男性不妊の治療のススメ - 不妊治療専門漢方鍼灸治療院 馬場聖鍼堂

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男性不妊の治療のススメ

不妊治療をはじめても夫婦仲良く

2015年12月26日 [記事URL]

不妊治療をしていると
タイミングをとる日であったり
人工授精や体外受精などにステップアップされている人は
採卵や採精、移植といった時期に気がいってしまいがちです。

また、年末年始など連休前後などはクリニックもお休みなる所も多く
余計に気になってしまうかと思います。

これは仕方ないことなのですが、
時には、こういった状況が夫婦関係にも影響し、
余計に妊娠しにくくなっているということもあります。

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典型的な例が『セックスレス』です。

このブログの中でも、二人目不妊の原因として紹介したことがありますが
二人目不妊の方に限らず、
不妊治療をはじめたことでセックスレスになってしまうご夫婦は
決して少なくありません。

気持ちは分かります。

妊娠できるタイミングでない時にやっても意味がない、体力を使いたくない・・・とか、
人工授精や体外受精にステップアップしてからは、必要性が無くなったから・・・とか、
なんとなくお互いにそういう空気でなくなってきたから・・・とか。

理由はいろいろありますよね。


ただ、
最近の研究では
普段の性交回数が多いほど妊娠する確率は高くなる
ということが証明されてきていますが
ご存知でしたか?


不妊治療のステップは関係なく
そして、排卵期などのタイミングも関係ありません。

少し前にアメリカの医学雑誌に次のように掲載されていたそうです。

活発に性行為を行っていた女性には
そうでない女性に比べ、
妊娠をサポートするような免疫反応があった

つまり、
性交回数が多い女性ほど妊娠しやすい身体になっている
ということですね。


どういうことか簡単に説明します。

精液や精子、また、受精卵や胎児も、
女性の身体にとってはもともと異物です。

そのため、免疫の働きで
異物を排除しようと身体としては動くのだそうです。

でも、これでは妊娠することができないので
妊娠するためにはこの免疫が精子や胎児を排除しないように
働く必要があるのですが
セックスの回数が多ければ多いほど
この女性の免疫システムは妊娠をサポートするようになる
のだそうです。

だから、不妊治療の状況や排卵の時期などによらず
普段から積極的にセックスをした方が良い
ということなんですね。


ちなみにこの積極的なセックスは男性にも重要で
精子が常にフレッシュな状態になるというメリットもあります。

つまり女性だけでなく
男性もより妊娠しやすい精子の状態になるということです。
(乏精子症など、精子数に何かしら問題がある場合はある程度の制限は必要かもしれません)


特に日本は諸外国に比べ
セックスレス夫婦が多いと言われています。

そして、草食系男子も増えてます。
また、ゲストからもよくお話をお伺いするのですが
結婚後は草食化が顕著なようです。

もしかしたら、日本人という民族性もあるのかもしれませんね。
(この辺りは私の勝手な想像ではありますが)

もちろん、これらが不妊に悩むご夫婦が増えている原因の全てではありません。
けど、不妊を早く卒業するためにも、こういった部分は
意識を変えていってもよいかもしれませんね。


とはいえ、
東洋医学的には房事過多は腎を傷ると考えますので
疲労困憊状態など体調面がすぐれない時は
積極的にはオススメできない面もあるのはあります。

房事過多は、セックスのしすぎという意味で
腎は、東洋医学では生殖力や生命力を担当している考える臓器です。

ですので、無理し過ぎない方が良いのは良いです。

この辺のバランスが難しいですが
それでもやはり回数はできるだけ多くとれるよう
何かしらの工夫や努力が必要だと思います。


ということで
早く妊娠するためには、
どういった妊活の状況であっても積極的なセックスが大切

ということがお分かりいただけたかと思います。

今妊活中の方も
これから妊活という方も
また、これからご結婚という方も
この正月休みをきっかけに、
いつもにも増してご夫婦仲良くされてみる
というのはいかがでしょうか?

何となく恥ずかしい・・・というご夫婦は
時にはお酒の力を借りるというのも良いかもしれませんね。


では、今回はこのへんで。


高齢不妊、二人目不妊、男性不妊担当 万木祥太郎



働きながらの妊活、ストレスチェックは大丈夫?

2015年12月19日 [記事URL]

今月から50人以上が働く事業所を対象にストレスチェックが義務づけられましたね。
やってみましたか?

これによりストレスが解消されるということはありませんが
働き方や職場環境の改善につながることを期待しての制度です。
ただ、このストレスチェックは実施こそ義務づけられましたが、
その後については各企業任せなので、どうなんでしょうね。

とはいえ、妊活にも無関係ではありません。

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というのも、今では結婚後も共働きというご夫婦がとても多いですし
妊活ストレス以上の仕事のストレスに悩まれている方も
少なくないからです。

実際、高齢不妊で悩まれている方は働かれている方が多いですし
当院での治療中も、妊活の相談だけでなく
仕事の相談をしていただくことも少なくありません。
(僕が元SEの脱サラ鍼灸師というのもあるかもしれませんが)

またゲストによっては
不妊体質の原因が
仕事のストレスだったり、働き方だったり
という方も
いらっしゃるので、
仕事と不妊治療は決して切り離して考えられるものでもないのです。


とはいえ、ストレスゼロというのはなかなかありませんよね。

また、適度なストレスは
やりがいのある仕事には必要な要素だと言われることもあり
これは一理あると思います。

ですが、過度なストレスは
東洋医学的には気のめぐりを低下させ滞らせ、不妊の原因になります。


気のめぐりが低下すると、全身を栄養する力が低下するので
疲れが取れなかったり、やる気が出なかったり、やたらと眠かったり
といった症状が出てきますし
東洋医学的には、卵子の成長や精子の産生能力の低下も招きます。

また、気の滞りや偏在は、カラダ全体のバランスを崩してしまいます。
肩こりや頭痛などは典型的な症状ですし
のぼせるような熱さだけど足下は寒いという冷えのぼせも
気の偏在によって起こります。


また、過度なストレスがあると
甘味を欲しくなってしまうことが多々あり、
これも東洋医学的には不妊の原因になってきます。

これは、東洋医学の五行(木火土金水)という考え方で説明できます。

過度なストレスは
木の気を旺盛にし
土の気を強く抑えつけ、土の気を弱めてしまいます。
(木が土から養分をたくさん吸い取ってしまうイメージです)

すると、土の気はその弱りを補おうと
土の気を養う働きのある甘味を欲するのです。

仕事中などにチョコをつまみたくなるのはこのためなのですが
この続きが妊娠力に影響を及ぼしてしまいます。

甘味、特に砂糖には、反復性があるので
必要以上にとってしまうことが多いのです。

その結果、どうなるかというと
土の気が旺盛になりすぎて
水の気を抑えつけ、水の気を弱めてしまうのです。
(土が水の流れをせき止めたり、汚して濁らせるイメージです)

五行で水というと、腎臓です。

そして、腎臓は東洋医学では生命力や生殖力を担当しています。

つまり、
卵子の質であったり、精子の状態に影響するということです。


インターネット上などで
よく「ストレスが不妊の原因になる」というフレーズを
目にすることがありますが
東洋医学的にはこういう理由があるからなんですね。

ですから、僕たちの東洋医学的な不妊の鍼灸治療では
ストレスケアも欠かせません。

不妊の悩みに限らず
時間がゆるす限り、じっくりカウンセリングさせていただきますし
東洋医学的な鍼灸治療で気のめぐりが改善し、滞りがほぐれてくると
自然とストレスによる不調もとれていくものです。
これが東洋医学的な不妊の鍼灸治療の真骨頂でもあります。


少し話がそれましたが
まずは、あなたのストレス度合いがどうなのか?
ということに気づくことも大切です。

自覚がなくとも、カラダや思考、言動、行動などには現れていることも
ありますからね。

そして、
知らず知らずのうちに、
ストレスが不妊体質に影響しているということもあります。


現代社会では男性も女性もストレスフルなことが多いです。

これからの妊活、不妊治療のためにも
一度、このストレスチェックを機会に
あなたのストレス度合いを確認してみてはいかがでしょうか?


では、今週はこのへんで。

高齢不妊、二人目不妊、男性不妊担当 万木祥太郎


★ストレスチェックには厚生労働省の特別サイトがおすすめです
http://kokoro.mhlw.go.jp/check/



自転車好きが男性不妊に!?妊活男子は要注意!

2015年10月31日 [記事URL]

最近では、満員電車を回避できて健康にも良い!ということで
都市部を中心に自転車通勤の方が増えてますね。

でも、妊活中の男性は自転車の乗りすぎには要注意!
ということは、このブログの中でも何度もお伝えさせていただいてきました。

続きを読む

そんな中、実はこの1週間、私も自転車通勤をしてみました。

今日は少し寒いですが
ここ最近の大阪は秋の陽気が心地よい毎日が続いてましたし
実際どうなのかを体験してみようと思ったわけです。

片道9キロ弱で4つの山越えありなのでまぁまぁの距離です。

そんな自転車通勤をしてみて分かったことがありますので
今回はそれを紹介させていただきますね。


意識してみると股間へのストレスは思ってたより大きい

自転車のサドルによっては男性不妊の危険も!

サドルの形状や柔らかさにもよるでしょうが
最初こそ気にならないのですが、10分ほど座ってこいでいると
窮屈に感じるようになってきます。

股間へのストレスは、
そのまま精子の諸々の質に悪い影響を与えてしまいます。

また、超時間になると熱もこもってきがちですので、
それも精子にとっては良くないですよね。

ちなみに私の自転車はミニベロタイプで
サドルも写真のような形状で、
いわゆるママチャリに比べると少し尖っていて硬めです。
(写真は私の自転車ではありません。イメージです)

スポーツタイプの自転車よりはマシだと思いますが
妊活男性にはあまりお勧めしたくないタイプのサドルだということが
良く分かりました。


腰が痛くなる

自転車に乗っている時の前傾姿勢は腰を痛めて、男性不妊の原因にもなるかも

これは私自身の身体の問題も否めない部分ではありますが
通勤などで使われることが多い自転車は
運転中に前傾姿勢になることが多いです。

道のりや運転の仕方、筋力なども影響あるとは思いますが
やはり腰痛の原因にはなり得ます。

腰には腎臓の大切なツボがあります。
そのため、腎臓が弱ると腰痛が出ることが多いのですが
逆に、腰への負担はそのまま腎臓への負担にもつながります。

ここでいう腎臓は西洋医学的な腎臓とは少し違います。
東洋医学では、腎臓が生命力や生殖力を担当していると考えます。
つまり、東洋医学的には
精子の力は、腎臓の力にかかっていると言っても過言ではないのです。

腰への負担は、そのまま腎臓の負担にもつながり
生殖力、つまり精子の力にも影響してしまうので
やはり、妊活中の男性には好ましくないということですね。


とはいえ、
自転車通勤をしてみて良い部分も分かりました。


気分転換になる!

天気の良い日の自転車通勤はとても爽快です。
自転車に乗っている間は仕事や妊活のことを忘れられて
良い気分転換になります。


気がめぐる!

私の場合、自転車に乗っている時の方が頭がさえるのです。
仕事中には思い浮かばなかったアイデアが思いついたり
もやもやしていたことがクリアになったりすることが多々あります。

これは、身体を動かして、気がめぐったことと
うまくリフレッシュできていることが関係しています。


これらは妊活を前向きにしていくためにも
大切なことです。


と、自転車は妊活中の男性にとって良いことも悪いことも
あるということが分かりました。

とはいえ、
精子への悪影響は可能な限りなくしたいところです。


オススメな自転車の乗り方は?

ということで、私が実際に自転車通勤をしてみて考えた
男性不妊のリスクを可能な限り防ぎつつ、
自転車もそれなりに楽しめる
妊活男子にオススメな自転車の乗り方
はコレです。


立ちこぎ!
短時間!(短距離)
ママチャリスタイル!


あまり見た目は格好良くないかもしれないですが
これなら精子への影響を気持ち程度は抑えられると思います。

立ちこぎであれば、
股間へのストレスはほとんどありませんから
精子への影響は少なくなります。

それでも長時間になると熱がこもったりで
何かしらの影響が出てくる可能性もあるので
あまり長時間にはならないようにする。

そして、姿勢への影響やサドルの質を考えると
ママチャリスタイルがオススメですね。


以上が、自転車通勤してみて改めて実感したことです。


この程度の変化は、不妊治療で女性が経験する大変さに比べると
たいしたことないことだと思います。

できますよね?


ということで、
今日のこのブログが
妊活中で自転車も好きで仕方がない男性が
少しでも自転車とのつきあい方を考えるきっかけになってくれると
嬉しいです。


では、今回はこのへんで。


男性不妊担当 万木祥太郎



精液検査で精子ゼロと言われたら・・・

2015年10月10日 [記事URL]

男性不妊の有無を確かめるのに絶対に外せないのが
精液検査です。
その精液検査の結果、精子ゼロだったら・・・
世の男性には"不妊は女性のもの"という認識がまだまだ強いですから
その時のショックは相当なものですよね。
もちろん、男性に限らずパートナーの女性も。

続きを読む

「精子がなかったらどうすることもできない!?」
「もう妊娠することができない!?」
「子どもは諦めなければいけない!?」

など、
絶望にも近い不安がよぎる方もいらっしゃるかもしれません。

たしかに数十年前までであれば、諦めざるを得なかったかもしれません。

けど、生殖医療が発達した現代では、決して諦めなくともよいケースもあります。
そこで今回は、
精子ゼロであった場合の治療法についてご紹介します。

閉塞性無精子症の場合

閉塞性無精子症は精子自体は産生できているけど
何らかの器質的な要因で精液中に精子がないという症状です。

こういった場合は、
TESE(精巣内精子回収術)MESA/PESA(精巣上体精子回収術)
精子を採取して、
顕微授精を行うことで妊娠することが可能です。

クリニックによって違いはありますが
日帰りも可能な手術で、
閉塞性無精子症であれば、TESEで精子を回収できる可能性は理論上は100%
ということです。

非閉塞性無精子症の場合

非閉塞性無精子症は、閉塞性と違い
何らかの要因で精子の産生自体がうまくいっていない症状です。

原因としては、おたふく風邪などによる精巣炎
性染色体に異常があるクラインフェルター症候群などがあります。

こういう時は
MD-TESE(顕微鏡下精巣内精子回収術)
精巣の中にある精細管から精子を探し出し採取することができれば
顕微授精を行うことで妊娠することが可能です。

仮にTESEで精子が見つからなかった場合でも
MD-TESEでは精子を見つけることができる場合も少なくない

ということです。

こちらの手術も日帰り可能としているクリニックが多いようです。


このように
精液中に精子がなかったとしても
最新の生殖医療では精子を採取して顕微授精で
子どもを授かることができる場合が増えています。

芸能人のダイアモンドユカイさんも無精子症でしたが
今では3人のお子さんのお父さんというのは
比較的有名な話です。

ですので、
精液検査で精子ゼロという結果を突きつけられたとしても
ショックは仕方ありませんが、
まだ望みはありますので、
悲観しすぎず、TESEなどの高度生殖医療を
受診してください。

今では男性不妊に対する助成を行っている自治体も増えてますので
金銭面の負担もある程度抑えることができます。

そのあたりは、お住まいの自治体に問い合わせてみましょう。

鍼灸治療でもアプローチできることはある!

以上のように
生殖医療の発展のおかげで以前であれば諦めなくてはならなかった
男性不妊も希望をもてるようになりました。

一方で、東洋医学、鍼灸ではどうか?ですが
決して無駄ではありません。

TESEやMD-TESEで精子を採取できる状態であれば
その精子の量や質を良くするためにも
鍼灸治療はとても有効です。

東洋医学でいう"腎の気"をしっかり養っておくことや
体質改善、生活習慣の改善は、
TESEやMD-TESEで良い精子が見つかるようにするためにも
大切なことです。


もし今あなたが不妊で鍼灸治療を受けられているのであれば
ぜひ、続けられたほうが良いと思います。

逆に、鍼灸治療は受けていないということでしたら
西洋医学的な最新生殖医療と合わせて受けられると
より良い効果や結果を期待できると思います。
ぜひ、考えてみていただければと思います。


最新の生殖医療と古くからある東洋医学
視点は違いますが、目的、目標は同じです。
それぞれのいいとこ取りをして
より妊娠しやすいカラダ作りをしていきましょうね!


では、今回はこのへんで。


男性不妊担当 万木祥太郎



不妊治療を男性が受ける意味とは?

2015年07月25日 [記事URL]

男性不妊でなくても治療を受ける意味とは?

不妊の原因は男女半々と言われだして久しいですが
当院でも、ご夫婦で来院下さるゲストが増えてきました。
とてもよい傾向だと思います。

男性側に何らかの不妊要因があるのなら尚更ですが
精液検査などで特に問題がなかったとしても
可能な限りできるだけ一緒に治療を受けていただくことが
より早く妊娠という夢を叶えていただくためにも望ましいです。

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「何も問題がないのになぜ治療が必要なのか??」


こう思われる方は少なくないと思います。

たしかにそうですよね。

鍼灸院や接骨院、薬局や病院といったところは
カラダに何かしらの不調があるから行くのであって
健康な時には行く必要のないところ
というのが、一般的な認識だと思います。

これはその通りだと思います。


でも、不妊治療については、そうではありません。

不妊治療で
男性に特に問題がなかったとしても
一緒に治療を受けていただくことが望ましい理由はいくつかあるのですが
今回は3つ紹介させて頂こうと思います。

まず1つ目は
【コンディショニング】
です。

このブログの中でも何度か紹介させていただいていますが
精子の状態は、
男性自身の体調などに依存して、良い時もあれば悪い時もある

というように日々変わります。

ですが、女性が妊娠できるタイミングは
月経周期の中でも数日しかありません。

人工授精や体外受精など
あらかじめ精子を採取する場合は
精液に調整が入るので、ある程度は、精子の元気の悪さは
挽回することができます。

でも、
タイミング法などで自然妊娠を目指されている場合は
当然、精子の状態はナチュラルな状態です。

つまり
数日しかない妊娠のチャンスをより活かすためにも、
その時にしっかり元気な精子を送り出せるよう
コンディションを整えることは非常に大切なことなのです。

2つ目は
【体質改善の加速】
です。

これは、男性自身の体質改善もそうですが
パートナーである女性の妊娠しやすいカラダへの体質改善をより加速するためにも
男性も一緒に治療を受けることが大切
だということです。

体質改善には、鍼灸治療だけでなく、普段の生活習慣の改善が必須です。

そして、
生活習慣は、一人で変えられるものではなく
夫婦一緒に変えていく必要があるものです。

そのため、夫婦そろって治療を受けていただき
養生アドバイスなどを通じて、
二人そろって生活習慣の改善に取り組んでいくことが
お互いの体質改善を加速することにつながるのです。

そして今回紹介させていただく最後、
3つ目の理由は
【不妊治療に対する理解を深める】
ということです。

ご夫婦そろって不妊治療をうけるカップルが増えてきたとはいえ
やはり男性は、不妊治療や妊娠の仕組みについての知識にうとかったり、
女性のしんどさが分かりにくかったりするものです。

実際に当院の男性ゲストに話をうかがうと

「一緒に出来ることをやっていきたいけど
どうやっていったら良いのか分からない・・・」

とか

「良かれと思ってやっていることが
裏目に出てしまうことが多くて、何が正解か分からない・・・」

というような悩みをお持ちの方は少なくありません。

そのため、逆にフラストレーションが溜まってしまい
夫婦関係の悪化や不妊治療への非協力につながってしまう
ということもあるのです。

こういう事態を防ぎ、
夫婦そろって前向きに不妊治療をしていくためにも
定期的な男性のカウンセリングや治療が大切なのです。

これらが、男性も一緒に不妊治療を受けることの意味です。

男性所見に何も異常がないからといって
何もせず、ましてや不養生になるのではなく
むしろ積極的に一緒に治療を受けることが
ご夫婦の夢を早く叶えることにつながると思います。

自然妊娠を希望されるのであればなおのことです。


ぜひ、ご夫婦そろっての体質改善と治療、考えてみてくださいね(^^)


では、今回はこのへんで。


男性不妊担当 万木祥太郎



ED(勃起障害)に対する東洋医学的な鍼灸治療とは?

2015年06月27日 [記事URL]

不妊治療をしているカップルで意外と多いのが
男性にED(勃起障害/勃起不全)があるということです。

完全にEDでなくても、勃起しないことが多かったり
勃起状態が長続きしない
ということで悩まれている方も
少なくありません。

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EDは、造精機能自体は正常であることもあり
厳密には男性不妊のくくりには入らないのですが
性行為自体に問題があるために、妊娠を希望するカップルにとっては
大きな問題だったりします。


EDの原因として西洋医学的には、
 ・加齢
 ・生活習慣病
 ・ストレスといった心因性のもの
 ・血管障害などで勃起に必要な血液を供給できない器質性のもの
 ・脳神経系の疾患
 ・外傷
 ・薬剤

などが原因として考えられています。

また、治療方法としては、ED治療薬の内服が一般的ですね。


でも実は、EDにも鍼灸治療は効果的なんですよ!


EDは、東洋医学では"陽萎"といいます。

"陽萎"という言葉は、東洋医学の古典に記されていますので
実はED自体は、何百年も前から存在していて
鍼灸などの東洋医学で治療が行われてきました。


では、東洋医学的なED="陽萎"の原因は何かというと
多くは"腎(腎臓)"の弱りからきていると考えます。
(ここでいう"腎臓"は東洋医学的な"腎臓"をさしていて
西洋医学的な腎臓病とは関連がほとんどありません)

"腎"は東洋医学では、生命力や生殖力を担当しています。
そのために、"腎"が弱ると生殖能力が低下し、
"陽萎"=EDとなってしまうのです。

"腎"の力(≒"腎精"≒生命力、生殖力)は、
セックスのし過ぎ
やたらと恐怖したり驚くことが多かったりしても消耗します。
その他にも、ストレスなどから、びくびくすることが多かったり、
いつも不安感焦燥感などがあっても腎精を消耗してしまいます。

生まれつき腎精が弱い虚弱体質ということもあります。


また、多くの場合、腰痛や脱毛、冷え、腰や膝のだるさといった
随伴症状
があります。

ちなみに、EDというような症状がなかったとしても
妊活中にこういった腎精を消耗するような要因や随伴症状がある場合は
要注意です。

ぜひ、腎精を助ける生活習慣への改善をオススメします。


その他にも、心配事やストレスがきつく、東洋医学的に心臓や脾臓に弱りがある場合や
生活習慣病などで肥満により身体の中に熱がこもってしまっている場合も
"陽萎"の原因になります。
(ここでいう心臓や脾臓も東洋医学的な話で、西洋医学的に何か疾患がある訳ではありません)

東洋医学的には心脾両虚という状態で
身体をしっかり栄養することができなくなってしまっている状態です。


では、EDの東洋医学的な原因が分かったところで
どのように治療をしていくのかですね。

基本としては、腎の陽気を補う治療が中心です。

消耗してしまった腎臓の元気をどんどん助け、腎精の回復をはかっていきます。

鍼灸治療だけでも十分に効果は期待できますが
腎精を消耗する要因となっている生活習慣の見直しも必須です。

できるだけ規則正しい生活リズムにしていくことや
十分な睡眠と休養、
セックスやマスターベーションによる射精のしすぎのセーブ

などが大切です。

また、消耗の程度によっては、漢方薬の併用をお勧めする場合もあります。
(当院では処方はできませんが、提携している漢方薬局から処方してもらえます)


心脾両虚もある場合は、
気血のめぐりを調えて、ストレスケアを行いつつ
消化器系の力を助けて、しっかり栄養できるように治療していきます。

しっかり栄養する力がないと、結局は腎精も養われないので、
心臓や脾臓の消耗も見逃さないことがとても重要です。


生活習慣病の改善がEDの改善に必要ということは
西洋医学的にも言われていることですが
これは、東洋医学でも同様です。

不規則な生活のリズムや、暴飲暴食、たばこなどは
可能な限り節制していった方が良いというのは
いわずもがななことですよね。


ということで、
今回は、ED(勃起障害/勃起不全)についてお届けしました。

なんだかうまくいかない・・・
けど、あまり薬には頼りたくない・・・

そんな時は、東洋医学を試してみるのも良いと思いますよ(^^)


では、今回はこのへんで。


男性不妊担当 万木祥太郎



男性不妊の認識を刷新!

2015年06月07日 [記事URL]

今でこそ、男性不妊について認知度が上がりました。
それでも、男性自身が"子種"が無い、"種ナシ"といった
誤ったコンプレックスを持ったり、男のプライドを深く傷つけられたり、
といった呪縛から抜け出せないようです。

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長年不妊カウンセリングの講師をされてきた赤城惠子先生が
今年の不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座にて
最終記念講演をされました。

ご自身も不妊体験がおありということもあり、
実体験に基づいて、不妊をめぐる1970年代からの社会の動き、
歴史を振り返ってくださいました。

赤城先生ご自身が初めて不妊と向き合い、
ショックを受けたこととして挙げられたエピソード。
まだ情報が乏しい時代、1977年に入手した不妊治療の本はたったの一冊。
しかも、そのなかで今は死語となった「石女」という言葉も
堂々と書かれていたそうです。
お若い方は見たこともないかな?

江戸時代ならいざ知らず、それほど大昔でもない70年代に
子どもを産むことができない女性のことをそのように表現する
風潮は続いていたのです。

ちなみに、英国で世界初の体外受精児が誕生したのは1978年のことでした。

日本では、その後も不妊は女性の問題としてみなされてきたのです。


男性不妊の領域は、この10年あまりでかなり進化してきました。

micro TESEなど医療技術の発展で、以前だったら妊娠を
諦めなければならなかったカップルにも福音がもたらされました。

私自身も関わらせていただいた方で、micro TESEのおかげで
2人のお子さんを授かることができたご夫婦がありました。
「奇跡の子」と言われていたのが印象的でした。


顕微授精に限らず、男性も治療に積極的に参加していただくのは
今ではとても重要なこととして認識されてきています。

それでも、なぜか男性の場合は「自分は問題無い」と、
根拠の無い自信を持っていることが多く、
男性因子の原因特定が遅れることがよくあります。

無精子症・乏精子症など大きな問題が無くても、
加齢や酸化ストレスによって精子の質は低下することがわかっています。

女性は"卵子の老化"が一般認知されるようになって
晩婚化とともに女性は危機感を持つようになりました。
でも男性は・・・?

不妊治療の世界では、世間の常識は通用しなくなってきています。

今回の石川智基先生(リプロダクションクリニック大阪CEO)
の講演でも、新情報を得ることができましたので
お知らせしたいと思います。


精液検査の所見に問題がある方はもちろん、
今回は問題が無かった方も、より早くいい結果を出すために
とくに気を付けるべき注意点は以下の通りです。

*年齢
*たばこ
*熱
*感染

ヒートショック、なかでもサウナはかなり危ないですよ!
そして下着はブリーフよりもトランクスで!

自宅で採精してクリニックに持参する場合は、
よく人肌で温めて、と言われてきましたが、
精子の適正温度は32~34℃なので
下着の中に入れたり、タオルでグルグル巻いたり
する必要はないそうですよ。

サプリで補うのならビタミンCとE、
コーヒーやアルコールは控えて規則正しい生活を。

精子は酸化ストレスにとても弱いため"抗酸化"がキーワードになります。

上記の注意点は、みな酸化ストレスを減らすことにつながります。

また、できるだけ禁欲期間を短くすることも抗酸化になります。

確かに精液量は減るかもしれませんが、
人工授精は別として、顕微授精ともなると量は影響しません。
週に3~4回がベスト、つまり禁欲期間は1~2日です。
「白血球に悪さをする時間を与えない!」ということだそうですよ。


ぜひとも、認識を新たにしていただきたいと思います。

石川先生は、婚姻年齢と不妊との関連性を調べたところ、
40歳~44歳で結婚した方の不妊率は63.6%だとのことです。

加齢によって卵子・精子の老化が進むことと、
晩婚化によって不妊治療のスタートも遅れるというダブルパンチ。

男のプライドや沽券はかなぐり捨てて、
ぜひとも早めの受診を。お二人揃って、でお願いしますね!


近藤琉水がお届けしました。



無精子症で男性不妊でも精子を作れるようになる!?

2015年04月24日 [記事URL]

無精子症で男性不妊でも精子を作れるようになる!?

先日、無精子症で男性不妊に悩む方に希望の光となりそうなニュースがありました。

独協医大越谷病院で、精子がない男性不妊の方から精巣の一部を採取して、体外で培養して精子を育てる臨床研究を開始した
というのです。

続きを読む



無精子症とは、精液の中の精子が存在しないという症状で、
閉塞性無精子症と非閉塞性無精子症とがあります。

閉塞性無精子症というのは、
精子自体は産生されているにもかかわらず
なんらかの理由で精子が精液に入ることができないというもので

非閉塞性無精子症というのは
精子の産生が著しく低いか、産生されていないというものです。

芸能人のダイヤモンドユカイさんもご自身の本の中で
無精子症だったということをおっしゃってますね。


閉塞性の無精子症であれば、精子の運搬を阻害している部分を
手術等で治療すれば精子が射精されるようになりますが
非閉塞性無精子症だと、精子の産生能力自体に問題がありますので
そういうワケにはいかず、
一昔前までは子どもを授かることを諦めるしかありませんでした。


でも今では、非閉塞性の無精子症でも妊娠するための手立てはあります。

TESE(精巣内精子回収術)という技術です。

つまり、実際に陰嚢にメスを入れ、精巣内の組織を採取して
その中から精子を探すという技術です。

そして、採取した精子を使って顕微授精を行い
妊娠を目指すことができます。

最近ではTESEを行うことができるクリニックも増えてきています。


しかし、TESEを行っても、精子がみつからないということもあります。

過去に行った放射線治療などが原因で
精子を産生することができなくなってしまっている場合などです。

現状、現代医療では、こういった時の手立てはなく
直接血のつながったお子さんを授かることは諦めざるを得ない
という状況です。

もちろん、
放射線治療を行う際などに、予め精子を採取して凍結保存をしておけば
後で顕微授精で授かることは可能です。


これが、無精子症による男性不妊の西洋医学的な治療の現状です。


ところが今回承認された臨床研究というのは
精巣の一部を採取し、培養し、精子まで育てるというものです。

つまり、
精子の元となる細胞さえあれば、
精子をつくり出すことができるようになるかもしれない!

のです。


既にマウスを使った実験では、
出産まで成功した例があるようです。

今回は、あくまでも臨床研究ということで
実際に顕微授精に使うことはしないということですし
仮に成功したとしても倫理的な問題も出てくると考えられます。

でも、これから将来、数年後には、もしかしたら
諦めざるを得なかった無精子症による男性不妊の方も
ご自身の子を授かることができるようになるかもしれませんね!


生殖医療は、ほんとに日進月歩で進んでいます。
今後の研究に期待したいですね!

ということで、今回はこのへんで。


男性不妊担当 万木祥太郎

<参考>
『独協医大病院、不妊患者の治療法開発へ』(日経新聞HP)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG20H13_Q5A420C1000000/



タバコで精子が劣化!?その気になれば禁煙できる方法。

2015年04月17日 [記事URL]

タバコで精子が劣化!?その気になれば禁煙できる方法

妊娠したいなら喫煙は男女とも御法度!
ということは、言わずもがなだと思います。
にもかかわらず、女性だけが禁煙して、男性はこっそり喫煙しているっていうこと、ありますよね。

母胎となる女性が禁煙した方が良いのは当然のことですが、男性の喫煙は、精子だけでなく、胎児にまで影響を及ぼすかもしれないということをご存知でしたか?

今回は、喫煙が精子に及ぼす影響と、
その気があれば誰でも禁煙できる方法をご紹介させて頂きます。

続きを読む



まず、喫煙が身体に及ぼす影響について簡単におさらいしてみましょう。

・肺がんのリスクが、吸わない人に比べ4.5倍に(肺がんは男性の死因No.1)
・心疾患といった循環器系の危険性が、吸わない人に比べ1.7倍に
・脳梗塞など脳卒中の危険性が、吸わない人に比べ1.7倍に
・COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの呼吸器系の疾患の原因になる

(以上、厚生労働省のHPより参照)

これだけでも、禁煙すべきということがはっきりいえると思いますが
実際、精子にはどういった影響が出てくるのでしょうか。


たばこを吸うと、血液中にたくさんの一酸化炭素などの有害物質が入り込みます。
その結果、各器官に対して、しっかりと酸素や栄養を運ぶことができなくなり
各器官が酸欠や栄養不足状態になってしまうのです。

精巣にも同じことが言え、
精子の産生能が低下して、運動率が低下したり、奇形率が上がったりと
諸々の精子力がガクンと低下してしまうのです。

その結果、受精する力が弱くなりますし
仮に受精や着床ができたとしても
染色体異常や胎児の先天奇形、成長の異常など様々な先天的な異常が
発生するリスクが高まる
ということが
各所での研究で分かってきています。

喫煙は、男性不妊や流産、胎児の異常の原因になるということです。


ちなみに、東洋医学的に考えても
たぼこにより肺が弱ってしまうと、
全身に気(栄養)を送る力も低下してしまいますし
五行で肺と母子関係にある腎臓も弱ってしまい、生殖力に影響し
当然のごとく、精子に影響が出てきます。
(ここでいう肺や腎臓の働きは東洋医学的な考え方です)


ということで、
たばこが妊活の弊害になるのは男性も同じということが
お分かりいただけたかと思います。


かくいう私も実は、10年以上前は喫煙者でした。

たばこを止めた理由は、男性不妊の原因になるとかそういうことではなく
単に妻に「嫌」と言われたことだったのですが
今回は、禁煙外来など存在しない(と思われる)当時に
私が禁煙に成功した要因になった2つの方法を紹介させて頂きます。


◎禁煙を宣言する

ありきたりですが、凄く効果があります。

当時私は鍼灸師ではなく、IT関連の仕事をしていたのですが
100名はいたであろうフロアの昼礼で
職場の同僚が勝手に宣言してしまったのです。

100名の中には、目上の方もいれば、話したことすらない人も
たくさんいましたから、えらいことをしてくれたもんだと思いましたが
「本気で禁煙しないといけなくなった」環境は
間違いなく効果的でした。


◎『禁煙セラピー』

これもありきたりですみません。

一時期話題になった本ですね。

これも職場の同僚に借りたのですが、私の場合はすんなり
止めることができました。
むしろ喫煙することが嫌になってしまいました。

とはいえ、
Amazonのレビューを見てみると、重度のニコチン中毒の方には
効果がなかったというようなコメントもたくさんありますので
個人差はあるとは思いますが
本気で止めたいと思っている方には効果があるのではないかと
止められたものとしては思っていますので
オススメです。


ということで、今回は、
喫煙が精子に及ぼす影響と、
その気になればきっと禁煙できる方法をご紹介させて頂きました。


禁煙方法については、本当に個人差があると思います。
今では禁煙外来のある病院も多いですし、
あなたにあった禁煙方法を見つけて、トライしていただければと思います。

ただ、一番重要なのは
「絶対に禁煙する!」
という意志だと思います。


もしも今、妊活中だけど禁煙できていない・・・
という方は、今回紹介させて頂いたような
喫煙のリスクをご認識いただき、禁煙にも取り組んで頂ければ幸いです。


では、今回はこのへんで。

男性不妊担当 万木祥太郎


<参考>
『喫煙者本人への健康影響(がんへの影響)について』(厚生労働省HP)
http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/qa/detail1.html

『禁煙セラピー』(Amazon)
http://www.amazon.co.jp/dp/4845405059/



男性は60歳でも大丈夫!?

2015年03月20日 [記事URL]

最近芸能界から、妊活の末授かったという話が頻繁に発信されるようになってきました。
数年前の東尾理子さんに始まり、森三中の大島さんと鈴木おさむさんご夫婦、元テニスプレーヤーの杉山愛さんなどなど、妊活を公表される方が増えてきましたね。
直近だと、俳優の三田村邦彦さんが61歳で授かられましたね。

三田村さんの61歳という年齢をみて
「男性はいくつになっても大丈夫」
と思われた方、もし、いらっしゃったとしたら、大間違いですよ!

続きを読む



女性の"卵子の老化"という言葉は徐々に拡がり、一般化してきましたが、
実は、精子も老化するんです。


35歳が精子の曲がり角と言われていて
35歳を境目に精液検査の所見が諸々低下していきます。

ですので、60代で妊娠というのは、非常にまれで、すごいことで
誰にでも当てはまることではないのです。


ちなみに
東洋医学の聖典で最古の医学書である『黄帝内経素問』にも
こう書かれています。

男性は八歳になると、腎気が充実して、
髪の毛がふさふさしてきて、永久歯が生えてきます。

十六歳になると、生殖能力が備わってきます。
腎に精気が充ち溢れ、全身が男らしくなってきますので
射精が可能となり、子をつくることができるのです。

二十四歳になると、腎気がさらに充実して
筋骨がたくましくなり、歯が完全に生えそろいます。

三十二歳になると、筋骨が強壮になり肌肉もがっしりとしてきます。

四十歳になると、だんだんと腎気が衰えてくるので、
髪の毛が薄くなり、歯が悪くなり、つやもなくなってきます。

四十八歳になると、上半身の陽気のめぐりが悪くなってきて
顔にしわができてきて髪には白髪が混じり、ごま塩顔になってきます。

五十六歳になると、肝気が衰えるので、筋肉も衰えてきます。
腎臓の気も衰え、生殖能力も欠乏して、肉体疲労もでてきます。

六十四歳になると、歯も髪の毛も抜けてしまいます。
腎臓は体液を主っている器官であり、五臓六腑の精気を蓄えている所です。
そのため、五臓の働きが盛んな時は、その精気を全身にくまなく巡らせて
全ての器官の働きを支えていますが
年老いると、五臓の働きが衰えてしまい、筋も骨もだらけてしまい
生殖能力も尽きてしまいます。
それゆえに、髪の毛は白く、身体は重くなり、歩き方もおぼつかなくなり
子もつくることができなくなってしまうのです。


お分かりのように、
56歳で生殖能力は欠乏し、64歳では子供はつくることができない
とあるのです。


今回、三田村さんがどういった不妊治療をされたのかは
詳しく存じ上げてはいませんが
61歳でめでたく妊娠されたということは
とにかく喜ばしいことです。(*^_^*)

実際、妊活されている40~50代の男性は決して少なくありませんし
みなさん希望を持って頂きたいと思います。


とはいえ、
現代医学的に、35歳が精子の曲がり角
東洋医学的に、56歳で生殖能力は欠乏する

ということもありますので、
楽観的にはなりすぎず、
積極的に男性も不妊治療を受けて頂きたいと思います。


ちなみに、
先ほどの素問には、
続きに
「養生によってはこの限りではない」
ということも書かれています。

やっぱり普段の養生が大切なんですね。(^^)


それにしても、
こういった有名人の方たちの妊活や妊娠の公表というのは、
妊活中のみなさんにとって勇気になるでしょうし、
妊活をサポートさせていただいている僕たちにとっても
刺激になり、気合いが入ります。

有名人の方の情報発信というのは、僕たちの情報発信とは
比べものにならない影響力があるので
そういった面では、これからも妊活に関しての発信を期待したいですね。

僕たちも負けずに、妊活中のみなさんにとって有用な情報を発信していきますね!


では、今回はこのへんで。


男性不妊担当 鍼灸師 万木祥太郎





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