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不妊治療中の人付き合いの方法(職場編)

2014年03月29日

女性が働きやすくなってきた社会からうまれた問題

今では、結婚後も仕事を続け、妊娠、そして出産をした後には復職をするという女性が多くなりました。
このように女性が働きやすい社会になってきたことはとても嬉しいことですね。

一方で、働きながら不妊治療をがんばっている方にとっては、この環境が不意にストレスの元になってしまうことも少なくないというのが現状です。

同僚の妊娠や出産から受けるプレッシャーや焦燥感、クリニックへの通院のために急に休まざるを得ないことが増えることによる周囲からの目線など、職場独特なストレスに悩まされている人は多いと思います。

ですが、働きながら不妊治療をする以上、こういったシーンはそれほどマレなことではありません。
ですので、うまくストレスに対応できるようになって、働きながらでも前向きに不妊治療に臨んでいきたいですね。

このページでは、そのためのちょっとしたヒントをお伝えしますので、ぜひトライしてみて下さいね。

職場のストレスを乗り越える方法

では、どうすれば、乗り越えられるのでしょうか?

シーン別に考えてみましょう。

〜同僚の妊娠や出産の話がつらいとき〜

まず、同僚の妊娠や出産です。

これ自体はとてもおめでたいことですよね。
職場の同僚からはたくさんの祝福の声が聞こえますし、1つの目指す形でもあると思います。

ですが、不妊治療をしていると、

・なぜ自分はこんなに頑張っていても妊娠できないのに、あの人は妊娠できるの?
・人の幸せを祝福しているほど暇じゃないし、余裕なんかない
・妊娠したら仕事を休めるのに、不妊治療では仕事を休めない
・育児の話なんか聞きたくない!

などの、ネガティブな方向に気持ちが偏りがちになってしまいます。

そして、この不満がストレスとなり、徐々に徐々に、まるでボクシングのボディブローのように、心にダメージを負っていきます。
さらに、こういったストレスは、はき出しにくいものです。
そのため、どんどんどんどん心の深いところに溜まっていき、余計にネガティブに卑屈になってしまうという、負の無限ループに陥ってしまうのです。

では、こういう時、どうすればうまく対処することができるのでしょうか?

いちばんは、"人は人"と思って、"受け流す"ということです。

最初はこういう幸せな話を耳にするのも嫌な時期は必ずあります。
そういう時は、無理に耐える必要はありません。
聞き流したり、トイレに行くふりをして席を離れたりするのも良いと思います。
人は人と思い、考えないようにしましょう。

そうすると、そのうちに慣れてきます。

慣れてくると、同僚の妊娠や出産もポジティブに捉えられるようになります。
例えば、話の輪に参加して、同僚の苦労話を自分の糧にしようと思えるようになったりします。
もしかしたら、同僚も妊娠までに何らかの苦労をしているかもしれませんし、妊娠初期は色々と不安定になりがちなので、対処法などは参考にできることも多いものです。

人の妊娠がうらやましくて卑屈になったりネガティブになったりすることは、誰にでもあります。
ですが、考え方や見方を変えるだけで、すごくポジティブに捉えることができるようになります。
最初はむずかしいかもしれません。
でも、誰でも克服することはできます。
ぜひ、"人は人"と考え、軽く受け流しながら、慣れていって頂ければと思います。


〜休みがちになり職場の人たちからの目線が気になるとき〜

そして、もう一つ、働きながら不妊治療をしていると、必ずといって良いほど直面する問題が、クリニックへの通院の都合で休みがちになってしまうことです。

こういうときは、どうすれば良いのでしょうか?

それは、直接の上司に不妊治療をしている旨を伝えておき、理解をもらっておくというのが、一番良いと思います。

とはいえ、不妊治療自体の認知は社会全体ではまだまだ低く、さらに上司が男性であった場合は、当事者でなければ、ほぼ無知と考えても、ほとんど間違いないと思います。

ですので、しっかり面談時間を取ってもらい、不妊治療の現状を理解していただく他ありません。

ポイントになるのは、あなたと上司との信頼関係です。

もし、あなたが、これから不妊治療のスタートや、体外受精などの高度生殖医療(ART)にステップアップしようと考えておられるなら、このあたりも意識して、上司や同僚とコミュニケーションを取っておくことが大切だと思います。

不妊治療をポジティブに捉えること

ここまで不妊治療中の職場での人付き合いの方法をご紹介させて頂きました。
すべてのケースが、このような方法で心が楽になるわけではないかもしれません。
それでも、ひとつのヒントにして頂ければ幸いです。


ここでひとつ、あなたにお願いがあります。

どうか不妊治療をネガティブに捉えないで下さい。

不妊治療をしていると、なかなか子宝を授かれない自分自身に負い目を感じ、自分は不幸だと下を向いてしまうこともあると思います。
それは、自然なことです。
ご自身を責める必要はありません。

けど、ちょっとだけ見方を変えてみましょう。

あなたは、"不妊"ではなく、"未妊"です!

妊娠しないのではなく、今はまだ授かっていないだけです。
これから授かるチャンスがあるのです。
妊娠した同僚に負けないような、元気でかわいい赤ちゃんをこれから授かることができます!
そのために今一生懸命努力されているのです。

これから宿るお子さんのための治療です。
とても幸せなことだと思いませんか?

見方を変えると、ネガティブもポジティブに変わります。

ストレスも捉え方を変えると、ストレスではなくなります。
ストレスは、妊活の天敵です。
ぜひ、これらを実践してみて、うまくストレスを対処してみて下さいね。


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