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ベビ待ちさんのお悩み"便秘"と便秘薬。

2015年05月10日

快食快便は健康の証し。
おいしく食べて、毎朝スルッと元気なお通じ。
これが理想ですね!

でもそれがうまくいかない方がどれほど多いか・・・(-_-;)
あえて口にはしなくても、とても身近なトラブルですよね。

それにベビ待ちさんにとって、便秘はけっこう危ないんですよ!

子どもの頃からずっと便秘症という方もいらっしゃいます。
いつしか薬に頼るようになって、もう手放せない!
という方も少なくないんですよね。

コマーシャルでも有名な市販薬(=簡単に手に入る)を、
最初は1日1,2粒だったのが、だんだん効かなくなってきて
1粒ずつ増やしていき、なかには1日10粒、それ以上も(怖くて書けません)
飲んでる方が実際いらっしゃいます。

もう、そうなると下剤依存症です。

多くの下剤の成分は腸管を刺激し収縮させて便を排出します。

これは自然に起こる腸の蠕(ぜん)動運動とはちょっと違う動きなんです。
ノーマルだと、腸内の内容物が蠕動運動で直腸まで運ばれ、
その刺激が脳に伝わって"便意"になります。
この信号を受けとったらトイレに行く、というのが通常の排便システム。

ところが、下剤は無理矢理絞り出すので、
正常な"便意"が無く、脳に信号が伝えられません。
そうなると、麻痺してしまい、便がたまっても"便意"がなくなり、
タイミングを逃して、自力で排便できなくなってしまうのですね。
だからまたお薬に頼ってしまうのです。

毎日のように使っていると、腸もその刺激に慣れてしまうため、
だんだん効き目が悪くなってきてしまいます。
お薬の量を増やしては激痛とともに排便(下痢)という
悪のスパイラルにはまってしまうのです。

まったく出ないよりは、下痢でも出たほうがマシ?!
と思われるかもしれませんが、これは便秘薬の副作用なんです。
だんだん腸の粘膜が黒ずみ、いっそう働きが悪くなって
便秘が重症化してしまうのです。
将来大腸がんなどの重篤な病気に発展する可能性もありますよ。


さらに、もっと怖いことも実はあります。
刺激性下剤の「大腸平滑筋の運動を促進させる」という作用は、
同じ平滑筋でできている子宮にも働いてしまい、
子宮が収縮することによって流産の恐れも出てきます。

ですから、妊娠中は刺激性下剤の使用を控えたいのです。

いつ妊娠しても大丈夫!なコンディションを維持したいベビ待ちさん。
あなたは大丈夫でしょうか?!


「漢方」と名の付く便秘薬だったら安全か?
というと、そうでもないのです。

漢方の便秘薬に入っている生薬のセンナや大横は
立派な刺激性下剤の成分です。
同じように腸を収縮させてしまいます。
腹痛も起こりますので、ご注意ください。
(より安全な生薬配合の漢方薬もあります)


妊婦さんも大丈夫な便秘薬として、機械性下剤があります。
どうしてもという場合は、こちらのほうに切り替えてくださいね。
便の水分を増やして柔らかく、カサも増やし、排便を促すものです。
習慣性もありませんので、依存症にはなりません。
市販もされていますし、ひどい便秘症でなくても、
便が硬くてコロコロで出にくい方にも効果抜群です。

これまで便秘薬に頼っていた方だと、怖いからといって
いきなり断薬しても出ないのは当たり前です。
お腹が張って苦しいですよね。不安感も強いはずです。
自力では難しいので、妊活中の方は医師にご相談ください。
消化器内科、胃腸内科、「便秘外来」というのもありますよ。
単発的な便秘ではなく、下剤依存症という病気なのですから。


依存性のないマイルドなものにしても、便秘薬は便秘薬。
対症療法で、根本的な解決にはなっていません。

なぜ便秘になったかというと、やはりそこには
食生活や運動不足などの生活習慣上の問題があったはずです。

そこを解決しなければ、やはり薬に頼る生活からは
抜け出せないのですね。


食物繊維をたっぷり摂る、水分を充分に摂る、
栄養バランスよく、規則正しく、決まった時間に食べる、
もちろん暴飲暴食はダメ!

といった飲食習慣の王道。

納豆を食べると出る!という方、いらっしゃいますよね。
他にはヨーグルト→それはイエローカードです。
コーヒーで、という方、それはお腹壊してますから!


早寝早起きの規則正しい生活、適度な運動、
便意を我慢せず、トイレタイムをしっかり取る(朝食30分後がベスト)

という生活習慣

まずは、これが基本ですね。

そしてそれでも足りなければ、サプリや整腸剤、オリゴ糖
(腸内のビフィズス菌のエサとなり、腸内環境を整える)
などを加えてもよいかもしれません。

お勧めなのは、ぬか漬けなどのお漬け物です。
毎日食べれば、最適な乳酸菌を安定して腸に届けることができます。
乳酸菌といえばヨーグルトや○クルトですが、
私たちがヨーグルトなど乳製品を食べるようになったのは
たかだか数十年前からのこと。
ご先祖様から受け継いだ我々の腸は、ヨーグルトよりも
お漬け物や味噌や醤油など日本古来の発酵食品・調味料のほうが
断然合っているのです。
ブルガリア人やギリシャ人でない限り、ヨーグルトよりもお漬け物!
朝食にはご飯と納豆、具だくさんのお味噌汁、そして漬け物、
この和食ラインナップでしっかり食べる習慣を付けましょう!


ところが、そんな地道な努力を無にしてしまうのがストレス性、
いわゆる痙攣性便秘です。
ストレスのせいで自律神経の働きが乱れ、
腸の蠕動運動が活発になりすぎて起こります。
便秘と下痢を繰り返すパターンです。
このタイプの方は刺激性下剤が禁忌です。

とにかくリラックスすることが一番で、
補助的に水溶性の食物繊維を摂るようにしてください。

食物繊維には水溶性と不溶性があります。
水溶性はオクラ、アボカド、きのこ類、海草類、こんにゃく、やまいも、納豆など。
不溶性は穀類、小麦ふすま、シリアル、野菜類、豆類、果物などです。

通常の便秘の方は両方の食物繊維をバランス良く摂取してほしいのですが、
痙攣性便秘の方は主に水溶性を中心にするほうがお腹に優しいです。


まず、意図的にぼーっとすること
これを優先的に心がけてくださいね!


「便秘=下剤」ではなく、タイプ別に生活改善をしていくことで
根本的な"治療"をしていくのが正しい便秘の治し方です。
生活改善をすることで、便秘だけでなく、さまざまな症状も
改善していけるはずなのです。
妊娠しやすい体質づくりに役立ちますよ!
諦めずに治しましょう。
体質改善には東洋医学的な治療も役に立ちます。
いつでもご相談を(^_^)/

最後に。
便通が2,3日に1度のペースでも、ガスがたまった不快感もなく、
残便感もなく、スッキリしている場合は便秘ではありません。
必ずしも毎日1回無いといけないわけではないので、
その方のペースであれば、それがベストです。
逆に1日1回以上出てもスッキリしない場合、
便秘といえる可能性もあります。
改善すべき生活習慣があるかもしれませんよ。
型にはめないようにしましょうね(^-^)


近藤琉水がお届けしました。



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