子宮筋腫と不妊と鍼灸治療 - 不妊治療専門漢方鍼灸治療院 馬場聖鍼堂

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子宮筋腫と不妊と鍼灸治療

卵子も子宮も"小さい自分"!?

2015年09月10日 [記事URL]

妊活をしていれば、
「卵子を元気にしたい!!」
とか、子宮筋腫がある方や子宮に何らかの問題がある方はとくに
「子宮の中の環境をよくしたい!!」
と思うのは当然のことですよね。

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東洋医学では、
"大=小(大イコール、小である)"
という考え方があります。
ですので、身体の小さい部分(脈やお腹など)で
全身を診ることができると考えます。


大=小なので、
身体全体が元気であれば、身体の一部である
卵子や子宮も元気ということになります。


卵子も子宮も身体の一部です。
卵子や子宮だけを元気にすることはできません。

全体が元気であるからこそ、
そのうちの卵子や子宮も元気でいられるのです。


ということは、
身体が疲れていれば、卵子や子宮も疲れ、
身体がストレスいっぱいであれば、卵子も子宮もストレスいっぱいになってしまいます。


反対に、身体が楽な状態でいられれば、卵子や子宮も楽な状態でいられるし、
身体が元気で活き活きしていれば、卵子や子宮も元気で活き活きします。


言い換えれば、私たちの身体の一部である卵子や子宮は"小さい自分"です。


そう考えたら、
今よりもっと卵子や子宮のことを労った生活を送ろうという気になりませんか?


身体は素直です。
身体を大事にしてあげればしてあげるほど、変わります。


これまで、身体に無理をさせてしまっていたなら、
がんばってきてくれた身体を労ってあげたらいいのです。
そうすれば、卵子も子宮も自然と元気を取り戻します。


身体が元気じゃないのにいい質の卵子ができ、
元気なふかふか内膜の子宮でお迎えできるはずがありません。


身体を労ってあげる生活は穏やかで気持ちがいいものです。
自然とリラックスできるようになって、
精神的にも安定していくでしょう。


不妊でお悩みの方は気分が暗くなってしまうことも多いかもしれませんが、
妊活はご夫婦で命を育もうとしていることなので、
とてもすばらしいことです。

時にはつらいこともあるかもしれませんが、
それを乗り越えていくことでご夫婦の絆はきっと深まります。


身体が疲れていたら心も疲れやすくなります。
身体が弱っていたら、卵子や子宮も弱ります。


身体まるごと、元気にしていくのが体質改善です。


もし、検査結果でも何も問題がないのに、
なぜか結果がなかなか出ないという方、
身体まるごと体質改善をスタートしてみませんか?


・身体が疲れないよう無理はしない
・必要以上に暴飲暴食しない
・睡眠はしっかりとって十分休む
など、生活の中でできることもありますよ(^^)


また、疲れた身体を自然に治す力を助けるのは、東洋医学の得意分野です。
妊娠しやすくなるように体質改善をしたいと思ったら
いつでもご相談くださいね。


体質から元気にしていけば、
きっと心も身体も今よりもっと快適に過ごせるようになりますよ♪


『子宮のトラブル』担当   池田由芽



冷えチェックをして体質にピッタリの妊活を

2015年08月27日 [記事URL]

冬はもちろん、夏でもエアコンが効いた部屋でいることが多い今、
夏でも冷えが気になる方が増えています。

必要以上に冷やされた電車の中や、
自宅でも夫に合わせて部屋の温度設定をすると、長時間冷えてしまうことに(>_<)
夏の外出時に冷房の効いた室内に入ると、汗が乾いて一気に身体が冷やされます。

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汗をかいている状態は毛穴が開くので
冷えも身体の中に入りやすく、風邪も引きやすくなります。
風邪を引いてしまったら、体力が低下し、妊娠力の低下にもつながってしまいます。


冷えをそれなりに自覚している人なら、
身体が冷えないように対策ができるのですが、
意外と冷えにドン感な人もけっこういらっしゃるのです。


自分の身体が冷えていると気付けると、
「どこが冷えているのか?」
「どうなると冷えるのか?」
「そもそも体質が冷えやすいのか?」
など、冷えの原因が具体的にわかるようになり、
その原因に対してより効果的な冷え対策ができるようになります。


一方、自分の冷えに気付くことができなかったら、
問題意識がないので、冷えっぱなしの状態になります。


そうなれば、妊娠に必要な血流はよくないままになってしまいます。
ですので、妊娠しやすい体質を目指すのであれば、
身体が冷えていると感じたら少しでも早く冷え改善をする必要があるのです。


子宮や卵巣にホルモンや栄養を送って妊娠力を底上げするためには
それらの運び屋である血を全身に送ってあげないといけません。


それができれば、血流の悪さから起こる子宮筋腫や内膜症などを
予防することができます。


血流をよくして妊娠しやすい体質になるためには
まず自分が冷えているかどうかを判断する必要があります。


そこで、以下の冷えチェックのための項目にいくつ当てはまるかチェックしてみましょう(・∀・)


・足や手を触ると冷たい
・冷房が苦手
・冬が苦手
・寒がり
・あおたんができやすい
・目の下のクマが気になる
・シミ・そばかすが多い
・顔色がどす黒い
・肌が硬く、ざらついている
・冷たい飲み物や食べ物が好き
・肩こりがある
・頭痛持ち
・トイレが近い
・下痢しやすい


いかがでしたか?
当てはまる数が多ければ多いほど、冷え体質ということになりますよ!!

冷えているかどうかがわかったところで、今度は原因を探ってみましょう。


冷えの原因にもいろいろあるのです。


*外からの冷え

身体は冷えやすいにも関わらず、肌を見せる格好をしている人に多いです。
寒さに弱い人や、冷房が苦手という人は基本的に夏でも露出はNG。
とくに冷やしたくない下半身は
長ズボン+靴下+靴をベースに上半身はストールや上着を持ち歩いて、
その都度対応できるようにしておくのがベストですよ。


*食生活による冷え(冷たい物や甘い物のとり過ぎ)

冷たい食べ物・飲み物や身体を冷やす働きのある物はとりすぎに注意です。
夏なら、身体を冷やす働きのある野菜なども食べていただいて問題ありませんが、
夏でも冷えが気になる方は、身体を冷やす性質のモノは
できるだけ生姜など温める性質の物と一緒に食べるか、
温かい料理にしていただきましょうね。

お腹を触って冷えていると感じたら、
お腹の冷たいところにお灸をしてあげるとお腹の内側まで
ぽかぽかになりますよ(^_^)


また、白砂糖は身体を冷やす働きがあるので、どうしても・・・の時以外は食べないのが一番です。
甘いスイーツに目がない方でも、
「何かをがんばったご褒美に♪」
という程度に抑えておきましょう!


*身体のエネルギー不足で温める気(陽気)が足りない

このタイプの冷えは、もともと疲れやすい、虚弱体質の人に多いです。
気力・体力を消耗しやすく、すぐに横になりたくなるような人です。

このタイプの人は疲れたら冷えが悪化し、お腹の調子も崩しがちになります。
とにかく無理せず、冷やさないよういつも意識しておくことが大事です。
あとは十分な睡眠をとって、その日の疲れはその日のうちに
解消できるよう心がけましょうね(^^)

朝日を浴びるのも陽気アップにおすすめですよ!


*ストレスによる冷え

ストレスも冷えの原因になります。
ストレスがかかると血管が細くなり、血流が悪くなってしまうからです。
このタイプの人は気のめぐりを意識した生活をすれば、冷えが改善されます。

運動をしたり、毎日お風呂につかってオン・オフの切り替えをできるようにしましょう。
時にはパーッとストレス発散のため、旅行に行ったりするのもおすすめです。

アロマやヨガ、ストレッチなど、ゆる~く楽しめるものをチョイスしましょうね♪

冷えの原因別の対策をご紹介しましたが、
冷えの原因は必ずしもひとつとは限らず、いくつか重なることも多いです。
ですので、冷えが気になったら自分の体質に合った冷え対策をして、温め過ぎにはご注意くださいね!


ほんわりポカポカを持続できる妊娠体質になれるような
自分らしい冷え対策をやっていきましょうね(^o^)


『子宮のトラブル』担当  池田由芽



妊活するなら知っておきたい卵管のこと

2015年07月09日 [記事URL]

結婚してそろそろ子どもも欲しいし妊活始めようかな、と考えているあなた。

でも何から始めたらいいかわからない、
または自然妊娠を希望の方、
年齢も高齢だし、不妊治療を始めようという方、
スタートの仕方がそれぞれ違っていても、
まず最初に全員の方にしていただきたいことがあります。

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それは"子宮卵管造影検査"です。
これは、子宮、卵管に造影剤を注入し、
子宮の状態や卵管がちゃんと通っているか、
またつまっていないか、などを診る検査です。


卵子と精子が卵管の膨大部というところで出逢うためには、
卵管の通り道がちゃんと通っているかをチェックしておくことが大切です。


具体的には、この検査によって、卵管閉塞以外にも、
子宮の内側にできた筋腫やポリープ、子宮内の癒着や子宮奇形などがわかります。

この検査の結果によってはその後の治療や進め方が変わってくるため、
お子さんを望むすべての方に、
まず最初にこの検査を受けることをおすすめしています!


この検査を初めて受ける方は、
「卵管造影検査って痛くないのかな?(>_<)」
と心配になりますよね。
痛みには、個人差があります。
卵管に癒着や閉塞があれば痛みを感じやすい傾向がありますが、
まったく痛みを感じない人もいます。


卵管造影検査は、検査ではあるものの、
卵管の通りがよくなるため、検査後半年間は妊娠しやすくなります!
そのうちの最初の3ヶ月がとくに妊娠率が上がると言われています。
検査と同時に治療にもなるのが嬉しいですね(^^)


では、わざわざ検査をせずとも
卵管の通りをよくすることはできないのでしょうか?


卵管が狭くなる原因のひとつとして、"ストレス"が関係しているといわれています。


卵管の壁は筋肉でできています。
筋肉はストレスで力が入ると無意識のうちに収縮して、かたくなります。
そうなると、卵管は細くなり通りが悪くなってしまうため、
卵子と精子が出逢いにくくなります。

卵子と精子がまず出逢わなければ妊娠は成り立ちません。


なので、卵管を通りやすくするために、
できるだけストレスをためない生活をこころがけることが重要です!!


ストレスとなることって、普通にしててもたくさんある世の中ですから、
妊活中ともなると、もっともっと増えますよね。。。


普段から、できるだけストレスのもととなることに近づかないようにしたり、
できるだけ好きなものに触れて、ストレスを発散するようにしましょうね!


癒しの時間はストレスを和らげ、やさしい気持ちにしてくれます。
先日、当院で治療を受けられていたゲストが
「鍼灸治療の後は、心がやさしくなります。
普段は急ぐことでも、まあいいやって思えます(o^^o)」
と、話してくださいました。

鍼灸治療をすると、リラックスして全身の気のめぐりがよくなります。

東洋医学では全身の気がスムーズにめぐっているのが元気な状態で、
気が滞るといろんな病の原因になると考えます。

別に鍼灸治療じゃなくても、"自分がリラックスできること"なら何でもいいですよ。
お風呂、アロマ、散歩、友達とランチ、音楽、買い物など、
自分のための癒しの時間を作ってあげてくださいね。
普段がんばっているご褒美に♪


妊活、家事、仕事・・・
どれをとっても楽なものはありません。

癒しの時間がなければ、休む間もない慌ただしい生活が
ずっと続いてしまいます。
そんな生活を続けること自体がストレスとなり、
知らないうちに卵管は狭くなっていってしまうかもしれません。

そうならないためにも、いつも酷使している心と身体を労ってあげましょう(^^)

目標、一日一回!
リラックスして気のめぐりにいいことをしてみてくださいね(^_^)/


「子宮のトラブル」 池田由芽



東洋医学で体質改善とは

2015年06月18日 [記事URL]

ここ最近、妊娠を目指したい方なら、
まずは体質から見直そう!

という認識が以前と比べると広まってきた気がします。

実際に、
「体質改善のため」
という理由で初めて当院にご来院いただくゲストも増えてきました。

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そもそも、体質改善とはどのようなものなのでしょうか?

体質改善というのは、
"もともと持っている本来の自然治癒力を高め、
自然に妊娠できる身体づくりをすること"です。

実際に風邪を引いてすぐに治る状態と
ぐずぐず長引いて、なかなか治らなかったり、
治りかけてもすぐにぶり返してしまったりする状態だと、
どちらの方が自然治癒力が高いと思いますか?

すぐに治る身体の方が自然治癒力が高く、元気な身体です。
つまり、妊娠しやすい身体になります。

反対に風邪を引いても長引いてなかなか治らず、
治りかけてもまたぶり返してしまう・・・
という人は自然治癒力が弱り、そのため免疫力も落ち、
妊娠力も低くなっている状態だと言えます。

このような方の中には
いつも疲れ果てて休みの日には
「遊ぶ体力なんて残っていない!」
「とにかく寝ないと~!」
という方もいます。
お子さんを授かりたいのに、こんな状態ではよくありませんよね!
あなたは大丈夫ですか?!

時には、休みの日に予定を入れていたけど、
しんどくて予定をキャンセルしないといけないほどの方もいます。

休みの日くらい元気に楽しみたいですよね(>_<)

妊活に励んでいても、
それが人生のすべてではないはずです。

趣味や娯楽など好きなものもあげればたくさんあると思います。
そんな他のことも同時進行で楽しみながら、
実りある人生を送っていただきたいと思います。

今この記事を読んでくださっているということは、
体質改善を考え中の方か、体質改善をこれから始める方、
あるいは、体質改善真っ最中の方だと思います。
どのステップにいたとしても、
活き活きした人生を送りながら、体質改善していきましょうね(^_^)


ということで今回は、
東洋医学的にみた体質改善のお話です。

これを読んでいただき、納得していただいたうえで
体質改善をしていただくと、より効果も高まります。
ぜひ参考にしてみてくださいね!

東洋医学での体質改善とはどんなことでしょう?

ヒトをひとつの丸い円に例えると、
健康な人はきれいなまん丸型○をしています。

その○がゆがんでいると、身体はバランスが悪い状態で
身体のどこかが不調な状態です。

もう少し具体的にいうと、
○のどこかが凹んでいたら、そこが不足していて、
○のどこかが凸の場合は身体に余分なものがある状態です。

足りないところは補い、
余分なところは、足りないところにもっていき、
全体のバランスをよくすることで、
キレイな○ができるようにしていきます。
子宮筋腫や内膜症もこの余分なものの中に入りますよ。

そして体質改善をしていくための鍼灸や
食事改善、生活習慣の見直しなどをしていただき、
コツコツ継続していただくことで、
身体は少しずつ変わっていきます。

たとえ少しずつの変化でも、
同じような毎日、毎月の繰り返しのように感じても、
らせんを描いて昇っていくように、
体質はよくなっていきます。

川の流れと同じように時間も刻一刻と過ぎていきます。
"今"という時間は今しかやって来ません。

体質改善は、"継続すること"がとても大切です。

根本的にな体質を良くしていくので、
どうしても時間がかかります。

体質改善をお考えなら一日でも早いスタートをおすすめしますよ!!


体外受精なら体質改善とか関係ないのでは?

と思われるかもしれませんが、
結局は卵は自分の中で作られるので、
身体のコンデジションが整っていなければ
質のいい卵・精子ができるはずがありませんよ!

不安なことがあったら、
どんなことでもお気軽にご相談くださいね(^_^)/

http://www.e-harikyuu.com/briefing.php

「子宮のトラブル」担当 池田由芽



"イライラ"がある人の妊活のコツ

2015年06月04日 [記事URL]

生理前、夫婦喧嘩、ストレスがたまって。などなど。
イライラの原因にはいろいろありますが、
全然イライラしない人もいれば、
イライラしやすいイラチな人もいます。

あなたはどちらのタイプですか?

続きを読む

そのイライラ、
実は不妊と関係しているかもしれないこと、知ってましたか?!
今回は不妊とイライラの関係、
それからイライラがある人の妊活のコツをご紹介しますね♪

もし、普段の生活の中で少しでもイライラすることがあれば、
この記事を読んでいただいて、ぜひ参考にしていただければと思います(^^)


イライラする原因として、
東洋医学では肝が関係すると考えます。

肝というのは五臓のひとつで、生殖とも関係するところです。
血をコントロールし、月経血の量もこの肝が調整しています。

なので、ストレスがかかると、肝の働きが狂い、
いきなり経血量がドバッと増えたりします。

妊活中なら、
肝はいつでも元気にしておきたいところだということがわかりますね!

肝にトラブルがある時には、こんな症状が起こりやすいです。
・イライラ
・怒りやすい
・月経不順
・生理痛
・PMS(生理前の胸の張り、精神不安、吹き出物など)
・完璧主義
・まじめ
・気持ちの浮き沈みが激しい
・神経質
・感情的
・努力家
・ヒステリー
・横腹が張る、痛い

こんな症状が多く出る時を
肝鬱(うつ)気滞と言ったりします。

ストレスやプレッシャー、緊張などにより、
気が停滞することで起こります。
緊張やストレスは気のめぐりを悪くしてしまいます(>_<)

"気がめぐる→血もめぐる"
という東洋医学でのルールがあるので、
このタイプの方は、とにかく気のめぐりを良くすることが大切なのです

具体的には、
ウォーキング、ヨガなどの運動をしたり、
ゆっくりお風呂につかったり、ストレッチをしたりしてリラックスすることが
効果的です(・∀・)

また、好きな香りを楽しむのもおすすめです♪
好きなアロマで癒されたり、ハーブを料理に+するのも簡単にできますよ!

あと、好きなことをするだけでも気はめぐります(*^^*)
好きなことをしながら、イヤなことを考えるのって難しいですよね!

最後にもうひとつ。

"がんばりすぎないこと"も大切です。

無理せず、休みたい時は思い切って休むことも必要です。
そのイライラはもしかしたら、
慢性的な疲れが原因かもしれませんよ?!
誰でも疲れてたり、余裕がないと、イライラしやすくなるものです。
それに、疲れているのに気力だけでがんばってしまうと
肝血を消耗してしまいますよ(*_*)
なんでも、ほどほどでいきましょーね。

イライラすると、ついつい甘い物に手がでそうになりますが、
ここはこらえて、別の方法で対処しましょうね!


イライラを解消して、気のめぐりをよくして、
子宮や卵にたくさん血を送りましょうね(^o^)

子宮筋腫をお持ちの方や内膜症の方はとくに意識してみてくださいね!
また筋腫や内膜症などの予防にもなりますよ(^-^)


「子宮のトラブル」担当  池田由芽



子宮、疲れてるかも?!と思ったら治療をお休みするのもひとつ

2015年05月14日 [記事URL]

不妊治療にストレスはつきものです。

ストレスをためないようにしよう!
と言うのは簡単ですが、実際には簡単なことではありませんよね。

ストレスには精神的なストレスの他に、
身体に負担がかかってたまるストレスもあります。
受けるダメージのも人によって違います。

続きを読む

強いストレスがたまってしまうと、
それが円形脱毛症となって現われたり、
うつっぽくなってしまう場合もあります。

お子さんを授かるために、
そしてより幸せな家庭を築いていくためにしている不妊治療なのに、
これが原因で自分らしさが失われるのは本末転倒です。


今、この記事を読んでくださっているということは、
不妊治療を考え中か、今不妊治療中、
もしくは治療は考えていないけど、妊活中かもしれません。

あなたがどのフィールドに立っていても共通して言える
大切なことがあります。

それは、"無理をしないこと"です。
これは妊活中に関わらず、
どんなときでも心にとどめておいていただきたいことです。

今のあなたは無理していませんか?

もし心身ともに疲労困憊になってしまったら
治療をお休みするのもひとつです。

不妊治療は絶対に続けなければならないものではありません。

ずっと治療を続けていると、
「たった一度のチャンスでも逃してしまうのが怖い」
「お休みした周期にいい卵がとれるかもしれないし・・・」
と思うかもしれません。
むしろ、治療を続けていたら自然とそう思いますよね。。

長い間の治療には薬の服用や注射、
他にも目には見えない精神的なストレスによる
疲労が身体のなかにたまっていきます。

その負担はもちろん、内臓にもかかっているので
赤ちゃんが宿る子宮にも同じことが言えます。

知らないうちに、
あなたの子宮は疲れてしまっているかもしれません。


もし、治療を長く続けてみて
「もうこれ以上何をやったらいいんだろう?」
「もう疲れてしまった・・・」
という時は、おもいきって
期間を決めて治療をお休みするのもひとつです!

そうすることで疲れがたまった子宮も休憩できます。
それに、卵巣も休憩できたらいい卵子がとれるかもしれません。

長い間のお休みじゃなく、1周期でも、
不妊治療を離れて、妊活も離れて
温泉でも入ってゆっくりする時間をつくってみるのも
きっといい気分転換になりますよ。

そこからまた新鮮な発見があるかもしれません。

これからの夫婦生活をよりよいものにしていくための
アイデアが浮かんでくるかもしれません。

人はいつもと違う環境にいるだけでも
リフレッシュできるものです。

一日お仕事がある日だと
お昼休みにランチに出かけて気分転換した方が
午後から集中できたりしますよね。

なおかつ、温泉のような自然とリラックスできるところなら
効果は倍増です。

実際、妊活をお休みした周期に旅行先で
ゆっくりまったりして、まさかの自然妊娠で授かった!
というお話も時々聞きます。

もちろん、治療をお休みすることが、
必ずしもいい結果を生むとは言い切れません。
だからこそ、ご夫婦での話し合いは必要です。
これはここだけに限りません。

これからどうしていくか、
その方針をご夫婦で話し合うことはとても大事なことです。
それで、どちらかが困っていたら、
パートナーが助け船を出す。
そうやって一つ一つ乗り越えて行きつつ、
絆を深めていくのが家族ですよね。


不妊治療はメンタル、身体、金銭的に負担がかかるものです。

"~しなきゃ"と自分を追い込まず、
"~しよう"と前向きにとらえながら、前進していけたらいいですね♪

その方が心も身体も開放的にいられますよ!
そうすることで、子宮筋腫や子宮内膜症の予防や改善にもつながりますよ。


「子宮のトラブル」担当、池田由芽がお届けしました(^^)



子宮筋腫で不妊になる?

2015年04月09日 [記事URL]

40歳前後の女性の約3人に1人が子宮筋腫をもっているといわれています。


今、子宮筋腫が原因で不妊になる方が増えています。
子宮筋腫は月経に依存して大きくなっていくのですが、
現代では、初経年齢が低くなり、子宮筋腫の好発年齢も低くなっていることも
子宮筋腫が原因で不妊となる方が増えている理由の一つと考えられています。


そもそも、子宮筋腫とはどのようなものをいうのでしょうか?

続きを読む

子宮は平滑筋という筋肉でできています。
それと同じ筋肉からできたコブのような良性の腫瘍が子宮筋腫です。


子宮筋腫があると、必ず不妊になるのか?というと、そうではありません。
実際に子宮筋腫をもったまま妊娠、出産される方もいます。
ですが、筋腫が子宮の内側にできて、
着床の邪魔をしてしまったりすると、不妊の原因になります。


卵巣から排卵された卵子は卵管膨大部で
精子と出逢い、ひとつになります。
それが受精卵です。


受精卵は子宮の内腔に運ばれて内膜にもぐりこみます(着床)。
この着床ができたら妊娠成立です。


子宮筋腫が子宮の内腔にできた場合、
着床がうまくいかなくなるので、妊娠が難しくなるのです。


子宮筋腫の症状には、生理痛、腰痛、下腹部痛、月経血の量が多い、
などがあります。
月経血の量があまりに多く、貧血になると疲労感や息切れ、めまいなどの
症状が出てくることもあります。


西洋医学での子宮筋腫の治療は、
筋腫の大きさや位置、症状によっても変わりますが
基本的には手術療法です。
開腹して行う方法と、内視鏡下で行う方法があります。


では、東洋医学的にはどんなふうに治療していくのでしょう?


まず、筋腫は東洋医学的には古血の塊と考えます。
これを「オ血(おけつ)」といいます。


オ血がある人はドロドロ血で血が滞りやすくなっているので、
血流改善が必要になります。


それに加えて、その根本的なオ血の原因となっている体質を
変えていくことが大切です。


冷え、ストレス、血の不足、偏食など、
オ血体質をつくる原因はたくさんあります。


冷えないように気をつけたり、
ストレス発散に努めたり、
食生活を改善したりすることで、
体質が変わってくれば、生理中の症状は楽になり、
生理の血の色もきれいになり、
生理の血の塊も少なくなります。


フカフカ内膜、質のいい卵、妊娠後の赤ちゃんの成長のためにも
きれいな血を送ることは大切です。
鍼灸治療ではそのお手伝いができます。
毎日ご自宅でもできる養生法もお伝えします。


体質改善でお腹の中の赤ちゃんが成長しやすい子宮環境作り、
はじめませんか?


体質改善をはじめたい!
と思った方はこちらからどうぞ(^-^)

http://www.e-harikyuu.com/briefing.php


「子宮のトラブル担当」 池田由芽でした(^^)




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