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男性不妊の治療のススメ

ファスティングで男性不妊を改善する!

2014年12月12日 [記事URL]

今話題の「ファスティング」
ひとことで言うと"断食"ですね。
色々なやり方があるようですが、
効果的な健康法として
芸能人やアスリートの方をはじめ多くの方に話題です。

そんなファスティングですが
男性不妊の改善にも一役買うことがあるんですよ!

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これはある男性不妊に取り組む先生が行った
精液検査の所見を良くするための検証実験の結果から分かったことなのですが
約2ヶ月半の期間の食生活の改善で
精液濃度や運動率が改善することが分かったんです。

この検証期間中に行ったのは
3週間のファスティングを含む食生活の見直しと
禁煙、禁欲期間1日だけです。

ちなみに、禁欲期間1日としても
精子の量はさほど変化がないとい事も分かったとのことです。


この検証結果、どう受け止めますか?


どれだけ生活習慣が大切であるかということを物語っていると思います。


実際、普段男性ゲストを治療させて頂いていると
食生活をはじめとする生活習慣から精子力が弱くなってしまっている
ということは多々あります。
(東洋医学的には腎気が弱まっている状態です)

特に男性は
食生活や生活習慣の大切さに疎い生き物(と僕が思っているだけですが)
なので無意識のうちに腎気を弱めてしまいがちなのです。


なぜかというと、
東洋医学的には
バランスの悪い食事や暴飲暴食などを行うと
胃の熱がどんどん旺盛になり
腎気をどんどん押さえつけてしまうんです。

常に満腹まで食べる人や、食事のすぐあとに間食を取ったりする人は
要注意です。

最近ではオフィスにワンコインのお菓子箱を設置するサービスもありますよね。
僕もIT関係の仕事をしていた時によくお世話になりましたが
お仕事中にずっとチョコなどをちょこちょこつまんでいる
という方も要注意です。


こういった食生活の悪さは
胃の熱が旺盛になり腎気が弱くなってしまいます。
つまり精子力が落ちてしまうんです。


こんな時のゲストの方にオススメしているのが
プチ断食です。


とはいっても
話題のファスティングまでがっつり本格的な内容ではありません。

1,2食抜いていただく程度です。

これだけでも効果はあります。
胃の熱が落ち着いて、腎気が回復するのです。

もちろん、1,2食抜いて、そのあと暴飲暴食に戻っては
元も子もありませんから、継続した食養生は
精子力をアップするための体質改善には欠かせないのですが。。(^_^;)


ちなみにこれは男性に限らず女性も同じです。
女性の場合は、卵子の発育や良い子宮環境作りなどにかかってきますね。

ファスティングは妊活にも良いと、いたるところで謳われていますので
トライされる妊活中の方も増えてくると思います。

ただ、東洋医学的に診ると
体質的にファスティングすべきではない!
という方もいらっしゃいますので
ご注意下さいね。


自分はどうなんだろう・・・
と、気になる方はぜひ当院の無料メール診断をご活用下さい。
(コチラ→http://www.e-harikyuu.com/consultation.php


ということで、今週はこの辺で。


男性不妊担当の万木でした。



妊活男子は「ふんどし」で男を磨こう!

2014年12月05日 [記事URL]

よもぎ温座パッド

寒くなってきましたね。

よく冷えは万病の元といいますし
妊活にも冷え対策は欠かせないということは
新しく来院下さるゲストのみなさんの話をお聞きしていると
たいぶ認知されてきたように思います。

けど、男性に限ってはそうではないんです!

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最近、「よもぎ温座パット」というのを体験しました。

サンプルをいただいたのですが
使われているゲストもいらっしゃいますし
普段女性の生理用品を使うこともありませんので
良い機会ということで休日に体験してみたのです。

会陰部からじわ~っと温熱が伝わってきて
とても気持ち良かったです。

女性の場合は、会陰部の膣から子宮につながっていますし
妊活にもきっと良いと思います。


がっ!


男性にはオススメできないアイテムです。


確かに温かいのは気持ち良いのですが
温める場所が男性的には非常にまずいです。


というのも、
精子を作る細胞は熱にとても弱いんです。



なぜ睾丸がぶらさがっているのか

なぜ、精子を作るのにとても大事な器官である睾丸が
骨や筋肉で守られる身体の中ではなく、
無防備な股間から外にぶらさがっているのか。

それは、冷やすためなんですね。


ですので、妊活男性は高温の長風呂や長時間のサウナは
実は御法度なのです。


これからの時期、さらに寒さがきつくなってきますので
どんどん厚着をしていきますし
こたつといった暖房器具もフル稼働してきます。

どうしても無意識のうちに睾丸も温まってしまいがちです。

高温に設定したこたつに長時間あたっていたりとか。。


下着も注意です。

最近では男女関係なくタイツやスパッツをはきますから
冬場でも股間に熱がこもることが珍しくないんですよね。

外出するときは、まぁ仕方ないとしても
自宅にいるときなどは、できるだけ温め過ぎないように
気を付けていただきたいものです。


いっとき注目されていましたが、
妊活男性にはふんどしがお勧めですよ!

睾丸へのストレスはありませんし
風通しが良いので熱くなりすぎることもありません。

見た目も男らしい!

実は男性にとってはとっても高機能な下着だったんですね!


ということで
ぜひ、妊活男性のみなさんは、
睾丸を温めすぎない適度な温活を心がけて下さいね!


男性不妊担当の万木祥太郎がお届けしました。



射精障害も鍼灸治療で

2014年11月21日 [記事URL]

【射精障害】
ひとことで言うと、
セックスは可能だけど、射精ができないという症状です。

セックスレスの原因としても少なくありませんし
結果的に男性不妊の原因にもなり得ます。
(厳密には男性不妊のくくりには入らないのですが)

この症状が良くならないと
お子さんを望むカップルは必然的に
人工授精や体外受精に頼らざるを得なくなるということで
実はすごく大きな問題なんですよね。

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また、女性にとっても
「自分のせいでセックスできないのでは・・・」
悩みの種になってしまうことも少なくなく
夫婦の関係にもとても重要なことなんですね。

さらに、自慰行為では射精できるけど
セックスの時だけ射精できない
ということも多いので
なおさらショックを受けてしまう女性も少なくありません。


そんな射精障害の原因にはいろいろあるのですが
ざっくり


 ・射精管が切れているなど、器質的な問題
 ・間違った自慰行為や、変なクセがあるために
  実際の女性相手では射精できない
 ・精神的なプレッシャーやストレス
 ・疲れすぎ(体質)


などがあります。


治療に当たっては
原因がどこにあるのかによって変わってきます。

たとえば、
さきほどの1つ目の器質的な問題であれば、
外科的な治療がメインになってくるでしょうし
2つ目や3つ目はご自身やご夫婦でのカウンセリングが
大切です。


あと、これは最近知ったのですが
近年では2つ目の原因、特に"変なクセ"というのが
多くなってきているようです。

確かに今ではインターネットで検索すれば
何でもすぐに観れるし、すぐに購入することもできる時代ですからね。。

それに指導を受ける機会もないことですから
変なクセが付いていてもなんらおかしなことではない時代なのです。

こういう方には、
正しいやり方の指導はもとより
必要に応じて矯正ツールを用いるというのも
治療の一環としては大切です。


では、当院のような東洋医学の鍼灸治療では
どのようにアプローチすることができるのかというと
メインは3つ目と4つ目の原因になります。


射精障害は東洋医学的には「不射精」という
症状になるのですが
この原因は、東洋医学的に"腎臓"の弱りからきています。


"腎臓"には、東洋医学的に2つの働きがあります。
一つは"水"の働き、もう一つは"火"の働きです。

東洋医学では、この腎臓の火と水の働きが生命活動に大きく関係していて
この2つのバランスがとても大切というように考えます。


「不射精」は、
腎臓の水の働きが弱くなり、相対的に火の働きが強くなってしまうことで
起こります。

詳細な機序はここでは省略させていただきますが
なぜ、このように腎臓の弱りが起こるのかというと
それが先に書いた3つ目や4つ目の原因なのです。


つまり、精神的なストレスやプレッシャー、過労ですね。

ということは
器質的な問題もなく、
全くノーマルな自慰行為しかしない男性であっても
普段の生活のなかで受ける様々なストレスで
「不射精」=射精障害にはなり得るということです。

逆に言えば、
東洋医学的な鍼灸治療でも射精障害は治る可能性がある
ということです。

もちろん、
ストレスケアやご夫婦のカウンセリング、生活習慣の見直し
というのは非常に重要で
治療とセットで行うことができれば治療効果はより上がりやすいです。

また、心身一如というように
心に対してアプローチできるというのも
鍼灸治療の真髄だったりしますし
生まれつきの体質に対してもケアできます。

そういう意味では、
実は
先ほどの2つ目、間違った自慰行為や変なクセに対しても
精神的な方向から効果を期待できるんですね。

妊活中は、女性の排卵日に合わせる形になることが多いですし
仕事の疲れやストレス、プレッシャーなどでなかなか頑張れず
どうしてもサプリメントや精力増強剤などに頼ってしまいがちです。

もちろん、そのタイミングで頑張れるかどうかというのは
とても大切な事です。


でももし、
あまり薬やサプリメント、精力増強剤には頼りたくない!
根本的な部分を改善して
もっと普通に夫婦でセックスできるようになりたい!

こういうように考えられるのであれば
鍼灸治療というのも、一度考えて見られても良いと思いますよ(^^)


ということで、今週はこのへんで。


男性不妊担当の万木祥太郎がお届けしました。



精液検査の結果の落とし穴

2014年10月24日 [記事URL]

不妊治療を始めるときは男女一緒にまずは検査から!
もちろん男性も精液検査を積極的に!

ということで、精液検査を受けてみた結果
「異常」な数値はみつからなかった
と安心しきっていませんか?

実は、正常範囲内=問題なし
というわけとも限らないんですよ。



続きを読む

まず、精液検査の結果は何をもって異常と判断されるのか
ご存知でしょうか?

実はWHO(世界保健機関)で基準値が設定されていて
その数値よりも悪ければ「異常」と判断されるんです。

その基準値というのが

精液量   :1.5mL以上
精子濃度  :1500万個以上/1mL
精子運動率 :40%以上
正常形態精子:4%以上
総精子数  :3900万個以上
白血球数  :100万個未満/1mL

です。


数値だけ見てもよく分からないですよね。

けど、たとえば運動率でいうと
精液の中の精子が半分以上元気に動いてなかったとしても
異常ではない
という判断になりますし
正常形態精子でいうと
95%の精子は奇形でも問題ない
ということになります。

こう考えると
かなりゆるい判断基準だと思いませんか?


というのも、この数値というのは
これ以上悪かったら妊娠が非常に難しい
という判断基準なんです。

精子濃度がこれよりも少なければ、乏精子症
運動率がこれよりも悪ければ、精子無力症
というように症候名が付くかどうかの基準値です。

ですので、この基準値よりも良ければ全然OK
というものではないのです。


精子濃度や運動率、正常形態精子の数値は高ければ高いほど
妊娠出来る確率はあがりますし
逆に基準値内でも低ければ低いほど妊娠しにくい
ということになるんです。
(自然妊娠には精子濃度4000万個/mL以上、運動率50%以上が望ましいと言われています)

ここ、意外と見落としがちです。
精液検査の結果が基準値内でも万事OKという分けではないのです。


また、男性の場合は、体調や精神的な要因で数値が変動します。

多忙を極めている生活のなかでは、やはり諸々の数値は低くなりますし
過大なプレッシャーを受けているなど、ストレスフルな精神状態でも
検査結果は悪くなりがちです。

ですので、精液検査は1回といわず、2回、3回と受けてみないと
真のナチュラルな状態は分からないことがほとんどです。


不妊治療のステップによらず、
妊活中の男性は積極的に精液検査を受けてみて下さいね!

ちなみに精液検査は、不妊専門のクリニックや泌尿器科で受ける事ができますので
お近くのクリニックに問い合わせてみて下さいね。


ちなみに、
精液検査の数値は東洋医学的な治療でも改善が望めます。
実際に、当院のゲストでも数値が良くなったり、妊娠に至ったり
ということは少なくありません。


とはいえ、男性は不妊治療に及び腰なことが多いので
まずは、受診してみる!
という一歩を踏み出してみましょう!


では、今週はこの辺で。

男性不妊担当 万木祥太郎



精子力をUPする仕事の上手なサボり方

2014年10月17日 [記事URL]

「不妊治療は夫婦一緒に!」

テレビや雑誌、インターネットなどの不妊治療の話題では
お決まりのフレーズになってきましたね。

でも実際の所、世の男性は残業続きで疲れ果ててしまっていて
妊活までパワーが回らないという方も多いです。

ということで、今回は
仕事を適度にさぼって養生!
通勤中や仕事中でもできる精子力をUPする方法
をお伝えさせていただきます。

続きを読む


その1.通勤電車で睡眠

これは基本中の基本と言っても過言ではないかもしれません。

睡眠不足はそのまま精子の力不足につながります。
自宅で十分に睡眠を取れていなかったり
疲れが取れていないときは
移動中にしっかり睡眠をしっかり取るようにしましょう。

都心部では通勤時間2時間というのも
さほど珍しくはないですし
乗り換え時間を差し引いても結構時間あります。

座席に座れればそのまま目を閉じればOKですし
座れなかったとしてもつり革やポールで身体を固定すればOKです。
究極は立ったまま何も持たずに電車の揺れを身体のバネで吸収しつつ睡眠ということも可能です。
(これは危険なのであまりオススメはできませんが)

元気な精子を作るためには良質な睡眠が欠かせません。
とはいっても、なかなか毎日良い睡眠を取れる訳ではありませんので
せめて通勤時間くらいは、ゲームや読書ではなく、
睡眠の補充をしてもらえればと思います。


その2.仕事中も適度にサボってリフレッシュタイムを

上手く仕事をサボって精子力アップ!

仕事中はなかなか忙しくて休憩も取れない。

そういう方は少なくないと思います。

けど、そういう時こそ、休憩を挟みながら仕事をした方が
実はパフォーマンスが上がるっていうことは
色々な所で実証されていることです。

なので、あえて、休憩しましょう!


実践しやすい順に紹介しますね。

レベル1:デスクでストレッチ

"氣"の滞りは関節でおこりやすいんです。
ですので、肩を回したり、首を回したり、足首を回したり、ノビをしたりするだけで
気の滞りがマシになります。

これなら、誰でもできますよね!

レベル2:睡眠

休憩時間の仮眠はさることながら仕事真っ最中でも、
数時間に10分程度は仮眠をオススメします。

といってもさすがにデスクでしてしまうと色々問題になりそうなので
オススメはトイレの個室です。
10分程度でいいので目を閉じて仮眠を取ってみて下さい。
熟睡できなくてもスッキリしますよ!

レベル3:散歩

オフィスの外に出て日光を浴びながらの散歩がオススメです。
ある程度時間を自由に使える人でないと仕事中は難しいかもしれません。
もちろん、昼休憩の時間などでも大丈夫です。

日光を浴びながら歩くと、驚くほどリフレッシュできますし
新しいアイデアや、行き詰まっていたことの解決策が思いついたりすることも
意外と多いです。
これも"氣"がめぐるからなんですよ(^^)


その3.仕事を離れたら完全OFF

帰宅後や休日は仕事のことを忘れ、心身ともしっかり休む。
これに限ります。


過労が続くとなかなか1,2日の休日では疲れは取れないものです。
疲労の蓄積はそのまま精子力の低下につながってしまいます。

男性の精子力に限らず、女性も妊娠力の低下につながります。


今回は、実際に僕が実践していたサボり方を一部紹介させて頂きました。

仕事中でもできる養生法は他にも色々あると思います。
あなたのワークライフに合ったサボり方を見つけて
リフレッシュしてみて下さいね。


では、今週はこのへんで。

男性不妊担当 万木祥太郎



男性不妊予備軍にならないための養生法

2014年09月12日 [記事URL]

前回は、男性不妊の助成制度と治療について
お伝えさせて頂きました。

今週は、
そもそも男性不妊にならないようにするにはどうしたらよいか!?
男性不妊を防ぐ養生とは!?
についてお届けさせて頂きますね!

続きを読む

まず男性不妊とは何かを簡単におさらいしてみましょう。


男性不妊は、大きく
器質的な男性不妊と、非器質的な男性不妊とに
分類することが出来ます。

器質的な男性不妊というのは
手術などで精子を運ぶ管が切れてしまっているなど
物理的に精子を射出することができない男性不妊です。

一方の非器質的な男性不妊は
射精は出来るけども、精子の量や質などの要因から妊娠に至らない
というものをいいます。

また、勃起障害や早漏といった性機能障害
東洋医学的には男性不妊の症状ととらえることもできます。


これらのなかで
普段の養生でケアできるのは
非器質的な男性不妊です。

ということで今回は
精子の質を下げないようにするための養生法
東洋医学的な視点で紹介させて頂きますね。

男性不妊を防ぐための養生で一番大切なこと
それは"腎臓を養う"ということです。

腎蔵というのは、東洋医学では
生命力生殖力を担当していると考えます。

ですので、精子の質を下げないようにするためには
腎臓を養うということがとても大切なんです。


では、どうすれば腎臓を養うことができるのかですね。


一番は、「良質な睡眠」これに限ります。

20140911_昼寝.JPG

というのも腎臓は陰陽でいうと陰中の陰の臓器です。

つまり、
陰の時間である夜にしっかり睡眠をとることで養われる
というように東洋医学では考えます。


ですので、一にも二にも、まずは「良質な睡眠」が欠かせないのです。

そして、その上で
腎臓を疲れさせないということも重要です。

腎臓を疲れさせる要因は
 ・過度なストレス
 ・暴飲暴食
 ・過労やセックスのしすぎ
などがあります。


当てはまることはありませんか?


日常生活のなかでストレスなしということは
なかなかありませんし
妊活中の男性は年齢的に仕事上重要な立場がある方が多く
どうしてもストレスを常に抱え、過労気味、
さらに食事の時間も遅く、睡眠も不足しがちです。

どうしても腎臓を疲れさせてしまいやすい環境だったりします。


だからこそ、
休みの日や通勤中などは
できるだけ体を癒やし、気分をリフレッシュする時間に
してほしいと思うわけです。


ちなみに僕がサラリーマン時代など社会経験のなかで
実践してきたプチリフレッシュの方法というのもあるので
また紹介させて頂きますね!


ということで、今週はこの辺で。

男性不妊担当 万木祥太郎


最後は僕の地元に飛来したコウノトリの写真です。
みなさんの元にも可愛い赤ちゃんを届けてくれますように。

20140911_コウノトリ.JPG



男性不妊予備軍はパートナー以上の養生を

2014年09月05日 [記事URL]

佐賀県の嬉野市で男性不妊の治療への助成事業開始!というニュースご存知でしょうか?
先週のニュースですが、
男性不妊に携わっている立場からすると嬉しい記事です。

自治体単位で少しずつ拡がりをみせつつある男性不妊治療への助成事業。

もっと全国に拡がり、
今よりもっと夫婦ともに専門的な治療を受けやすい環境になっていけばと、
切に思います。


でも実際、男性にどういう症状があったときに治療が必要になり
助成を受けることができるのでしょうか。

続きを読む

助成内容は、各自治体で異なりますので
一概に言えない部分ではありますが
ほとんどの自治体で助成対象としているのが
精巣内から精子を取り出す精巣内精子回収術(TESE)という手術です。


これは、
精巣内に精子はいるのに、精液の中の精子がない
という「無精子症」の時に行われる手術で
精巣を切開して、中にいる精子を採取するというものです。

ですので、この場合の対象は、「無精子症」の方ということになりますね。


通常は、自費診療となるので、
30万~40万円前後の費用が必要になるうえ
さらに体外受精の費用もかかってくるため
高額な費用を理由に治療を断念される方も残念ながらいらっしゃるようです。
(費用はクリニックによって異なります)

今後、自治体の助成によって
誰もがもっと治療を受けやすい環境が整っていくことを
期待したいですね!
(詳しい助成内容や対象は各自治体にお問い合わせ下さい)



20140905_おたまじゃくし.jpg

でもその前に

まずは、クリニックに行き、
精液検査など諸々の検査を受けることが大切です。


クリニックでの治療は、その検査結果を受けて
初めてスタートします。

婦人科に抵抗感があるときは、泌尿器科で検査してもらえますので
お近くの泌尿器科に問い合わせてみて下さい。

ただ、諸々の検査結果に問題がなかったり、
経過観察でOKだったとしても
油断は禁物!です。

精子はとてもデリケートなのです。
日々変化していると言っても過言ではないかも知れません。

ですので、1回だけの検査では判断しきれないのです。


タバコを吸われている方や、肥満体型の方、深酒する方というのは
注意が必要ですし、
慢性的な過労や睡眠不足、ストレスが非常に多い方や
慢性腰痛がある方なんかは、立派な男性不妊予備軍といえます。


いかがですか?

こういった症状に心当たりのある方は少なくないのではないでしょうか?


タイミング療法や体外受精などの高度生殖医療など
不妊治療がどういうステップにあったとしても
男性は"その時"にベストコンディションであることが大切です。


精液検査に問題がなければOK!
西洋医学的にはそれでもOKなのですが、

東洋医学的には、仮に精液検査の結果に問題がなかったとしても
数値として表われてこない部分に男性のコンディションや体質がそのまま反映される
というように考えますので
日頃の養生がとても大切なのです。


どういう養生が大切なのか?
今日は長くなってきましたので
続きはまた来週書きますねm(_ _)m


ということで!
妊活男子は、
精液検査の結果に一喜一憂するのではなく
パートナー以上にご自身のコンディショニングに
取り組んで下さいね!


それでは、今週はこの辺で。

男性不妊担当 万木祥太郎




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