高齢不妊から妊娠する! - 不妊治療専門漢方鍼灸治療院 馬場聖鍼堂

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高齢不妊から妊娠する!

高齢不妊の鍼灸治療をしていると若返る!?

2016年04月16日 [記事URL]

35歳が卵子の老化の曲がり角といいます。
実際には37~38歳とする医師が多いようですが
年齢を重ねるほど妊娠する力は低下してしまいます。
(ちなみに男性も35歳が精子の曲がり角といいます)

そのため、
高齢での妊活や不妊治療では、
いかに母体のアンチエイジングをしていくのか
ということがとても重要です。

続きを読む


アンチエイジングというと
美容を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。

世の中には色々なエイジングケア商品がありますし
実際、使っているという方も多いと思います。

ただ、妊娠するために必要なアンチエイジングは
見た目を若く見えるようにすることではなく
元気な卵子なり精子を育てられることなど、
より妊娠しやすい体質への改善という
目に見えない部分へのアプローチが大切
です。


卵子を直接若返らせることは不可能です。

実年齢に負けないような
良質な卵子を育てられるようなカラダ作りが
大切ということですね。


具体的にどのようなアプローチが必要かというと
東洋医学では、妊娠力、卵子や精子を育てるのは
腎臓が担当していると考えますので
その腎臓の力を補うというのが基本になります。

とはいえ、
ただ単に腎臓の力を補えば良いというものではありません。

大事なのは、
腎臓の力を弱めさせている要因は何か?
をしっかり見極めて、
要因に対してアプローチしていく
ということです。


なぜかというと
いくら腎臓の力を補っていったとしても
腎臓の力を弱める要因が別にある以上は
腎臓の力を助けては弱められ・・・
の、いたちごっこになってしまうからです。

大本の要因に対してアプローチすることで
根本的に妊娠力を高めることが出来るんですね。

これが妊娠しやすい身体への体質改善ですし
東洋医学では本治といいます。


見た目に何もでなかったら
アンチエイジング感がないように思われるかもしれませんが
実はその結果として、
白髪が減ったり
髪の毛の量が増えたり
顔色が黒ずんでいたのがよくなったり
皮膚がみずみずしくなったり

まるで若返ったような効果が出ることも
しばしばあるんですよ。

当院のゲストでも
白髪が減っていることを美容院で驚かれて初めてご自身で気付いた
という方もいらっしゃいました。


こういったアンチエイジング効果にも
東洋医学的にはきちんと理由はあります。

例えば、髪の毛の変化ですが、
東洋医学では「髪は腎の華」といいます。

髪の毛の状態が良くなってきたということは
そのまま腎臓が元気になってきた
ということなのです。

顔色や肌のみずみずしさも腎臓と関係があります。

五行では、腎臓は水に属し、色は黒です。

腎臓の水の力が養われると
身体に潤いが生まれます。
そのため、肌がみずみずしくなります。

また、顔色が黒いのは
腎臓の弱りからきていることが少なくありません。
その黒ずみがすっきりしてきたのであれば
腎臓が元気になってきたということです。


このように、
より妊娠しやすくなるためのアンチエイジングは
そのまま見た目のアンチエイジングにもつながっているのです。


高齢での妊活、不妊治療には
アンチエイジングが欠かせません。

見た目からではなく
身体の中身からアンチエイジングをして
妊娠力をアップさせていきましょうね!


では、今回はこのへんで。


高齢不妊担当 万木祥太郎



高齢の不妊治療、急がば回れ?

2016年03月26日 [記事URL]

今では40歳前後で初めて妊娠を意識されだす方は少なくありません。
高齢での妊活、不妊治療ということで、急ぎすぎていませんか?

時には急がば回れが効果的なこともありますよ。

続きを読む



当院にご来院下さるゲストは30歳代後半から40歳前後という
一般的に高齢不妊といわれる年齢の方が多いです。

長年不妊治療をしてきたという方もいらっしゃれば
妊活をスタートしたばかりという方もいらっしゃいます。

当然のことながら
妊活、不妊治療の状況などはご夫婦によって違います。

そんな中、
初めて当院にお越しいただいたゲストの方にほぼ共通することが
一つだけあります。


それは焦燥感です。


「急いで不妊治療しないと妊娠できなくなる!」
「今月も生理がきてしまったどうしよう!」
「治療を休んでしまうとさらに妊娠できなくなってしまいそう!」
「とにかくヤバい~!」


焦りの感じ方は人それぞれですが
年齢を気にするあまり
「急がないと!」という気持ちが
とても強くなってしまっている方が多いです。

それはそうですよね。

年齢が高くなればなるほど卵子の老化が進み
妊娠しにくくなってしまう
というのは
今や常識です。

焦ってしまっても仕方ありません。


けど、実際そういった方のお身体を東洋医学的に診させていただくと
身体にも心にも無理がかかっていることがとても多いです。

心身とも少し休息が必要な状態にもかかわらず
焦燥感などからくる"気持ち"だけで
なんとか持ちこたえている状態で
立ち止まることなく不妊治療や妊活を急いで進めてきたが故に
心身ともギリギリという方は少なくありません。

気持ちはとても分かります。


でも、
時には立ち止まることも
不妊治療ではとても大切なことです。


東洋医学では心身一如という考え方があり
気持ちだけなんとか持ちこたえている状態というのは
心にも身体にも負担となってしまい
結果的には妊娠しにくい体質につながってしまうことも・・・。

東洋医学的には、
心臓と腎臓のバランスが崩れる心腎不交という状態(体質)などがあてはまり
足腰の冷えやだるさ、寝汗などの自覚症状があります。

東洋医学では
心臓はメンタルや血のめぐり
腎臓は生命力や生殖力
などを担当していますので
こういう状態が続くと妊娠力の低下は否めないのです。

なお、ここでいう心臓も腎臓も東洋医学的な考え方ですので
現代医学的な心臓病や腎臓病になるというわけではありませんので
あしからず。。


このように
体質が置き去りになってしまっているために
クリニックでの治療も同じ事の繰り返しになってしまいがちで
余計に焦燥感が募ってしまう・・・

という悪循環に陥っている方は少なくありません。


それでなくとも
高齢になってくると卵子の質が下がってしまったり
母体も妊娠しにくかったり、妊娠の継続が難しく
なってしまいます。

つまり、
高齢になればなるほど
体質がとても大切
だということです。


不妊治療を止めないことは確かに大事です。

けど、自分自身の身体が妊娠しやすい状態になっているのかどうか
時には立ち止まり
体質を見直す
のも、とても大事なことです。


高齢の不妊治療だからこそ
急がば回れが功を奏す
こともありますよ。


まずは、今の不妊の原因となっている体質を知ることから
リスタートしてみませんか?


では、今回はこの辺で。


高齢不妊担当 万木祥太郎


なお、体質チェックは
当院のホームページでも簡単にできますし
体験治療にお越し頂いたらお話もじっくりお伺いさせていただきます。
お気軽にどうぞ(^^)

体質チェックはこちらから
http://www.e-harikyuu.com/consultation.php

体験治療はこちらから
http://www.e-harikyuu.com/briefing.php



高齢不妊で妊活、現実から目を背けずに

2016年01月30日 [記事URL]

不妊治療はなかなか思ったように進まないものです。
雑誌やインターネット上にたくさんある
妊娠するために良いといわれていることを全てやったとしても
結果が必ずついてくるというものではありません。

そして、不妊という悩みは、簡単に人に相談できるものでもありません。

そのため、一人で抱え込んでしまい
どんどん悩みが深くなってしまいがちです。

こういった状況は不妊に悩む全ての方にいえることが多いのですが
いわゆる高齢不妊といわれる年代の方は
厳しい現実に直面することも少なくありません。

続きを読む


「卵子の老化」という言葉を耳にするようになって久しいですが
不妊治療をしている女性にとって

"いつまで妊娠することができるのか?"

というのは、とてもナーバスな問題で
年齢を重ねれば重ねるほど、
また、不妊治療の期間が長くなればなるほど、
焦燥感をうみ、心にズシッと重くのしかかってきます。

また、妊娠できるかどうかという点では
血液検査で分かる各種ホルモンの数値も大切です。

検査結果によっては、
30代や40代前半でも閉経間近と宣告されてしまうこともあり
検査結果を聞くことが怖いという方も少なくないと思います。


とはいえ、
こういった検査から分かる情報というのは
不妊治療をしていく上でとても大切なことですので
一つの現実として受け入れなければなりません。

何も問題がないにこしたことはないのですが
仮に何か問題が見つかったとしても
「その問題をうまくケアしていくことで妊娠の可能性があるかもしれない!」
「原因不明ではない!」
というように前向きに進むことも
不妊治療では大切なメンタルでもあります。


けども、
高齢になればなるほど
認めたくない現実を突きつけられるということも
少なからずあります。

ホルモンの数値だけをみると閉経間近・・・
もう卵がほとんど残っていない・・・


妊娠できる可能性はゼロではないかもしれないけど
とても厳しいという状況ですね。

それでも可能性にかけて不妊治療を続けるのか
それとも諦めるのか
これを決められるのは、ご本人夫婦でしかありません。

とても難しいし、厳しい選択ですよね。


でも、大切なことは、
続けるにしても諦めるにしても
納得して選択すること
だと思います。

人生がそこで止まるわけではありません。


当院に初めて来られるゲストにも
クリニックでは閉経間近と言われたけど
諦める前にやれることを全部やりたい
という方は決して少なくありません。

僕たちはこういった時でも
ゲストの現実と希望をしっかり確認させていただいた上で
ゲストの希望に添って、できる限りのサポートさせていただいています。


では、
閉経間近と言われていても、
不妊の鍼灸治療をしたら妊娠することはできるようになるのか?

ですが

可能性はゼロではない。けど、簡単なことではない。

というのがやはり現実です。

鍼灸治療を始めてから改善する場合もありますが
誰にでもではないし、必ずでもありません。

たとえば、
ホルモンバランスや月経のリズムは
環境や生活習慣の変化、体調、ストレスなどから影響を受けることもあるので
鍼灸治療で全体のバランスが調ってきたら
改善するということも実際少なからずあることです。

その結果、
クリニックでは無理と宣告された方でも妊娠することができた
ということもあります。

が、
やはり、みなさんが同じようになるというわけではありません。

ですので、
わずかでも希望のある限り、
ゲストの方の希望に添って、できる限りのサポートはさせていただきますが
時には、現実から目を背けずに一緒にこれからを考える
こういう時間も当院では大切にしています。


もし、あなたが今まさに不妊治療をされていたり
これから妊活を始めようと考えておられたり
いつか二人目を授かりたいと考えておられるのでしたら
もしかすると
こういった厳しい現実に直面することがあるかもしれません。

それでも希望を信じて
突き進むというのもありでしょう。

けど、時には
現実から目を背けずに考え
納得できるように選択し、進んでいく

ということも
不妊治療をしていく上では、とても大切なことだと思いますよ。


僕たちは、どんなときでも味方です。

迷ったり、
悩みを抱え込んでしまいそうなら
いつでもお気軽にご相談くださいね(^^)


高齢不妊担当 万木祥太郎



小さなことからこつこつ妊活 ~睡眠の質~

2015年12月05日 [記事URL]

不妊治療をしていると毎年の誕生日が憂鬱・・・。
こういう方は少なくないと思います。

年齢を重ねるごとに卵子も老化して、妊娠力が下がってしまう・・・
分かっていても
どうすることもできないことですしね。

だからこそ、
普段からアンチエイジングをしていくことが
高齢不妊の方にかぎらず不妊治療では大切
なのですが
忙しい毎日、何から手を付ければよいのやら・・・
というのも分かります。

続きを読む

けど、何も妊活、不妊治療だからといって
たいそうなことをやらないといけないわけではありません。

小さなことからこつこつできる妊活もあるんですよ。


ということで、今回は、
すぐに実践できて
妊娠力アップにもつながる
「睡眠の質」を良くする方法
をお伝えさせていただきますね!


そもそも、
なぜ「睡眠の質」が妊娠力アップにつながるのか?
ですが、
ひとつは睡眠中の成長ホルモンの分泌が関係あります。

成長ホルモンというと
子どもの成長に必要なもの
という印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが
成長ホルモンの働きは
身体の成長だけではありません。

身体の疲れを回復させたり、免疫力を養ったり、
代謝をたすけたり、老化を防いだり
という働きもあります。

要は健康を保つためにとても大切なものなのです。

これは不妊治療をしていくうえでも、とても大切なことですよね。


また、東洋医学的な視点でいうと
睡眠が腎臓を養うのにとても重要だということです。

東洋医学では、腎臓が生命力や妊娠力を担当していると考えます。
西洋医学的な腎臓の働きとは異なります。

そして、その腎臓が養われるのが睡眠中なのです。

といっても、昼夜逆転しているような睡眠ではなく
夜22時~26時の良質な睡眠がとても大切です。

いわゆる一昔前のお肌のゴールデンタイムですね。

今では入眠後3~4時間が真のゴールデンタイムであるというのが
定説になりつつあるようですが
東洋医学的に考えると、腎臓を養うには
やはり昔のゴールデンタイムが最適と考えられます。

(ちなみに、腎臓はカラダの潤いも担当していると東洋医学では考えますので
美容にもやっぱり昔のゴールデンタイムが良いと考えることができます)


ということで、現代医学的にも東洋医学的にも
妊娠力アップのためには睡眠の質が大切!なんですね。


また、一般的に、高年齢になればなるほど
睡眠が浅くなったり、中途覚醒が増えたりと
睡眠の質が低下しがちです。

ですので、高齢不妊で妊活中の方には特に
睡眠のケアを大切にしていただきたいと思います。


では、睡眠の質を上げるために
日常生活のなかでこつこつできる小さなことを
今回は5つ紹介させていただきますね。


◎夜は検索しない、深追いしない

不妊治療をしていると、色々気になって仕方ありませんよね。
そして、今では、いつでも手元のスマホで検索できてしまいます。
インターネット上にはとても沢山の情報が溢れてますから
気になったことに対して良いことも悪いこともみつかり
もっと気になって、深追いしてしまい
結局、答えが分からず疲れてしまう・・・。
その結果、いざ寝ようと思っても、気になって寝付けない・・・。

不妊治療中、こういう体験がおありの方は、少なくないと思います。

すぐに検索できるのは便利なのですが
夜何時以降は検索しないようにしたり
通院中のクリニックの先生や看護師さん、
僕たちのような不妊を専門としている人にお聞きいただく方が
きっとスッキリできるでしょうし
睡眠の質も良くなると思いますよ(^^)


◎夜はリラックスの時間に充てる

働きながら妊活もがんばられている方は
日中はお仕事で交感神経が昂ぶっている状態です。
主婦の方も家事でいっぱいいっぱいという方は少なくありませんよね。

こういった交感神経が優位な状態では
入眠が難しくなったり、睡眠が浅くなったりします。

にもかかわらず、
ご自宅に帰られた後に、ご夫婦で不妊治療の話をされたり
色々検索してしまったりすると
交感神経が休まることなく、働き続けることになり
睡眠の質に影響してしまうのです。

ですので、できるだけ夜はリラックスの時間に充てるのが
睡眠の質をあげるためにも良いのです。

好きな音楽をBGMでかけたり、アロマをしたり
照明も少し落として、くつろぐ時間を作れると最高ですね。


◎就寝2時間前にはスマホやタブレットを手放す

さきほどまでの話ともつながりますが
やっぱり手元にスマホやタブレットがあると
手にとってしまうものです。

また、ディスプレイの光は想像以上に強烈で
見ているだけで交感神経を優位にしてしまうことがあります。

ですので、就寝時間の2時間前くらいには
少し離れた場所に手放してしまうことをオススメします。


◎寝る前に足を温める

寝る直前にお風呂に入って
身体をぽかぽかにして就寝する
という方、けっこういらっしゃいます。

これでしっかり眠れていれば良いのですが、
入浴の仕方によっては、逆に目が覚めてしまい
睡眠の質が下がってしまうこともあります。

そこでオススメなのが足湯です。

足を温めることでリラックス効果を得られるというのもありますし
東洋医学的には、上に上がった"気"を下に降ろすという
働きも期待できます。

いきなり"気"という言葉が出てきましたが
要は色々な考えがぐるぐる頭の中をめぐって覚醒している状態は
"気"が上がっている状態といえます。

で、足を温めることで
この"気"を下に降ろすことができ、
良質な睡眠を得られるようになると、東洋医学的には考えられるのです。

当院でも、治療前に足湯をさせていただいたり、
ベッドにも足元に遠赤外線のマットを引いたりして足を温めるように
してます。

ぜひ、普段からしっかり足を温めてあげて下さいね。


◎寝る前に目を休める

現代人はとにかく目を酷使しています。
さきほどのスマホやタブレットもそうですが
お仕事でパソコンなどのディスプレイを見続けているという方も
少なくありません。

東洋医学的に目は血をたくさん使う所です
血を目にめぐらせるためには、"気"をめぐらせなければなりません。
つまり、目を使うということは、"気"を上に上げるということです。

しっかり良質な睡眠をとるためにも
寝る直前に足湯と一緒に、
目にもホットタオルやアイマスクなどをあてて
疲れをとることをオススメします。

一日の生活の中で目に集まっていた"気血"が解けていきますので
入眠しやすくなったり、睡眠の質もよくなることを
期待できますよ(^^)

ちなみに、アイマスクは当院でも治療にとり入れてますよ。


ということで
今回ご紹介する方法はこれで以上です。

いかがですか?

これなら、忙しい毎日の中でも
こつこつできそうではありませんか?


妊娠しやすいカラダになるための体質改善は
こういったこつこつとした妊活も欠かせません。

もちろん、不妊の鍼灸治療などを併用された方が
大きな効果は期待できますが
大切なことは、できることからこつこつとやっていく
ということです。

ぜひ、実践してみて下さいね。


高齢不妊担当 万木祥太郎



自分の生活を改めて考え直す機会になりました。(大阪市 D様)

2015年11月28日 [記事URL]

馬場聖鍼堂 不妊治療説明会の体験談(2015年10月)

※個人的な体験談であり、得られる結果には個人差があります。

続きを読む

仕事が忙しくて、中々未妊治療へふみだせていませんでした。
今日、イベントに参加させて頂いて
自分の生活を改めて考え直す機会になりました。

今の仕事をしながらの体質改善がどこまでできるか?
という思いも正直ありますが、
頑張ってみようという気持ちは強くなりました。

本日参加させて頂いてよかったと思いました。
ありがとうございました。
(大阪市 D様)

大きな一歩を踏み出されました

「子どもを授かりたいという希望はあるものの、
 仕事が忙しく、中々積極的に妊活とはならなかった」

「仕事を続けながら、より妊娠しやすい身体への体質改善が
 どこまでできるか不安」

同じような境遇や悩みをお持ちの方は少なくありません。

子どもは欲しい・・・
けど、仕事も忙しいし、責任もある・・・
という板挟み状態で年月が経ち
いつしか年齢も40歳前後で
妊娠しにくい体質になってしまっている。。


晩婚化もありますが
結婚が20代と比較的若かったとしても
子作りする間もなく
ずっと第一線で仕事をされていたために
こういった状況になられている方も最近は多いです。

特に普段からハードな生活が続いていると
なかなか自分自身の体調に気を付けることができないので
どんどん妊娠しにくくなっていることに気づかないまま
年月が経過していることが少なくありません。

月経周期の崩れや無月経であったり、
早期閉経、更年期の症状といった
何かしらの自覚症状で気づくということが
多いようです。

とはいえ、
年齢を重ねているほど
責任ある仕事を任されていることも多いので
なかなか、仕事を犠牲にしてまで不妊治療に踏み出せずに
時間だけが経ってしまい、
焦燥感からさらにしんどくなってしまう
という悪循環ですね。


もちろん、
 仕事への影響・・・
 本当に妊娠できるようになるのか・・・
といった不安はたくさんあるかと思います。

けど、
何よりも大切なことは
第一歩を踏み出すかどうかということです。

どうしようか迷っている間も
時間は進みます。

つまり、それだけ身体は年齢をかさね、
より妊娠しにくい状況が進むということです。


今回、Dさんは、不安はありながらも
とても大きな一歩を踏み出されたと思います。

まだ妊活はスタートしたばかりです。

妊娠しやすい身体になるための体質改善、
そして生活習慣の改善。

妊娠という夢を叶えるためにできることは
まだまだたくさんあります。

もしかすると
仕事との両立に苦労されることもあるかもしれませんが
そういったゲストのバックグラウンドも考えた上での
オーダーメイド治療が当院の特徴でもあります。

しっかりサポートさせていただきますね!


万木祥太郎



ブライダルチェックは東洋医学的な視点も大切!

2015年11月07日 [記事URL]

不妊治療の第一歩と言えば、諸々の検査ですが
最近では、感染症や生殖機能に異常がないかを
結婚前にチェックする"ブライダルチェック"をしている
クリニックなどが増えてきましたね。

今では結婚後も避妊して仕事や二人の時間を楽しむというカップルが増えていますし
晩婚化が進んでいる現代では、自分自身が不妊と気づいたときには
時既に遅しということも少なくありません。

続きを読む



もっと早く検査しておけば良かった・・・。
もっと早く子作りをしておけば良かった・・・。


もちろん、スタートが遅かったとしても
望みがないわけではありません。

当院では40代で自然妊娠される方も少なくありませんし
珍しいこととも考えていません。

でも、スタートが遅くなればなるほど
妊娠することが難しくなるのは事実
です。

妊娠率はどんどん低下し、逆に流産率は増加するので
辛い妊活になることも少なくありません。


そんな中、結婚前にブライダルチェックを行うカップルが増えてきたのは
とても良いことだと思います。

ブライダルチェックで何かしらの問題が見つかれば、
早い段階でその問題を解決するための治療なりをスタートすることができますし
問題が見つからなければ、安心して新婚生活をスタートすることもできます。


そんなブライダルチェックですが
どういった検査があるのかというと
血液検査や肝炎やエイズといったウィルスの有無のチェック
性感染症の有無のチェック
生殖器自体のチェックなど
が一般的です。

性別によって検査項目が違いますし
クリニックによっても違います。

ブライダルチェックの内容などについて気になる方は、
お近くのクリニックを調べてみて下さいね。


ただ、
これらの一般的なブライダルチェックには盲点があります。


当院のゲストにも少なくないのですが
クリニックでは不妊の原因はない、または原因は分からない
と言われた
いわゆる"原因不明不妊"があるということです。

つまり、
ブライダルチェックで何も問題がなかったからといって
いつでも妊娠はできるというわけではない

のです。


こういった方はたいていの場合
東洋医学的にお身体を診させていただくと
元々の体質や、普段の生活習慣に不妊の原因が見つかります。

これは、クリニックでのブライダルチェックでは
見つからないこと
です。

そして、こういう体質や生活習慣というのは、
一朝一夕には改善できるものではありませんから
すぐに妊娠を望んでいなかったとしても
早い段階からスタートすることが肝要です。


当院は、不妊治療専門ではありますが
結婚前の方のご相談も受け付けてます。

過去にも、ずっと無排卵で悩まれていた方が
結婚に向けて体質改善を希望され、数ヶ月間の治療を経て
結婚後、見事にスピード妊娠されたということもあります。


後で後悔しないためにも
早め早めに動くことがとても大切です。

東洋医学的な視点からのブライダルチェック。

ぜひ、お気軽にご相談くださいね(^^)

まずは、無料の体質チェックか体験治療にお越しいただければと
思います。


では、今回はこのへんで。

高齢不妊担当 万木祥太郎

メールでブライダルチェック 無料体験でブライダルチェック


40歳から不妊治療、妊活をはじめるなら

2015年09月26日 [記事URL]

今では40歳をこえてから妊活や不妊治療をスタートするということは
特に珍しいことではありません。
晩婚化が進んでいますので、自然なことだと思います。

けど、気持ちとは裏腹に、身体は年齢を重ね
妊娠しにくい体質になっている
ということは往々にしてあります。

ですので、今回は
不妊治療や妊活をスタートされる時に
これだけは押さえておいていただきたい!
ということをお話しさせていただきたいと思います。

続きを読む



意外と多いのが
いざ妊活!
となってみたものの、「何からしていったらよいのか分からない・・・」
ということです。

今まで月経不順なども何もなくという方は
婦人科すら行ったことがないという方もいらっしゃいます。

また、妊娠の仕組みもそこまで分かっていない
というご夫婦も意外と多いのです。
特に男性はほとんどの方がそうだと感じます。

妊娠の仕組みまでここで書いていると
ちょっと大変なので今回は割愛させていただきますが
詳しくは、『1分間で分かる不妊治療』というカテゴリで書いてますので
よければ下のURLからソチラをご覧ください。
http://www.e-harikyuu.com/page/1min-infertile/02/


では、まず最初に何からスタートするのがよいかというと
クリニックでの検査からです。

これは、
「自然妊娠しか考えていない!クリニックで不妊治療はしたくない!」という方も
検査だけは受けておいた方が良いですし
当院のゲストにも強くオススメしていることでもあります。

というのも自然妊娠を目指されるとしても
たとえば、卵管が詰まっていたりすると
いくらタイミングを合わせていても物理的に受精ができないということですし
子宮筋腫の有無などが妊娠に影響することもあります。

その他にも、月経周期に合わせて検査を行うことで
卵の成長や排卵、子宮の状態などもチェックすることができますし
ホルモンの数値などから諸々の機能が問題ないかということも分かります。
これらは自然妊娠を目指す上ではとっっっても大切なことです。

決して
規則正しく生理がきていれば妊娠できるというわけではない
ので、"とりあえず検査"が大切なのです。


もちろん、男性も例外ではありません。

不妊の原因は男女半々といわれています。
当院でも男性ゲストは増えてきています。
時間を無駄にしないためにも男性も最初に一緒に検査を受けていただくことが
とても重要です。

妊活スタートが高齢になればなるほど
いかに時間を無駄にせず妊活していくかということが大切です。


それと、油断大敵なのが
以前に自然妊娠したことがあるという方です。

以前に妊娠や出産の経験があったとしても
その後に卵管が閉塞してしまっていたりということは
決して少なくはありません。

ですので
妊活スタートの時にはやっぱり"とりあえず検査"からが大切なんですね。


いくら若々しい生活をしていたり
見た目が若かったとしても
実年齢とともに卵子や精子の老化は進んでいます。

40代からの妊活には時間が勝負!といっても
過言ではありません。

いたずらに時間を浪費しないようにするためにも
まずは検査です!


ということで、
妊活のスタートは、まずは諸々の検査からということが
どれだけ重要かは伝わったかと思います。

では、検査が終わったらどうするかですが
卵管狭窄など何かしら器質的に不妊の原因となる疾患が見つかれば
それに対する治療は必要になると思います。

でも、基本はあなた方ご夫婦の希望にそった形で進めるのが
良いと思います。


さきほど、時間が勝負!と書きましたが
そうはいっても、いきなり体外受精とかではなく
しばらくはタイミングを狙っていきたい
ということもあるでしょう。

また、検査で大きな異常がないのであれば
クリニックでの不妊治療はしたくない
ということもあると思います。


たしかに、時間は重要ではあります。

が、治療自体が大きなストレスになるということもあります。

ですので、クリニックで治療を受けるのかどうかや
人工授精や体外受精など、どこまで不妊治療をやるのか
ということは、ご夫婦でしっかりお話しされることが大切です。


また、当院のゲストからもたまに相談を受けるのですが
不妊治療に対するパートナーとの温度差は
すごいフラストレーションになります。

妊活、不妊治療はご夫婦でされるものですから
どういうように進めていくのかは、
最初にじっくりお話しておくことをおすすめします。

急ぎたい気持ちもあるかと思いますが
"夫婦での不妊治療、妊活への意識の確認"
とても大切なことですよ。


ということで、
40歳からの不妊治療、妊活をはじめるなら押さえておいていただきたいことは
"とりあえずの検査"
"夫婦での不妊治療、妊活への意識の確認"

でした。

ちなみに当院では
40代で妊活をスタートされる方は珍しくありませんし
40代で自然妊娠される方も少なくありません。

もちろん、
当院に来院されだしてから、はじめて検査を受けるという方も
いらっしゃいます。

また、ご夫婦で当院に通院くださる方も増えています。

40歳からの妊活や不妊治療を始めることが遅いということはありません。

けど、時間は重要です。

もし、妊活するかどうか迷われていたり
何からスタートしたらよいのか分からなかったりするなら
今日のブログを参考に
その一歩を踏み出していただければと思います。


もちろん!
当院の体験治療や説明会でもご相談いただけますので
お気軽にお越しくださいね(^^)


では、今回はこのへんで。


高齢不妊担当 万木祥太郎


説明会や体験治療の申し込みはこちらで。

無料の鍼灸を体験する! 無料の不妊鍼灸の説明会に参加する


見た目の若さや老けと不妊は関係ある?

2015年08月08日 [記事URL]

すごく老けて見えるのに、実は20代!とか
若そうに見えるけど、実は見た目年齢+10歳!とか
人と会った時に
見た目と実際の年齢のギャップに驚くことありませんか?

きっと男女関係なく、1度や2度は経験あるのではないでしょうか。

いつまでも若く見えるというのはすごく良いことですよね!

続きを読む



実際、見た目が若い人はカラダも若いということは珍しくありません。
(もちろん、ノーメイクのすっぴん状態で)


健康に関するテレビなどでも
長寿の方の血液検査をしたら数10歳若い年代の数値と同等だった
ということも良くありますよね。

実際、こういう方は身体も元気で
実年齢の割に若々しく活動されている方多いように感じます。
(テレビなどのメディア越しではありますが)


実は、
東洋医学的にも、見た目は診察する上で重要なファクターの一つです。

望診というのですが、見た目から得られる情報を元に
身体の状態を診察するのです。

顔色肌の状態目の色できものの位置
さらには顔面のパーツの配置などまで、
表面上に現われるあらゆるものが診察対象になります。

もちろん、望診だけで全てを判断するということはありませんが
顔色や肌の状態なんかは
治療前後で変わりやすいところですし
普段から気にしているところではあります。


では、こういう実年齢の割に見た目が若いというのと
不妊とは関係あるのでしょうか?


それは、あるとも言えますし、ないとも言えると思います。


例えば皮膚の状態で考えてみると
皮膚が痩せこけているよりも
適度な潤いとハリがある状態が若々しいと思います。

東洋医学的にこれを五臓六腑に当てはめて考えると
皮膚の状態は五臓では肺と関係しますし
潤いがあるかどうかというポイントで見ると腎臓とも関係します。

つまり、皮膚に適度な潤いとハリがある状態の人は
五臓六腑で肺や腎臓が健康な状態であると考えることができます。

特に東洋医学では腎臓を生命力や生殖力、妊娠力と関係していると
考えますので、見た目が若い人の方が妊娠しやすい
と言えるかもしれません。

もちろん、東洋医学的な診察は望診だけではありませんし
肌の状態だけで妊娠力を判断することはできません。

肌の状態というピンポイントで考えると
こうも考えることができるということです。


一方で、見た目が若いからといって目をそらしてはいけないのが
卵子の老化です。


女性の卵子の元となる細胞は、生まれた時から卵巣にありますので
実際に年齢を重ねるのと同じように卵も年齢を重ねています。

つまり、20歳の時に排卵した卵子は20歳ですが
30歳の時には、30歳の卵子
40歳の時には、40歳の卵子です。

年齢を重ねた卵子は、分割がうまく進まず染色体異常となることが多くなり
結果的に不妊につながっていきます。

これがいわゆる卵子の老化です。


ですので、
見た目が若くても不妊となることは十分にあり得るということです。

油断はできません。


高齢不妊に対する東洋医学的な治療では
いかに生命力や生殖力を助け、アンチエイジングしていくか
ということが大切です。

排卵される卵子も全てが妊娠可能な状態という訳ではありませんし
妊娠できる卵子の排卵自体も減ってきてしまいます。

これは見た目の若さではなく
しっかり身体の内側と体質を診ていく必要があります。

もちろん、見た目の若さは、さきほど説明したように
東洋医学的に肺や腎臓といった部分が元気ということもありえます。
このあたりは、ポジティブに捉えていきましょう!


その他にも、
実年齢の割に老けて見えるという逆のパターンもありますよね。

この場合、実年齢は若いということですので、卵子の老化は
そこまで進んでいないかもしれません。

ただ、外見が老けて見えるといことは、身体の内側にも
実年齢の割に加齢があるかもしれないとも考えることができます。


いずれにしても
西洋医学的な検査結果であったり、
当院で行っているような東洋医学的な不妊の体質チェックなどをもとに
しっかり地に足を付けた不妊治療をしていくことが大切ですね。




さて、少し話は変わりますが
6月に厚生労働省のホームページに平成26年の人口動態統計のまとめが掲載されました。

それによると
昨年の40歳以上の出生が約51,000人で、その内第1子は約20,000人。
全体的な出生数が減っているのに対し、40歳以上は増えているという結果でした。

また、第1子出生時の母親の平均年齢は30.6歳で
一昨年に比べると0.2歳高齢化が進んでいるという状況です。

晩産化が進んでます。


高齢不妊で妊活中の方、
または、これから妊活をはじめようと考えておられる方は
見た目年齢だけでなく、しっかり身体の内側にも目を向けて
より妊娠しやすいカラダへの体質改善とアンチエイジングをしていきましょうね!


では、今回はこのへんで。


高齢不妊担当 万木祥太郎


<<参考>>
平成26年人口動態統計月報年計(概数)の概況|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai14/index.html



高齢で不妊治療をする時の3つの心構え

2015年05月22日 [記事URL]

当院では、40歳を過ぎてから不妊治療を始められたというゲストは少なくありません。
一般的には高齢不妊治療と言われることが多い年齢です。

といっても、当院ではさほど珍しいことではありませんし、
40歳を超えているから妊娠はとても難しいとも考えていません。
重要なのは体質ですので。

続きを読む

とはいえ、いわゆる高齢で不妊治療をしていく上では
やはり20代や30代前半での不妊治療とは違い困難なこともあります。

ということで、今回は
高齢で不妊治療をする時の3つの心構えを紹介させて頂こうと思います。

■身体にはタイムリミットがあるということ

高齢不妊の治療をする上で理解しておかなければならないことの一つに
身体にはタイムリミットがあるということです。

個人差はありますが、
40歳前後になると卵子の老化が進むだけでなく
卵子の残存数も減少してきます。

排卵されない時もありますし
卵子の老化が進むと
排卵されても妊娠できるだけの卵ではないということもあります。

そして、卵子の数は年月とともに確実に減っていきます。

つまり、高齢になればなるほど、妊娠のチャンス自体が減ってくるのです。

また若年性更年期や早期閉経ということもあります。

ですので、どういった形で妊娠を望まれる場合でも、
必ずホルモンの数値などの検査を受けて、
どういったペースで、どういった治療方法で
不妊治療をしていくのが良いのか、最初にしっかり考えておくことが
大切です。


ちなみに、
卵子の残存数はAMH(抗ミュラー管ホルモン)というホルモンの数値で
計ることができます。
これは、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンで
卵巣予備能の目安とされている数値です。

とはいえ、AMHは年齢とは比例しないと言われていますので
若年齢でも少ない人もいれば、高齢でも多いという人もいます。

ただ、年齢が高くなるほど、AMHも少なくなっていることが多い
という傾向はありますので、
40代で不妊治療をされる際は、かならず検査すべき項目だと思います。


■流産のリスクが高くなるということ

人が妊娠後に流産してしまう確率は20歳代でも10%程度あると言われています。

決して低くはない数値です。

ですが、この確率は、年齢とともに高くなり
40歳では40%の確率で流産してしまうと言われています。

もちろん、統計上の数値ですので、全ての人がそうかというと
そうではない人もいらっしゃるかもしれません。

でも、高齢で不妊治療をしていく中では
やっとの思いで陽性反応が出たとしても
40%くらいの確率で流産を体験してしまうかもしれない
ということなのです。

流産に対する極度な心配や緊張状態は
身体に負担となってしまいますが
精神的な強さというのも大切かもしれません。


■不妊治療の結果を受け入れるということ

始まりがあれば終わりがあります。

不妊治療は
出口の見えないトンネルやゴールのないマラソンと例えられるように
妊娠という結果がないと終わり時が分からない
ということがよくあります。

もちろん、妊娠で不妊治療卒業となることが一番ですが
残念なことに、そうではないことも、もちろんありえます。

ですので
あらかじめ不妊治療の終了条件とその後をご夫婦で考えておく
というのもひとつですし
考えていなかったとしても
「ふとした時に"もう終わりにしよう"と自然に思えるときがきた」
という声をお聞きすることもあります。


大切なことは
どういう結果で不妊治療を終えることになったとしても
それを受け入れる心の準備をしておく

ということです。


不妊治療の終え方はご夫婦によって様々です。

それが望んだ結果でなかったとしても、
「不妊治療をすることによって夫婦の絆が深まり、お互いをより大切に思えるようになった」
「不妊治療をやって良かった」
という声をお聞きすることもあります。

つまり
不妊治療の末の未来が明るいものになるのか暗いものになるのかは
治療の結果もありますが
ご夫婦の関係がとても大切になるのだと思います。

これから不妊治療をはじめられるご夫婦には
こういった部分も心構えとしてご夫婦で共有されておくと
良いのではないかと思います。


ということで、今回は
これから高齢不妊治療を始める際の心構えを
ご紹介させていただきました。

とはいえ、これが全てではありません。
不妊治療をされるご夫婦によって色々な形がありますので
今回ご紹介させていただいた内容も踏まえつつ
ご夫婦に合った形で臨んでいただければと思います。


では、今回はこのへんで。


高齢不妊担当 万木祥太郎



実際のトコロ、何歳まで妊娠できる?

2015年05月15日 [記事URL]

不妊治療の期間が長くなってきたり、妊娠を意識しだした年齢で
どうしても気になって仕方ないのが
"実際のトコロ、何歳まで妊娠できるの!?"
ということだと思います。

先週のブログでは、「一度目線を変えてみることも大切」ということをお伝えさせていただきましたが
今週は、"実際に何歳まで妊娠を望めるのか?"ということについて、お伝えさせていただきます。

続きを読む



今では晩婚化が進んでいますし、
初産年齢もどんどん高齢化が進んでいます。

ちなみに初産年齢は、2013年時点で30.4歳で
40年前に比べると4.7歳高齢化が進んでいます。
といっても、30.4歳ですし
高齢という訳ではありませんよね。


一方で、不妊治療を受けられている方の平均年齢は
そうではありません。

厚生労働省の統計データなど正確な数値は見つけられなかったのですが
当院のゲストで約38歳
他の妊活サイトや不妊治療クリニックの情報をみてみても
40歳前後という数値が大多数を占めています。


とはいえ、
高度生殖医療が発達してきた現代では
40歳代で妊娠・出産されることはさほど珍しくありませんし
芸能界などからもそういう話題はよく耳にするようになりましたよね。

当院でも40歳代で妊娠される方は少なくありません。

40歳前後でも全然悲観的になることはないと思います。


とはいえ、
実際に不妊治療に取り組んでいると
なかなか結果が伴わなかったり、
同じことの繰り返しになってしまっていたり
いたずらに時ばかりが過ぎてしまい焦りがつのる、
ということは少なくありませんよね。

たしかに加齢により、卵子の老化が進んだり
妊娠しづらくなったり、
流産のリスクが高くなったりする
というのは現実としてありますので、
決して楽観的にはなれません。

そのため、
高齢妊活には、時間やお金だけでなく、
体力や精神力もとても重要な要素といえると思います。


そんななか、
当院は東洋医学的な鍼灸治療でゲストの皆さまの不妊治療を
サポートさせていただいています。

では、東洋医学的には何歳まで妊娠可能なのか
東洋医学の聖典で最古の医学書である『黄帝内経』にはこう書かれています。

女性は、7歳になると、腎の気が充実しだして、永久歯が生え、髪も伸びます。

14歳になると、天癸(生命力)が成熟し、任脈が通じ、太衝の脈が盛んになり、月経が始まります。
そのため、子どもを授かることができるようになります。

21歳になると、腎の気が充実し、親不知が生えてきて、身長も伸びきります。

28歳になると、体つきがよくなり、髪も伸びきり、身体は一番充実している時になります。

35歳になると、陽明の気が衰え始め、顔がやつれてきて、髪も抜け始めます。

42歳になると、3つの陽の脈が衰え、顔はさらにやつれ、白髪も出だします。

49歳になると、任脈が弱くなり、太衝の脈も衰え、天癸がつきてしまい、子どもを授かることができなくなります。

いくつか難しい言葉があったかもしれませんが
「49歳で妊娠できなくなる」と明記されています。


意外ではありませんか?

現代よりも遙かに生殖医療が劣っていて
寿命も遙かに短い数千年前にあって
49歳までは子どもを授かることは可能とされていたのです。

ただ、
この『黄帝内経』が書かれた数千年前とは生活習慣も医療も全然異なりますので
これが全て現代にも当てはまるかというとそうではありません。

当然、個人差もあります。


でも、東洋医学的にも高齢でも妊娠を望めるということは
お分かりいただけたかと思います。


このブログの前半に書いたように
高齢になればなるほど決して楽観はできませんが
当院でも45歳で自然妊娠&出産という実績はあります。

ですので
40歳前後だからといって諦める必要はなく
むしろ、悔いの残らないように、諦めず、やれることをやりきる

ということが大切だと思います。

当院で妊娠された方はゲストも一様に
「諦めなくて良かった」
という体験談をくださいます。


あなたにも可能性はあるのです!

ちなみに『黄帝内経』には男性についても書かれています。
こちらは、以前の記事で紹介させて頂きましたので
そちらを参照していただければと思います。


では、今回はこのへんで。


高齢不妊担当 万木祥太郎


<関連記事>
『正しい高齢不妊治療の受け方』
http://www.e-harikyuu.com/page/blog/kourei_infertility/277.php

『男性は60歳でも大丈夫!?』
http://www.e-harikyuu.com/page/blog/male_infertility/260.php




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