高齢不妊から妊娠する! - 不妊治療専門漢方鍼灸治療院 馬場聖鍼堂

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高齢不妊から妊娠する!

高齢不妊だからこそ、一度、視点を変えてみるのもアリ

2015年05月08日 [記事URL]

馬場聖鍼堂に始めて来院くださるゲストの平均年齢は約38歳。
40歳前後のご夫婦が多いです。
もちろん、30代前半や20代のゲストもいらっしゃいますし、二人目不妊の方もいらっしゃいますが
晩婚化といわれる昨今、30歳代後半で初めてお子さんを意識しだした
という方は、決して少なくありません。

そんな中、ほとんどの方が気にされているのは、
"いつまで妊娠できるか"
ということです。

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いわゆる高齢不妊といわれる年代ですので
まだ妊娠することができるのかどうか
気になるのは
至極当然のことですよね。


近年、生殖医療の発達により
高齢でも妊娠を望める可能性が増えてきました。

50歳代で妊娠&出産された著名人の方もいらっしゃいますよね。


そういうこともあり、
当院では30歳代後半でも高齢不妊という先入観は持たず
全然妊娠の見込みはある!と考え、治療に当らせていただいています。


もちろん、ゲストによって違いはあります。

西洋医学的な検査結果も当然参考にしますし
東洋医学的な体質もとても重要です。


当院では、40歳前後での妊娠は珍しいことではありません。

それくらい、今や、40歳前後の方にとって妊娠は、
決して諦めざるを得ない夢ではないのです。


ただ、40歳前後といっても、僕たちは、目先の"妊娠"だけを目標に
治療させていただいているわけではありません。


しっかり出産できる身体、
そして、元気にお子さんを育てていける身体作りと体質改善。

これは、不妊治療中から始まっているといっても過言ではありません。


とはいえ、

「妊娠できずに悩んでいるのに、その先のことなんか考えられない!」

という声が聞こえてきそうですが、
こう思われるのは当然だと思います。

不妊治療は思ったようにいかなかったり、辛いことの方が多いですから。
よく分かります。


けど、
ご自身が妊娠する姿や
出産まで、そして産後のことをイメージするということは
実は、不妊治療では、とても大切なことだったりもします。


それは、潜在意識が関係しています。

"不妊治療をしている自分"だけを意識していると、
潜在意識も"不妊治療をしている自分"になってしまい
無意識のうちに"不妊"という状況を受け入れ、
現状から抜け出せなくなってしまう
ことがあります。

けど、
"不妊治療のその先の自分"を意識していると
潜在意識にも"不妊治療のその先"となりますので
無意識のうちに"不妊治療の先にある出産や子育て"に向けて
身体が自然と動き出し、
より心身ともに妊娠しやすい身体へと変わっていきやすい
のです。

これは引き寄せの法則が関係しているのですが
意外かもしれませんが、実感されているかたは少なくありません。


そこで、当院では『子宝地図』を作ってみることをオススメしてます。

子宝地図で不妊を解消

これは、実際に当院の院内に飾っている子宝地図で
これからお子さんを授かり
出産するまでのストーリーを描いています。

そしてこれを毎日ふとした時に目にすることで
お子さんを授かり出産するというイメージを潜在意識に働きかけ、
無意識のうちに自然と妊娠に向けて身体が動きだし
妊娠することができるというものです。

この写真はあくまでもサンプルで
実際は、あなた方ご夫婦が子宝地図の主人公です。

詳しくは、当院の院長 馬場乾竹の著書
『「子宝地図」で赤ちゃんを授かる!』に書いていますので、
ご興味を持たれた方はご一読いただければと思います。


とはいっても、
長く不妊治療をされている方には、もしかしたら
「いまさら精神論じゃないでしょ!」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

それもよく分かります。

ですが、東洋医学には心身一如という言葉があり
"心と身体はつながっている"という考えがあります。

つまり
心で"不妊"と思っていると、身体も"不妊"になってしまう
ということです。

実際、この子宝地図を実践することで授かれたというお知らせは少なくなく、
ありがたいことに全国からメールやお手紙をいただいています。


もしも、今、不妊治療をされていて、
行き詰まりを感じられていたり、
全然将来のことを考えられなくなっているのでしたら
一度、視点を変えてみるというのも良いことだと思いますよ(^^)


なお、今月の当院の不妊治療説明会では
『「子宝地図」で赤ちゃんを授かる!』著者で院長の馬場乾竹が
『今までの不妊治療を忘れ、自然妊娠する方法』と題して
スピリチュアルな面からの不妊治療についてお話しさせていただきます。
(馬場乾竹が直接お話しさせていただくのは数年ぶりです)

40歳前後の方だけでなく
これから不妊治療にトライしようと思われている方
既に不妊治療中だけど体外受精などへのステップアップにためらわれている方
逆に、少し不妊治療を休憩してみようかと考えられているご夫婦にも
オススメできる内容です。


もしご興味がおありでしたら
ぜひ足を運んでいただければと思います。

お申し込みと詳細はコチラです。

http://www.e-harikyuu.com/briefing.php

では、今回はこの辺で。

高齢不妊担当 万木祥太郎


<参考>
『「子宝地図」で赤ちゃんを授かる!』
http://www.amazon.co.jp/dp/4341085921



正しい高齢不妊治療の受け方

2015年04月10日 [記事URL]

正しい高齢不妊の治療の受け方

厚生労働省が実施している出生や死亡、婚姻といった
人口動態を調査した結果である人口動態統計

この人口動態統計からは、
調査した年の統計データだけでなく、数十年間の各統計の推移も確認することができるのですが、
出生に関する統計データを眺めていると、高齢不妊でもより早く妊娠するためにはどうすべきであるか
といったことを読み取ることができます。

続きを読む



近年、晩婚化、晩産化といわれていますが
この人口動態統計をみると、その変化具合が良く分かります。
第1子出産時の平均年齢は40年前と比べると
男性で3.8歳の高齢化が進み2013年時点で32.5歳
女性で4.7歳の高齢化が進み2013年時点で30.4歳となっています。

こういった変化は、
おそらくご自身が生まれた時の両親の年齢と、
今のご自身の年齢を比べてみると
実感できることもあるのではないでしょうか。


一方で、人口動態統計には
「母の年齢階級別出生率」
「結婚生活に入ってから第1子出生までの期間」
というのも推移をみることができます。


「母の年齢階級別出生率」というのは
母親の年齢に対する出生率ということなのですが
実は、現在よりも60年も過去、
1950年頃の方が高齢での出生率は高いのです。

一般に高齢不妊というと、35歳以上をさすことが多いですが
(当院では40歳前後でも高齢とは捉えていませんが)
1950年の35~39歳の出生率が約0.6、40~49歳で約0.2なのに対し
2013年では、35~39歳で約0.27、40~49歳で約0.05という数値なのです。

1950年というと戦後すぐですよね。
当然、現代のような生殖医療は発達していません。
にも関わらず、高齢と言われる年代での出生率は現在よりも高いのです。

もちろん、当時とは人口も違いますので、
一概に現在よりも高齢出産していたとは言えない部分はあります。


それでもなぜ、このように大きな変化が出てきているかというと
それは、ライフスタイルや生活習慣の変化が要因としてあるのではないでしょうか。


現在の女性の地位は当時とは比べものにならないほど高くなっており
社会における女性の重要性も増しています。
現代のように晩婚化や晩産化が進んだのは当然の流れでしょう。

とはいっても、先ほどご紹介したように
現在の第1子出産時の平均年齢は30.4歳です。
平均とはいえ、まだまだ高齢とはいえません。

ということは、ライフスタイルの変化といっても
女性の社会進出だけが高齢出産の出生率が下がっている要因とは
言えないのではないか?

とも考えることができます。


では、その他に何かないか、考えてみました。


それはやっぱり生活習慣の変化ではないかと思います。

例えば、食生活。

昭和初期と比べ、今は何でもいつでも食べることができますよね。
食事の内容も、昔ながらの和食が減り、洋食が増え、
ジャンクフードやスナック菓子が食事代わりになっている人も
今では珍しくありません。
毎日のように甘いスイーツを食べる方もおられますよね。


そして、生活のリズム。

家の中では昼夜が存在せず、深夜遅くまで趣味に没頭したり
昼まで眠ったり、
ワークスタイルに依存する部分もありますが
規則正しい生活を送っているという方の方が希です。
(何をもって規則正しいというかはまた別問題ですが・・・)


このような個人個人の望む形で生活することができるというのは
科学の進歩による恩恵で、日々の生活を豊かにしてくれています。
ただ、東洋医学的に人の健康という側面で考えると
残念ながらマイナスにもはたらいてしまっている
こともあるのです。


東洋医学の聖典である『黄帝内経』には
人が健康でいるためには、季節に合わせた養生をすることが非常に大切
と記されています。

たとえば、起床と就寝については

春の3ヶ月(立春~立夏)の間は、
夜になると寝て、少し早起きして散歩をすると良い。

夏の3ヶ月(立夏~立秋)の間は
夜になると寝て、少し早起きして夏の日を心地良く感じると良い。

秋の3ヶ月(立秋~立冬)の間は
鶏のように、日の入り日の出に合わせた早寝早起きをすると良い。

冬の3ヶ月(立冬~立春)の間は
早く寝て、日が昇ってからゆっくり起きるのが良い。

というように書かれています。
(その他にもたくさんのことが書かれているのですが今回は割愛させて頂きます)

こういった生活のリズムは、
現代よりも昭和初期やそれ以前の方が近いと思います。
つまり、季節に合わせた養生を今よりも自然と行えていたということです。

そして、こういった生活習慣が高齢での出生率に
少なからず好影響を与えていたのではないか?

とも考えることができます。


とはいえ、
現代社会で昭和初期や東洋医学の古典に書かれているような生活習慣を
送るというのは至難の業ですよね。


では、
高齢不妊でも、より早く妊娠するためにはどうすれば良いのでしょう?


もちろん、生活習慣をできるだけ見直すということは大事です。

また、不妊の原因をしっかり見極め、改善していくという体質改善も重要です。

そして、身体の状態に合わせた、的確な生殖医療を受けるということですね。


高齢になればなるほど、妊娠する力が低下し、
妊娠できたとしても流産してしまう可能性が高くなる

これは逃れようのないことです。

高額な費用を費やして何度も体外受精にトライするのは
ほんとにしんどいですよね。


ですが、だからといって何もできないわけではありません。

少し遠回りなように感じてしまうかもしれませんが
まずは、ご自身の体質と妊娠力を見極め、
より妊娠しやすい身体へと体質改善をしていくことが、
妊娠力をアップし、流産を防ぎ
より早く授かるためには、大切なことではないかと思います。


当院では、毎月初めてお越しの方向けに無料で不妊治療説明会を開催しています。
今月のテーマは
『正しい高齢不妊治療の受け方と卵子の老化を防ぐ!アンチエイジング』
です。

40歳前後で不妊治療を頑張られておられる方向けの内容です。
不妊治療をしていても思うように結果がついてこなくて悩まれている方
ぜひ、ご参加頂ければと思います。

詳細と申し込みはコチラです。
http://www.e-harikyuu.com/briefing.php

それでは、今回はこの辺で。

高齢不妊担当 万木祥太郎


<参考>
人口動態統計(厚生労働省のホームページ)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/81-1a2.pdf



出産先送り症候群は高齢不妊の原因?

2015年03月29日 [記事URL]

女性の社会進出が進んでいくにつれて婚姻年齢が上がり、
高齢出産が増えてきたという流れはご存知の通りです。
必然的に不妊治療を受ける年齢層も高齢化し、
30代40代の高齢ベビ待ちさんがかなり多くなりました。

ほしくても授かれないでいる人がたくさんいるいっぽうで
出産を先送りする方たちのその理由とは?

続きを読む

少し前ですが、こんな記事がありました。
 ⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150310-00000003-nallabout-hlth
  「もしかして「出産先送り症候群」? そんなあなたに伝えたいこと」

最大の理由の【仕事】を優先するのは、
純粋に仕事に熱中するあまりに、ということもあるでしょうが、
経済的な理由や、一旦離れてしまうと復帰できなくなる不安が
あるのですよね。

やはり職場環境や周囲の理解・協力の問題が大きいですね。
男女ともに育休が気兼ねなく取れたり、時短や職務内容などの
子育て世代への配慮が無ければ少子化は防げないと思います。

これは自分自身ではなく、外部の原因ですよね。
子育て世代にやさしい職場環境を整備するのは急務です。
女性だけではなく男性も、ですよね!
(女性だけ、妊娠出産も子育ても、そのうえ仕事もして
 キラキラ輝いていてねって、それはおかしいですよね?!)


ところが、自分の内部が原因ということもあるようなんです。

足りないのは【自信】? 【自覚】?

完璧主義の方ほど陥りやすい「出産先送り症候群」ですね。

親になる自信なんて、そもそも誰も明確には持ってないけど
子どもが生まれたら徐々に親になっていくのですよね。
ならざるを得ないというか...

これは文字通り、「案ずるより産むが易し」です。

過剰に心配しているうちに、妊娠可能な年代を通り過ぎてしまう
恐れもありますし。

真面目な方は「こんな私じゃ無理」と思われるかもしれませんが、
世の中の親となった人たちって、みなさん日々反省したり
失敗して落ち込んだりしながら、親業修行をしているのだと思うのです。

成長のチャンスだと捉えていただいたほうがいいですよね。


心配性過ぎる方は、まだベビ待ちの段階からさまざまなことを
気にしすぎるため、いざ親となったときはもっともっと
心配なことが起こるのでは? という大きな不安を抱えて
いらっしゃるようです。

キリがないです!!

それに、その不安や恐怖が妊娠を遠ざけているかもしれません。


「なるようになる。」

そう思わないと、親業はやっていけないかもしれません。

不安要素よりも希望を見出して、積極的に親になることを
目指していただければと思うのです。


ここまで読まれた方で「私はずっと妊娠することを望んできて
"先送り"なんて考えてない!」と思われた方もいらっしゃる
かもしれません。

でも、さまざまな心配をすることで、図らずも"先送り"
していることになっているかもしれません。


せっかく身体は妊活しているのに、心がブレーキをかけていては
うまくいくものもいきません。

極度の心配は【ブレーキ】になることを思い出してくださいね。

心を軽く、アクセルふかしていきましょう(^_^)/


高齢不妊担当の近藤琉水がお届けしました。



これだけは押さえておきたい高齢不妊

2015年03月15日 [記事URL]

晩婚化にともなう晩産化。
・・・と、その前に妊活の高齢化

高齢化だからって、特別な教育を受けたわけでもないので
知らないこともいっぱいあります。
思い込みもあるかもしれませんね。
後の祭りにならないよう、押さえておくべきことは何でしょう?

続きを読む

1.高齢でも生理があるうちは妊娠できる?

このことはもう「どうやら違うらしい」というのは知られてきましたね。

毎月生理が来ても、卵自体の老化によって妊娠に至らないことがあります。

ちゃんと排卵していなくても、生理のような出血を見ることがあります。
正式には生理ではないのですが、見た目では判断しにくいですよね。

排卵しなければ、妊娠はできません。

ホルモンのバランスはどうか、排卵してるかどうか
ちゃんと診てもらわないと自分では確定できませんよ!

おおよその見当をつけるためには、まず基礎体温をつけてみましょう。

ただ、基礎体温も完璧ではありません。
ご参考までに、というところです。


2.排卵していれば妊娠できる?

基礎体温表を見て、タイミング指導を受け、これでバッチリ!
と思っても毎回撃沈。

そこで大きな施設で検査を受けてみたら、両方の卵管に通過障害発覚

こんな悲劇はいまだにあります。

時間がもったいないのですが、二十代の方だったら
まだ取り返しはつきます。
わかった時点でステップアップすれば、まだ間に合います。

でも高齢になっていれば、それまでの時間のロスが非常にもったいない。

タイミングを始める前に、必ず卵管造影を!!


3.発覚しにくい男性不妊!

EDを代表とする性機能上の問題は、唯一男性が自覚できる症状ですが、
無精子症などの造精機能の問題は素人では判断しにくいものです。

ですから必ず男性も検査を受けてくださいね。


精子の曲がり角は35歳付近だそうです。
男性だって加齢の影響を受けるのですから。

高齢というだけではありません。

タバコやアルコール。
乱れた食生活。
寝不足や過労。
長風呂やサウナ好き。
流行の自転車通勤。

心当たりはないですか?

今ではベビ待ちカップルの半分に男性要因があるそうです。
男性は他の方とお悩み相談しないので、「自分だけ」と
思い込んでしまうようです。

でも、意外と「誰にでもあること」なんですね。
恥ずかしいことでも、男性性を否定されることでも
命にかかわることでも、まったくありませんから。

ほんのちょっとの勇気があなたと、大切なパートナーを
守ってくれますよ!


4.最後に。

AMH(アンチミューラリアンホルモン/抗ミューラー管ホルモン)について。

卵巣の予備能(どれくらい卵が残っているか)を知ることができる値です。

この検査を受ける方が増えてきているのはいいことですね(^_^)/

数値が低ければ、あまり悠長にはしていられないことを示しますし、
残りわずかなのに、がむしゃらに排卵誘発しても良くはありません。

この検査がメジャーになってきているなかで、誤解もあるようです。

卵の在庫を表す数値ではありますが、卵の質までは反映していません

年齢が若くて、AMH値も高いからといって、
すべてが質の良い卵だというわけではありません。
受精着床しない、流産に結びつく卵も含まれています。

たとえば、多嚢胞性卵巣(PCO)の方はAMH値は高い傾向ですが、
なかなか自力で排卵できないために妊娠しづらくなっています。

AMH値が限りなく0に近くても、無事妊娠・出産に至る方も
いらっしゃるのです。
質の良い卵さえタイミング良く出てきてくれさえすれば!

ご自身の卵巣予備能を把握するために、ぜひ検査は受けていただきたいですが、
数値が良くても悪くても一喜一憂しないでくださいね。

現状把握のため、高齢の方はぜひ受けてほしい検査です。


ご夫婦で妊活に取り組んでいらっしゃる仲良しカップルのみなさん、
あるいは、残念ながらパートナーの理解・協力が得られず
孤軍奮闘を続けている女性のみなさん、
自力+運を天に任せる前に、まずは基本を押さえてみてください。
そのうえで対策を考えていただければ。

あまり時間に余裕のない高齢不妊のみなさん、
今後の対策、方向性、戦略などに迷ったら、ぜひご相談くださいね(^_^)/

高齢不妊担当の近藤がお届けいたしました。



高齢妊活克服は可能?

2015年03月01日 [記事URL]

妊娠適齢期は20代だそうです。
人間の、生物学的な適齢期としては、です。
でも実際、人生のそんな早い段階では、
まだ子どもを産めるようなステージには至りませんよね(^_^;)

実生活と適齢期って、ズレがありすぎですね?!

続きを読む

ようやく社会人になって仕事を覚え、
キャリアを積んでいくことは男女関係無く、
なかなか厳しいものです。

仕事に打ち込んでいると、伴侶に巡り会うチャンスだって
なかなか無くなってしまいますし。

出逢いが無ければ、結婚話だって出ません。
ますます晩婚化ですよね。

平均初婚年齢は、最新の2013年のデータで
男性が30.9歳、女性が29.3歳です。

10年前の2003年は、男性が29.4歳、女性が27.6歳だったので
女性のほうが若干高齢化が早いことになります。
このまま進むと女性も30歳に届きそうですよね(-_-;)


もちろん、このデータは平均値です。
10代や20代前半で結婚する方はいるわけですから、
平均年齢を引き上げている層はといえば、
30代後半にご結婚、ですよね。

そして結婚後もキャリア構築中の女性にとっては
残念ながら、妊娠・出産が大きな妨げになってしまうのです。

そのあたりを先日NHKの『クローズアップ現代』で
とりあげていましたね。
 ⇒ http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3621.html
   「どう守る 妊娠中の働く女性」

「今は無理」「まだ無理」と
仕事に追われているあいだに晩産化が進み、
40代に突入してしまうのです。

最近では"卵子の老化"が一般に知られるようになり、
危機感を募らせて専門クリニックデビューする方が
多くなりました。

そして、すぐに体外受精など高度生殖補助医療に
挑戦されることになるのですが、やはり40代になると
なかなか治療もうまく行かず・・・(泣)
ということでご相談に来られる方が多いのです。

というわけで「4△歳でも妊娠できるのでしょうか?」
というご質問をいただくわけなのです。

ただ、実年齢を根拠に「何歳だから○×△」という
区切り方は、ハッキリとはできないと思います。


実際には検査をしてホルモン値を調べたり、
子宮内膜症や筋腫の存在などでも条件は変わってきます。

なによりも、その方のもつ生命力というものは
「若そうに見える」といった目に見える部分とは関係無く、
ヒトそれぞれなのです。

ご両親からもらった生命力と、生まれてこの方の生活習慣で
積み重ねてきた(すり減らした方も多いのですが)生命力と、
その両方で形作られる力が、あなたの持つ身体年齢の根拠です。

この身体年齢がけっこう若ければ、40代でも妊娠・出産することは
可能です。

逆に、20代でも30代でも、身体年齢が高い方が増えているのが
現状ですね。
40代の方でも実際の身体は50代だったら、
希望通り妊娠はかなわないかもしれないのです。

できるだけ早く、アンチエイジングに取り組んでいただくことを
おすすめしています。

まったく歳を取らないのも不自然な話ですが、
できるだけゆっくり歳を取りたい!!
スロー・エイジングです。

そのためにできることは何でしょうか?


まずはご自身の身体のことをよく知ること。
今の生活のなかで、何が良くて何が良くないのでしょうか?

良かれと思って間違ったことをしていませんか?

目指している妊娠という目的が最終目標ではないですね。
元気に出産して、育児もやっていけるように。
そんな身体をつくるためにできること。

少し長い視点で、今の生活を振り返ってみませんか?


何歳まで妊娠できるのか。
それは、あなたの身体年齢次第なのですから


アンチエイジング、スロー・エイジングなら
鍼灸でサポートできます。
一緒に夢を叶えたいですね(^_^)/


高齢不妊担当の近藤琉水がお届けしました。



不妊治療は必要な検査を受けてからスタート!

2015年02月01日 [記事URL]

不妊専門クリニックを受診すると、まず最初は検査から始まります。
女性の場合、必要な時期に必要な検査を順番に受けていきますので
1~2周期くらいは検査で終わるかもしれません。
でも男性はいつからでもOKです!

女性のほうが時間がかかるのですから、男性は先に終わらせましょう!!
それが"時間の無駄"をつくらない第一条件です(^^)

続きを読む

ということで、男性の検査とは精液の検査になります。
「一般精液検査」では以下のような項目があります。

● 精液量
● 精子濃度
● 総精子数
● 精子運動率
● 正常精子形態率
● 白血球

医療機関によって、プラスアルファの項目があることも。

他に、血液検査で男性ホルモンなども確認します。
精液所見に問題があれば、さらに詳しい検査があります。

また、外陰部の診察や問診などもありますよ。

一部の女性の検査のような痛みを伴うものはありませんので、
必ず受けてくださいね。
そして、その結果が"男性らしさ"を損なうものでも
"男の沽券"に関わることでも、
決してありません
ので、ほんの少しの勇気を出して
お二人の未来のために、検査受診してください。


では、女性側の検査一覧です。

1.血液(ホルモン値、感染症)
2.子宮頸がん
3.超音波(子宮、卵巣)
4.卵管造影
5.フーナーテスト/子宮頸管粘液

基礎体温表はあらかじめ2~3ヶ月分を記録していきます。

血液検査では抗ミュラー管ホルモン(AMH)や
甲状腺機能なども一緒に受けておきましょう。
高齢になると特に重要になってくる検査項目です。
また、年齢が若い方でも問題があるケースもありますので
省略せずに受けてくださいね!

女性の場合、生理期間、排卵期、黄体期、とそれぞれに
必要な検査がありますので、お仕事されている方は
日程調整が難しいかもしれません。

毎月生理があるからといって、必ず排卵があるとは限らず、
症状が出ない子宮内膜症や筋腫、ポリープなどもありますから
必ず一通りの検査を受けるようにしましょう。

卵管造影検査も、"時間の無駄"をつくらないために必須の検査です。

少し前になりますが、テレビ番組で
陣内貴美子さんがご自身の体験をお話されていました。
最初に卵管造影を受けていたら・・・と悔やまれます。
 ⇒ http://www.j-cast.com/2015/01/23226092.html
   「壮絶「不妊治療」を告白」

特に問題が見つからないからといって、
ずっとタイミング法に頼っていても
違う病院で詳しい検査を受けたら新たな問題が判明(゚Д゚)
ということもあります。

同じ産婦人科で10年もタイミング法を続けていた方も
実際いらっしゃいました。
ほんとうに、もったいない10年間です(T_T)
もっと前に、検査さえ受けていたら・・・

また、半年、一年と時間が経てば変化していく数値もあります。

ぜひ定期的にご自身のお身体の状態を見直し、
最新の正確な状態を把握するようにしてくださいね。

それが"時間の無駄"を省く一番の方法です。


検査を受けたら、その結果を踏まえて対処法を検討します。

手術が必要になるケースもあるでしょうし、
まずはタイミングから、ということもあるでしょう。


ただ、妊活は妊娠だけがゴールではありませんね

妊娠後は無事出産して、育児をしていかなければなりません!

そのために、今から準備が必要なのです!!

妊娠して力尽きてしまってはダメですからね...。

将来を見据え、体質改善をして備えていきましょう(^_^)/

体質改善は、東洋医学的な体質判断が前提です。
西洋医学の検査と同じような位置づけです。
妊娠しやすい身体づくりをお望みの方は、
まずは体質判断を受けてくださいね!

メールでも簡易な体質判断が可能です。
 ⇒ http://www.e-harikyuu.com/consultation.php
   「無料診断&相談」を受けてみてくださいね!

高齢不妊担当の近藤琉水がお届けしました(^^)



不妊の悩みは尽きないものですか?

2015年01月18日 [記事URL]

いざ妊娠してからのことって、考えたことはありますか?

高齢不妊で気持ちも焦り、とにかく早く妊娠したい!
という思いが募って、意外とその後については
想像力が及ばないこともあるようです。

続きを読む

ですので、ベビ待ち段階の今現在、将来のことなんて
ピンと来ないというのは当然のことだと思います。

「妊娠前」「妊娠中」「出産後」と、大きく分けると
この3期間で、それぞれまったく異なった悩みがあります。
これもまた、当然のことですよね。


誰でも切羽詰まると目の前のことでいっぱいいっぱいになり、
自分の抱える悩みだけで他のことに思いをめぐらす余裕は
無くなるものです。
だから「妊娠中」の悩みなんて、今から悩んではいられない、
というのがほんとうのところ。

先日も、妊婦さんが「治療中の頃がもう遠い昔過ぎて
何に悩んでいたのかもわからなくなってしまった」と
おっしゃっていました。

その方はその方で、以前はすごく悩まれていましたし、
現在はマタニティ期特有の心配事で心中穏やかではないわけで、
決して「のど元過ぎれば」ということではないのです。


共通しているのは、妊娠前にお悩みや不安、ストレスが大きすぎて
精神的にダメージを受けてしまうほどの方は、
やはり次の時期、段階に進んでも同様に思い悩んでしまいがち
ということがあります。

思考の癖や性格的なところが大きいようです。
心配性は心配性、ということでしょうか。


というわけで、ベビ待ち中に思い悩む傾向がかなり強い方の場合、
妊娠した途端に人生バラ色~ というわけにはいかないかも
しれません。

将来にわたっても、もちろん子育てという大プロジェクトにおいては
次から次へと難問が押し寄せてくるでしょうし、
それを一つひとつクリヤして、乗り越えていくのが
人生というものなのかな、と思います。


とくに、出発段階で"高齢"ということであれば、
お子さんが生まれて、10年後、20年後、と先々のことを
イメージしておくことは、ある程度必要かと思います。

お子さんが何歳でどのような発達段階になっているか、
そのとき自分は何歳で、どういう状態だろうか、
ということを大まかに把握しておかれることは
損にはならないはずです。

ただ、なってみないとわからない事態も多いはず。

あまり先々のことを心配しすぎたり、恐がり過ぎたりしては
前に進めなくなりますよね。

また、どんなに心配しても、子どもの人生は子どもの人生なので
親でもコントロールできない部分はあります。


心配性の方は、ずっと先々に起こるかもしれないことを心配して
片時も心が休まらず、しんどい思いをされることが多いです。

たぶん、一生何も問題が起きず順風満帆のまま
という人生はあり得ないはずです。
とはいえ、ずっと常に心配しっぱなしの人生も、
辛いですよね...

ある程度は仕方無いと割り切って歩いていくしかないです。

なので、先々のことを考え過ぎないのがいいのかな。
きっと、いつか火の粉は飛んでくるのでしょうが、
来る前にまだ幻の火の粉に身を焼かれる必要はありませんよね。
すでに全身火傷状態だったら、実際に飛んできた火の粉には
もう対応できる余力がなくなってしまってるかもしれないからです。

もし今あれこれ心配や不安で押しつぶされそうになっていたら、
「いったんこれは置いといて」ができるといいですね(^^)
妊婦さんになったとき、「何だったんだろう?」と
忘れてしまうくらいの悩みかもしれないのですから。

ちょっと頭を休めてあげるだけでいいんです。

そのほうが緊張が解け、呼吸が楽になったり、
消化がうまくいくようになったり、
身体は絶対いい方向に動きますから。


一人で悩まず、いつでも相談してくださいね!

月に1度、説明会を開催しています。
そちらでご質問していただいてもけっこうですし、
個別のカウンセリングも受けることもできますよ!
お悩み相談、受付けてます(^o^)
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高齢妊娠・出産は楽じゃないから

2014年12月21日 [記事URL]

松たかこさんや中沢裕子さんご懐妊のニュースには
多くの高齢ベビ待ちさんたちも勇気をもらったのでは
ないでしょうか(*^_^*)

松さんはお一人め、中沢さんはお二人めですね!
おめでとうございます\(^_^)/

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芸能人の方々が40代で出産され、元気に仕事復帰されて
子育てブログを日々更新されたりするのを見ると
「40代の妊娠って、なんだ、普通じゃないの?」
なんて感じておられるかもしれません。

誰でもできるって思われてるかもしません。

いやいや、そんな"普通にできること"ではありませんよーっ!
それは錯覚です!!

体力も気力も人並み外れた有名アスリートや芸能人の方が
表向き簡単そうにできたとしても、
一般の方が同じようにできるとは思い込まないでくださいね。
成功された方しか表に出てこないというのもありますし、
影の努力は表には出てこないものです。


昔は1人の女性が生涯にわたって産む人数が多く、
長子と末子の年齢差が20歳以上ということだってよくありました。
そうなると、産婦の年齢は50近くということは十分あったのです。
でも寿命も短かったので、末子を育てるのは長子をはじめ
年上の子どもたちの役割のようなところもありました。

現代でも、たまに50歳近くで妊娠される方がいらっしゃいますが、
全国で年間数例ほどの珍しさなのです。
「後に続けー!」と号令をかけても、なかなか難しいです。


難しいには難しいなりの理由があります。

現時点では日本人女性の平均寿命は86.61歳で世界一です。
ただ、注意していただきたいのは"健康寿命"です。

"健康寿命"とは、日常的に介護を必要としないで、
自立した生活ができる生存期間のことです。

こちらは74.21歳なのです。

平均寿命との差は約12年。
つまり晩年の12年間は寝たきりになる、ということです。
あくまで、平均ですよ。


寿命が長いからと安心していても、ほっておくと
意外と早く動けなくなるのです。

長寿国の私たちの課題は、いかに健康寿命を伸ばすか
というところにあります。

そのためには病気にかからない、予防することが大事ですよね。

健康的な食習慣や適度な運動、張りのある規則正しい生活など、
心身を健やかに保つことが一番ですね!


このことを高齢妊活されている方はよくよく考えてくださいね。

ベビ待ちしながらも、
健康寿命を縮めてしまうような生活を送っていませんか?!

偏った食事や、夜更かし癖、飲酒や喫煙、運動不足などなど
とくに気にしたことなかった、なんてことはありませんか?

腰痛や極度の肩こり、冷え症、寝ても取れない疲労感、
頑固な便秘、コレステロール値や血糖値の異常
、などなど
ほったらかしにしていませんか?


無理矢理にでも妊娠してバッタリ倒れるより、
健やかな肉体で赤ちゃんを授かり、そこからまた息の長い育児を
ずっとがんばってやり通せる身体を。

お子さんが自立できるまではご両親が頼りです。
成人したお兄ちゃん・お姉ちゃんが助けてくれませんから。


高齢ベビ待ちさんにとっての身体づくりの大切さ、
実感していただけたでしょうか?

私たち不妊治療専門の鍼灸師は、ベビ待ちさんの心身全体の
ベースアップを目指し、バランスの取れた健やかさを取り戻す
お手伝いをするのが仕事です。

もちろん、質のいい卵が育つように助けていくのは当然ですが、
やることはそれだけではありません。
上に挙げたような症状や不定愁訴を丁寧に改善していき
生命力をアップしていけるように持っていきます。

それもこれも、長い視野に立ってこそです。

妊娠して卒業、ではありません!
そこからが長いのですから!!

生命力の底上げで高齢ベビ待ちさんの妊活にお味方します。

まずは無料体験治療で東洋医学的な診断を受けてみてくださいね!
 ⇒ 無料体験を申し込む
  ↑詳しくはこちらからどうぞ!

高齢不妊担当の近藤琉水でした。



高齢でも妊娠できる?

2014年12月07日 [記事URL]

女性は何歳まで妊娠できるものなのでしょうか?
東洋医学では、49歳まで可能、とされています。
ちゃんと何千年も前に書かれた教科書に載っています。

ただし、「大昔の人は身体に悪いことをせず、
とても健康だったのに、それが今の人間はどうだ!?」
なんて、これまた大昔の書物に書いてあるくらいです。
人間はどんどん退化していってるのでしょうか。。。
それとも「昔はよかった」ストーリーでしょうか。

続きを読む

現代の日本でも、たまに49歳前後で出産される方は
いらっしゃいます。
数年前になりますが、坂上みきさんが53歳で出産されたのを
記憶されている方はいらっしゃいますよね?
「超高齢出産」です。

当院では、最高齢の自然妊娠の方は45歳、
体外受精の方は46歳です。
驚きですか? それとも意外と低いですか?


女性は生理がある限り、子どもが産めると思っている方が
けっこう多いのです。
まったくその方面の教育を受けていない青少年(男子)ならともかく、
若い女子も同じような知識しかないこともあります。

そろそろ「卵子は老化する」という知識を確実にインプットして
若い世代が「いつでも産める」と妊娠・出産を回避していって
後で苦労することになるのは避けたいですね。


そう、いつまでも産むことなんてできないのです。

最近では卵子提供ということもありますので、
確かに高齢出産が増えていますが、
それでも肉体的な限界はあります。
自己卵子であれば、40代半ばで限界が来るのが普通ですね。
30代後半から徐々に妊娠率は下がっていき、
逆に流産率が上がっていくのが原因です。

妊娠・出産しにくくなる理由を、もっと根本的に見てみると、
やはり赤ちゃんを生み育てていくために必要な力が衰えていくため
なんですよね。

今でもお産自体が命の危険を伴うこともありますし、
親の力に完全に頼らないといけない幼い子どもを育てるのは
体力も気力も十二分に必要とされます。

さまざまな条件が整っていなければ、
母胎にも子どもにも危険が及ぶために、
その危険を回避するために、妊娠しにくくなっていきます。

未妊で悩む女性たちを苦しませるためでは決してないのです。


であれば、願いをかなえるためには、気力・体力を充実させて
平気の平左! とまではいかなくても、妊娠出産、そして子育ても
安全にできるくらいの条件を整えたらいい
のではないでしょうか?
要は身体の活性化、アンチエイジング、になってくると思います。


現代人は自然に逆らって不摂生や無理をして
身体のバランスを崩しているのが問題視されています。
環境ホルモンや飽食なども原因となっていますよね。

身体を若々しく保つには、どうしたらいいでしょうか?!


まずは、ご自身の身体と生活を振り返っていただいて、
どこに問題があるのかを知らないと改善できませんね。

東洋医学では、病気になる原因は食べ過ぎや過労、ストレスなど
生活のなかにある
と考えます。
まずは生活習慣に問題があれば改善していって、
身体づくりの基本にしていただければ
って思います。


「そんな面倒くさいことやって、効果あるの?」
といぶかしく感じる方もいらっしゃるかもしれません。
「今更やっても・・・」と半ば諦めの境地とか...

ご自分の身体を信じることが、まず第一歩ですよ!!

"生活習慣病"とはよく言ったもので、
まさしく生活習慣で、長い長い時間をかけて変化したのが現在のカラダ。
同じ生活習慣で正していかなくては元に戻りませんし、
時間もかかるのは仕方がないことです。
何かクスリを飲んだら一発で戻るということはあり得ません。

「時間が無いのに!」と焦る気持ちもわかるのですが、
まったく放棄してしまうより、1日でも早く、少しずつでも
トライしていくほうがいいですよね!
長~い目で見ましょう(^o^)/


高齢妊活の鍵は、体質改善で心と体を若々しく維持することです。
ルックスを磨くという意味ではなく、
内側からのアンチエイジングが大切なんです。

そして同時に、適切な医療の力を借りることに躊躇しないのも
できるだけ早く結果を出すコツになります。


30代、40代だからこその身体づくり。

あなたに合った体質改善の方法で挑戦してみましょう(^_^)/

高齢でも妊娠できるカラダに。



高齢妊活で大事なことは?

2014年11月23日 [記事URL]

何度も繰り返すのは心苦しいのですが・・・
妊活高齢化、つまり以前は極めて少数派だった
40代ベビ待ち人口が激増しています。

高齢妊活。ご本人もご承知の通り、明らかに20代とは違います。
時間が無いからといってがむしゃらに突っ走るより
ちょっと落ち着いて、大事なことを見直してみませんか?

続きを読む

【妊活高齢化】といっても、
晩婚化によって遅いスタートを切られた方もいらっしゃいますし、
ずっと前から長期にわたって治療を継続されてきたという方もいらっしゃるのです。

最近では海外で卵子提供を受ける方も増えてきましたので
40代後半以降へと、ますます高齢化が進んでいます。

妊活とは、もともと"出口の見えないトンネル"と言われています。

期間が長引くほど、トンネルが長く、奥深くなっていきます。
ますます外の明かりが届かなくなり、暗闇のなかで孤独感が増します。

早くトンネルから抜け出したい、抜けられるかどうかも自信がなくなった、
という心理状態で、やみくもに手探りで動き回るよりも
気持ちを落ちつかせて、こっち! という方向を向いて歩きだしたほうが
成功する確率は高まると思います。


忘れたり見ないふりをしてはいけない大事な基本として、
妊娠・出産は最終的には人間の力でコントロールできないものと
認識しておくこと
です。
これは年齢如何にかかわらず、大前提です。

現代医学をもってしても、まだわからないことが山ほどあり、
誰にでも効く百発百中の治療法は、残念ながら無いのです。

だから「絶対!」はあり得ないことを受け入れる必要があります。

ただし、相反することなんですが、諦めないことも大事なんです。

よく高齢で妊娠・出産された方がおっしゃることなんですが、
「あきらめなくてよかった!!」


矛盾してますよね(^_^;)

どういうことかというと、
「絶対!」となると肩に力が入り、前のめりの姿勢なんです。
勢い余って、いいと言われることを次々とり入れ、
それぞれ目指す方向性がバラバラになっていることに
気付けなくなってしまいます。
なかには無駄なこともたくさんあったりして(-_-;)

頭の中は妊活のことでいっぱいいっぱいで、
全然余裕がありません。
それがかえってストレスになっているのです。


でも、ちょっと肩の力を抜いて、「ひょっとしたら」のスタンスで
諦めずにいると、心のゆとりができ、身体にもストレスがかかりません。

ハードルが高いことをしっかり認識しつつ、
難しいことを理解しながらも、完全に希望を捨てるわけではなく、
というスタンスが功を奏するようです。


高齢だから、簡単に考えていてはやっぱりダメ。
でも、高齢だからって、諦めなくてもいいのです。

そのうえで。

妊活を卒業していかれる方々を拝見して感じるのは
後悔しない妊活を!
ということです。

最後の凍結胚も無くなり、
卵がもう育たなくなって、
という時期が来て卒業を決断されるとき、
あるいは、もっと時間が経ってから、
「あのとき、もっとこうしておいたらよかった」
と後悔するのはとても辛いことです。

やめどきと理解しつつも、「あのとき・・・」と
涙される方を見るのは悲しいです。

ずっと後まで引きずってしまうのも辛いですし。

反対に、「やるだけのことはやったので後悔は無いです!」
と明るい笑顔で卒業されていかれる方を見ると
これからはご夫婦お二人で仲良く生きていかれることと、
すがすがしい気分で送り出すことができます。


女性の場合、閉経というタイムリミットがあります。
もちろん、それまでに卵子の数が減って育たなくなり
排卵もしなくなり、という時期が来ます。

その時期を最終リミットとすること。

あるいは、ひとり一人の条件に合わせて
 *何歳の誕生日を迎えるまで、
 *あと1年間(または半年)、
 *あと何回の採卵まで、
といったリミットを設定して、
それまでは集中して、できることをやってみる。
(手当たり次第という意味ではありません)
というのが後悔しない妊活になります。


私も高齢不妊担当として、30代・40代のベビ待ちさんが
納得のいく妊活ができるよう、日々応援しています。
時間を大切に、最大限の効果を引き出していかなくては
なりませんから!

年齢のせいであきらめるのはもったいないです。
あなたの中にまだまだ可能性が眠っていることもあるんですよ!!


より具体的な高齢妊活に効果のある方法については
来月の【不妊治療説明会】にてお話させていただきます。
聞いてみたい方はお申込みください。
定員がありますので、お早めにどうぞ!
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