テーマ別ブログ - 不妊治療専門漢方鍼灸治療院 馬場聖鍼堂

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馬場聖鍼堂の各分野のプロフェッショナルが綴るテーマ別ブログです。

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ストレスと不育症

2015年03月12日 [記事URL]

2回以上、流産、死産を繰り返すことを不育症と言います。
習慣性流産もこの中に含まれます。


今の社会はストレスで溢れています。
ストレスがない人はいないかもしれません。
今回は、そんなストレスと不育症の関係についてのお話です。

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ストレスを受けると身体はどうなるのか?
血管は縮こまり、胎内に送る血のめぐりが悪くなってしまいます。


妊娠後、胎児に栄養を送る胎盤は血管の塊(かたまり)です。
もしもストレスによって血の流れが悪くなるとどうなるでしょう?
胎盤を含め、全身の血管内に小さい血の塊ができやすくなり、
血のめぐりを邪魔してしまうようになります。


そうなると、胎児に十分な血を送ることができなくなり、
栄養不足で胎児が育たなくなってしまいます。


その意味でもストレスをためないように工夫することは
とても大事なことだと言えますね!


東洋医学的にも気持ちの様々なトラブルはまず心が受けると考えます。
この「心」は気持ちの問題にももちろん関係しますが、
「血脈」を主っていると考えます。


精神的なストレスが続き、
この「心」が不調になると
全身の血のめぐりも悪くなります。


こんな時におすすめなのが、「笑うこと」です。
「笑」は東洋医学的に五臓で考えると心が主ります。
なので、「笑うこと」で心が元気になり、
血脈に効き、血のめぐりがよくなるのです。


癌や白血病などの治療の際に
笑うことがいいという話は有名ですよね。

もしかしたら、何かしら関係があるのかもしれません。


また、動物実験においても、ストレスによって
免疫の異常が起こり、流産することが証明されたというデータもあります。


不育症の原因となり得るものの中に免疫の問題があります。
このことからも、ストレスが
不育症の原因になる可能性が高いことが考えられます。


ということは、
やっぱりストレスをためないことが大切です。


不育症の原因はまだ研究段階で不明なことだらけです。
原因さえわかればまだ気持ちも楽になれるのに。
そう思うのも仕方ありません。


たとえ、不育症の検査を受けて原因がわかったとしても、
心の傷はそう簡単に癒えるものではありません。


何もかもうまくいかない時、
生理が来て泣きたい時、
自分を責めてしまう時、
相手のせいにしてしまって自分がいやになった時、

そんなつらい時こそ、
笑顔を大事にしてみてください。

そういえば、最近前より笑ってなかったかも・・・
と思ったあなたも大丈夫です。


今からちょっと笑顔を増やせばいいんです(^^)

何かいいことがあったら"いつもより大げさに喜んでみる"

まずはそれだけでも、きっと心は前より元気になってくれますよ。
そうすれば、血のめぐりも自然とよくなります。


笑顔で悲しいことやストレスとなることを考えるのは難しいです。
どうしても気持ちが晴れない時には
形から変えてみるのもひとつですよ。


妊活中のあなたの心が少しでも楽になりますように。


「繰り返す流産」担当  池田由芽



満月と月経周期の関係→流産予防

2015年03月05日 [記事URL]

今回は満月と月経周期の関係を知って流産を予防しましょう
というお話です(^^)

素問の八正神明論にはこう書かれています。

「月始めて生ずるときはすなわち血気始めて精して
衛気始めて行く。」

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血気というのは血と気のことで、
生命の誕生、そして生命活動にとっては欠かせないものです。
このことから月が生命にとって大事なことであることがわかります。

また、衛気というのは体表をめぐり、
外から悪いものが入らないように身体を守ってくれている気です。


その続きにはこうあります。

「月郭満つるときはすなわち血気実し肌肉堅い。
月郭空なるときはすなわち肌肉減し経絡虚。衛気去り、
形獨(ひと)りいる。」

月郭は月のまわりのふちの部分です。
つまり書かれてあることををざっくり説明しますと、
満月になる時は血気が十分になって
身体は引き締まります。

そして新月に近づくにつれて
身体はデトックスされていきます。


満月のときには健康な人は排卵が起こるといわれています。
潮の満ち引きと同じですね!
満月のとき、海面は上昇します。
エネルギーが満ちていく時です。
産卵も同じく満月の時に多いですよね。
自然の力を借りることで、
最小限の力で排卵や産卵ができるという仕組みです。
命の誕生って本当に神秘的です!


このように、排卵は満月のときに起こりますが、
生理はその逆で、新月のときに起こります。
これはあくまで、自然と調和した生活ができている、
健康な女性に限ります。


人の身体は70%、地球も同じく70%を水が占めます。
それに、ヒトも地球上に存在しているということを考えると
自然界(海)で起こることと私たちの胎内で起こることが
似通っていても納得できますよね。


この考え方は、東洋医学ではすごく大事な考え方です。
"自然界で起こることはヒトの身体の中でも起こり、
宇宙で起こることはヒト(小宇宙)の身体の中でも起こる"
と考えます。


昔の人はみんな、この月の周期と同じ周期で
生理、排卵が起きていたそうです。
「月経」周期という名前がついているくらいですから、
本来はそれが自然な形なのですね。


満月の時に海面が上昇している状態を
陰気が極まった状態と考えます。
そこで、排卵が起こります。

排卵が終われば、高温期が始まり、
新月を迎えると月経がきて体温が下がります。

この波は東洋医学的に考えると、"陰陽のリズム"です!
自然、ヒトの両方にあります。


ちなみに、この"陰陽のリズム"は月経周期以外にもあります。

"一日のリズム"、
朝は陽、夜は陰。
これも陰陽のリズムです。

他にも、"一年のリズム"などもそうです。
春夏秋冬、陽→陰へと移り変わります。


この陰陽がバランスよくスムーズにめぐっていると、健康な状態です。
つまり、生命力がしっかりしているということなので、
もしめでたく新しい命を授かったら、お腹の中で育てていくために
十分な力がある状態です。
これは、流産予防のためにも大事なことです。


この自然のリズムに合わせた生活をすることで、
自然治癒力が上がります。

陰陽のリズムが調い、そうなると生命活動もうまく働き、
その結果、月経周期も安定します。
そうすれば、ホルモンバランスも調います。


何か新しいことを妊活に取り入れる前に
こういった根本的なところから改善してみるのはいかがでしょうか。

妊娠力が高かった昔のヒトがしていた生活を、そのまま同じようにすることはできなくても
早寝したり、朝日を浴びたり、季節に合った旬のものを食べたり、
できることはあるはずですよ(^_^)


染色体異常で起こる初期の流産は自然現象です。
自然の力にかなうものはありません。
だったら、自然に身をまかせ、自然の力を自分の中に吸収することで
身体のパフォーマンスは最大限に発揮できると思いませんか?


季節を少し意識してみるだけで、日本の風情も楽しめます♪

心が心地良い状態になると身体も自然と元気になります。

妊活に励むみなさまが
そんな豊かな心と身体で妊活ができたらいいな
と願っています(^^)


『繰り返す流産』担当 池田由芽



ひな祭りの今日は、蛤(はまぐり)で卵のアンチエイジング

2015年03月03日 [記事URL]

今日は、3月3日のひな祭りです。
そんな、雛まつりにちなんだ品をご紹介します。
それは蛤(はまぐり)です。

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蛤(はまぐり)は、浜辺に落ちている栗に形が似たもの、
もしくは、石のことを「くり」というので、
浜に落ちている石のような物という意味から名前がついたようです。

蛤は、2〜4月が旬です。
産卵前の春の蛤は、身も大きくプリプリして
美味しいですよね。
他の貝より数倍大きく、うまみ成分がたっぷりで
とてもいい出汁がでます。

蛤(はまぐり)は、二枚貝なのですが、
その二枚の殻は大きさがそろっていません。
その事から、「ぐりはま」という言葉が生まれました。
結果が食い違う事をあらわす言葉です。
そこから、「ぐれはま」と変化していき、
「グレる」という言葉になったそうです。
「物事のあてがはずれる様、食い違っている様」をあらわします。
世間のグレてる若者も、蛤(はまぐり)からこの言葉が出来たと知れば
驚くでしょうね!

また、大きさが違う貝が合わさってひとつになることから、
夫婦を意味し、結婚式に食べられたりするようです。
縁起のいい物ですね。

漢方では、蛤(はまぐり)は
その気味、しおからい(カン)、冷。
五蔵を潤し、渇きを止め、胃を開き、婦人の血塊を消す。
また、酒を消す。とあります。

しおからい味からみて、生殖器に関与する
腎にも効果がありそうですね。
婦人の血塊には、煮て食べるのが良いと書かれています。

西洋医学的にみても、その身は栄養価がすばらしく、
タウリン、ビタミンB12、鉄分、カルシウム、亜鉛が豊富です。
そのため、卵のアンチエイジングを目指す女子にはピッタリです!
また、うまみ成分もたっぷりで、
コハク酸という代謝に関与する成分が含まれています。
蛤(はまぐり)だけで出汁をとってもあんなに美味しいのは
この為なんですね。

漢方でも「二日酔いによい」とあるのは、タウリンが
含まれているからですね。

女性の血の病にも効果があり、鉄分も豊富。
そして、代謝もあげてくれるという
最高の食材です。
でも、蛤(はまぐり)は沢山食べる物ではないので、ご注意くださいね。
新鮮なもの以外は、上手に火を通して食べるようにしてください。


桃の節句ともいわれるひな祭りです。女子の健康を願うお祭り。
みなさんも、蛤(はまぐり)を食べて、卵のアンチエイジングを
目指して下さいね♪


卵のアンチエイジング担当
岡井志帆でした。



高齢妊活克服は可能?

2015年03月01日 [記事URL]

妊娠適齢期は20代だそうです。
人間の、生物学的な適齢期としては、です。
でも実際、人生のそんな早い段階では、
まだ子どもを産めるようなステージには至りませんよね(^_^;)

実生活と適齢期って、ズレがありすぎですね?!

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ようやく社会人になって仕事を覚え、
キャリアを積んでいくことは男女関係無く、
なかなか厳しいものです。

仕事に打ち込んでいると、伴侶に巡り会うチャンスだって
なかなか無くなってしまいますし。

出逢いが無ければ、結婚話だって出ません。
ますます晩婚化ですよね。

平均初婚年齢は、最新の2013年のデータで
男性が30.9歳、女性が29.3歳です。

10年前の2003年は、男性が29.4歳、女性が27.6歳だったので
女性のほうが若干高齢化が早いことになります。
このまま進むと女性も30歳に届きそうですよね(-_-;)


もちろん、このデータは平均値です。
10代や20代前半で結婚する方はいるわけですから、
平均年齢を引き上げている層はといえば、
30代後半にご結婚、ですよね。

そして結婚後もキャリア構築中の女性にとっては
残念ながら、妊娠・出産が大きな妨げになってしまうのです。

そのあたりを先日NHKの『クローズアップ現代』で
とりあげていましたね。
 ⇒ http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3621.html
   「どう守る 妊娠中の働く女性」

「今は無理」「まだ無理」と
仕事に追われているあいだに晩産化が進み、
40代に突入してしまうのです。

最近では"卵子の老化"が一般に知られるようになり、
危機感を募らせて専門クリニックデビューする方が
多くなりました。

そして、すぐに体外受精など高度生殖補助医療に
挑戦されることになるのですが、やはり40代になると
なかなか治療もうまく行かず・・・(泣)
ということでご相談に来られる方が多いのです。

というわけで「4△歳でも妊娠できるのでしょうか?」
というご質問をいただくわけなのです。

ただ、実年齢を根拠に「何歳だから○×△」という
区切り方は、ハッキリとはできないと思います。


実際には検査をしてホルモン値を調べたり、
子宮内膜症や筋腫の存在などでも条件は変わってきます。

なによりも、その方のもつ生命力というものは
「若そうに見える」といった目に見える部分とは関係無く、
ヒトそれぞれなのです。

ご両親からもらった生命力と、生まれてこの方の生活習慣で
積み重ねてきた(すり減らした方も多いのですが)生命力と、
その両方で形作られる力が、あなたの持つ身体年齢の根拠です。

この身体年齢がけっこう若ければ、40代でも妊娠・出産することは
可能です。

逆に、20代でも30代でも、身体年齢が高い方が増えているのが
現状ですね。
40代の方でも実際の身体は50代だったら、
希望通り妊娠はかなわないかもしれないのです。

できるだけ早く、アンチエイジングに取り組んでいただくことを
おすすめしています。

まったく歳を取らないのも不自然な話ですが、
できるだけゆっくり歳を取りたい!!
スロー・エイジングです。

そのためにできることは何でしょうか?


まずはご自身の身体のことをよく知ること。
今の生活のなかで、何が良くて何が良くないのでしょうか?

良かれと思って間違ったことをしていませんか?

目指している妊娠という目的が最終目標ではないですね。
元気に出産して、育児もやっていけるように。
そんな身体をつくるためにできること。

少し長い視点で、今の生活を振り返ってみませんか?


何歳まで妊娠できるのか。
それは、あなたの身体年齢次第なのですから


アンチエイジング、スロー・エイジングなら
鍼灸でサポートできます。
一緒に夢を叶えたいですね(^_^)/


高齢不妊担当の近藤琉水がお届けしました。



なぜ不妊治療に鍼灸治療が良いのか?

2015年02月24日 [記事URL]

未妊治療の為にクリニックに通われている方のなかには、
「検査をしても何も問題がない。」とドクターに診断されるかたも多いです。
では、問題が無いのにもかかわらず妊娠しないのはなぜなのでしょう?

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もちろん、妊娠というのは神様でしかわからない領域があることは
間違いありません。
そんな中で、「問題ないって言われたのに・・・なんで??」
といったお悩みをもたれている方は大変多いです。

でも、鍼灸師の目線で診てみると、
「実は、あなたは妊娠する為にはパワーが弱いですよ!」
という事があります。

その判断基準は、いったいどこにあるのでしょうか?

妊娠できる身体の条件として、
「最低レベルでもこれくらいはパワーが必要です!」
という基準があります。
それを「気」のパワーという事でお伝えすると、
なんだか不思議な世界に感じるかもしれませんね。

鍼灸治療の診察・診断方法は様々ありますが、
ここ馬場聖鍼堂では、昔から伝わる伝統的な鍼灸理論に基づいて
治療をしています。

「気」というと、目には見えない物で
不思議に感じてしまうかもしれないですが、
実は、様々な形で目に見えるところに変化は出ています。

聖鍼堂のはりきゅう師は、
ゲストの脈を診て、お腹を触って、
背中を触って、お顔を診て、
生まれつきの体格や、生活習慣から出来た体つき、
嗜好品、性格、お仕事、あらゆる情報から体質を判断します。

「妊娠できる基準を満たしているか?(パワーはあるのか?)」
「何が邪魔しているのか?(気の流れる量や方向がよくないのかも?)」
実は、そういう事を診ているのです。

「いつもの流れだと、身体がしんどいままですよ〜」
「妊娠力を高めるには、こっちへ流れましょう〜」
と、導いていくのが鍼灸治療です。

もちろん、西洋医学のレベルでは見つけられないレベルの話です。
検査的にはまったく問題が無くても、
「身体の疲れがとれない、いつもどこか痛い!」
と言った状態があり、それが普通と思っていたら、
実は、妊娠力を弱めていたということになりかねません。

今の身体の状態が出来たのも、
その人の「気の流れのクセ」があるからです。
そのクセとは違った方向に導いてあげることで、
身体が変化していきます。

鍼灸師は、その人の「気の流れ方」のクセを把握する事で、
身体が行きたい方向性を見つけ、流れを変えていきます。

でも、クセはなかなか治らないものだと言う事は
何となくお分かりいただけるはず・・
気がつくといつもの方へ、楽な方へ楽な方へと
気が流れて言ってしまうのです。


それを変えていく為には、
何度も繰り返して道を作っていく事が大事です。
また、鍼灸治療だけでなく、
普段の生活習慣を変えていく事で、
新しい道に流れるようにクセ付けていくことをしていきます。
なので、お家での生活を変えるようにしていく指導が必要になるのです。

「鍼灸治療だけでもいいじゃん!」と思われるかもしれませんが、
早く結果を出す為には、生活習慣の改善は
ぜひお願いしたいところです。


このように、その人のクセに合わせて流れを変えていく事をしていきますので、
毎回違ったツボを使ったり、鍼をしたり、お灸をしたりと、
方法を変えながら治療をすすめて行く必要があるのです。

全ての人が、全く同じ治療でないのはその為です。

ここまで読んで頂いても「気が流れるって何?」と思われるかも知れませんが、
身体に表れる変化を診ていただけると分かりやすいですよ。

暖かく感じたり、汗ばむという変化も実は気の流れがおこした証拠です。
つばが出て口の中が潤うように感じる事もあります。
顔色がよくなったり、トイレにいきたくなる人もいます。
お腹がすいたり、腸がグルグル音を出して動き出したり、
最初に触られたときのお腹の痛いのがとれたり、
肩こりが取れたりもします。
「気は感じない」かたでも、
身体の変化であれば感じていただけますよね。


妊活中のあなたなら、
妊娠できないほど身体を弱らせている状態が起こっているなら
「身体ととのえて、妊娠力をアップしたい!」
「気の流れを良くしたい!」と思いますよね。

ぜひ、鍼灸治療を活用してください!

今日は、なぜ鍼灸治療が効果があるのか?
というお話でした。
目には見えない「気」のパワーですが、
身体にはしっかり現れています。

ひとつずつ原因をみつけて改善していければ、
妊娠に必要なパワーがついてきますよ!

卵を老化させない為にも
一緒にがんばりましょうね♪

卵のアンチエイジング担当
岡井志帆



流産を乗り越え、妊娠6ヶ月を迎えたご夫婦から学ぶ妊活の秘訣

2015年02月19日 [記事URL]

最近、森三中の大島さんの妊娠報告が話題になりました。


昨年5月、まだまだ人気が上昇している時に
妊活に専念するため活動休止を発表されたことには驚きました。


仕事と妊活。
さまざまな葛藤があった中でたくさん悩まれたことと思います。

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でも、お仕事柄どうしても
無理をすることも多かったですし、
妊活に集中できるようになって
その妊活での努力が実を結び本当によかったです(^^)


でも実は、この嬉しいニュースのウラで
これまでに大島さんは二度の流産を経験されていました。


夫である鈴木さんと一緒に流産を乗り越え、
ご夫婦の仲をより深めてこられた
大島さんの言葉で一番印象に残ったことがあります。


「改めて、妊活とは夫婦二人で行うことなんだと感じました」


このことは一見当たり前のように聞こえますが、
実は当たり前ではありません。
いつの間にか見落とされやすいことなのです。


そもそも二人の力がないと妊娠はできません。
そんな基本中の基本のことなのですが
改めてその大事さに気付かせてもらいました。


夫の鈴木さんも自信のブログでこう話されています。

「妻だけでなく、僕も、あらためて妊活とは、出産とは?
ということをもっと考えて、僕なりの方法で世の中の男性の方にも、
いろいろ伝えられたらと思っています」


また、鈴木さんの精子の運動率があまりよくなかったこともあり、
早めの人工授精をすすめられた鈴木さんは、続けてこうお話しています。


「何かの力を借りての妊娠でも、
その時にお互いを愛しむ気持ちがあるかどうかが大切であり、
だから、罪悪感もなければ、後ろめたい気持ちもまったくありません」


お二人で時間をつくって
妊活や出産について一緒に考えてきたからこそ
自信を持ってこのようなことが言えるのではないでしょうか。


当院でもお二人で治療を受けられるご夫婦が増えていますが、
ご来院していただいている全てのゲストの人数から比較すると、
まだまだ少ないのが現状です。


お二人の卵子と精子の両方が合体して一つの受精卵になります。
そう考えたらお二人ともが妊活をして
一緒に妊娠しやすい、そして流産しにくい体質を目指すことが
一番の近道であることがわかりますよね。


実際に、鈴木さんもご自身の精子の状態を知ってから、
妊活の勉強をしたり、食事や生活を改善されたそうです。


つらい二度の流産を乗り越えられたのも
強い絆で結ばれていたお二人だからだと思います。

たとえ、一人では乗り越えるのが難しい時でも
二人でだったら乗り越えられることもあるのではないでしょうか?

"人"という漢字は人と人とが支え合ってできています。
ヒトというのは支え合って生きていくのが
きっと本来あるべき姿なのでしょう。


いつも目の前のことに追われていると、
いつの間にか基本的な大事なことを忘れてしまうことがよくあります。

何事にも"初心を忘れないように"していきたいですね。


そういえば、最近一人で妊活しているような状態になっているかも・・・
という方。
一旦停止して、これから先お二人の向かう方向が
同じ方を向いているかどうかゆっくり確認してみましょう。

そして、これからどうやって進んでいくのかを
ゆっくり話し合って、お二人で一緒に妊活していきましょうね!


『繰り返す流産』担当
池田由芽



バレンタインで悪習慣にはまる!卵のアンチエイジングの為にご注意を。

2015年02月17日 [記事URL]

2月最大の行事といえば、バレンタインです。
百貨店を始め、どこのお店でも"バレンタイン商戦"が
繰り広げられていましたね。
妊活中のあなたは、ご注意ください!

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パートナーが会社でたくさんチョコをもらってくる。
奥さんとしては、パートナーが会社で人気者なのはうれしいですが・・
頂いたチョコの行き先は、いったいどうなっているのでしょう?

最近のチョコは、高級だし、見た目もとっても美味しそう〜♪
女子にはたまらないですよね。

でも、妊活中のあなたなら「我慢しています!」「食べません!」
そういってくださるはず。
でも、本当にそう言い切れる方はどれくらいでしょうか?

「普段我慢しているのだから・・・」
「ちょっとくらいいいよね!」
「今日だけ・・・ね。」
と、一口食べたら止まらない!
気がついたら、一箱一気食い。
しばらく、毎日一箱食いなんて事になっていませんか?

「だって、美味しいから・・・!」


今まで甘い物は控えていたのに、これをきっかけに
すっかり日常的に食べてしまうようになった!
こういうこともよく聞きます。
今まで我慢してきた分、その美味しさにハマってしまうみたいです。

せっかく普段の生活習慣から"糖"を出来るだけ減らすように
努力してきたのに、これでは水の泡ですよね。

でも、今なら間に合います!
毎日沢山食べるのではなく、本当に特別なときにだけ
美味しくいただいて下さいね。

今日からストップ!

そして、血糖が高い生活からサヨナラしましょう。

最近では、糖尿病予備軍といわれる方も多くなっています。
生活習慣病というのは良く言ったもの。

無ければ食べないのに、回りに溢れているから
食べてしまうのです。
また、ストレス解消にはもってこいの手軽さ。
この罠にハマって抜け出せなくなるのも無理ありません。

甘い物を食べ続けて血糖が高くなると、
インシュリンが分泌されて血液中の糖を調整しようとします。
ですが、いつもいつも甘い物を食べていると、インシュリンが効かなくなり
血液中の糖が減らなくなってしまうのです。
もちろん、これは糖尿病のおそれがあるのですが、
実は弊害はそれだけではありません。

インシュリンが大量に分泌されると、男性ホルモンが増えます。
それによって、卵の育ち方に問題がおこってしまいます。
良い卵が育たず、排卵できないということが起こるのです。

また、身体中に糖がまわるので、卵のまわりの液にまで糖が行き渡り、
結果、採卵しても卵の質が悪くなってしまいます。


もちろん、糖をたくさん取るという事は、肥満のもとです。
やはり、男性ホルモンが増えすぎて、卵の成長に影響し、
排卵しなくなる可能性が高まります。

妊活中は、普段のお食事の中で必要な糖はとれます。

お砂糖の甘みでなく、自然の甘みを楽しみましょうね。
そうすれば、食事制限をしなくても済みますよ。
糖尿になったり、肥満になってからでは、"食事制限"という
辛い現実がまっています。

ぜひ、バレンタインの罠にはまらずに。
また「ハマった!」としても、今気づけば抜け出す事もできますよ。

ぜひ、ここで気持ちを新たに頑張っていきましょう!

春は、妊娠ブームの季節ですから♪

卵のアンチエイジング担当
岡井志帆



流産のウラにある真実

2015年02月12日 [記事URL]

流産はつらい経験です。

妊娠が継続できず、
流産を2回以上繰り返してしまう状態を不育症といいます。

1回の経験でも耐えられないようなショックな出来事が
二度も三度も続くと、
いつもの精神状態ではいられなくなってもおかしくありませんよね。

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ですが、「流産」という結果から、
わかる大事なことがあります。


それは、「流産した」ということは
「妊娠できる身体である」ということです。


ほとんどの場合、
初期流産は身体のしくみがうまく働いている証拠だと言えます。

考えてみたらわかるように、
流産に行き着くまでには、
たくさんのハードルを越えなければなりません。


まず男女の間で性交があると、
精液に入っている平均2~3億の精子が
過酷な膣内環境に直面します。

膣内は精子をやっつけてしまいかねないほどの強酸性。
出発時には数億いた精子が、
卵管までたどり着く頃には、わずか250の精子に減ります。


精子と卵子が出逢うために
精子は壮絶なサバイバルレースから避けられない運命なのです。


実際に流産する方の数は全妊娠の約15%だと言われています。

不育症のリスクがないと言われている人でも
この確立は当てはまります。


また、全受精卵の段階では、
少なくともその半数が染色体以上によって
妊娠に至ることができないという研究結果が出ています。
それは防ぎようのない、偶発的な流産です。


流産を一度でも経験すると、
「次の妊娠はもうできないのではないか」
「私はまた流産してしまう身体なのではないか」


と思ってしまうかもしれませんが、
流産を経験したということは
"身体は妊娠できるくらいにちゃんと働いている"
と言い換えることができるのです。


逆にいうと、本当に妊娠が厳しい身体なら、
流産にもいたりません。


例えば、自然妊娠の場合であれば、
卵がちゃんと排卵していなかったり、
女性の体内に抗精子抗体があって、
性交後、精子のことを異物とみなして
精子を攻撃してしまったら、
精子と卵子は近づくことすらできず、受精が難しくなります。


そういった何らかの妊娠の妨げになる要素があれば、
まず陽性反応が出ることはありません。


そのような妊娠の妨げになる要素がなかったからこそ、
妊娠することができたのです。


流産を経験すると、そのあまりのつらさに
現実を受け入れることが難しくなることもあるかもしれません。


でも流産は見方によっては"希望を持てること"と
とらえることもできます。


そう簡単ではないかもしれませんが、
次の一歩に進むために、どんな時でも前をみて
ご夫婦お二人で乗り越えていけたらいいですね。


いつでもあなたの応援団、
『繰り返す流産』担当、
池田由芽がお届けしました(^-^)



春は気を巡らせて卵のアンチエイジング

2015年02月10日 [記事URL]

春は、気を巡らせる事が大事です。
気を巡らせると、血流もよくなり卵巣にもとってもいいですね♪
卵のアンチエイジングに役立ちますよ!
そんな、気を巡らせる効果の高い「春の味覚」をご紹介します。

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春は、草木が新芽を出し、生命の成長をうながす季節です。
この時期は、気の巡りをよくして過ごす事が大事です。
気の巡りが悪くなると、成長を妨げたり、
ノビノビ出来ずにいると気分もイライラしてしまいがち。

この時期に大切なのは、
気持ちよく、ノビノビ自由に活動する事です。
そうする事で、気の巡りがよくなって、
気分も身体も元気になります。

卵でいうと、成長も促されますし、
気の巡りがよくなる事で、
血流がよくなり卵巣も生き生きと活動してくれます。

逆に、気持ちよく活動できないでいると、
気の巡りが悪くなり、それがストレスの原因になってしまうことも。

卵のアンチエイジングには、ストレスは大敵です!
春を気持ちよく過ごす為に、これを食べてみませんか?


この季節、スーパーの店頭でよくみかけるのが柑橘類です。
お正月の定番の「こたつでみかん」ですね♪
冬を代表するフルーツといえます。
また、伊予柑(いよかん)や八朔(はっさく)もたくさん並んでいますね!
甘くてジューシーで、とっても美味しいです。

柑橘類は、漢方薬として昔から使われています。
漢方薬で有名なのが、「橘(たちばな)」と呼ばれる柑橘類です。
でも、その果実は酸っぱくて食用にはなりません。

私たちが普段食べている、みかんは「蜜柑」と書かれるぐらい
甘いものとされています。

私たちは、みかんは「酸っぱい」というイメージですが、
昔の人には「蜜のように甘い」と感じたのかも知れません。

でも、不思議な事に漢方薬では、
「果実」ではなく「皮」の部分を使うのです!

「橘(たちばな)」は食べられないので皮を使います。
皮は「橘皮(きっぴ)」といいます。
「橘皮(きっぴ)」を長い間置いた物を「陳皮(ちんぴ)」といいます。
これは、聞いた事ある方も多いかもしれませんね。

「気を巡らせる」という働きが一番強いのが、
「橘(たちばな)」がまだ熟さず青い状態のときの「皮」を使った物です。
これを、「青皮(せいひ・じょうひ)」と言います。

漢方でいうと、
「青皮」は、苦辛温の性質で、
気の滞りを破り、肝臓の気の巡りが悪くなって出来たお腹の硬いのを消します。
胸のつまりや、脇腹、そけい部辺りの痛みを取ります。
経絡でいうと、肝経と胆経の気の詰まり、滞りを破ります。
温の性質なので、暖めてくれるのですよ。

このように、春に関係が強い経絡である、
「肝経と胆経」に効果があるので、春にはとてもいい食材です!

食材といっても、「青くて、熟していない橘(たちばな)の皮」なんて
なかなか手に入りませんよね。

なので、普通にスーパーで売っている「みかん」で代用してみましょう。

漢方的には、全く同じ効果とは言えませんが、
「その酸っぱい柑橘系の香り」をかぐだけで、
気の巡りはよくなります♪

ぜひ、美味しく「みかん」を食べながら
その香りを楽しんでくださいね。
ただし、「みかん」の実は、甘冷の性質があるので
食べ過ぎると身体を冷やしてしまいます。
なんでも、程々にしてくださいね。

「みかん」を選ぶ時は、ノーワックスの物にしてください。
食べた後の「皮」を干して、お風呂に入れたり、
紅茶に入れても楽しめるそうです。

ある地域では、みかんを丸ごとお鍋に入れて食べるそうですね!
皮まで食べてしまうという方法にびっくりです。

漢方的な「干したみかんの皮」とは効能は違うでしょうが、
ビタミンCも豊富で抗酸化作用が強く、また血管を強くし、
免疫力を高めてくれる作用があります。

卵のアンチエイジングにいいことばかりです!

「焼きみかん」もありますし、皮ごと食べるというのも面白いですね。
一度試してみたいです!

こんなにおすすめしていてなんですが、
あんまり美味しいからといって、
一度に5つも6つも食べないで下さいね。
私からのお願いでした。

では、気の巡りをよくして、
気持ちいい妊活の春をお過ごしください♪

卵のアンチエイジング担当
岡井志帆



二人目不妊で不育症

2015年02月05日 [記事URL]

「現在二人目を希望していて、
妊娠はしても、繰り返し流産してしまう。
二人目だけど、不育症になることってあるの?」

そう思われるかもしれませんが、
実際にこのような方はいらっしゃいます。

続きを読む

このような場合『続発性不育症』といい、
一人目のお子さんを問題なく妊娠、出産しても
不育症になることがあります。
たとえ、一人目が自然妊娠、そして出産・産後と順調だったとしてもです。


どうして一人目を授かり出産までいけたのに
二人目になると妊娠継続が難しくなるのか・・・?


それは、一人目を妊娠、出産された時と"体質が変わっている"からです。

妊娠、出産、育児で体力が奪われ、
多くの血の消耗してしまう方もいます。
また、血の消耗や、ストレス、疲労が続くと冷えやすくなり、
血行不良になって不育症の原因になることも考えられます。


不育症の原因は他にも色々ありますが、
その中の一つに自己抗体があります。

本来ならば抗体というのは外から体内に入ってきた異物が
悪さをしないように、その異物と闘って
身体を守ろうとするものです。

ですが、自己抗体というものは、
自分自身の細胞や組織を攻撃してしまうものです。


この自己抗体が不育症の原因になることがあります。
抗リン脂質抗体症候群というのもそうです。
小さい血の塊ができやすくなり、
胎盤の血流を邪魔してしまい、
お腹の中の胎児を栄養できなくなるので
流産の原因になります。


二人目を希望している時に
不育症の検査をしてみると一人目の時にはなかった自己抗体が
出てくることがあります。

もしかしたら検査をしていなかっただけで
"一人目の時もあったかもしれないけど、運良く妊娠・出産できていた"
ということもあり得るのです。


二人目不妊の方が不育症の検査をした場合、
出産経験のない人に比べると、
何らかの異常が見つかることは確率的には低くなります。

もし検査結果に問題がなければ、
たまたま偶発的な染色体異常による自然淘汰だったのかもしれません。

そのたまたまの流産なら、
その後、無治療でも80%以上の人が
妊娠、出産することができると言われています。


そう考えたら、希望はあります。


東洋医学でもできることがあります。
それはその人の体質ごとに原因を探り、
根本的な体質改善をしていくことです。

妊娠しやすく、妊娠を継続できる体質に替えていくのです。

 ・血のめぐり
 ・ストレス
 ・過労
 ・冷え
 ・消化の問題・・・

など、これまでの妊娠、出産、育児の中で
新しくつくられた身体の弱りを改善していくのです。

また、妊娠・出産の経験は妊活にとってマイナス面ばかりではありません!

一度出産を経験したことで
消耗するものはもちろんありますが、
身体の中のいらない古血があった方は
それがデトックスされ、
お腹の中がきれいになることも多いです。
これは次の妊娠を目指すのにプラスなことなんですよ(^_^)

今からできる体質改善で
胎内環境をよくし、
卵子の質の老化を防ぎ、
より妊娠しやすい身体づくりを目指しましょう!


そのためにはまず体質判断が大切です。

当院では初めての方のために無料で体験治療を受けていただけます。
興味を持たれた方はまず体験治療を受けてみてくださいね(^^)


今月の説明会のお席にまだ空きがあります。
今月のテーマは「卵のアンチエイジング」です。
説明会の午後からは体験治療が受けられますよ!

詳細はこちらからどうぞ↓↓
http://www.e-harikyuu.com/briefing.php

『繰り返す流産』担当、
池田由芽がお届けしました(^-^)




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