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1000年以上前から伝わる習慣性流産への東洋医学的な対処法とは!?その②

2014年12月25日 [記事URL]

古典から"習慣性流産"を学び、
先人から伝えられてきた、
習慣性流産の考え方やアプローチの仕方を知ることで、
流産を予防しよう!
というシリーズで前回からお送りしています。

続きを読む

ぜひ妊活に、
そして、流産の予防にお役立てくださいね(^^)


今回ご紹介する古典本は、『婦人良方』という本です。
この本は1237年に中国で書かれた本で
産前・産中・産後という流れで
婦人科・産科部門のことについて詳しく書かれています。


そして、その中でも繰り返す流産のことである、
"妊娠数堕胎"のところを読んでみると、前回の記事
「1000年以上前から伝わる習慣性流産への東洋医学的な対処法とは!?その①」
で書かせていただいた内容と同じことが載っていました。
詳しくは前回の記事をご覧くださいね。

せっかくなので、
前回の記事とはちょっと違った内容はないかと読んでいたところ、
『婦人良方』の中に

「気血が足りない人は赤ちゃんを子宮の中で養うことができず
流産してしまいます。」
と書いてありました。
ここまでは前回の内容と同じです。

この内容と関係することで、

「血が足りない人は中気を補いましょう」
ということも書かれていました。


中気って?
血が足りないなら血を補えばいいのでは?
と思うのが普通ですよね。

この中気というのは
簡単にいうと、お腹の真ん中の気、
つまり胃の気にあたります。

ざっくり言うと、胃腸を元気にしよう!ということなのです。
血になるものをたくさん食べても
消化がうまくできなかったら
結局、栄養を吸収する間もなく下してしまったり、
食べ物がお腹の中で消化しきれず停滞してしまいます(*_*)

また偏食や、食べ過ぎなどが原因となって、
下痢や便秘になることもあります。

他にも、何かを悶々と思い続けたりしても
胃腸の調子を悪くする原因になります。

なので、食べてる間はできるだけ
考え事はしない方が消化のためにはいいんですよ!

胃腸を元気にするための治療のしかた、
そして日々気を付けたいことは、人によって違います。
下しやすい人と、
便秘になりやすい人とでは体質が違うからです。

大事なのは"流産しない体質づくり"です。

冷えに弱い体質だったら、
いつもみぞおちまでの長さの腹巻きをしたり、
食事には必ず温かい汁物を入れたりするだけでも全然違いますよ!

さらに、お腹のお灸も効果的です。
胃腸を元気にするためのお腹のお灸なら
おへそから指4本分上の「中脘」というツボがおすすめです。
ここが硬かったり痛かったらほとんどの場合が食べ過ぎです。
反応があった人は、今日から腹八分目に控えましょうね。

また、野菜不足や偏った食事では
卵や精子のもとになる栄養が足りなくなってしまいます。
栄養のとれるものを適量とることを心がけましょうね。


他には、ストレスも胃腸の元気を奪う原因になってしまいます。
ストレス性胃炎とかよく聞きますよね。
ストレスをためやすい人は
とにかく自分の好きなことをたくさんして発散しましょう♪


こんな感じで
胃腸を弱める原因はたくさんあるので、
実際に、胃腸の悩みを抱える人は多いんです。


気血をめぐらし、
子宮の中の赤ちゃんにしっかり成長してもらうために
栄養を送ることも大事ですが、
食べた物から、赤ちゃんに送るための"栄養をつくる"ことも重要です!


ご自身の体質にあったやり方で胃腸を元気にしていきましょうね。

そして、口から入るものが
未来の赤ちゃんの身体のもとになることを考えて
安全なもの・栄養のあるものをいただきましょうね!


『繰り返す流産』担当、
池田由芽がお届けしました~(^^)



卵のアンチエイジングには貧血にも要注意!

2014年12月23日 [記事URL]

貧血改善は不妊治療にはかかせないことは、みなさんもご存知ですよね。
不妊治療をされていれば、必ず貧血かどうかのチェクを行います。
でも、クリニックには通われていない妊活女性は、
うっかりこれを見落としがち・・・

続きを読む

こここまで読んで、「私は大丈夫〜」と思われている方も多いかもしれません。
不妊クリニックに通われていない方でも、血液検査を受けられる機会は
あります。そのときに、「何も引っかからなかった」と
安心していてはいけません!

「妊活女性」、特にクリニックに通われていない方は要注意です!


まずは、血液検査について。

通常、貧血検査の項目では、
・赤血球数
・ヘモグロビン量   (11、3g/dl以下で貧血)
・ヘマトクリット値   
などが検査項目としてあげられます。

●赤血球は、血液中の赤血球の数。

●ヘモグロビンは、赤血球の中にある血色素です。
その名の通り、ヘムという色素とグロブリンというタンパク質から出来ています。
ヘムの中には鉄があり、それが酸素とくっついて、運ぶ事ができるのです。

ミネラルである鉄が少ないと、赤血球が小さくなってしまいます。(小球性)
また、一個の赤血球の中にあるヘモグロビン(ヘムとタンパク質)が少ないと、
中の鉄も少なく、運べる酸素も少なくなります。(低色素性)
これが、小球性低色素性貧血です。
簡単にいうと、「小さくて色素が薄くて、酸素を運ぶ能力が低い」という事です。

これは、鉄が少ないからおこるので、鉄を増やすと改善します。

●ヘマトクリット値とは、血液中の血球がどれくらいあるかです(体積)。
これが少ないと、「血液が薄い」と判断され、貧血になりやすい状態です。

ここまでの検査で引っかからなかったヒトは、
「私貧血じゃない〜」と安心してしまうのですが、
ちょっと待った!!

この他の検査項目を診てください。
「血清鉄」という項目もありますね。
これは、赤血球の中の鉄の量ではなく、血液の中の鉄の量です。
これも、貧血の目安になります。

通常、あまった鉄は一定量を肝臓に蓄えます。
この蓄えた鉄=「貯蔵鉄(フェリチン)」がしっかりあれば、
血液中の鉄(血清鉄)が減少してもすぐに補う事が出来ます。
でも、貯蔵鉄がないと・・・補う事が出来ません!あたりまえですよね。
つまり、「血清鉄」が低いということは、
もう既に貯蔵鉄が無い状態であるという事です!

まだ「貧血」と診断はされていなくても、血液中の鉄が少ないという事は、
じゅうぶん不妊の原因のひとつになります。

貧血になると、酸素を届ける能力が落ちるので、
身体はもちろん「卵巣」にも十分な酸素が届けられなくなります。
これによって、質のいい卵子が育ちにくくなり、
老化の原因になってしまうのです。

また、身体がだるい、やる気が出ない、気分が落ち込む・・・こういった
原因不明の不定愁訴が、実はこの「貧血と診断されない程度の鉄不足」であった!
ということもあります。

妊活女性が、快適に毎日を過ごす為にも、
鉄が不足しない身体が大事です。

鉄が不足すると、黄体ホルモンが減少し
卵以外の問題にも発展します。

ぜひ、貧血対策をしっかりしてくださいね!

卵のアンチエイジング担当
岡井からのお願いでした。



高齢妊娠・出産は楽じゃないから

2014年12月21日 [記事URL]

松たかこさんや中沢裕子さんご懐妊のニュースには
多くの高齢ベビ待ちさんたちも勇気をもらったのでは
ないでしょうか(*^_^*)

松さんはお一人め、中沢さんはお二人めですね!
おめでとうございます\(^_^)/

続きを読む

芸能人の方々が40代で出産され、元気に仕事復帰されて
子育てブログを日々更新されたりするのを見ると
「40代の妊娠って、なんだ、普通じゃないの?」
なんて感じておられるかもしれません。

誰でもできるって思われてるかもしません。

いやいや、そんな"普通にできること"ではありませんよーっ!
それは錯覚です!!

体力も気力も人並み外れた有名アスリートや芸能人の方が
表向き簡単そうにできたとしても、
一般の方が同じようにできるとは思い込まないでくださいね。
成功された方しか表に出てこないというのもありますし、
影の努力は表には出てこないものです。


昔は1人の女性が生涯にわたって産む人数が多く、
長子と末子の年齢差が20歳以上ということだってよくありました。
そうなると、産婦の年齢は50近くということは十分あったのです。
でも寿命も短かったので、末子を育てるのは長子をはじめ
年上の子どもたちの役割のようなところもありました。

現代でも、たまに50歳近くで妊娠される方がいらっしゃいますが、
全国で年間数例ほどの珍しさなのです。
「後に続けー!」と号令をかけても、なかなか難しいです。


難しいには難しいなりの理由があります。

現時点では日本人女性の平均寿命は86.61歳で世界一です。
ただ、注意していただきたいのは"健康寿命"です。

"健康寿命"とは、日常的に介護を必要としないで、
自立した生活ができる生存期間のことです。

こちらは74.21歳なのです。

平均寿命との差は約12年。
つまり晩年の12年間は寝たきりになる、ということです。
あくまで、平均ですよ。


寿命が長いからと安心していても、ほっておくと
意外と早く動けなくなるのです。

長寿国の私たちの課題は、いかに健康寿命を伸ばすか
というところにあります。

そのためには病気にかからない、予防することが大事ですよね。

健康的な食習慣や適度な運動、張りのある規則正しい生活など、
心身を健やかに保つことが一番ですね!


このことを高齢妊活されている方はよくよく考えてくださいね。

ベビ待ちしながらも、
健康寿命を縮めてしまうような生活を送っていませんか?!

偏った食事や、夜更かし癖、飲酒や喫煙、運動不足などなど
とくに気にしたことなかった、なんてことはありませんか?

腰痛や極度の肩こり、冷え症、寝ても取れない疲労感、
頑固な便秘、コレステロール値や血糖値の異常
、などなど
ほったらかしにしていませんか?


無理矢理にでも妊娠してバッタリ倒れるより、
健やかな肉体で赤ちゃんを授かり、そこからまた息の長い育児を
ずっとがんばってやり通せる身体を。

お子さんが自立できるまではご両親が頼りです。
成人したお兄ちゃん・お姉ちゃんが助けてくれませんから。


高齢ベビ待ちさんにとっての身体づくりの大切さ、
実感していただけたでしょうか?

私たち不妊治療専門の鍼灸師は、ベビ待ちさんの心身全体の
ベースアップを目指し、バランスの取れた健やかさを取り戻す
お手伝いをするのが仕事です。

もちろん、質のいい卵が育つように助けていくのは当然ですが、
やることはそれだけではありません。
上に挙げたような症状や不定愁訴を丁寧に改善していき
生命力をアップしていけるように持っていきます。

それもこれも、長い視野に立ってこそです。

妊娠して卒業、ではありません!
そこからが長いのですから!!

生命力の底上げで高齢ベビ待ちさんの妊活にお味方します。

まずは無料体験治療で東洋医学的な診断を受けてみてくださいね!
 ⇒ 無料体験を申し込む
  ↑詳しくはこちらからどうぞ!

高齢不妊担当の近藤琉水でした。



1000年以上前から伝わる習慣性流産への東洋医学的な対処法とは!? その①

2014年12月18日 [記事URL]

1000年以上前から伝わる古典の本の数々。

日本の最古の医学書は『医心方』です。
医心方は912~995年に書かれた医学書なので、
その歴史はなんと1100年以上にもおよびます。

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そしてその頃から繰り返す流産の治療法も確立されていたことが、
古典の本には書かれているんです!
びっくりしませんか?


東洋医学は経験に基づく医学です。
古典の本には先人からの教えがギュっとつまっていて
私たちもその内容をもとに治療をさせていただいています。


その人が持っている症状、
さらに身体に出ている反応を丁寧に読みとって
見逃さずに診断、治療をしていきます。


今回からしばらくは
習慣性流産と向き合うにあたって、
大切な考え方を先人の経験・知恵から
いっしょに学んでいこうと思います。


昔の人は習慣性流産をどのように考えていたのか?
そしてどのようにアプローチしていたのか?

それを知ることであなたのお役に立てることが
あったら嬉しく思います。


さて。さっそくですが、
初回である今回は『諸病源候論』という本からご紹介します。
610年に書かれた、中国の随の時代の本で
全部で50巻あります。

ということは今から過去にさかのぼること・・・
1400年以上昔の本です!!(゜○゜)
そんな時代から医療があったことがすごいです。


この本の中では、習慣性流産のことを
「妊娠数堕胎(だたい)」と呼んでいます。

そして、その後には「滑胎」と呼ばれるようになったそうです。

この本にはいろんな病気に関することが書かれていて、
それぞれの症状や病気の原因が解説されています。


そこにはこんなことが書かれています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「陽施陰化,故得有胎,営衛和調,則経養周足、
故胎得安,而能成長。

この内容をわかりやすくざっと説明しますと、

陽の気を与えて、のびのびとさせてあげることによって、
陰が化します。
そしたら、赤ちゃんも子宮の中に安心していれます。

営衛(陰陽のことが調和)していると、
経絡(気血の通り道)から栄養が足の先まで
全身に行き届き、赤ちゃんは子宮の中で安定しながら、
成長できます。


「若血気虚損者,子臓為風冷所居,
則血気不足,故不能養胎、所以致胎数堕。
候其妊娠而恒腰痛者,喜堕胎也。」


ところが、血気が足りない人は
子宮に冷たい風があたるところにいるようなものです。
そんな状態の子宮では気血が不足し、
赤ちゃんを養うことができなくなり、
何度も流産してしまいます。

妊娠した時にいつも腰痛がある人は流産しやすくなります。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

東洋医学の考え方では、ヒトは陰と陽でできていると考えます。
この本文では陰陽のバランスの大事さが書かれています。


陽は温かい気で、発散させる性質を
陰は冷たい気で、収束させる性質をもっています。

また次のような決まりもあります。

形のあるもの=陰
形のないもの=陽

なので、赤ちゃんのもとになるものは陰のものですが、
それを動かすのは陽の働きなんです。
ちょっと難しいでしょうか?

なので、寒がりで身体が陰に偏っている人には陽を助け。
暑がりで陽が盛んなタイプの人には
余分な熱(陽)を抜いたり、
または陰を補って陰陽のバランスをよくしていきます。

そのうえで陰陽が調和している、
つまり簡単にいうと、
全身の気がスムーズにめぐっていることが大切です。

全身の気のめぐりは、適度に運動をしたり、
ストレス発散をいつも心がけたりすることで、
スムーズにめぐってくれますよ(^-^)
ストレッチや腹式呼吸もおすすめです♪


また、血気が不足している人は
先ほどの説明にもあるように流産しやすくなります。

なので、赤ちゃんにしっかりを栄養を送れるだけの
気血の量を確保することも大切です。
量が少なかったら流れもゆっくりになってしまいますよ。

流産を予防するためは、
赤ちゃんを養うための気血がつくれるように
胃腸を元気にすることがポイントになります。

とういことは、
普段から胃腸にやさしい生活をこころがけることで
流産予防になるのですね!


それから最後に書かれている、
妊娠した時にいつも腰痛があったら流産しやすいというのは
東洋医学的に腰は腎臓と関係していて、
腰も腎臓とつながっているからです。

また、東洋医学では
子宮も腎臓が主(つかさど)っていると考えます。
西洋医学的にも腎臓と子宮は深い関係があることからも納得です。

腎臓を補うために自分でできることは
しっかり質のいい"睡眠"をとることです。
これに尽きます!
今からでも遅くありませんから、
夜更かし気味だったら、早寝の生活に変えていきましょうね!


1400年以上も昔なのに
ここまでわかっていたなんてすごいですよね!!

今から予防のためにできること、
何かひとつでもはじめてみませんか?
未来の赤ちゃんのために・・・


『繰り返す流産』担当、
池田由芽がお届けしました(^^)



鍼灸師が教える!「温めポイント」〜ツボ篇〜

2014年12月16日 [記事URL]

鍼灸師が教える、
寒波に負けない温めポイント!
ここが案外効くんです 〜ツボ篇〜

寒波到来のニュースが流れています。
みなさま、寒さ対策は万全ですか?

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毎年、いろいろな温めグッズが出てきますので、
楽しみにしています。

みなさんは、普段はどうやって温められて
いるのでしょうね。
やっぱり、お手軽なカイロでしょうか?

雑誌やネットでも、「○○を温めれば・・」
というフレーズもたくさん見かけます。
みなさんも、体験的に
「寒いときはココを温めます!」という
ポイントはそれぞれあると思います。

関節付近であったり、頚まわり、腰、お腹。
どこもすばらしい温めポイントですね。

頚はマフラー、足首にはレッグウオーマー、
腰・お腹は、腹巻きを使う。
靴下は、シルクと綿を4枚重ね履き。
これも、いまや定番となりましたね。
どれもとても快適です。

もちろん、どれもおすすめですが、
今回は鍼灸師らしく、
身体を温める「ツボ」をご紹介しようと思います。

これは、普段は「鍼」や「お灸」をする場所です。
なので、大きく広い面というより、
まさにピンポイントで使うところなのですが、
ご自宅で温めるときには、そこまでこだわらなくても
十分効果は感じられます。

もちろん、効果のある「ツボ」はたくさんあるのですが、
今回はとっておきのところです!

普段、女性に優しい「ツボ」、生殖器に効果がある「ツボ」として、
「おへそのツボ=神闕」や「おへその下=丹田(関元)」が重要なポイントだ!ということは、
ご存知の方も多いと思います。また、「三陰交」も有名ですよね。
これらは、主に下焦といって、おへそより下を温める効果が強い場所です。

もちろん、足から冷えが入ってくるので、下を温めるのはとっても効果的です。
これらは、もう既に知っていらっしゃる方が多いと思いますので、
別のポイントを紹介しようと思います。

では、上記のような「おへそから下〜足まで」以外の場所で
有効なツボ!というと・・・
それは、「中カン穴」と「陽池穴」です。
この二つのツボにお灸をすると、とても身体が温まります!

まず、「中カン穴」はお腹の部分、みぞおちからおへそまでの間の
真ん中にあります。胃の真上にあたるので、消化器官にとても関係が
深い場所です。

おへその下(下焦)の部分が、生命エネルギーの源であるなら、
ここ胃の真ん中(中焦)は食べた物からエネルギーを取り出す重要な役割を担っているところです。
私たちは、食事をしなければ生きていけません。胃腸が元気であれば、
生きるエネルギーも十分に取り入れる事ができるので、活発に活動出来ます。
その、消化を促すポイントとして重要なのが「中カン穴」です。

「陽池穴」は、手の甲側 手首の関節の真ん中にあります。
その字のとうり、「陽の池」といわれるほど、陽気が溢れるところです。
右手、左手両方ありますが、特に陽気のパワーが強い「左」をよく使います。
温めるという事に意識して使うなら、左をチョイスします。

この、「中カンー陽池穴」はペアで使うと、より効果がUPします!

面白いのが、この「陽池穴」は三焦経という経絡にあって、大事な生命力にも関係していますし、消化器官にも関係がある経絡です。生命力という意味でも子宮に効果があるツボとして使われます。また、「陽池穴」から指三本分上がったところにある「外関穴」というツボは、腰の治療にも使われます。
腕を使って、「子宮」や「腰」の治療に使う考え方があるところが、東洋医学の面白いところですよね。
ですので、もしあなたが「右の卵巣にもパワーが欲しい」と考えられたなら、
右の「陽池穴」をチョイスしてください!

以前、お顔にも「子宮」に効果がある場所がある!とお伝えしましたが、実は腕にもあるんです。
私たち鍼灸師は、昔から伝わっているこんな教えを守りながら、治療に取り組んでいます。
ぜひ、みなさんも「ツボ」を有効に使って、妊活に役立ててくださいね!
今回は、身体と子宮を温める「ツボ」をご紹介しました。
お灸をしてあげることで、身体が暖まりますよ。
目には見えない子宮ですが、そっと優しくケアしてあげましょう♪


※お腹にお灸するときは、十分火傷に注意してくださいね。
私からのお願いでした。

卵のアンチエンジング担当
岡井志帆



「着床前検査」で流産を予防

2014年12月11日 [記事URL]

11月下旬、日本産婦人科学会小委員会が
流産を繰り返す女性を対象にした
着床前スクリーニング(ふるい分け検査)の有効性を
臨床研究する計画案をまとめました。


これまでは重い遺伝病などを対象にした着床前診断しか
認められていませんでした。

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今回の研究結果が学会の倫理委員会と理事会から認められれば、
来年度にも開始する予定です。


計画案によると、研究期間は3年間だそうです。
妊娠率向上などの医学的な効果の検証を目的として行われます。
その後、倫理的な課題も含め、
改めて是非を検討するとしています。


対象者は体外受精で3回以上着床しなかった、
または流産を2回以上経験した女性です。


着床前スクリーニングでは中絶を伴わないので、
すでに行われている出生前検査よりも
心理的なハードルが低く、
受ける人も多くなると予想されます。


流産を繰り返す女性にとっては
この着床前スクリーニングによって
精神的な負担が少し軽くなるかもしれません。


一方で、生まれる力があるかもしれない受精卵の可能性を
最初からあきらめてしまうことにもなりかねません。


実際、検査の結果、異常がある受精卵が見つかった場合、
「命の選別」につながるという批判もあります。


さらに、将来的には本来の目的を外れて、
より優れた遺伝子を持つ受精卵を選んだり、
男女を産み分けたりすることに利用されてしまう心配もあります。


"命の選別"につながりかねない技術に、
これからどう向き合っていくのか。
それを現実問題としてきちんと話し合うべきはずなのですが、
そこが今の日本ではまだきちんと議論されていません。


できること(検査など)は増えていき、
命に関係しうる大事な決断は
すべて個人の問題としてゆだねられています。


『自分たちならどうするか』
を、ご夫婦でお互いの価値観を尊重しながら
話し合う必要があるのです。


もし、今回の着床前検査が実施されるようになったら、
流産を予防できる可能性があるかどうかの結果もふまえて
検査を受けるか、受けないか、
また、受けた後の対応をどうするか、
など、ご夫婦でじっくり考えましょう。
難しい問題なので、急いで決断を出せる問題ではありません。
答えもありません。


後から後悔のない選択ができるように、
真剣にお互いの意見を交換し合って
きちんと向き合っていきましょう。


流産で苦しむ方の心が少しでも楽になることを願っています。


『繰り返す流産』担当、
池田由芽がお届けしました(^^)



お顏のマッサージで「子宮」を癒す♪

2014年12月09日 [記事URL]

お顔のマッサージで子宮を癒す!

「そんな事できるの~?」という声が聞こえて
来そうですが、
もちろん、それは可能です!

不妊治療専門鍼灸院の馬場聖鍼堂ならでは!の
「お顔」のマッサージポイント!を
ご紹介します。

続きを読む

最近は、「美容(顔)鍼」がとっても流行っていて、
みなさんも興味をお持ちではないですか?


女子ですもの「もちろん」ですよね!

でも、顔に鍼は怖い・・

そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。


私も昔はとっても怖かったですが、
今はすっかり慣れてしまいました。(*^_^*)


今回ご紹介するのは、ご自身でも出来る
お顔のマッサージの方法です。

「お顏に鍼は怖い!」というあなたにも安心です。


お顔の「あるポイント」を刺激することで、
子宮にも効果を与える事が出来る方法です。


ご自身で簡単に出来て、
更に「美容」と「子宮」の両方に効果をだせる方法なので、
妊活中のあなたにも、ぜひ取り入れてほしいです!

・・・・・・・・・・・・・・・・・


では、まず美容鍼についてです。

美容鍼にも色々な方法があります。

一般的に、お顔の鍼は
筋肉やシワといった局所をターゲットに
刺して行くことが多いですね。


お顔のタルミを引き締めたり、
リフトアップ効果を高めるために、
頭皮を引き上げてから
まるでピンで止めるように鍼をしたり。

また、リンパの流れを良くするために、
顎のライン、耳の付け根、頚のあたりに
鍼をします。


これだけでも、気・血の流れが良くなって
小顔効果がバッチリありそうですよね!

ですが、今回ご紹介するのは、
不妊治療専門鍼灸院である
聖鍼堂ならでは!の方法です。

私たち聖鍼堂では、東洋医学を基礎として
治療をしています。


脈を診たりお腹を診たり、
背中を診たり。

そして、お顔も立派な診断部位であり、
治療部位と考えています。


鍼灸師でなくても、
みなさんもお顔色が悪い方をみかけたら
「顔色悪いけど大丈夫?」とお声かけしませんか?

「顏が黄色いね。」とか
「今日は、顔が黒いね」とか、
「顔が赤いけど、火照ってる?」
「なんだか、顏やつれてるよ」

こんな感じです。


それを、東洋医学的に
より詳しく診断しているだけなんですよ。


お顔を診て頬がこけていたら
関係のある経絡が「虚しているな」と考えたり、
お顔の色を診て関係のあるところが「病んでいるな」など、
診断をしていきます。


私たちの診断の基本は、
「陰陽」「虚実」「五行」といった考え方です。


お顔にもたくさん「五行」があって、
目だけを考えて診断部位としたり、
お顔全体を身体の部位と当てはめたり。

とても奥深いですね。

以前、「生理前に顎にニキビが出来たら・・・」
という記事をかきましたが、
それも東洋医学的には、「腎の病」と診断します。
一般的には、「おとなニキビ」と言われているものです。
「大人になる=腎が虚してくる」と
「顎=腎の部位にニキビが出来る」という考えです。

若者とは、ニキビさえ出来る場所が変わってくる!
怖いですね・・涙
( 詳しくはコチラ↓ 
 「排卵障害の原因となる男性ホルモン」ニキビにも関係します!
  http://www.e-harikyuu.com/page/blog/antiaging/178.php)

この様に、お顔だけでも診断出来ることは
たくさんあります。


ということは、お顏を治療部位として使える!
と言う意味なのです。


私たちは、鍼を治療に使用しますが、
みなさんはご自身でお顔をマッサージすることで
同じような効果を得ることができます。


もちろん、全体をマッサージすることで
広く効果を得る方法がありますが、

妊活にはココ!という場所もちゃんとあるのです。


それは、「眉間」です。
両方の眉毛の内側の端。
目の内側の端の上になります。


ココは、女性の身体でいうと
「子宮・卵巣」といった生殖器に当る部分になります。


また、ココは「上丹田」と言って、身体の「気」の
集まる場所であり、重要な部位です。

一般に「丹田」というのは「下丹田」のことで、
お臍の下の部分、下腹部にあり、
まさに命のパワー「気」を集める場所です。


生殖器のある場所でもある「下丹田」ですが、
「上丹田」との関係を考えると、
ココが顔の中で「子宮・卵巣」といった場所に
当てはまるのも納得ですよね!


コレを利用して、
妊活中のみなさんには、
眉間、両眉の内側の端を「痛気持ちいい」ぐらいで
刺激をしてください。

お姉さん指で、優しく圧するといい感じですよ。
他の指だと力が入り過ぎますので、
この指が丁度いい刺激になります。

子宮にいい気がめぐるイメージをしながら、
指圧してみてくださいね。

お顔を刺激しながら、
子宮を癒すマッサージ。

ぜひ、取り入れて下さい♪

卵のアンチエイジング担当
岡井志帆でした。




高齢でも妊娠できる?

2014年12月07日 [記事URL]

女性は何歳まで妊娠できるものなのでしょうか?
東洋医学では、49歳まで可能、とされています。
ちゃんと何千年も前に書かれた教科書に載っています。

ただし、「大昔の人は身体に悪いことをせず、
とても健康だったのに、それが今の人間はどうだ!?」
なんて、これまた大昔の書物に書いてあるくらいです。
人間はどんどん退化していってるのでしょうか。。。
それとも「昔はよかった」ストーリーでしょうか。

続きを読む

現代の日本でも、たまに49歳前後で出産される方は
いらっしゃいます。
数年前になりますが、坂上みきさんが53歳で出産されたのを
記憶されている方はいらっしゃいますよね?
「超高齢出産」です。

当院では、最高齢の自然妊娠の方は45歳、
体外受精の方は46歳です。
驚きですか? それとも意外と低いですか?


女性は生理がある限り、子どもが産めると思っている方が
けっこう多いのです。
まったくその方面の教育を受けていない青少年(男子)ならともかく、
若い女子も同じような知識しかないこともあります。

そろそろ「卵子は老化する」という知識を確実にインプットして
若い世代が「いつでも産める」と妊娠・出産を回避していって
後で苦労することになるのは避けたいですね。


そう、いつまでも産むことなんてできないのです。

最近では卵子提供ということもありますので、
確かに高齢出産が増えていますが、
それでも肉体的な限界はあります。
自己卵子であれば、40代半ばで限界が来るのが普通ですね。
30代後半から徐々に妊娠率は下がっていき、
逆に流産率が上がっていくのが原因です。

妊娠・出産しにくくなる理由を、もっと根本的に見てみると、
やはり赤ちゃんを生み育てていくために必要な力が衰えていくため
なんですよね。

今でもお産自体が命の危険を伴うこともありますし、
親の力に完全に頼らないといけない幼い子どもを育てるのは
体力も気力も十二分に必要とされます。

さまざまな条件が整っていなければ、
母胎にも子どもにも危険が及ぶために、
その危険を回避するために、妊娠しにくくなっていきます。

未妊で悩む女性たちを苦しませるためでは決してないのです。


であれば、願いをかなえるためには、気力・体力を充実させて
平気の平左! とまではいかなくても、妊娠出産、そして子育ても
安全にできるくらいの条件を整えたらいい
のではないでしょうか?
要は身体の活性化、アンチエイジング、になってくると思います。


現代人は自然に逆らって不摂生や無理をして
身体のバランスを崩しているのが問題視されています。
環境ホルモンや飽食なども原因となっていますよね。

身体を若々しく保つには、どうしたらいいでしょうか?!


まずは、ご自身の身体と生活を振り返っていただいて、
どこに問題があるのかを知らないと改善できませんね。

東洋医学では、病気になる原因は食べ過ぎや過労、ストレスなど
生活のなかにある
と考えます。
まずは生活習慣に問題があれば改善していって、
身体づくりの基本にしていただければ
って思います。


「そんな面倒くさいことやって、効果あるの?」
といぶかしく感じる方もいらっしゃるかもしれません。
「今更やっても・・・」と半ば諦めの境地とか...

ご自分の身体を信じることが、まず第一歩ですよ!!

"生活習慣病"とはよく言ったもので、
まさしく生活習慣で、長い長い時間をかけて変化したのが現在のカラダ。
同じ生活習慣で正していかなくては元に戻りませんし、
時間もかかるのは仕方がないことです。
何かクスリを飲んだら一発で戻るということはあり得ません。

「時間が無いのに!」と焦る気持ちもわかるのですが、
まったく放棄してしまうより、1日でも早く、少しずつでも
トライしていくほうがいいですよね!
長~い目で見ましょう(^o^)/


高齢妊活の鍵は、体質改善で心と体を若々しく維持することです。
ルックスを磨くという意味ではなく、
内側からのアンチエイジングが大切なんです。

そして同時に、適切な医療の力を借りることに躊躇しないのも
できるだけ早く結果を出すコツになります。


30代、40代だからこその身体づくり。

あなたに合った体質改善の方法で挑戦してみましょう(^_^)/

高齢でも妊娠できるカラダに。



流産後、お腹の中に帰ってきてくれた赤ちゃん ~胎内記憶~

2014年12月04日 [記事URL]

赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるときの記憶。
それは胎内記憶と呼ばれます。

この胎内記憶の研究をされているのが、池川明先生です。
当院でも池川先生の研究に協力させていただいています。
もしお子さんから胎内記憶のお話を聴いたよ!
という方がいましたら、お話を聴かせていただけると嬉しいです(^^)

続きを読む


胎内記憶の話をお聴きするたびに
お腹の中の赤ちゃんにもちゃんと意識があるんだな~
とつくづく関心させられます。


以前、私が担当させていただいたゲストで
流産された方がおられました。

そのゲストは、
『流産はしたけど、生まれてこれなかった赤ちゃんはきっと、
"また帰ってきたい"と思っているはずだから
お迎えしてあげたいんです。』

ということで、
当院にやって来ました。

実はこのゲストは2人目のお子さんをご希望で、
1人目のお子さんを授かられる前から
当院の治療を継続して頂いていたんです。

そして、めでたく1人目のお子さんを妊娠され、
治療を卒業した後、無事に出産されました(^-^)


その後、2人目のお子さんを授かりましたが、
残念ながら流産になりました。


2人目のお子さんを妊娠される前に、
上のお子さんが部屋の上の方を見ながら、
『赤ちゃんが上にいる。』
と言っていたそうです。


そして、2人目のお子さんを妊娠された時は
今度はお腹を見ながら
『赤ちゃんはここにいる』
と言っていたとゲストは話していました。


ですが、流産された時に聞いて見ると
『赤ちゃんはもう来ない、いない』
と言ったそうです。


上のお子さんはお腹の中に宿った赤ちゃんの存在を
感じていたんですね。


そのお話を聴いて印象的だったのが
上のお子さんは『もう来ない、いない』と言っていたけど
"お母さんは迎えてあげたい"という意志が強かったことです。


お腹の中にいたけど、
流産になって雲の上にかえっていった赤ちゃんから
『またお母さんのもとに戻ってくるよ』
というお母さんに送られたメッセージが
ちゃんと届いたんだと思います。


その結果、お母さんはまた治療を再開しようと決めたのでしょう。


以前当院で治療に通って頂いていたときと同じように、
ご夫婦ともに治療を再開されました。


家事に育児にお仕事に以前よりもお忙しくなった環境のなかでも
時間をやりくりして治療を継続され、
見事に妊娠されたのです!(*^_^*)


赤ちゃんが帰ってきてくれて
お母さんは安心し、喜んでいました。


このお話のなかで大事なことは、
"赤ちゃんのメッセージに耳を傾けること"です。

たとえ、この世に生まれてこなかった赤ちゃんでも、
お母さんに伝えたいメッセージあります。


そして、その自分が感じたメッセージを信じ、大切にしましょう。
それが、きっと赤ちゃんへの恩返しになります。


お母さんと赤ちゃんは目には見えない絆で
つながっています。

ゲストの治療をさせていただいて、
その"目には見えない絆"を感じました。
ゲストは赤ちゃんとの絆を大切にしていました。


赤ちゃんは、たとえ雲の上にかえることになっても、
お母さんのお腹の中にいれただけで
ほとんどの子が幸せと感じるそうです。


お母さんが成長するためにメッセージを残してくれる赤ちゃんに
恩返しするためにも
素直にメッセージを受けとって、
絆を大切にしましょうね。


そうすれば、「ありがとう」の気持ちも
きっと伝わります。


すべての赤ちゃんが
「お母さんのもとにこれてよかった」
と感じれますように。


『繰り返す流産』担当、
池田由芽がお届けしました(^^)



卵の老化と「ミトコンドリア」

2014年12月02日 [記事URL]

最近、卵のアンチエンジングに関係があると、
注目されているのがミトコンドリアです。

みなさんも聞いた事はあるのでは?

中学の理科の授業に出てきましたよね。

続きを読む

ミトコンドリアは細胞の中に存在しています。
細胞を働かせるために必要なエネルギーをつくる
大事な働きをしてくれています。

食べた物から取り出したグルコースを、
酸素を使って燃焼させ、エネルギーと水を生み出してくれます。

そんな重要な働きをしてくれる「ミトコンドリア」ですが、
年齢を重ねるとその数がどんどん減っていきます。


体中の細胞ひとつひとつにミトコンドリアは存在します。
ミトコンドリアが活発に働いてくれると、
その細胞は生き生きと働きます。

そして、このミトコンドリアは「卵のアンチエイジング」にも
大きく関わっているのです!

卵も細胞の一つです。
ヒトの細胞の中で、もっとも大きいとされているのが卵子です。
その卵ちゃんを、生き生き働かせるもの
ミトコンドリアのお陰なのです。

ですが、加齢でミトコンドリアの数が減っていくと
少ない数で頑張るので、ミトコンドリアにかかる
負担も大きくなっていきます。

どんどん細胞の代謝が落ちていき、働きが悪くなっていきます。
これが、不妊の原因「卵の老化に関係する」、と
最近の研究で言われています。

このミトコンドリアが少しでも活発に働くように、
ある栄養素が注目されています。

これが、ALA(5-アミノレブリン酸)です。
ミトコンドリアの中でALAはヘムという物質を作り出します。
このヘムが十分にあれば、より多くのエネルギーをつくることができます。
逆に、ヘムがあまりないと、エネルギーが不足することになります。

普段の食事でも自然に摂取できているのですが、
特にたくさん含有している食品は、
ワイン・黒酢・しいたけ・バナナ・タコ・イカ・
納豆・ピーマン・ほうれん草・トマト・大豆、などです。
発酵食品に多く含まれるようですので、
すすんで食べていきたいですね!

ワインは、妊活女子にはあまりオススメ出来ませんが、
それ以外であればとても食べ易い食材ばかりです。

今あるミトコンドリアを活発に働かせて、
卵のアンチエイジングに取り組んでいきましょう!

将来的には、卵に直接働きのいいミトコンドリアを
取り込むような方法で、アンチエイジングさせるということが
現実になるでしょう。

様々な最新技術が発展していきますが、
シンプルに自分の力で元気にしていく。
そんな力を養いたいですよね。

老化を進めているのは自分自身かも?!

まずは、自分の生活から見直していきましょう。

卵のアンチエイジング担当
岡井志帆でした。




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