子化にも貢献できる?!

最近よくみかけるようになったニュースです。
未受精卵を凍結保存して、後に融解後体外受精を行う
という方法を使えば、将来自分の子どもを授かる可能性が高まる、
ということなんですが、いろいろと検討の余地はあります。

確かに卵子は女性の年齢分、歳を取っていきます。
それを食い止めるのは至難の業ですが、
若いうちに取り出して保存しておけば老化を止められる!
という画期的な方法が生まれたのだと、安堵された方も
多かったのではないでしょうか。

問題点としては、凍結卵子によって将来出産まで到達できる
確立は1割程度
といわれる確立の低さです。

また、未授精卵を使った体外受精に関しては、
まだ歴史が浅くて出生児に関する予後について明らかなデータは
存在しない
そうです。
まさに、これからデータを集積していく段階なのですね。

そして採卵に伴う身体への負担もあります。
ホルモン剤の副作用や、麻酔の影響、痛みや出血の不安も
あるのですね。


これだけの不安要素がありつつ、さらに大きな問題も。

・・・費用ですね(^_^;)

卵子を採取して凍結する際の一時的な費用のほか
凍結保存のための維持費が毎年かかります。
これは卵子の個数や保存年数によって変わってきます。
そして、いざ解凍して体外受精に臨むときは
体外受精の費用が発生します。

計算すると、かなり莫大になります。

【卵活】とは、大きな資金を注ぎ込みながらも、
失敗に終わる可能性が、確立としてはかなり高い

ということなのですね。


最近では、この【卵活】を企業が援助するという動きも
出てきています。
米アップル社やフェイスブック社が、自社の女性従業員の
【卵活】(卵子凍結)費用に補助金を出すという
ニュースが出ましたよね。

そして先日、日本の自治体が補助金を出すという方針を
発表しました。
 ⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150206-00000053-jnn-soci
  「浦安市、卵子凍結保存に補助金」

こうした制度が普及して、国全体の少子化に歯止めがかかる
ことを期待したいですが、
補助金制度は、資金面から卵子凍結を断念してしまう
女性たちには歓迎される流れとはいえ、
その他のリスクが減るわけではありませんので、
逆に「これでもう安心」と思われてしまうと
それは何か違う、という気がします。
これだけでバラ色の将来、というわけにはいかないのでは?


もっと大事なことがあるとも思うのです。

それは、1年でも早くご夫婦で子どもを迎えられる環境を
整えること
ではないでしょうか。

もちろん、女性一人の責任では決してないですよね。
男性も同じくですし、社会全体(一企業だけの福利厚生ではなく)で
そういう方向に社会変革していくことが
一番の解決法ではないでしょうか。

とはいえ、そうした社会変革が、これまでちっとも前に進まなかった
ために、このような対策が取られるようになってきたわけですから、
どちらも大事ということなのでしょうね(^^ゞ


それから、外部環境だけでなく、内部環境を守る、
つまり、お身体のケア、アンチエイジングを日頃から
心がけていくことも大切になってきますよ。
老化するのは卵だけでなく、子宮や血管など
身体全体なのですから。


真剣に未受精卵子凍結保存を検討される方は、
リスクをしっかり把握していただく必要があります。
また、卵子の採取は40歳未満、凍結未受精卵子による
体外受精は45歳未満
であることなど、
推奨年齢もありますので、いつまででも可能という
わけでもありません。
検討される場合は、この点にもご注意くださいね。

高齢不妊担当の近藤琉水がお届けしました(^^)



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