卵子の老化を防止する! - 不妊治療専門漢方鍼灸治療院 馬場聖鍼堂

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卵子の老化を防止する!

秋の味覚『栗』をおやつにいかがですか?

2015年10月20日 [記事URL]

食事制限にうんざりのあなた。
妊活女子のおやつにぴったりの『栗』はいかがですか?
旬の物を食べる事が身体の養生につながるというのが、
東洋医学の考え方の一つにあります。
そこで、秋の味覚である『栗』をご紹介していきますね。

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秋に栗は、毎年恒例のお楽しみの一つです。

街でお住まいのかたでしたら、
洋菓子のモンブランなどが店頭に並ぶと
季節を感じるでしょうか?


私の実家は田舎なので、
秋になると親戚やご近所さんの
お宅の庭先で実った栗を
たくさん分けていただけます。


いただいた『栗』は茹でて渋皮を剥き
冷凍すれば保存がきくので、
毎年数回に分けて栗ごはんを楽みます。

『栗』には種類があって、
日本産のいわゆる『和栗(わぐり)』と
中国やヨーロッパ産の栗とは、
遺伝子的にも違いがあるそうです。


日本産は渋皮が剥きにくく、
実に粘りがあるため
茹でて食べる事が適しています。


それに比べ、中国産・ヨーロッパ産は
実が小ぶりで渋皮が剥きやすいので、
焼き栗にして食べたり、
マロングラッセにして渋皮ごと食べる
ことができます。


洋菓子としてはポピュラーなのに
和食としてはなぜか地味な存在の『栗』ですが、
昔から生薬としても使われているんです。


東洋医学の本には、
「『栗』 気味は、鹹(カン・塩辛い)温。
腎を補い、気を増し、腸胃を厚くし、腎気を補し、筋骨を強くする。
少し食べれば、飢えに耐えしめる。」
と、書かれています。

ここでは、生殖に関係する『腎の臓』を補う効果があり、
胃腸を元気にし、筋肉や骨を強くする効果がある
といっています。

そして、カロリーも栄養価も高いので、
「少し食べただけで飢えをしのぐ事ができる」
と書かれているのです!


生殖器に関係する『腎の臓』に効果があるなんて、
妊活女子には嬉しい食材ですね!


『栗』は、木の実なのでナッツ類に近いですが、
デンプンが多いので味はお芋のようです。


ナッツと言えば、妊活女子にオススメの食材ではありますが
脂質が多いのが困ったところ。
ですが、『栗』は脂質が少ないのが特徴的。
妊活女子にはここもポイントですね!


(ナッツといえば、以前『クルミ』について書いた
 記事がありますのでこちらも参考にどうぞ
 http://www.e-harikyuu.com/page/blog/antiaging/167.php)


もちろん、ナッツと同じくカロリーは高いので、
食べ過ぎは禁物です。


茹でた栗なら、100gでお茶碗一杯程度のカロリーと
なってしまいます。


天津甘栗や栗甘露煮、マロングラッセのような
調理したものになると、
糖も多く相当高カロリーになってしまいますね。


なので、妊活女子にオススメなのは、
やはり一番シンプルな『茹で栗』。
和栗を買ってきて、
茹でたものを数個だけ食べましょう!


たくさん食べるものではないので、
ちょっと高いですが「和栗」をえらんで
季節限定の味を楽しんでくださいね。


秋のオヤツに『栗』をぜひどうぞ!

身体が冷え気味なこの季節にふさわしい、
身体を温めてくる食材ですよ。


腎の臓を養い、身体を温める。
卵のアンチエイジングにピッタリです。
秋を楽しむ妊活情報でした♪


快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆でした。



「飲む点滴」といわれる「甘酒」ってどうなのかしら?

2015年10月06日 [記事URL]

最近、ブームを感じるのが「甘酒」です。
海外セレブから人気に火が付いたようですね。
「飲む点滴」といわれる
その効果をみていきましょう!

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「甘酒」は、材料と作り方の違いで
2種類に分かれます。


一つは、酒粕(さけかす)をお湯に溶いて
砂糖を入れて飲むタイプ。
こちらは、酒粕(さけかす)を使うので
アルコールが入っています。


もう一つは、米麹(こめこうじ)菌を、
炊いたご飯や餅米に混ぜて発酵させるタイプです。
こちらは、アルコールは入っていません。

今回取り上げるのは、
米麹(こめこうじ)菌を使って
発酵させるタイプの甘酒です。

麹(こうじ)菌とは、
お米などの原料を蒸したものに、
発酵の材料となるカビ(菌)をまいて
つくるものです。

お酒・味噌・醤油・お酢・漬け物など
発酵食品をつくるのに必要な菌です。

カビというと身体に悪いイメージですが、
発酵食品をつくるにはかかせない微生物ですね。


発酵タイプの甘酒の材料である
「米麹(こめこうじ)」というのは
日本酒をつくるのにも使われる麹(こうじ)で、
蒸したお米に麹(こうじ)菌を繁殖させたものです。


この米麹(こめこうじ)を、
炊いたお米や餅米に混ぜて
一定の温度に保ちながら
(50~60℃くらいが目安です)
5~6時間発酵させれば
美味しい甘酒が造れます。

時間はかかりますが、
炊飯器をつかえば
比較的簡単に作れるので、
ご家庭でも手作り出来ます!

注目されているのは、
その栄養素です。


でも、本当は世間で騒がれているほど
「栄養がたっぷり!!」と
いうわけでは無いようです。

だいたいコップ一杯
250グラムとして約200kcal。

お米が材料なので炭水化物が多めの45~46グラム。
ビタミンB1  0.03㎎、
    B2  0.08㎎、
    B6  0.06㎎、
ナイアシン  0.5㎎。
ミネラルでは、銅とマンガンが豊富のようです。

例えば、
イチゴ100グラムと比較してみましょう。

カロリーは34kcal。
ビタミンB1  0.03㎎、
    B2  0.02㎎、
    B6  0.04㎎、
ナイアシン  0.4㎎。


イチゴを200グラムにして
単純に2倍しても、
コチラの方が栄養は高いですね。

とはいえ、イチゴと甘酒を比べるのも
おかしなものですが・・・。
対比に使わせていただきました。


あと、注目されている菌ですが、

米麹(こめこうじ)菌は、
発酵に適した温度から外れると
発酵を止めてしまいます。

つまり、飲むために薄めて
ぐつぐつ煮たり、
保存のために一旦冷やしたりすると、
菌自体は死んでしまいます。



ですが、
発酵の際につくられるブドウ糖は
脳の栄養となりますし、
オリゴ糖・食物繊維は
お腹の中の菌の
餌となってくれます。

あと、「ブドウ糖」の甘味は
自然のものですから
安心できますよね。


妊活中も甘い物が食べたくなりますが、
白砂糖は控えたいところ。


そのかわりに、
甘酒を飲んで
甘味を楽しんでもらえたら
いいのではないでしょうか?

ですが、
かなりブドウ糖が多いので、
こちらも飲み過ぎは注意してくださいね。



また、
麹(こうじ)は、
漢方の生薬としても
使われていました。


気味は、甘辛温。
効能は、胃に詰まった食を下し、
気を下ろし、下痢やお腹の張り、
腹痛によいとされています。

東洋医学で言う
「脾臓」を健やかにして、
「胃」を温めます。


胃の詰まりを取ることで、
胃を緩めて、
元気にしてくれるのです。


なかなか、食べた物が消化できずに苦しみ、
プチ断食をするときには、
少し「甘酒」を飲むとことで、
より詰まりを取りやすくしてくれますよ。


胃をスカして元気にすることで、
妊娠に大事な『気』のパワーが
アップします!


これは、立派な妊活です!

よく、夏バテ予防に良いといいますが、
肌寒くなるこの季節にも良いですよね。


温かい「甘酒」を飲んで、
ほっこりしましょう♪

一番のおススメは
ご家庭での手作りしたものですよ♪


ちょっと一手間かけて
チャレンジしてはいかがでしょう。


冷凍保存も出来ますので、
作り置きしておくことも可能です。


また、かなり甘味が強いので、
お砂糖のかわりにお料理につかう
ことも出来るそうです。

一度、試してみてくださいね。

快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆がお届けしました。



卵子のアンチエイジングにミトコンドリア

2015年09月29日 [記事URL]

卵子のアンチエイジングの要として
「ミトコンドリア」が注目されています。
今回は、ミトコンドリアの働きを
東洋医学的に考えてみましょう!

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ミトコンドリアは、細胞の中でエネルギーを
産生してくれる大事な働きがあります。

卵子の中のミトコンドリアがしっかり働いてくれるおかげで、
それぞれの細胞の中にある器官がエネルギーをもらえるのです。

ミトコンドリアが老化すると働きが悪くなり、
エネルギー不足を起こしてしまいます。
そのために、卵の機能が低下すると
考えられています。


ミトコンドリアの働きは、
植物の光合成のように
身体の中でエネルギーを生み出す事です。

それであるなら、
東洋医学で言うと、「木」のグループに
なるのでは?


「木」のグループは、
ノビノビ成長していく姿を好みます。

実際、ミトコンドリアは卵子の中で分裂し、
ノビノビ広がっていくように
分散していくそうです。
分散したミトコンドリアが正常に働くおかげで、
卵子は固まらずに成熟する事が出来るのです。


老化したミトコンドリアは、
分裂できずに
ひと塊になってしまうそうです。
もちろん、卵子も成熟できません。

大事な卵ちゃんには一大事です!


では、卵の成熟に重要なミトコンドリアを
上手に働かせるにはどうすれば良いのでしょうか?


「木」のグループは
ノビノビすることを好みます。

そうであるなら、
気持ちを伸びやかにして
ゆったり過ごす事が理想です。


また、ミトコンドリアがエネルギーをつくるには
酸素をしっかり取り込む事が重要です。


リラックス出来ると呼吸も大きく深くなり、
体中に酸素が行き渡ります。


もし、
酸素が少ない状態で
身体に熱がこもるようなことが続くと、
酸素を使わない方法でエネルギーが
生み出されます。


これは、人の細胞にはよくないエネルギーとなり、
悪さを始めてしまいます。


やはり大事なのは、十分な酸素。
そして、熱がこもりすぎない身体作りを
する事ですね。


よけいな熱は身体を動かして汗で出す。
そのために、
お日様の光を浴びながら
楽しくウォーキングをしてみませんか。

ウォーキングなら
きもちよく汗を流して身体のよけいな熱を取ってくれます。
また、血流をよくして
酸素を身体中にめぐらせることができます♪


卵の老化を防ぐ為にも、
ミトコンドリアの働きを良くしていきましょう!

快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆



卵を育てる力を助けましょう!

2015年09月01日 [記事URL]

体外受精にチャレンジ中の妊活女子にとって、
採卵はビッグイベントの一つです。
採卵を成功させるために、
卵をしっかり育てるお助け方法を考えてみましょう。

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体外受精といった「高度生殖器医療」にチャレンジ中の
妊活女子はもちろん、
人工授精、自己タイミングにチャレンジ中の
すべての妊活女子にとって、重大なのが
「卵を育てる」ことです。


月経が整ってくる20代後半から30代までの時期なら
当たり前に出来ていた事なのに。
30代を過ぎてくると、なかなか思うようにいかなくなるのが、
「卵を育てる」事です。


成熟したプリプリ卵を排卵できるかどうか。
これが、妊娠を成功させる
一つの鍵となります。


なので、卵を育てる時期である、
低温期はとっても大事。
とはいえ、卵は月経期から成長を始めていますので、
うかうかはしてはいられません。

月経前期をゆったり過ごして、出血による
「気と血」の消耗から出来るだけ身体を守りましょう。

そして、出血が収まってくる月経後期からは、
卵の成長を助ける為に、活発に過ごしましょう!


低温期は、身体も軽く活動するのに適しています。

気持ちも軽やで、快調な時期です。

東洋医学では、この時期は「陰の時期」と言われます。

卵を育てる、内膜を育てる。
陰のパワーが集まってくる姿をいいます。

また、この陰のパワーは、
「収れん」という「金のグループ」の働きが起こります。

「内側に集まる」力の方向性をいいます。
収れんする事で、形をつくることができ、
また、エネルギーを集める事が出来ます。


この力がしっかり働くことで、
卵や内膜がしっかり身の詰まったものとなり、
エネルギーのたくさんある
プリプリの状態を作り出します。
これが、排卵を促す力となり
妊娠に適した状態をうみだします!

この陰のパワーである「金のグループ」の
「収れん作用」ですが、
実は、この力をさらにパワーアップするのに
夫婦関係といわれる「火のグループ」の力が役立つのです!


夫婦というだけあって、この二つが協力し合えば
とてもいい状態が保てます!


「火」というのは、陽のグループなので
陰とは全く正反対のように思われますが、
少し足してやると、とても良い働きをしてれます。

陰を補うだけよりも、
陽を足す事で
さらにパワーアップが出来るのです。


まるで、お砂糖にお塩を少し足したときのような
イメージです。

お砂糖とお塩は、味的には正反対。
ですが、お砂糖に塩をひとつまみ入れる事で、
さらに甘みが益す!という、あの働きです。


この法則を上手に使って、
低温期の陰のパワーをアップしましょう!


陰のパワーを助けてくれる、
低温期に適した食べ物。


それは、「お肉」です!

脂身ではなく
赤みのお肉をお勧めします。


低温期には、陰のパワーである「血」を
増やしてくれるのが「お肉」。


そして、お肉には、「身体を温める」という
陽のパワーも持っています。
色も赤色ですので、「火のグループ」の食べ物である事も
ぴったりですね。


陰のものである「血」を補いながら、
陽のパワーも助けてくれるお肉を、
少し食事に取り入れることで、
低温期の「卵を育てる力」が助けられます!


西洋医学的にも、
お肉に含まれる鉄分は、妊活女子に多い
貧血をたすける大事な鉄分、
そして、ホルモンをつくる材料である
コレステロールや、身体をつくるタンパク質、
アミノ酸、ビタミン類
これらの栄養素がたくさん含まれていますので、
オススメの食材です。


特に貧血を意識するなら牛肉。
疲労回復に役立つビタミンBを意識するなら豚肉。
お肌の保湿ならビタミンAが豊富な鶏肉。


これらを上手に取り入れていきましょう。


美味しく食べて、卵のアンチエイジングもできる方法なので
ぜひ、お試しくださいね!


快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆がお届けしました。



便通をよくする事も妊活です!

2015年08月25日 [記事URL]

月経周期に合わせて、
便が出なくなったり、軟らかくなったり・・
「ホルモンのせいだからしかたない!」そう思いがちですが、
ちょっと見方をかえてみると、
便通をととのえることも、立派な「妊活」です!

続きを読む

月経周期が起こるのは、
正しくホルモンが働いてくれているから。

でも、高温期は身体が水を溜め込むので
便秘になりがち。
月経期は排出期なので、身体の水も排出されやすくなり
軟らかい便になりやすいです。

なんだか、ホルモンに振り回されているような気分に
なりますね。


でも、東洋医学で考えると、
違った見方が出来きます。


月経にかかわるホルモンは、
東洋医学では腎の臓に関係しています。

子宮や卵巣といった生殖器も
腎の臓のグループにいれることができます。


腎には、他にも働きがあって、
おしっこや便といった
要らない物を出す作用にも関係しています。


おしっこや便といえば、
西洋医学では
消化器や泌尿器の仕事
のように思いますが、
東洋医学では、これら消化器や泌尿器も
腎のグループの影響をうけています。


というのも、
口から入れた物が消化・吸収され、
おしっこや便として排出されるまでの一連の流れは、
別々の器官の仕事ではなく、
「一つの働き」としてみる考えがあるからです。


これは、「三焦」という
生きる為のパワーとの関係が深いもので、
消化吸収・呼吸・体温調節・・など
いろいろな器官に関与しています。
また「腎の臓」とのかかわりが大変深いのです。


このことから、
「便通をよくして胃腸をスッキリさせ、
お腹を楽にしてあげる。」
また、「おしっこをきちんと出せて、浮腫みの無い身体に
していくことで冷えが緩和される」
すると「三焦」が元気になり、
生殖器にかかわる「腎の臓」もいい影響を受けて、
元気になる!と考えられるのです。


「腎の臓」が元気になると、
もちろん生殖器の働きもよくなります。


西洋医学でも、腸が活発に動いて
お腹の血流がよくなると
子宮や卵巣の働きもよくなるので、
良い卵が育ちやすくなるというのは
言われている事です。


なかなか、「妊娠力をアップしよう!」と意気込んでも
何から始めたら良いのか
わからなかったりしますが、
「便通をよくして胃腸をスッキリさせる」
これなら、出来そうな気がしませんか?


その結果、卵のアンチエイジングができて
「妊娠力がアップ」するなら
万々歳ですよね!


東洋医学の「養生法」では、
身体が健やかになるには
「同じことを長い時間続けない!」ということが
あげられています。


食べ過ぎない、
寝すぎない、
座りすぎない。
これらは過ぎると、身体を悪くする。
食事はほどほどにして、
適度に動くのが一番いい。

こう記されています。


なるほど、
これらに気をつければ、
お腹の調子もよくなりそうな生活習慣ですね!


また、「おしゃべりもしすぎない」とも書いています。(笑)
東洋医学では、おしゃべりも「気」を消耗すると考えられています。

お友達と楽しく話すのは良い事ですが、
激しく討論すると確かに疲れます。

こちらも、「ほどほど」が
いいのかもしれませんね。

おしゃべりも内容によるのかも・・・?
(^^)

では、残暑も厳しいようですので、
胃腸を健やかにして過ごし、
どんどん妊活に励んでくださいね!


快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆がお届けしました。



卵のアンチエイジングに効果的な睡眠時間

2015年07月14日 [記事URL]

良い卵の為には、良い睡眠が必要です。
お肌のゴールデンタイム(10時から2時の間)に寝るといい!
それは、よくよくわかっているのだけれど・・
自分の仕事を考えると、また、パートナーの仕事にあわせると、
睡眠時間がとれない!とお悩みの方は多いはず。

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卵のアンチエイジングには、規則正しい生活が大事。

でも、実際行動に移すのは、
難しいと感じる事が多いですよね。


お仕事をしながら家事をして、
なかには、子育てもしながら、
二人目不妊で妊活をされている方もいらっしゃるはず。

そうなると、お仕事から帰ってきて、
疲れた身体にむち打って
あれこれ家事を済ませようと思うと、
あっと今に12時を過ぎてしまうのが現実です。

お肌のゴールデンタイムである
10時から2時の間はしっかり寝る!
これが卵にいいと知っているのだけれど、

現実は、理想とほど遠い生活・・

うまくいかない毎日に、
ますますココロが折れそうに
なりませんか?

そんなときは、「○○しなければならない」という考えに
とらわれてしまっている事がほとんどです。


この考え方を変えてみましょう!

「家事をしてからでないと、寝てはいけない!」
そう思って、くたくたになりながら家事を終わらせるのを
やめてみませんか?

また、「仕事を片付けようと思ったら、
 寝るのは夜中を過ぎてしまう・・・」
「でもやらなくちゃ!」
を止めてみましょう。


思い切って先に睡眠をとりませんか?

「夜は寝る!」
これを意識して、先に寝てしまうのです。

そして、朝に早起きしてみましょう。

残った家事を片付けたり、
持って帰ってきたお仕事に取り組んだり。
朝早起きしてチャレンジしてみましょう。


その方が、身体と頭の疲れもずっと取れやすくなります。

眠ることで、一度脳がリセットされます。
その効果は抜群で、頭も良く働き、
疲れた身体のままで夜中に働くよりも
ずっといい仕事ができますよ。


お二人目未妊の母さんも、
お子さんを寝かしつけながら、
一緒に本気で寝てしまいましょう。

朝までぐっすり寝てしまった方が、
身体の疲れもずっと取れやすくなります。

最初は、「無理〜」と思われるかも知れませんが、
思い切って行動してみると、
案外出来るものですよ。


「出来ない」というのは、
だたの「思い込み」のことが多いのです。


また、普段帰りの遅いパートナーも、
最近は「NO残業デイ」を取り入れている
会社も多いですよね。

だいたい水曜など、週の真ん中です。

このときに、パートナーはついつい飲みに
行きたくなるでしょうが、
妊活中はぐっとガマン。

まず、この日は早く帰る事。

そして、可能な限り早寝をしましょう。

寝だめは出来ませんが、
月曜火曜とお疲れが溜まった身体に、
睡眠を補充してあげる事は可能です。

なので、お二人一緒に早く寝てしまいましょう。


そして、休日にダラダラ寝坊する事は止めまようね。

休日も、同じ時間に起きる事。
そのためにも、週末も早寝をすること。


これが、本当の「いい睡眠」と
いえるのではないでしょうか?


脳がリフレッシュされるという事は、
ホルモンがしっかり出るので、
良い卵が育ちやすくなるのは間違いありません!

是非一度、習慣を変えてみて、
「まず先に睡眠!」この生活を取り入れてみてください。

また、お仕事・家事だけでなく
「朝にタイミングをとる」というのも
東洋医学的にもおすすめできます。

陰から陽に向かう時間は、
エネルギーが溢れてくる時です。

この陽のパワーを利用して、
妊娠力を後押ししてもらうのも効果があります。


また、夜は疲れきってタイミングが取れないパートナーも、
以外と朝なら元気が回復できて大丈夫。ということも。


ぜひ一度、寝る時間を意識して
卵のアンチエイジングにチャレンジしてくださいね。


快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆がお届けしました。



妊娠に必要な力とは?東洋医学で妊娠力をアップする方法!

2015年07月07日 [記事URL]

妊娠に大事な力として、
前回「水のパワー」と「土のパワー」をご紹介しました。
今回は、もうひとつ。
とっても大事なパワーをご紹介しますね。

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生き物が生まれ成長するために、
「水」と「土」が必要であるのは
みなさんもイメージを持ちやすいですよね。


肥沃な大地にきれいな水を注げば、
自然と植物は根をはり成長していきます。

他にも「水」と「土」以外に、
とても大事にされているエネルギーがありますが、
みなさんは想像できますか?

もう、お分かりですよね!
それは、太陽のエネルギーです。


光のエネルギーともいえますし、
大地を温める熱エネルギーでもあります。
これを東洋医学では「火」のパワーと言います。


この「水」と「土」と「火」の三つがそろうことで
生命が誕生し、成長していく事が出来るのです。
納得ですよね。


この「火」のパワーですが、
人の身体であらわすと、
「体温や熱エネルギー」という表現になります。

人の身体の中に太陽はありませんが、
身体を温める熱エネルギー!ありますよね。


これがあるからこそ、外から来る病原菌から
身体を守ることができます。

また、食べたものを消化吸収して栄養を取り出す働きもありますし、
要らないものを出すデトックスの働きもしてくれます。
(汗だったり、おしっこ、ウンチがそうですね。)

これを、東洋医学の言葉では「三焦(さんしょう)の働き」と言います。

ちゃんと「三焦経」という経絡もあるのですよ!


この「三焦」のパワーは、おへその下にあります。
やはり腎と関係が深く、
とても大事な「命の火」ともいわれます。


この、「命の火」である「三焦」の火のパワーを
いい感じに燃え上がらせることが生きていく為には
重要です。

あくまでも、「いい感じ」がポイントなんですよ。


燃えすぎると、身体の中が火事になりますし、
少なすぎると冷えてしまいます。


これを「いい感じ」に調整してくれているのが、
ホメオスタシスといわれる「自動調整装置」です。

この、私たちの身体に具わった「自動調整装置」が
うまく機能してくれているから、
身体を快適に保つ事ができているのです。


この機能のおかげで、
病原菌が入ると発熱してやっつけてくれますし、
寒いとブルブル身体を震わして温めようとしてくれます。

頭で考えているのではなく、
自動で調整してくれていますよね。

本当に身体ってすごいです!


このすばらしい、ホメオスタシス「自動調整機能」も、
体調が悪くなるとうまく働いてくれなくなります。


ずーと体温が低いまま。
胃腸がうまく働かずに食欲がなくなってしまったり・・
要らない水が排出できずに、浮腫みになったり。
風を引いてもぐずぐずながびいて全然治らない!
とかもありますね。


これらは、身体からのサインです。

妊娠力が弱ってきているとも言えます!


私たち鍼灸師は、
これらの身体からのサインをいち早くキャッチして、
身体に具わったホメオスタシス「自動調整機能」を取り戻し、
妊娠力をアップするお手伝いをしています。

これらは、鍼灸治療の得意とする分野です。


このパワーは、高齢未妊、卵のアンチエイジング、
また着床障害や不育といった
あらゆるところに関係してます。

ぜひ、妊活中でお悩みのかたは
私たち鍼灸師にご相談してくださいね。


お家で出来るお灸などのアドバイスもできますよ。

前の方でお話しした「三焦経」の経絡は
手にありますので、
お灸がしやすい、適した場所にツボがあるんです。


また、体質によっては「お腹」や「背中」のほうが
効果がでやすい方もいらっしゃいます。
お灸の場所をお知らせしますので、
ぜひ、パートナーにお手伝いしてもらって、
お灸をしてくださいね。

妊活は、お二人でするものです。
お二人のスキンシップに、
お灸を取り入れて下さい。


今日は、妊娠力をアップするための
大事なパワーの話でした。

東洋医学のお話ですが、
自然界と同じ考えですので
理解しやすいと思います。

自然の法則をとりいれた東洋医学を使った治療で
妊娠力をアップしていきましょう!

快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆がお届けしました。



妊娠力(子宮の着床力)を上げるには?(ココロと身体のつながり:受け止める力)

2015年06月23日 [記事URL]

受精卵が子宮の内膜の中に着床してくれると
初めて妊娠が成立します。
この奇跡の瞬間を、より確実にするためには
どうしたらいいのでしょうか?
西洋医学でも、受精卵の着床については
まだまだ謎が多いようです。

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東洋医学で説明しますね。
東洋医学では、陰陽という二つのパワーと、
五行という五つのパワーがあります。

卵や精子を生み出すのは、東洋医学では「腎」のパワーで、
生命力に関与しているところです。

授精卵を着床させ出産まで育む力は、東洋医学では、生殖器や生命力に関係する
「腎」のパワーだけではありません。
子宮の着床力であり、赤ちゃんを育てるのは、
「土」のパワーも作用すると言われています。

イメージとしては、土に植えた種を優しく守り、
栄養をたくさん与えて、やがて芽を出し成長する様子でしょうか?

この「土」のパワーはなかなかすごいんです。
東洋医学の五つのパワーを、
それぞれうまくまとめる働きをしています。
総てのパワーの緩衝剤のような働きといえるのでは?

そんな性質があるからでしょう。
お母さんとは別の個体と認識される「受精卵」を「上手に受け止めて」
育ててくれるもの、この「土」の働きではないかと思っています。

「腎」の働きだけでは、受精卵は「異物」として扱われてしまいます。
「腎」の免疫力が排除しようとするのです。

その力を、上手に抑えてくれるのが、「土剋水」の働きがある
「土」の作用なではないでしょうか?

また、「土」の作用は、胃腸にも関係しているので、
食べた物から栄養を取り出す働きがあります。

これは、生命を維持する為の、とても大事な働きです。

このため、「土」の働き・パワーが弱い方は、
未妊に悩んでしまうことが多いです。

妊娠力をアップする為にも、鍼灸治療では、
この「土」のパワーをアップしていくお手伝いをしていきます。

「土」の働きをアップする方法は、いつもお話ししているので、
今回は別のアプローチの仕方をご紹介しますね。


今回のメインテーマは、
「ココロの働きを使って身体に作用させる」です。


「ココロと身体はつながっている」
これは、何度となく聞くフレーズですよね。

この作用を使って、「土」のパワーである
子宮の着床力と赤ちゃんを育む力をアップしようと考えています。

「土」の特徴的な働きである、
「他のものを受け止める力」を利用してみましょう。

この「受け止める力」ですが、
一度自分に問いかけてみてください。

「普段あなたは、他人を受け止めているでしょうか?」
また、「あなた自身を受け止めているでしょうか?」

どうでしょう。

この、「他人を受け止める事」というのは、
簡単そうでとても難しいように思います。

基本、私たちは「自分は正しい」と思って生きています。

自分とは違った意見は、なかなか受け入れる事が出来ません。

つい、「それは違う!」と、感情的になってしまっていませんか?
相手の行動、言葉。総てが気に入らなくって、
受け入れられないでいる。
そして、毎日イライラ過ごしていませんか?


そのイライラした気持ちや、「自分以外は間違っている、排除しよう!」とする力。
それらは、実は、自分とは違うものである「受精卵」を
受け入れる事ができない原因となっているのかもしれません。


ココロと身体はつながっています。


身体が動かないなら、ココロを変えてみませんか?


少し、自分以外の物を受け止める寛容さをもってみましょう。

相手の意見が、正しいか間違っているかは関係ありません。
また、良いのか悪いのかも関係ありません。


ただ、「そんな考えかたもあるんだな」と思ってみてください。

それが、「他人を受け止める」ことになるのです。


慣れてくると、以外と簡単に出来るのですが、
うっかりすると、受け入れたフリだけになって、
心の中で、ブツブツ文句を言っていうことも・・・


そうではなくて、「ただ、そうなのね〜」と
受け止めてみてください。
すると、ココロが穏やかに緩んでくるので、
「土」本来の働きが出来るようになってきます。

ついつい「そんな事するなんてありえない!」とか、
「絶対に私には考えられない!」とプリプリ怒っていませんか?

潜在意識の中に、それはどんどん刷り込まれていきます。
潜在意識に刷り込まれると、身体もその方向に
動こうと働きだしてしまいます!


すべてを受け入れる力。

一度考えてみてくださいね。

そしてもう一つ大事なのが、
「自分自身を受け止める力」です。

「私なんて、だめな人間だし」
「人として価値がない・・・・」なんて、
思っていませんか?


あなた自身の事も受け止めていきましょう。

あなたのどんくさいとこも、ダメなとこも。
「まあ、ありかな。」と、受け止めてくださいね。

受け止める「土」の力。
しっかり作用させて、
受精卵をしっかり受けとめられる準備をしていきましょうね!

受け止められる子宮が出来上がると、
月経もととのっていきますよ♪


快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆がお届けしました。



排卵痛にお悩みのかたへ

2015年05月26日 [記事URL]

生理周期の真ん中辺り、
理由はわからないけれど、
「お腹が痛い、おりものに血が混じる・・」
「いったい何かしら?」と不安になっていませんか?

続きを読む

これは、いわゆる「排卵痛」です。

月経が始まって二週間たつと、
成熟した卵が卵胞から飛び出ることで
「排卵」がおこります。

そのときに、卵巣の壁をやぶって飛び出て来るので、
多少なりとも卵巣が傷つくことがあります。
その時の痛みが「排卵痛」であることが多いようです。

同時に、少しだけおりものに血が混じることもあります。

これは、自然に起こりえる事なので、
未妊の原因になったりということはありません。

びっくりしてクリニックに行っても、
「痛み止め飲んでください。」といわれるだけで、
「特に何も問題ない」と言われてがっかり?
いや、安心する事が多いです。

あまりにも毎回痛みがでるようであれば、
ピルで卵巣を休めてあげると
症状が改善されるようです。


ですが、まれに生活に支障をきたすぐらい
痛みがひどくなることもあります。

立てないくらい痛い、歩けないくらい痛い。
自転車に乗るのも辛い・・

ほとんどの、排卵痛は1・2日で止まるのですが、
それが1週間も続く場合はクリニックにいきましょう!

もしかしたら、出血が多量で、腹腔内に血がたまり
腹膜が刺激されているのかもしれません。
そのため、痛みが止まらないということもあるようです。


腹腔内での事は目には見えません。
面倒くさがらずに、クリニックに足を運んでくださいね。


また、妊活中のかたなら、
排卵前や排卵当日にタイミングをとる事になります。

そのときの刺激で、出血がひどくなることもあるようです。

妊活中のみなさまなら、子宮外妊娠の恐れもあるので、
すぐにクリニックにいくほうがいいでしょう!


でも、そんな大げさな排卵痛ではなく、
「ちょっとした違和感がある」
「なんとなく痛い」
「ちょっと出血があるのが気になる」
という方であれば、
東洋医学の鍼灸治療で改善していく事ができます。


東洋医学では、妊娠したりホルモンを出したり、
卵を育てるという働きは、「腎」の臓の働きになります。

ですが、生殖器という形ある物に関係するのは、
「肝」の臓の関与もあるのです。

ですので、痛みがよくでる場所である、
おへその下、そけい部あたり、脇腹、骨盤の内側ラインというのは、
「肝」の経絡や、そのペアである「胆」の経絡が通っています。
また、目の奥が痛くなったり、頭痛を感じる方もいるようですが、
それも経絡のライン上なので、
影響がでるのはそのためでしょう。


また、「腎」の臓もやはり関係あるので、
腰がいたくなることもあります。


「肝・胆・腎」の経絡は、すべて足に流れているので、
歩いたら痛みが走ったり、
立ち上がるという動きに反応して
痛みがでる事もあります。

また、自転車で走っているときの振動が
痛くて耐えれない!ということもあるようです。


これらを考えて、
「肝」の臓の治療をしたり、
「腎」の臓の治療をしていくと、
症状が改善していきます。


ストレスが多い生活が続くと、
「肝」の臓が無理矢理頑張ってしまうこととなり、
排卵痛の原因となる事が多いです。
このタイプのかたでしたら、
排卵時に胸が痛くなる症状を訴えられる事もあります。
これも、「肝」の臓と関係します。

ゆっくり睡眠を取ることで、
「腎」の臓も癒され、
また、「肝」の臓も癒されます。
睡眠をしっかりとって、身体と気持ちを
休ませてあげてくださいね。

とはいっても、なかなかストレスを
うまく発散することが出来ないのもわかります。

そんなときは、ぜひ鍼灸師にお任せください。


ちょっとした、リラックスタイムをお届けします。
治療中に、気持ちよくなって寝てしまうこともしばしば・・
その短時間の睡眠が、驚くほどの回復力を発揮してくれますよ。

お忙しいあなたのために、
鍼灸院はありますからね。
 

快適月経生活・卵のアンチエイジング担当
岡井志帆でした。



月経周期:低温期は陰陽どちらのパワーも必要です!

2015年05月19日 [記事URL]

東洋医学は、「陰陽」で世界を表現する事が出来ます。
今回は、月経周期を陰陽で考えてみましょう!
特に「低温期」取り上げますね。

続きを読む

東洋医学では、月経周期の低温期は
「陰の時期」といわれます。

高温期の「陽」に対して、低温は「陰」。
でも、「陰」だけでは冷える一方で、
うまく働く事が出来ません。
「陰の中」にも、「陽のパワー」を
少し足してあげる事が大事なんです!

陽の「形は無いけれど温かい」といった、
「エネルギー」や「パワー」といったものが
水に少し加わる事で、水が活動的に働き始めます。


この、「陰の中の陽」の考えはとても大事で、
「陰」だけでは生命活動ができないし、
「陽」だけでは、「身体」といった
形あるものが無い状態です。

まさに、血液がそうですよね。

「血」という水のもの、陰の物に、
体温という温かさが加わることで、
生命を保つ事が出来るようになります。


月経の後は、なんだか身体の血が足りないように
感じる事ってありますよね。

受精卵を受けとめるために厚くした内膜が、
月経とともに剥がれ落ち、
子宮のリセットが始まります。

そのときに、出血をともなうので
検査数値には出ない程度であっても
貧血状態になっている事があります。


月経中〜後期の脈を診ると、
血管の中の血が足りなくて
力が無い脈をあらわしているかたも多いです。


月経血とともに、
温かい体温も一緒に排出されるので、
月経中は身体が冷えたように感じる事があります。
なので、お腹がの表面が冷たかったり、お腹の中が
冷えたような体感があります。


また、月経中に風邪のような症状が
でることがあります。

これも、温かい血を失った事で、
冷えて咳き込んだり、寒気を感じたりするのです。

「風邪かとおもったけど、なんか違う。」

女子なら、一度は体験したことのある症状ですね。


では、低温期の子宮と卵巣の働きをみてみましょう。

卵も内膜も、中に集めて形を作る働きである「陰」の働きであり、
それに「陽」という「生命エネルギー」が加わって
「成長」させ「育てる」ことができるのです。

卵巣の中身を充実させ、
水分たっぷりの卵胞を育て、
卵という形あるものを育くむこの時期は「陰」の時期。

また、内膜を厚くするというのも陰の働きだし、
失った血液を増やすのも、「陰」の働きとなります。

つぎは、失った「陰」である血液を増やすことを
「陰陽」で考えていきましょう。

月経のあとの低温期は、
卵を育てる大事な時期です。

しっかり血を作る物を食べて、
失った血を補う事が大事です。

血をつくる食べ物は、
赤みのお肉・お魚・レバー等があげられます。

鉄分を含んでいて、なおかつ低脂肪、
良質のタンパク質の赤みのお肉類は、
血を補うには最高です。


「血を作る食べ物」としてご紹介した「赤みのお肉類」は、
まさに「陰中の陽」のパワーを持っています。

食べる事で、血液という「陰」のものを増やすことができるし、
また、身体を温めるという「陽」の働きを持っている食材です。

なので、温かい血をしっかり補う事ができるのです。


次に、月経周期にかかわるホルモンを考えていきましょう!

さきほどご紹介した「赤みのお肉類」を上手にとると、
アンドロゲンという男子ホルモンの材料になります。

「なんで月経にアンドロゲン?男性ホルモン?」と思うかもですが、
実は、そのアンドロゲンは、タンパク質の働きで
エストロゲンになるのです!

良質の卵を育てるには、
たっぷりのエストロゲンが必要です。
美しい女性・魅力ある女性をつくるといわれる
エストロゲンが、アンドロゲンから作られるなんて!

これも、陰陽のマジックかも知れません。

女子のホルモンは「陰」、男子のホルモンは「陽」。
「陰」の女性ホルモンを作る為に、
「陽」である男性ホルモンが必要なんて、
生命の神秘ですよね!

そして、その女性ホルモンであるエストロゲンが
体温を低温に保って、卵を育てる最適の温度、
低温期をつくってくれるのです。

このように、月経周期の「低温期」だけを取り上げても、
陰陽どちらの作用も重要である事がわかります。

良い卵を作る為に、
「陰と陽」どちらのパワーもうまく取り入れることを
意識してみてくださいね♪


今回は、東洋医学の「陰陽」のお話でした。


卵のアンチエイジング・ホルモン担当
岡井志帆でした。




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